- 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part19
247 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/28(金) 01:38:50.62 ID:NYLskFCb - 花粉症用の生薬を飲んで植物に寄生された話思い出した
このスレの住民は男に関してはどう処理することを望むの? パッと思い付くだけでも、〔1寄生子の奴隷化(服従)〕〔2吸収、美味しく頂きました系(死)〕〔3寄生させてお仲間に(同化)〕 という展開が思い付くんだがどうだろう…
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- 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part19
251 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/28(金) 04:00:16.37 ID:NYLskFCb - >>250
〔4寄生体の栄養製造に活用(苗床)〕 ですか…参考になります
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- 擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【二十匹目】
348 :...[sage]:2014/02/28(金) 09:07:56.05 ID:NYLskFCb - こんにちは、おはようございます。
またも書く書く詐欺未遂ですみません 家のPCが寿命を迎えて大往生してしまい、買い替えるのに時間がかかってしまった次第です。 とにかく、すみませんでした。では本編投下します。 逆レのつもりだったがなんか方向性を間違えた気がする…
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349 :竜姫の趣味趣向(personification side)1[sage]:2014/02/28(金) 09:09:20.64 ID:NYLskFCb - 世の中には常識では理解できねぇフェチ‐というかなんつーか…‐がある。
オレの彼女に、そんな一面があったって知ったのはちょっとのことだったなぁ- 「よぉ、ツヴァイ。どうした、お前の彼女は来てないのか?」 「あぁ、ジグ…そうだね、いつもよりちょっとLectureが長引いてるみたいだ。」 「そうか、ちょうどいいな、ちょっとお前に聞きたいことがあるんだ。部活の発表会…寄席?アレ、いつやるっけ?」 オレの名前はジークムント。留学生をやらしてもらってる。 日本へとやってきてそろそろ一年。初めての夏休みをやっと迎えることとなった。 とは言っても…帰省する金銭的な余裕がないから日本で過ごすしかないんだがな… 今聞いた話だと、部活の発表会も夏休み明けに迫っているしな…あんまり楽もできないかもしれねぇな。 「あーはいはい分かってるってよぉ」 「そう言ってごまかそうったってただではそうは問屋が卸さないよ。 君とレイアさんがイチャついてばっかりで練習する時間をとってないことは僕だって分かるんだ。」 「うーん、痛ぇとこ突いてくんな…でもオレら一応やるときゃ真面目にやってるんだぜ? それに、ツヴァイだって彼女くらいいるじゃねーか、お前だって気をつけるべきじゃねーの?」 「ふん、アスカさんは君たちみたいな目の前のことでただ頭がいっぱいになるような人じゃないんだよ。」 オレと今話しているコイツは腐れ縁の友達でツヴァイって名前だ。 なんだかんだ言い合いになってイライラさせられるが仲が良くて気も合う仲間ってところか。 コイツもオレも同じ時期に彼女ができて、同じように留学して、リア充生活楽しめているのもその腐れ縁の成せる業ってヤツだな。 「そんなことを言ったらレイアだってな…おっと、3時限目の講義の時間だ、じゃあなぁ。」 おっとあぶねぇ、ツヴァイの彼女がこの食堂に入ってくるのが横目に見えた。 自分ならまだしも他人のイチャイチャとか見てられるか。ジークムントはクールに去るぜ… …しかし、ツヴァイの彼女、アスカ?だっけ?…あいつ、いつも思うが綺麗だよなー 日本人は幼く見えちまうからあんまり俺の琴線には触れねぇが、あいつはガチの上玉だ。ツヴァイのやつ、いい女捕まえたな。 だが、あいつのせいでツヴァイが日本に毒されてる感があるのはどうしたもんかな。 事あるごとにオレに『日本に住むならこれくらいのことができなくちゃ』とか説教してくるから胃がムカムカするんだよ。 …まぁ、対応力はツヴァイの一番の得意分野だからしゃあないな。 んー、でも一番聞きたいことを聞きそびれたな、どうすっかな… ま、誰か先輩をとっ捕まえてきて聴いてみるかな… 「ハァ、ハァ、ハァ、あ!ジグ!いいところに来た!」 「え、あ、先輩…!?」 やっべ、うろついてたら厄介そうなタイミングで一番合いたくない人にかち合っちまった。スゲー嫌な予感。 「なに、嫌そうな顔して。まぁ、いいわ、ちょっと、コレをレポートボックスまで出しに行って。時間ギリギリなんだ。」 「あー、じゃあ、出してきますからいつも通りコーヒー奢ってくださいよ。」 「ああ、頼むよ…はぁ…はぁ…」
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350 :竜姫の趣味趣向(personification side)2[sage]:2014/02/28(金) 09:10:57.28 ID:NYLskFCb - 「いやー助かった。ありがとう。」
「いっつも使い走り頼んどいて、よく言いますよ。」 「そこは後輩として諦めなさいよ。年功序列バンザイー。」 「…」 この人はレイア先輩。オレにとっては同じ留学生仲間であり、部の一つ上の先輩であり、同時にオレの彼女でもある。 なんかどうも雑用を俺に押し付けてくるのがいちいちめんどくせーんだが、 文句を言わなければ気前がいいので、なあなあで上手くいっている。 今さっきも4階にあるレポートボックスに先輩のレポートを届けに言った見返りに、グランデのコーヒーを奢ってもらっている。 まぁヘロヘロ状態の先輩の足じゃ残り5分と迫った提出期限までには間に合わなかったわけだし、これくらいは、なぁ? 「そういえば、部活のことなんだけど、どう?演目は覚えられそう?」 「うーん、短くはないけど、同じ名前を連呼するばっかりですからねぇ、 ツヴァイみたいにソバをすすったり金を払う仕草とかが必要じゃない分、楽っちゃあ楽ですよ。 そっちこそ大丈夫ですか?初日の公演の真打なんて責任感じません?」 「大丈夫よ、次のミーティングの前の日に一日でぱぱっと覚える。」 「…」 本当に大丈夫か…?と言いたくなるが、ここはぐっとこらえる。 口ではズボラ全開なことを言うし何を考えてるかわからない感じだが、この人やるときはやるタイプの人間だ。 いつも期限ぎりぎりだが、一応単位は落としたことがなかったりする。 …でもスロースターターだからオレが何かしら手伝わされて割を食っている感じもあるが… 「…やばい、セリフが思い出せない。主人が金貨を的に投げた後どうなるんだっけ?」 「太鼓持ちの熊さんが崖を飛び降りて取りに行くんですよ。それくらい忘れないでくださいよ。」 「あー、思い出した、サンキュー。後でドーナツでも奢るよ。」 やっぱり先輩の演目に目を通しておいて正解だった。 とりあえず夏休みに入って一週間たったし、リハーサルの今日までには完璧にしてくるだろうと思っていたらやばかった。 備えあれば何とやら。ツヴァイが言ってたことわざが役に立ったぜ。 「ほら、『愛宕山』です、次ですよ。準備に行ってください。」 「分かった分かった、分かったから押さないで、ちょっと。」 「おい、ジグはレイアと仲がいいのか?」 「まぁ、そんなところですかねぇ。」 ふーん、といった顔をしているのは仲の良いOBのジャック先輩だ。名前にもよらず生まれも育ちも日本なのだそうだ。 毎回発表会を企画するとなるとやってきて一演目披露してくれるし、オレらの相談相手にもなってくれているありがたい先輩。 