- 【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ2
74 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/27(木) 23:53:15.18 ID:hiRtBsU/ - >>71の設定借りて夢オチだけど書いてみた。
夢オチとはいえNTRなので嫌な人はNGでよろしく。
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75 :あだゆめ1/2[sage]:2014/02/27(木) 23:55:02.18 ID:hiRtBsU/ - 「め以子」
浴衣姿で背を向けて座る妻に、悠太郎は声をかけた。 感謝、罪悪感、愛しさ。すべての感情が押し寄せて、次の言葉が続かない。 せめてこちらを向いて欲しくて、二の腕に触れる。 「…痛!」 め以子が辛そうな声をあげた。 「どないした?」 そんなに強く掴んではいないのに。悠太郎はいぶかしく思い妻の顔を覗き込む。 め以子はふいと顔をそらし、その視線をよけた。 「何でもないです」 「何もないことないでしょう」 語り聞かせるように肩に手を置くと、彼女の顔がまた歪んだ。 嫌な予感が背中にはりついて離れない。悠太郎は素早くめ以子の浴衣をはだけさせる。 …その姿に彼は絶句した。 至る所に残る鬱血。肩や腕に残る痛々しい痣。乳房の際には火箸を押し付けられたような火傷の跡。 崩れ落ちそうな心を悠太郎は必死で保った。 「何で」 ようやく口をついたのはそんな残酷な言葉で。 「本当に、何でもないんです。悠太郎さんが戻ってきてくれれば、それで」 め以子がか細い声で呟き、儚く微笑んだ。 「上手やと言ってもらえました。年増の大女やけど、なかなか具合がええと」 「…アホ」 「仕方がなかったんです。…でも、許せんのやったら、それはそれです」 結局、妻としては不貞ですから。そう言って彼女は浴衣の前をあわせる。 何も言えないまま、彼はめ以子を布団の上に押し倒す。 彼女は諦めたように目を閉じ、顔を背けた。細い首に視線が釘付けになり、悠太郎はそこに手をかけ…
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76 :あだゆめ2/2[sage]:2014/02/27(木) 23:56:08.62 ID:hiRtBsU/ - 「…っ!?」
悠太郎はがばりと身を起こした。隣ではめ以子がすうすうと寝息を立てている。 激動の日を過ごしたのは自分も妻も一緒で。帰ってきて、張り倒されて怒鳴られて、抱きしめあって。 その気持ちを燻らせたまま、激しく睦み情を交わして眠りについたのだ。 め以子の手首には火傷の跡があった。慣れない他人の台所での、久しぶりの揚げ物。 つい油を跳ねさせてしまったんだと恥ずかしそうに語っていた。 そのせいだろうか、あんな悪夢を見たのは。動悸を落ち着かせようと彼女の浴衣をくつろげ、身体を見る。 小さな火傷の跡以外、何もないのを確認し、安堵のため息をついた。 …しかし、もし求められたものが菓子でなく身体だったら?め以子は結局差し出していただろう。 (ええ年して後先考えんのは、あなたかて一緒やないですか) 四十がらみの女とは思えないあどけない顔で眠る妻に、悠太郎はそっと囁く。 自分が守ろうとしたものと、その代償。そしてさっきの悪夢。 それらを打ち消すようにめ以子の手を取り、繋いだままふたたび目を閉じた。
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