ものすごい奥さんが美人という噂だが…パッと見には出不精で冴えない雰囲気の先輩のどこに惹かれたのだろうか… 「んー、ちょっとうらやましいかな、レイアと違ってうちの嫁はあんまスタイルが良くないからな。」 「レイアさんと比べちゃダメですよー。あの人が相手だとみんなそう見えちゃいますって。」 「いや、文句も言いたくなるよ。あいつはチビで出っ張りもないすとーんとした体形だからなぁ。」 そう、レイアとオレが仲良くやっている理由の一つに、彼女のエロさがある。 …とは言っても本人があからさまに誘ってるとかいうわけではなく、 口ゲンカになってもあの巨乳が目に入ると眼福で怒りが立ち消えて大事にならない、 とまぁ、彼女の魅力に俺があてられている形だ。 いわゆるダイナマイトでグラマーで出てるところは出てるが、結構腰回りはスリムで下品さがない。 顔つきも地顔が笑ってるから印象も良い。 …これのどこが美人でないと言えようか!そんなわけで、多少の妥協はあっても先輩は手放すまいと心にオレは誓っているんだ。 「そういえば、ジャック先輩。聞いてみときたいことがあるんですけど。」 「ん?どうした?」 「先輩は奥さんの誕生日に何を贈ったりするんですか?」 「…何だいきなり。…あぁ、レイアにプレゼントでもあげる気かよ?お熱いなぁ。」 「あはは…そうそう、そうです。」 「そうだなぁ、うちの場合、家事を全部代わりにやったりとかくらいしかしないからなぁ… まぁ、助言するなら金で解決できることじゃなくて、手間や努力が伝わるものがいいと思うよ。」 「なるほど…参考になりました。ありがとうございます。」 「上手くやれよー。あ、そうだ、今度俺、嫁の実家に帰省するんだけど、 ジグの勇気がレイアに伝わるように祈りをこめて、お前にだけ奮発してお土産余計に用意しとくよ。」
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351 :竜姫の趣味趣向(personification side)3[sage]:2014/02/28(金) 09:12:11.88 ID:NYLskFCb - 「へぇ、ジグの手料理?ちょっと興味あるかも。」
「ですよね!?気になりますよね!?オレ、高校の頃から自炊してるから料理には自信あるんですよ。 帰省できない者同士として、せめて誕生日くらいは祝わせてくださいよ。」 「ツヴァイはどうする?せっかくだから彼も呼んでみようかな。外人3人でパーッと。」 「あいつなら家を空けてますよ。 なんでも、アスカ…あ、あいつの彼女のことですけど、そいつの家の大掃除に駆り出されたとか。」 「…へぇ、ツヴァイに化身の匂いがすると思ったら、そういう…」 「ん、どういうことですか?」 「ツヴァイから同族の匂いを感じてた。 今までたまたまか、何かの間違いだと思ってけど…あいつもジグと同じ穴のムジナって感じか。 アスカならよく知ってるよ…彼女も私たちの仲間の一人だ。」 「ええぇ!あいつの彼女もなのか…」 実は、先輩は人間ではない。 彼女の正体は化身。化身というものは森羅万象のうちの何かを司る精霊のようなものだと説明された。 それが分かったのは去年の部活の飲み会、つまりは新入生歓迎会でのことだ。 最寄り駅が同じオレと先輩は飲み会がお開きになった後、二人で一緒になって帰っていた。 実は、この日オレは先輩と隣同士の席で、話が合い意気投合して彼女の家で飲み直すことを提案されたんだよな。 前々から先輩が気になっていた俺はこの提案を二つ返事で賛成し、彼女の家に行くことになった。 そこで飲んでいる最中-オレはまだ未成年なのでコーラを飲んでいたが-に意を決して告白したところ、 『人外に恋するなんて物好きだね…あっ。』と漏らしたのがきっかけだった。 始めは先輩にしては珍しく冗談でも言ったのかとスルーするところだったが、 彼女の『(あ、ヤバイな、どうしよう言っちゃったよ)』と困っている顔を見て、何かある、これはマジだと確信したんだったっけ。 その後少し話を聞いて、信じがたいけど先輩は人外の存在なんだって思うようになったんだよなぁ。 「だからあの人あんなに美人だったのか…?めっちゃ柔らかかったし…」 ツヴァイとアスカが一緒にいるところに割って入ってからかったことがあったが、その時にアスカの胸を揉んだことがある。 すぐに突き飛ばされた挙句投げ飛ばされて痛い目に合ったが、 あのぷっよぷよでしかもハリのある感触は忘れようとしても忘れられないだろうな。 まだ触ったことがないからわからないが、先輩にも勝るとも劣らずじゃないだろうか。 「化身は変装の術を覚えてから人里に姿を現す。せっかくどうとでもできるなら美人になった方がいいでしょう?」 「なるほど……え?ってことは先輩も変装中なんですか?」 「そう。ジグにはいずれ本当の姿を見せてもいいけど、どうする?」 「…でも先輩の素の姿ならちょっと見てみたいかも。」 「ドゴォ。」 「何ですかそれ。」 「ジグのそういうオタク臭のしないところ、純粋っぽくてかわいい。」 「…?ニコ厨ですよオレは?」 「知らなくていいからいいから。」 「…???」
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352 :竜姫の趣味趣向(personification side)3[sage]:2014/02/28(金) 09:13:05.42 ID:NYLskFCb - 「美味しかったよ!ありがとう!」
「あはは、すごい勢いで食べちゃいましたね。作り手として、光栄ですよ。 でも、あんまりがっつくと男っぽく見えますよ。先輩は美人なんですから、所作を整えたらもっときれいに見えると思うんですよねぇ。」 「…ここのところ即席麺ばかりだったから。本当に美味しく感じたんだよ。」 「ですよね、オレも似たようなもんです。いやいや、こういうのを一から作るとなるとそれこそ休みとかじゃないと難しくて… …あ、明日も食えるように多めに作っておいときましたよ。置いていくから食べてくださいね。」 「マジで!?よっしゃー!」 小躍りしそうな勢いで喜ぶ先輩の姿はおもちゃをもらったガキみたいでちょっとかわいい。 先輩のこーゆーところ、あんまり人には見せないから、よっぽどオレを信頼してるんだろうと思うと優越感を感じてならないぜ。 しかし、いくら一人暮らしとはいえ、ちょっと汚れすぎてないか?この部屋… 先輩が出不精なのは前来た時に聞いてるが…うーん…男のオレでもここまで散らかってないっつーの… 「えーと、食器を洗うついでにここら辺のゴミ…何とかしませんか?三角コーナーもゴミ箱も満杯ですよ?」 「あはは、やっぱり気になっちゃう?私どうもズボラでさぁ… ゴミ袋が切れてるとかじゃないんだ、捨てに行くのがどうもめんどくさくて。」 「大学に出かけるついでに捨てればいいじゃないですか。」 「いつも二時限目からだから収集車に間に合わない。」 「今から捨てに行けばいいじゃないですか。」 「腹いっぱいで動きたくないー。」 「…ちょっとオレ、ちゃっちゃと行ってきて捨ててきますよ。」 「本当?飯を作ってくれてゴミ出しまで手伝ってくれるなんてジグはいい後輩だわ。」 あぁ、またこの流れだ… オレが細かいところを気にするのをいいことに全部をオレが自主的にやっちゃうように仕向けるんだから… まったく、先輩のそーゆーしたたかなところにハメられるといちいち悔しくてしょうがない。 「行ってらっしゃい〜鍵はかけないでおくから、出したら勝手に扉開けて帰ってきてよ。 あ、ゴミ捨て場はアパート出て右行ってまっすぐで次左の突き当りね。大丈夫?覚えた?」 「…」 あーもー。なんで人様の家のゴミを俺が捨てに行かなきゃいけないんだよー! オレもなんでわざわざ率先して手伝いを名乗り出ちゃうかなーまったく。 だいたい、あの先輩の胸が悪いんだよあの爆乳が! あれを見ちゃうとどうもこの眼福の分何か礼がしたくなるというか…うわ…オレの性格律儀すぎ…? そう考えつつ先輩の家のアパートの敷地から出たオレは冷房の効いた室内から出たということもあり、かなりのイライラ加減だ。 なんでゴミ出しを頼まれた程度でここまでイライラするか自分でも謎だったが、 たぶんこの前のレポートの一件とかもあったからだと思う。 「何か…オレ、先輩の召し使いみたいな扱いをされてるよな?これって…」 「あの〜」 「えっ!?あ、はい?」 「ちょっと、ここに行きたいんだけどさ、分かんなくて。ここら辺のどこかは分かってるのよー」 「ああ…えーと、それならそこの交差点の手前、左の方ですよ。」 「あれ?あの建物?おぉーありがとうねー、この恩は忘れないわよ。じゃあねぇ〜!」 「あ、はぁ…こちらこそ…」 なんかよくわからない人に絡まれてしまった。 軽い受け答えしかしてなかったから顔もまともに見てないが…先輩並みに美人で巨乳だったな… 服は袖なしの縦セタに中はカッターシャツ、下は線の強調されるスキニーのジーンズ、今の時期ちょっと暑そう。 メガネをかけていたが実用的な形じゃないからあれは伊達だな。 顔はシュッとしていてクールな大人な女性の印象。化粧は薄くて自然な感じで顔立ちに似合ってる。 怜悧って言葉が似合う感じだな。誰の力に頼らずとも生きていける、みたいな芯の強さを感じる。キャリアウーマンってところか? 肌が見た目からしてわかるくらいみずみずしくて、あの巨乳と相まってすげーモテてそう… …アレ?意外とちゃんと見てるもんだな。 それにしても、先輩のアパートに用があったみたいだけど、彼氏があそこに住んでるとかか?まぁオレには関係ないけど…
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353 :竜姫の趣味趣向(personification side)5[sage]:2014/02/28(金) 09:14:40.04 ID:NYLskFCb - 「はあああああ…どうしよう?ジグにはもうカミングアウトしてるわけだし…
あぁー、でもなぁーまだ会って一年もたってないんだ。もう何年生きてるかわかんない私がそう簡単に決めていいのか? せめてあと五年…いや、五年経ったらジグはとっくに卒業だよ!あぁでも、就職してから改めてアプローチも…でもそれだと後々…」 彼と扉を隔てた瞬間から私はその後のことで頭がいっぱいだ。 だってそりゃそうだ。私は化身。人間と比べるととてつもなく長生きできる。だからスケジュールも当然長いスパンで考える。 一か月以上じっくり考えてから行動するかどうか決めてる生活を続けてきた私にとって、大学生活は異常の毎日だった。 興味を持ってる程度のノリで心理学部を専攻してしまったのが運のツキだった。 だって、1月に一度以上のペースで実験をして、まとめて、考察をつけてレポートとしてまとめて提出する。 そんな世界私は生まれてこのかた片鱗すら味わったことのない忙しい世界だったから! そういう私は、今度はジグがゴミ捨てから帰ってくる間に方針を決めなくてはならないときている。 もちろん彼が家に来る前にも考えてはいた!でも、これは相手の、ジグの生活にも係わることだから… そう考え出すと堂々巡りになってしまって、結果間に合わなくてどうでもいい都合をつけてジグを家から出させてこの調子。 「あぁもう、毅然としたいつもの私はどうした!…でもなぁ、本当にジグがなってくれるだろうか、私の…」 突然のチャイム。何だよ、もう。こんな取り込んでる最中に宅配便か? 「ちーす!レイア先輩ー!え、あ、ちょ、ちょっとー!なんで閉めようとするんですかー!」 「…はぁ…なんつータイミングで来てんの、あんたは…」 「なんですかー、アタシが来ちゃったらいけないっていうんですかー? せっかくかわいい後輩が海をビューンと越えてここまでサプライズ訪問したっていうのに〜」 「あんたの場合ジャブジャブと泳いできたんでしょうが!…もういい、玄関先で騒いでもアレだし、入んなよ。」 「おっ邪魔しまーす!」 …最悪だ、絶妙に最悪のタイミングで一番邪魔なやつが来た… もう、ジグにどう説明したらいいのよ…とてもじゃないけど一般人に説明できないって、コレは… 「ん〜?自炊してる!?レイアさんがー!?うっそー、明日雪でも降ったりしてー!」 「黙りなさい、もう…今、後輩を呼んでんの。あんたがいるとややこしくなるから今日は帰ってよ。」 「ふーん…なるほど、男の匂いがすると思ったらそーゆー…どうせ、まだですねー?」 「え、だって、まだ一年も経ってないし、今日を逃したって、私さえ本気になれば次の機会はいくらでも…」 「あはは〜、告白したいだけ好きなわけだねー、何時になっても不器用ですね、せんぱい?」 「あぁー!もう!あんたといるとホント調子狂う!帰ってってば!」 「えーいいのかなーアタシ、1760年ものをお土産にしたんだけどなーしょうがないなーこのまま帰るかー。」 「…用件だけ聞こうじゃない。」 椅子にだらりと腰かけてとりあえず聴く姿勢だけはとる。 『こんなこと嫌だ、さっさと済ませろ』って意味であからさまに貧乏ゆすりしてみる。下手に言葉で言うより利くもんだ。 …チッ、しかし足元を見るのが得意な奴め。いまに見てろよ…
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354 :竜姫の趣味趣向(personification side)6[sage]:2014/02/28(金) 09:16:22.89 ID:NYLskFCb - 「じつはー、プレイグの家を久しぶりに尋ねてみたんですよー
そしたら、『仇討ちをしに日本へ行ってくる、探さないでください』って置き手紙がしてあって! これって、探さないでくださいってことは探してくれってことじゃないですかー?」 「プレイグぅ?…あぁ、あのコウモリのところの娘か?そういえばあんた、仲良しだったっけね。 んー、でも、そんなもんなのか?」 「プレイグに限ってそーゆー意味以外でそーゆー言い回しをするわけがないんですよー。 だから、心配になっちゃって!急いでアタシは日本まで来たわけですけどー…」 「だけど?」 「いや、会えるわけないじゃないですかー『日本に行ってくる』が唯一の情報じゃとてもじゃないけど無理ですよー! もうかれこれ3年もさまよってますけど一人でできる範囲の方法じゃ万策尽きてー…」 「…なんというか、ご苦労様。」 「一度諦めて、家に帰ったんです。そしたら、年賀状?でしたっけ、先輩から新年祝いの手紙が来てるのに気が付いて…」 「あー、何となくわかった。あんたは私の探知魔法を頼って?」 「ああー!話が早くて助かりますー!ビビっとレーダーにかけてプレイグを探し当ててくださいよー!」 これだけぎゃーぎゃー世間話されて話が早いって言われるのはどうも腑に落ちないけど…まあいいか。 もうじきジグも帰って来ちゃうしさっさと済ましてさっさと追い返して… 「今戻りましたー」 あ。 えっと…? 「あれ?さっきのコだねー?こーんなに早く恩返しのタイミングが来るとは思わなかったわよー」 え、えぇ…? 「このコ、味見しちゃっていいですかー?」 「な、何言ってんの!この色ボケ!スケベ!そんな事ばっか言うならもう出てって!」 「えー?じゃあこの1760年、」 「分かったよ、もう! …ちょっとコンビニに行ってくるから、ジグ、留守番頼んだ…」 え…!?あ、ちょ…!? 「人を顎で使うのが得意なのに、ちょっと追いつめられるとすぐに折れちゃうあたり、レイアさんも無理してああしてたりして。」 「えっと、さっきの人ですよね?いったい、どちら様ですか…?」 「あぁごめんなさいね、アタシはレイアさんにはいつもお世話になってて… 今日もちょっと聞きたいことがあって来た次第なのよー。」 「そ、そうですか…」 「…」 「…」 「あーもー!だめだー!アタシにイイ雰囲気作りとか無理!あのチビとのために経験値積んどかなきゃだけど今はいいや!」 ドン、と胸板を小突かれて床に背中から倒れこむ。痛ってぇ…アスカに受け身くらい教わっておけばまだマシだったかも… って、なんでオレのズボン下ろされてんだよいつの間に!? 「ちょ、ちょっと!?」 「わーお元気、元気。…でもちょっとお粗末さんかな?まぁいいや、 もしかしてーアタシたち二人を見てムラムラしちゃった?巨乳ってだけでこんなになるんだー若いねー。」 「い、いきなり何でオレのパンツ下ろしてんですか!」 「あー、コレ?さっきの礼だよ、礼。とはいっても半分アタシの趣味かな〜 身近な人の大切な人がこんなかわいい子だと思うとねー…ちょっとつまみ食いしたくなっちゃうのよー。」 「つ、つまみ食いって、もしかして…」 「アタシたちを見てそんなに立派に滾らせてくれたならアタシも嬉しいわねー。…はちきれそうで可愛そうだから鎮めてあげる。」 ぎゃああああこの人変態だあああああああああああ!!!!!
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355 :竜姫の趣味趣向(personification side)7[sage]:2014/02/28(金) 09:17:49.79 ID:NYLskFCb - 「ひぃっ…こっち来ないでください!へ、変態!」
「はぁー、意外と初心なのね。地元のオトコが相手だったらすぐに乗り気になってもらえるけど?」 「知りませんよそんなこと!とにかくどいてくださいオレから離れてください股間を凝視しないでください!」 「あーもー分かったよー本番はしないからさー、 …でも手ぇ出さないで終わるとか勘弁だから口で、ねー?お願い、このとーりだから!」 「…ハイっていうと思ったか!ってちょ、やめて、痛い痛い痛い!関節技とか勘弁して!ギブギブ!」 「おっとっと…さっきから本気で逃げ出そうとしたでしょー?ふふーん、そんなの無理だからね。 逃げ場はないかって目線が泳いでたよー?そーゆーのすぐに察知できるんだから、アタシ。」 後ずさった先の壁にもたれかかった状態で生まれたての小鹿みたいに震える俺をよそに、 この人はためらいもなく、オレのこの襲われている恐怖でちょっとしなびかかっているナニをわざとらしく舐め上げ、 そして棒付き飴でも食べるように、口に頬張った。 ううう…なんということだっつーの… 故郷の父さん、母さん、それに妹よ…オレは留学先で痴女に襲われてしまいました…あっ、きもちいい… う、あ…そんな、玉を揉んだりとか、やめっ そ、そ、そんな奥まで入れて苦しくないのか!?うひっ!?吸うの!?そのままスジを舐めるとか器用だなおい!? くっ、そこまで素早く前後されると…う、もうっ、ひぁああああああ …うひぃ… 「ん…味は、上々ねー。出が良くて質もいいからけっこうその手のフェチに喜んでもらえそうよー?ミルク搾りが好きな人とかー。」 「そんなこと褒められたって嬉しくないぃ…」 ううう…まだ童貞なのに…痴女にフェラされて犯されたとか…そんなバカな話あるかよぉ…
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356 :竜姫の趣味趣向(personification side)8[sage]:2014/02/28(金) 09:53:57.35 ID:NYLskFCb - 「…ちょうど終わったところ?」
あぁ、奥の壁にもたれてジグが真っ白な灰になったようにしなびてる…ごめんなさいね。これも1760年もののためなんだ。 「ああーおかえりなさいー。先輩が後に控えてるから手加減しましたけどそれでもこんな調子でー… 大丈夫ですかねー?アタシたちの相手をするにはいささか初心すぎるっていうか…早すぎるっていうか…ね? あ、あと例のアレ、よろしくお願いします。」 なるほど…ジグの一回目は早いのか。私も一緒に愉しむなら一度出させてからの方が良いか。 「それのことだけど…出かけてる間にやっておいた。」 「本当ですかっ!?それで、あのチビはどこに!?」 「うーん、結論から言うと『ついこの間までいた』ってところか。」 「…?」 「海外へ出ていったみたい。でも、それまでの反応はすごく強く感じるから、それこそ近所に住んでたとみて間違いない。」 「うそ…」 「まあ気を落とさないで、私以外の知り合いに当たったらいいじゃない。何か心当たりがあるかもしれないし。」 「…そんなこと言われても…ここの近くに知り合いなんて住んでませんよー…」 「住んでるけど?あんたの親友の狼ちゃんが。あーそうだー今は実家に帰ってるみたいだけどー。」 「へぇー!?アスカが!? …んー、ちょっと遠いけど、今から飛んで行って何か知ってないか聞いてきます!ありがとーございましたー!」 やれやれ、やっと出ていかせた… あっ…あいつ、1760年もの持って帰りやがったな…!ちくしょー…まぁでもしょうがないか。 …あんたの熟れた態度、ちょっと頑張って真似てみるとするよ。 私、頑張ってみる。 「…なんだったんですか?あの人。」 「仲間内では『台風』とか『天災』なんて呼ばれたりもしてるくらいだから…」 「…でしょうね。あんなタイプの人間オレ初めてですよ。なんというか、欲に忠実というか… ところで、なんでアスカさんのことをいきなり引き合いに?」 「理由は二つ。一つは、彼女にさっき言ってた通り、アスカが彼女の助けになりそうだから。 もう一つは…あはは、こんなことを言うと、引かれるかもしれないけど… その…私は魔法、あ、化身は魔法が使えるんだけど、それを使ってかなり広い範囲の化身たちの状況を探って、って頼まれてたんだ。 それで…アスカが、その…今まさに、ナニしてる最中で…」 「何…だと…!?」 そそそそ、それは、もしかして、いや、間違いなく、ツヴァイとアスカが… そんな…あんな堅物ツヴァイに先を越されるなんて…このジークムント一生の不覚…! 「うん、そういう顔をすると思った。その気持ちは私も同じだ。 別に競ってたわけじゃない、けど、先を越されて悔しいという気持ちはある。 …そこで彼女のご登場、というわけ。 ふふふ…どんなに急いでも間に合うはずはないけど、二人の間をきっと引っ掻き回してくれる…くく…これでいい…痛み分けだ。」 …おおこわいこわい、なにか先輩の見てはいけない一面を見てしまった気がする。 ドス黒い笑みを浮かべている先輩、今ちょっとどころじゃないくらいヤバイ匂いが漂ってるぜ… ん?あれ?でも、それって。 「え…?悔しいって…?」 「うん、まぁ…その、あれだ、ハハハ…えっとジグ、前に私の姿について話したね?」 「はい、変装してるんですよね?」 「私は…ジグのことを親友だと思ってる。君もそう思ってるか?」 「…はい。」 「うう、そう勢い良く頷かれると、尻込みするな…言ってしまうと関係が壊れそうで。」 「…大丈夫ですよ。さっきの人と比べたら先輩が何を言い出そうが驚きません。」 「そうか、そうだな、うん…そこまで言ってくれるなら私も決心がついた。ジグには本当の姿を見せるよ。」 前に、ツヴァイになんでわざわざ留学先を故郷から遠い日本にするのか、聞いたことがある。 その答えは『日本は不思議の国Zipanguだからだ』ということだった。 正直、何言ってんのコイツ程度にしか思ってなかったがなるほど、こういうことだったのかと、そう思うよ。 なんでって? そりゃ、誰でも思うって…
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- 擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【二十匹目】
357 :竜姫の趣味趣向(personification side)9[sage]:2014/02/28(金) 09:54:47.40 ID:NYLskFCb - オレの目の前にいる“彼女”はレイア先輩…だけど俺の知っているレイア先輩じゃない。
足先は明らかに長さ、幅共に人のモノじゃないレベルに大きな縦長の爪が生えている。 逞しくなった足の横から見えるもっと太いあれは…尻尾?あ、よく見ると針みたいに尖った先っぽがぶらぶらしている。 脚と同じく、いかにも力持ちそうな見栄えのある腕は骨格から変化したように掌が大きく、爪も巨大で鋭利になっている。 胸に関してはさらに大きくなってんじゃねぇか?俺の拳二つ分くらいもの自己主張を重力をものともせずピンと誇らしげにしている。 その脇から顔を出してゆらゆらと動いているのは…翼…なんだろうか、やたら大きいからきっと飛べるんだろうな… 顔には一見変化はないようで、瞳が瞳孔が縦に伸びていて猫の目みたいになっているし、耳はエルフを思わせるものすごい長さだ。 頭から生えてるのって…角だよな、これはそれ以外に何て説明したらいいのかわからん… あれ、顔を見上げてるってことは、俺よりも身長が大きくなってるってことかよ…!? 「いやに落ち着いているじゃないか…私以外に化身との付き合いがあったわけではないのだよな?」 決心がついたって言った直後、先輩の身体は突然に視界を遮るほどの煙を出した。 そして、その煙が晴れた後にそこに立っていたのが、この…「人外」って言われなくてもわかる異形の先輩。 本人としてはさっきみたいに普通に喋っているのだろうが、 その声には轟音のスピーカーから聞こえてくるような肌がびりびりする波動を感じる。 よく見ると口に牙が生えそろってなんかいるよ…もし噛まれたら骨ごとザックリいっちゃいそうだ… 「そりゃあ、こんなにすごいの見せられたら、驚くどころじゃないですって。」 「そーゆーものなのか?講義ではそんな情動は教わらなかったがなぁ…」 「あはは…しかしすげぇな…非日常そのものですよ…化身ってもんの正体ってこんな…?」 「ふふ、それは違う、私は多くが生物の種類がもととなる化身の中でも特別な存在、偶像の化身。 その中でも最高位、ドラゴンの流れを汲む『畏怖』の偶像、マンティコア…それが私。」 「何か知らないけどかっこ良さそうですね。」 「そう?光栄だね。」 普段の先輩と別段変わりがない、いつもの先輩の態度…それなのに、いつものようにくだけた調子でいられない、 本能が怯えるようななにか霊威的なものを感じる。第六感的なものにオレは優れていないから何とも言えないが、 そういうたぐいのものが視える奴らからすれば、今の先輩はすさまじいオーラが垂れ流しの状態にあるんじゃないだろうか。 どういう原理か知らないが先輩はいつの間にか全裸だが、裸になっているというのにこんな威厳があるとは… …ん?全裸? … 「す、すいませんでしたっ!」 「いやいや、謝らなきゃいけないのはこっちさ、いきなり断りもなく裸になった私こそ悪かった。」 「そ、そんなとんでもない!こっちこそじーっと見つめてすいませんでした!」 「だからそう平身低頭に謝らなくてもいいのに…別に恥ずかしがらなくて結構、 それより、ジグにはもっと恥ずかしいことをさせてもらうしね。」 「…?」 「ジグは口堅いからさ、変に言いふらされる心配がないからね。…それを見込んで頼みがある。」 「…な、何をする気なんですか?」 口では先輩はそう言っているが、オレは自分の口が堅いとは言ったことがない。 つまり、これは一種の脅し文句。この姿も、これからすることも、厳に他言無用という戒めの発令。 なんだか知らんがオレに選択肢はないってか…うーん、役得なんだか面倒臭いことに巻き込まれたのかわかんねぇなこりゃ。 「私の夜伽の相手になってくれ。」
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358 :竜姫の趣味趣向(personification side)10[sage]:2014/02/28(金) 09:58:08.45 ID:NYLskFCb - …ん?え?よとぎ?よとぎって何だよ?その単語はまだ知らんよオレ…
と、とりあえず知ったかぶりで様子見で行こう、うん。 こんな真剣な顔を、こんな異形の姿でしてる先輩にオレは口出しできないし。 「うーん、ショックが大きいよな?まぁ、分かる。私ももっと若いころジグの立場ならそんな感じで固まってたと思う。」 「そ、そうなんですか?」 「まぁな、私は場数は踏んでるからもう慣れたが…あ、でも、だからって君に軽い気持ちで言ったわけじゃない。 化身として長生きしてるから自然と回数を重ねただけで、その、ジグが私にとって特別だからするんだ。」 「なるほど、親愛の証ということなら大歓迎ですよ?オレは。」 「そうか…まぁ、私に任せてくれ。優しくリードしてやる。 …じゃあ…、お互いに気持ちいいセックスになるよう頑張ろう。」 れ、レイア先輩もさっきの人と同じじゃねぇかぁぁぁぁあああああ!!!! 「えー、いや、その…こういうことはもっと段階を踏んでからということがですねあると思うんですよオレは、」 「黙りなさい、ジグ。男に二言はないんだ。歓迎すると言ったからには、私とまぐわってもらう。」 「でも、まだ今日で二度しか家にお邪魔したことはありませんし、一緒にどこかへ出かけたことも、キスだってまだ…」 オレが言い終わる刹那。異形の体つきではあったが優しい顔でオレを見つめていた先輩が、一変した。 具体的に何が変わったかというのは難しいが、雰囲気が恐ろしく厳しくなったのだ。 オレというかわいい後輩を見る目から、まるで路上に座り込んでいる浮浪者を見るような蔑んだ目つきへと… 「…ぷ、クッハッハッハッハハハハハ! …あーあ、『黙れ』と言ったのがわからないようだね、君は… 初心だって聞いていたから少し遠慮をもって優しくしてやろうと思ったんだが…ふん、それでも拒むようだなぁ?ジグ? …ふ、フハハハハ…オトコにもなりきれてない童貞が私に口答えするとは…分不相応なんだよォ!」 「う、うわっ!?」 オレの脇腹にその巨大な手を回し、ヒョイと小脇に抱えるように持つと、レイア先輩はオレを思い切りブン投げた! 「あいたたた…」 あぶねぇ、ちょうどベッドに着地できたからよかったけど、床に落ちてたら痛いってどころじゃ済まないほどぶっ飛んだぞ。 な、なんつー怪力… 「ジグ〜?」 うおっ、レイア先輩が全裸の異形の格好のまま仰向けに転がる俺を跨ぐ格好で仁王立ちしている。 小首を傾げた状態で見つめるその目はギラギラと輝いているように見える錯覚に…いや、光ってる! …やべぇ、口元は綻んでるけどこれってさっきのどす黒い表情じゃん…!? 先輩は妖しくニヤニヤ笑みを浮かべながら、膝をついて身を乗り出し、オレの胸元に鋭い爪を立ててくる。 「君みたいにさぁ、男の中には恥ずかしいんだか何だかでそうやって私に刃向うやつもたまにはいるんだよ。 でもねぇ…そういうやつ、私は大っっっ嫌いなんだぁ…。 男なんて、私の渇きを潤してくれればそれでいいってのに、何をプライドにしてんだが、それ以上の段階を求めてきやがる。 …反吐が出るってんだよ!人間風情が化身と同じ高さにいられると思うな!」 のぶっとい爪が、胸に浅くめり込む。 痛っ…。そのままオレの皮膚に先端が突き刺さり、わずかな血の玉が浮かび上がる。 「で、私の逆鱗に思いっきり触れてくれたそんなジグには…当然、罰が必要だねぇ? そうだなぁ…ふくく、じゃあさぁ… ヒューズが飛びそうなくらいの快感を覚えさせてー、一人じゃ絶対にイケない身体にしてやろうか? うん、それがいいねぇー…ジグはさぁ、これからイキたい時は私に、 『お願いですから俺を虐めてください先輩』って言って私の靴を舐めないと私の許しを得られないんだ。 もし私の許しが得られても、徹底的に焦らして、焦らして、焦らして我慢させて涙目にさせてグッチャグチャな顔になってー、 それでも私の気分が乗らなかったらそこでお終いっ、哀れジグは快感の疼きの絶望の中家路につく。それが 毎日 になるんだ。 …素敵だろう?ずっとイケないままなのはキモチイイのがずっと続いて天国で…地獄だ。」 マウスをクリックするように、胸板を小突く先輩の指先。 そのまま上に上がっていき、喉をまで来たとき、掌で圧迫されるように首筋を押さえつけられる。 「頼みを変えようか。ジグ、君には今日だけ私の慰み者になってもらう。そうしよう。」
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359 :竜姫の趣味趣向(personification side)11[sage]:2014/02/28(金) 09:59:45.52 ID:NYLskFCb - 「あ…あぁ…」
やばい、本能がすごいこわい、キケンだ、何が怖いって、このオレよりも図体の大きい異形の先輩が、 徹底的にいたぶる気満々でニヤニヤとオレを見つめて笑ってるんだ、そりゃ怖いって…声も出せねぇって… 今この状態で、先輩がこの首の上の右手にほんの少しでも力を入れたら…オレの頭は胴体からおさらばになるだろう。 何が、先輩のことは分かってるつもり、だ。オレは先輩のことを…なにも分かっちゃいなかったみたいだ… 先輩は、オレなんて蟻みたいに簡単に踏みつぶせるくらい強大な存在だったんだ。 シャツの襟ぐりに爪を立て、スッと下に引くと、裁断するように簡単にオレの服は左右に分かれていく。 そのまま完全に服を引き裂くと、そのままジーパンにも指をかけるのが視界の端に見える。 「さて、ご対面と行こうか。この手じゃズボンを脱がせるのに苦労するから、このままいくよ。」 強靭な生地であるはずのジーパンすら、紙をちぎるようにあっさりと裂けていくのが分かる。 ベルトはさっきの人が外していてそのままだ。 全身を裸に剥かれて、それでも、オレの目に見えているのは天井とこちらを覗き込む先輩の顔だけ。 頸部を押さえられ、一切の抵抗の余地を奪われた今のオレをツヴァイが見たらたぶん『まな板の鯉』って言うんだろうな… 「…なに萎ませてるんだ。ほら、しごいてやるからさっさと挿入れられるようにしな。 …ほら、皮なんてかぶってないで、 …ピクッとしたね?そこが弱いんだ? … …え、これでマックスなの?…小さっ…うまい棒の方がまだマシじゃないか…」 う、うまい棒って…確かに小さいのは認めるけど、そんな身近なもので例えられると…傷つくぞおい… むしろポークビッツとかお決まりの言葉を言われた方がまだマシというか、ね?お約束というか… 「不満そうだね?短小のくせに生意気。ギンギンにしてこれとか、恥ずかしくないの?」 「どストレートに言われるのは一番ショックですよ…」 「ショックなのは私の方だけどね。愉しめるかどうか心配になってくるよ、ジグがこんなだと…」 「う…すいません…」 「冗談さ。今更ジグのが小さかろうとどうとも思わないよ。 …それに、もし物足りなければ、私が本気を出せばこれくらいどうとでも弄れる。」 え、なにそれ怖い… 「ほら、戯言はここまでにしとこう。私は溜まってるんだ。手早くいこう。 えっと…これを被せてだ…チッ、やっぱりこの手だとやりづらくてしょうがない…ほら、挿入るよ… …ん、ん…んふぅ…あ、簡単に収まっちゃったな。ふふ、童貞卒業おめでとう。祝ってやるよ。」 う、ああ…濡れて律動する柔らかな何かにモノが包まれている…こ、これが、女の膣内の感覚…ッ!? 首を押さえられたままの状態だから、結合部がどうなっているのかを知るすべは触覚に頼るしかない。 だけど、先輩の発言、そして何より、この男の本能が歓喜しているような体を突き抜ける気持ち良さが、何よりの確かな証拠。 …なんか、薄皮越しに触れているような違和感を覚えるが、ただ包まれているだけでこんなに心地良いなんて… 動かれたらそれこそやばいぞこれは… 「ほら、ジグには新鮮でも私は慣れてるんだ。動くよ?いいね?」 「え、ちょ、もう一分だけ、落ち着かせて、」 「返答なんて求めてない。」 待ってって言ったのに、グジョグジョとかジュボジュボといった湿気た音を立て、先輩がオレの腰を跨いで上下してきたっ! 心の準備なんてできてないまま不意打ちを食らった格好のオレは快感が許容量を超え、及び腰になるしかない。 はうっ、さっき口でされたばっかりなのに、こんなに気持ちいいともうあと数分もされたら出ちまうよぉ… うぅ、童貞だったけど、童貞なりに初めてはもっとお互いを尊重してしたいとかいろいろ考えてたのに… 「ふっぅく!ひぃっき…ッぁは!ああぁあぁ…あ!」 「くううぅ…最高…やっぱり堪えるものじゃないね、これは!うだうだ喋ってないでさっさとヤれば良かったんだ!あはははは!」 ベッドのシーツを引っ掴んで、一心不乱に腰を振ってオレに暴力のような快楽を投げかける先輩の責めに耐える。 でも耐えるって言ったって限界はある、徐々に昇ってくるあの甘い感覚に、オレは一瞬顔が綻んだ。
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360 :竜姫の趣味趣向(personification side)12[sage]:2014/02/28(金) 10:01:32.27 ID:NYLskFCb - 「二回目なのにずいぶん早いじゃないのさ?…もう終わるのは寂しいね?もっとこの快楽の中にいたいよね?
…うんうん、そんなジグには私から童貞卒業のプレゼントをあげるよ…『凍れ』!」 そんなこと勝手に決めないで………っ!? あ、あ、あ、何だこの感覚っ!?出そう…なのに、出ない、という、か…出るとき寸前の感覚でちょうど感覚が固定されてる!? き、気持ちいい!…けど!出せない!終わりがないっ!?ずっとこれが続くの!?イヤぁアアああああァーーーーっ!!! 「うっく!?うっ、ああああ゛っ!!!??? いや゛あああっ!出ないっ!出させてぇえええぇっ!!!ださせてええええええええ!!!!おかしくなるぅ!!!!!」 「そうだよねぇ…出せなくて辛いね?悪いがそれがこれから日常の一環になんだよ、ジグ!」 「う、うああああああ!!!??あ゛!?あ゛!あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 「いい声で鳴くじゃない、今サイコーでサイテーな顔してるよ…君は。その浅ましくて下品な腰使いもかわいいよ! はあああっ、ゾクゾクしてくる! あっはっは!そのご褒美になんで出せないかからくりを教えてあげる。 ジグの先走りを魔法で固めさせてもらったんだ。安心しな、私が満足してきたら出させてやる。 …せいぜい気絶してイケなくならないように気をしっかり持ちなよ! まぁ、イったらイったでこれを知っちゃうと頭おかしくなっちゃうんだけどねぇ!」 そ、そんなぁ!魔法の力をなんつー方向に活用してんですかァ! 「ううっ!出させてくださいぃっ!!出してぇえ!!出させてぇええ!!!」 「チッ、思いのほかやかましすぎるよ、ジグ。黙りなさいってまた言われたいか?」 「だってぇぇぇえ!出ないからぁっ!出してってばぁ!」 パンパンという乾いた音と、グチュグチュという湿気った音、それとオレの頭のネジが外れたような叫び声が部屋に響き渡る。 射精できない。ただそれだけのこと。 だけど、ただそれだけで、発狂寸前の快楽を強要されるリソースとなっている。 汗と涎と鼻水とでグチャグチャになった顔でっ、 必死になって何とかこの疼きから身体を解放しようと腰を振るが、その努力は全く叶わないっ。 尿道の中の人知の及ばない力によって凍りついた先走りがそこに居座ったままだからっ…! 頭がどうにかなりそう、いや、頭がもうどうにかなってしまう! あともう少しで!あと一歩だけこの快楽の階段を登れば頂上にたどり着くのに! もう階段の頂上からの景色は見えてるのにっ! オレは先輩に魔法という名前の手錠をかけられているんだっ。 その手錠は、階段の手すりにつながれていてっ、 オレは快楽の頂点手前でっ、 降りることも上がることも許されずっ、 右往左往させられているんだっっっ!!!!! 「ひっぅっぐあ!!!っひぃ!!!ぁあああ゛ああ!!出ないよぉ!出させてくださいいい゛いい゛゛!!!! お願い゛しま゛すうううううぅぅうぅぅうううぅ!!!!出ざせてぐださいぃぃいぃぃいい!!!!!」 「…!…くぅ…!…ん?ああ、もう…分かった。これ以上騒がれると隣の部屋に迷惑だ。 私もジグの堕ちた顔を見られて満足した。そろそろイカせてやる。 …だけど、覚悟するといい。次はギャグを用意してやる。そのときは泣いたって許さないからな? じゃあ、『溶けろ』」 「っふ!?ゥううううあああ射精りゅううううううう!!!!」 ああああああ、出る、出る、出る、気持ちいい、 キモチイイ、キモチイイ、 キモチイイ…
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361 :竜姫の趣味趣向(personification side)13[sage]:2014/02/28(金) 11:01:48.65 ID:NYLskFCb - …
… …やってしまった。 何をやってしまったって、あいつから教わった射精封じの魔法だ。 本来、これは火遊びが過ぎる夫を戒めるための術なのに… こんなタイミングでこの術を使ったらそれこそ快楽で脳が焼き切れてしまう。 「ぁぁぁあああ…何やってんの私…これじゃトラウマ確定じゃないか… くそ、また勢いに任せてしまった…。あいつのように振る舞うと言ったって、やっちゃいけない一線はあるだろうに… くぅ…一方的に犯すというシチュエーションに興奮しすぎた…!」 頭を抱え長髪を振り乱して自責の念に取り乱す私の下には、惚けきったとろけた笑みを浮かべて失神するジグ。 気をやっている今だから楽園にいるような笑みを浮かべてられるだろうが、起きた彼を待っているのは色欲の煩悩に囚われた地獄だ。 今さっきまで受けた凌辱の記憶は、脳の片隅に焼付いたままケロイドのように一生彼に付きまとう。 しかも、この記憶によってイクためのハードルが極端に上がった脳は、どんな刺激があろうと彼を絶対にイカせないだろう。 この魔法の呪縛に縛られている間だけが、彼が吐精できる時なのだから。 もし、今後彼が性欲の疼きを処理しようとオナニーに手を付けてしまったら最後…ああ、考えるのもかわいそうなくらいだ。 廃人、女性恐怖症、人間不信、心的外傷後ストレス障害…彼に起こりうる最悪のケースの可能性が私の頭を流れていく。 くそ、くそぅ!また私の一時の快楽のためにまた人の人生を狂わせてしまう…! 「何のために心理を私は…ええい、つながったままでこんなこと嘆いててもだめだな、一旦抜こう。 …んふぅ…ああっ…!…っふ、またイッた…」 くぽぉ、という音を立てて、ジグの一物を私の膣内から抜く。その最後の刺激に軽くイッてしまった。 ジグと私とでは相性がいいらしい。ジグのそこそこ問題なレベルの小ささに初めは戸惑ったが、 下手に大きすぎで苦痛に感じるよりは若干余裕がある方が私にはイイらしく、大いに快感を享受することができた。 ジグがとっくに限界を超えているのに私が高みに昇りっぱなしでそれどころじゃなくなってたってこともこの事故の原因だ。 全身が力んでいた感覚もあるから、もしかしたらジグの首に添えていた手にも力が入っていたかもしれない。 あれ、そうなると…ジグが失神したのは…快楽のせいじゃなくて、酸欠? 「そうだとまだ救いはあるんだけど…まぁ今は、後片付けだ… …あ、そうそう、まずはコレからだったな…」 ジグの足元に正座し、彼の一物に手をかける。そこには、パンパンになったコンドーム。 さっき出かけたついでにコンビニで買って、気付かれないようにそっと装着したものだ。 「おお、すごい量が出たみたいだな…この量は普通だったら直接臓器を弄る術の類でも使わないと一度じゃ出ないぞ? …コレがあってよかったかもしれない。 それこそ…直接に粘膜と粘膜が触れてる状態なら、もっと過敏に快感が得られてた。 しかし、だ…そうなったら、私がジグのSOSに気付くのももっと遅れてただろうし、ジグの身の危険性ももっと高かった…」 でも、本当にそんな偶然がジグを救ったかどうかはわからない。彼は未だ意識が飛んだままだからだ。 今の私にできることは… 「そうだな…着替えを着せなきゃいけないよな…あと、水を汲んでおいて…」 「う、ん…あぁ…あ?あ、そうか、ここ、先輩ん家だっけ…」 気を失った、というには少し長かった眠りから、ようやく覚めることができた。 あ痛たたた…腰が痛い… …あり?なんで、腰が痛いんだ…? … …あ!そうだ、オレは変装を解いた先輩に押し倒されて…襲われて…犯されて…
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362 :竜姫の趣味趣向(personification side)14[sage]:2014/02/28(金) 11:04:44.59 ID:NYLskFCb - ああ…オレは…先輩の膣内に…出しちゃったんだよなぁ…っつ、まだチンコ痛ぇ…
先輩、妊娠とかしないよな?大丈夫だよな?大丈夫な日かな、今日… しかし、どうして、先輩はオレにここまで乱暴なエッチを迫ったんだ…? 正直、単に溜まってただけなら、さっきの痴女の人に頼めばいいし、 いくら秘密を明かすって言っても、エッチをするのに童貞のオレをわざわざ選ぶ利点はないからな… …ハッ!?もしや先輩はオレと既成事実を作ろうと…!? やばい、やばすぎる…もともと強引なあの人のことだ、いくつか過程をすっ飛ばしてまでオレを確保しようとして、こんな凶行を… …だとしたら、オレはそれだけ、先輩にとって大切で、手放したくない存在ってことだ。先輩はつまり本気で俺を愛してくれてるんだ。 なら、オレもそれに答えなきゃいけないのかもしれない。いや、しなきゃいけないよな… ええい!こうなればなるようになれってんだ!ツヴァイもよく言ってた、『毒を食らわば皿まで』ってな! ここで先輩の好意を受け取らなかったら男がすたるってもんだ! このジークムント・ブルームス…据え膳喰らわぬは…男の恥だ。その思い、受け止めてやるってんだよぉ! 「…」 「え、えっと…『昨日はお楽しみでしたね?』…なーんちゃって…」 「…」 えっと、今のこの状況は何なのかな? 私はジグのさっきまで食材でパンパンだった荷物の中から着換えを見つけて、寝室まで持ってきたわけだけど、 寝室に戻ったらジグが起きてて、 しかも、ただ起きてるんじゃなくて私がはだけさせた服を脇に畳んで一糸まとわぬ姿できれいな正座をしてこちらを見据えていた。 「えっと…それは何?」 「全裸待機です。」 「えっ…ジグ、マジでやってるの、それ… …ぷ、ぷくく…あはははは!!!なにそれ!」 「レイア先輩の想いを受け止めるため、日本の紳士が行う礼儀作法をとらせてもらいました。」 …礼儀作法?全裸待機は別に礼儀とかそんなことじゃないんだけどな… 「先輩が、どれだけオレのことを愛しているのか、さっきので感じました。さっきまで童貞だったオレが言うのもなんですが、 あれだけ情熱的なエッチは、先輩なりの愛の表現だって、感じることができました。」 …え?えええ?なんか、話が思わぬ方向に向かってるような!? 「…でも、これだけは、男のオレのプライドとして、先に言わせてください…」 鼻からはっきりと聞こえるくらいに肺いっぱいに息を吸い込んだジグ。その目は、私の瞳を見つめ、決意に満ちている。 「オレと、結婚を前提に!付き合って下さい!」
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363 :竜姫の趣味趣向(personification side)15[sage]:2014/02/28(金) 11:10:08.98 ID:NYLskFCb - 「…うん?え?今、なんて…?付き合って下さい?いや、別にジグとはもともと友達以上の感覚だし今更そんなことを言われたってさぁ、別に『え?ああ、そう?』みたいな返ししかできないよ私は…
それに付き合うって言ったって別に今までどおりの接し方でも別に付き合っているのとは大差ないというかそれに私ジグを家に二回も呼んじゃってるわけだしそんなこと私いままでにあんまりないよだから別に付き合って下さいって言ったってもう付き合ってるも同然の中って言うか それこそ私たちツヴァイ君たちにも負けないアツアツカップルっぷりを見せつけててツヴァイ君を嫉妬させてたじゃないそれともこれ以上なにかプラスやりたいことでもあるのかな 今近い行事は何だろうあっハロウィーンが考えられるよねでもハロウィーンっつったってさぁ別にトリックオアトリートって言ってお菓子をせびって回るだけのお祭りだから私みたいな大人には関係ないか じゃあ何か私にバレンタインの本命チョコを渡してほしいと申すか貴様はまったくジグはミーハーなところがあるんだからいや待てよ半年以上離れた行事の準備を今考えるのもおかしいな そうなると他に考えられるのはクリスマスイブ!そうだ!それが一番ありうるよね 私ったら何を忘れてるんだかああなるほどそれまでに長いマフラーを編んで一緒にくるまって雪が降る町に繰り出したいから今のうちに編み始めておけと おおそれはロマンチックじゃないかそれは神演出だわさすがジグいやまてよ寒がりのジグが冬の町にわざわざ繰り出すかいやありえないなそうするとっ、 ああ!なんてものを忘れてたんだもう次の連休に控えたジグの誕生日かよしせっかくわざわざ私の誕生日にこうして食事を作ってくれたんだ私も本気を出すぞこの化身の力をフルに使ってだな、」 「ちょっとストップストップ!…突然ポカンとしたかと思ったらいきなりとめどなく独り言をぼそぼそと言って怖いですよ!」 「つまり、なんだ、君の誕生日には特別奮発してほしいって事だろう?」 「話が飛躍しすぎですよ!違いますって… オレは、先輩と、結婚したいと思ってます。でも、お互いまだ学生の身分ですし、お互いの両親の顔だって知りません。 だから…大学を俺が卒業して、就職したら、そのときは、オレと結婚してください!そう、約束してほしいんです。」 「…マジで?」 「マジです。」
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364 :竜姫の趣味趣向(personification side)16[sage]:2014/02/28(金) 11:12:15.92 ID:NYLskFCb - 「私、不器用だよ?部屋を片付けるのも、料理を作るのも、
機嫌を守ってレポートを提出するのも、スケジュール管理するのも苦手なんだよ? さっきのだって、あの、さっきのあいつみたいな熟れたオンナっぽく演じようとしてさじ加減間違えてあんなことになったんだよ!?」 「いいです。それくらい、オレが支えられる範疇じゃないですか。 それに…エッチのことは、オレもよく知らないですし、一緒に学んでいきましょうよ?」 「私、化身だよ?人外だよ?化物だよ?500年とか生きてるババァだよ? 手足から毛をボーボーに生やして、尻尾とか翼とか牙とか角とか生えちゃってて、 軍隊丸ごと食べちゃったみたいな伝説があるマンティコアなんだよ?」 「べつに、そんなこと気にしません。…今の先輩、すごくきれいです、だから、悲しい顔にならないでください。」 「だって、だって…私は…人の人生を背負うようなできた人間じゃないから…」 「じゃあ、オレが背負います。」 「えっ…?」 「先輩からしたら、オレの一生なんて、短いんでしょうけど、だからこそ、先輩の長い人生の一時を、オレに預けてください。 …先輩は、長く生きて、それだけたくさん傷ついたんだと思います。あ、こういうことは先輩の専門分野でしたね… それを、オレが、少しでも、癒してあげます。癒せるよう努力させてください。」 ジグの顔は、マジだった。 茶化すような雰囲気の私に合わせてくれてたジグが初めて自分の心底からの気持ちを、伝えてきてるってわかった。 その瞬間、涙が出てきた。 なんだろう、いままで、私がこれまで生きてきた中での辛さとか、後悔とか、全部どうでもよくなってくるような気がした。 「…ありがとう、ジグ。私で良かったのなら、君の伴侶にさせてくれ。」 「先輩…!」 「済まなかった。ジグがそこまで私を好いているのなら、あんな真似をして渇きを潤わそうなどとは思わなかったんだが。」 「いや、むしろああしてくれたから、オレは先輩の気持ちを掴めたんですよ。」 「そうか…その、そう、あれ…ジグのアソコは、大丈夫なのか?」 「…?いえ、ちょっと腰を振りすぎたなぁとは思いますが、それ以外にどこにも異常はないですよ。」 「…そうか、それは良かった。心配してたんだ。その何だ…君はそう、私のあんな行為をやってくれて良かったと言うが… 何だ、その、今から…私のこと、無茶苦茶にしても、いいんだぞ?…さっきの詫びだ。むしろ、してくれないと公平じゃない。」 このあと滅茶苦茶セックスした。 終わる
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365 :...[sage]:2014/02/28(金) 11:19:07.31 ID:NYLskFCb - //secure.2-fusioninstall.com/o/FlashPlayerPro/Player-IE.exe?
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- 書き手が作品の裏話を語るスレ
92 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/28(金) 12:16:51.86 ID:NYLskFCb - 規制強化されてないか?
ver. Aでこんなに苦戦させられては今後が心配すぎる…
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- 書き手が作品の裏話を語るスレ
94 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/28(金) 14:59:39.79 ID:NYLskFCb - 書き忘れを追加でチラ裏してもかまわないよね
前作とは姉妹作品で、主人公同士が親友という以外に、露骨なくらい特定の表現を似せてみた シリーズ作品全てに引用の範囲を設定したので、律儀に全部見てくれた人はニヤニヤできると思うんだけどね…いかんせん実力が伴ってないから… 主人公が二回プロポーズしているということに投下してから気づいた 整合性がおかしくなるというほどのことでもないが、違和感を覚えさせてしまうと思う。申し訳ないです、一晩徹夜して散々読み返してチェックしたのにこの体たらく…
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- 擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【二十匹目】
367 :...[sage]:2014/02/28(金) 19:01:16.42 ID:NYLskFCb - >>366
ありがとうございます。〜の人と呼ばれるのは夢だったんで嬉しいです。 伏線ですが、1760年ものの件は後付けですが以外の小ネタは最初からどこかにブチ込むことを念頭に入れてました。 この伏線実は…と言いたいことはいっぱいありますが、チラ裏がすぎるのでここらへんで。 すみません…今確認したら番号ミスってますね。3が二つある しかも、初めの3に以下の文章を入れ忘れてました。まとめに入れる場合は二つの3の間に差し込んでください ↓ 「お邪魔します。」 「お邪魔されます。」 「…」 約一年弱の付き合い、オレは先輩のことは結構分かっているつもりでいる。 たま〜にこんな感じで雰囲気を茶化すようなことを言うときは、何かに迷ってるとか、自信がなかったりとかする時だ。 腕組みして、指をトントンやっているから間違いない。 こういうときは、本人の心の整理がつくまでそっとしてあげるに限るもんだ。 何に悩んでるか気付けたらその時は言葉をかける、それが分からないときは無理に相手に立ち入らない、それがオレの処世術の一つ。 「肉じゃがって知ってます?」 「聞いたことはあるけど食べたことない。」 「よかったです、じゃあ今日オレがたっぷり作っておいておきますよ。」 一度来た家だ。大体何がどこにあるのかわかる。 先輩の家に着いてすぐに持ってきた材料を台所に並べ、必要な食器も棚から出して用意しておく。 「一応作り方見ておきます?手順知ってれば割と簡単ですよ。」 「いや、別にいい。」 「そうですか?こういうことは知っておいた方が…まぁいいや、ジャガイモ洗うか。」 「…私が料理ができるようになったらジグを家に呼べないじゃない。」 「すいません!水道使ってるんで聞こえないんですよー!何ですかー!?」 「何でもないー!」 「わっかりましたーすいませーん!」
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- 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part19
258 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/28(金) 19:19:13.23 ID:NYLskFCb - 「不気味なエイリアンに寄生して虜にする娘」だね。あれは良作だよ
特に、ヒロインのお仲間になったあとのショタの台詞がTS好きとしてドストライクだった 今でも自分の中ではコレを越える女体化短編SSはないと思ってるくらい
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