- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
498 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:09:24.65 ID:iVcp+mT2 - 「魔王様がね……? おにいちゃんを堕とせたら……あとはお前の好きにしていいよって……言ってくれたの……だから……」
彼女は耳元に唇を寄せて、声が全身に通るように囁いてくる。吐息が耳をくすぐって、背筋に電流が走っていく。 「おにいちゃん……私の旦那さんになって…………ほしい……な……♥」 火照った息と声が耳に、脳内に走って、言葉の意味を理解する前も、した後も、男の本能をくすぐる様なその声に反応して……幸せで全身を震わせてしまう。 「ね……おにいちゃん……好き……だいすきだよ……♥」 「ふわぁ……」 自分が崩れて、自分の過去が崩れて 「好き……誰よりも好きなの……♥ おにいちゃんを一番愛してるの……♥」 彼女への愛情に、作り変えられていく。
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
499 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:10:11.64 ID:iVcp+mT2 - 愛されることなんて、いつぶりかもわからない。耐性のない僕の体が勝手に彼女を好きになっていく……。
「ほらぁ…………はやくおにいちゃんも私のこと抱きしめて……♥ 寒いの……おにいちゃんの気持ちが伝わらなくて……さみしいよぉ……♥」 僕はその言葉に操られるように、ぶら下がっていた両腕をゆっくり動かし、彼女の小さい体を抱き寄せてしまう。 指が、手が、彼女の肌に触れている部分を感じると、柔らかくてしっとりとしていて、それだけで幸せになる。気持ちいい。 「あ……♥ おにいちゃん…………♥」 彼女は嬉しそうに笑って、更に僕を優しく抱きしめてくれる。 彼女の胸の中の空気を吸い込むたびに体が熱くなり、もっともっと彼女を求めてしまう。腕に彼女の小さい翼が触れたりしても、それすらも愛おしく感じてくる。 なんで今まで、あんなに魔物を憎んでいたんだろう?
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
500 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:11:03.72 ID:iVcp+mT2 - 「私はおにいちゃんが大好き……おにいちゃんも私が大好き……だからこのまま……ずっと一緒にいようね……ほら……私のおっぱいの中で頷きなさい……?」
何も考えられない。彼女に愛して欲しくて、彼女を愛したくて、全部言うとおりにしてしまう。 彼女の温もりがどんどん自分の中に染みこんでいって……心が隙間だらけになっていくのがわかる……。 僕はその行為の意味も何も考えず、彼女の胸の中で顔を上下に振った。 むちむちと彼女のおっぱいが潰れた気持ちよさも、彼女の言うとおりの事をした気持ちよさも、同時に湧き出て来てたまらない。 「ふふっ……♪ えらいこえらいこ……♥ 大きいお兄ちゃんが私のおっぱいでふにゃふにゃになっちゃってるの可愛いなぁ……♥」 「あ……言わないで……」 恥ずかしさが脳内で快感に変換されていく。何故だろう。彼女の声だと、何を言われても気持ちいい。 もっともっと、話しかけて欲しい。好きな人に話しかけられると、それだけで幸せになれてしまう。 「わたしはねぇ……こうやって言葉で男の人を堕としていくタイプなの。相手のよわーいところからじわじわって溶かしていって……そこからどんどん壊していく……」
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
501 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:11:43.06 ID:iVcp+mT2 - ぐにっ。
「体に直接的な快感を与えてあげながら……ね♪」 突如僕の股間に柔らかい圧迫感が来る。胸に顔を埋めているせいで見えないが、手が……僕の下着の上から股間を摩っているのがわかる……。 すりすり……さすさす……むにむに……。 「あぅ……うぅ……」 「えへへ……もうこんなに硬くしちゃって……おっぱいの匂いでこんなにしちゃったのかなぁ……? 必死にすーはーしちゃってさ……ふふっ♥」 彼女に触られるまで自分でもこんなに勃起しているなんで気づかなかった。ゆっくり擦られて、それだけなのに、腰が砕けて立てなくなってしまいそう。 倒れこんでしまわないように、僕は膝を付いたまま彼女にもっと強い力で抱きついて体を委ねてしまう。 顔も、更に彼女の胸の奥深くに……。息も自然に荒くなる。
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
502 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:12:18.43 ID:iVcp+mT2 - 「あははっ♪ そんなに必死に抱きついちゃってあまえんぼさんだー♥ そんなにおっぱい気に入っちゃったかなー? ほらほら、胸の谷間で深呼吸しながらおちんちんすりすりされるのたまらないんじゃない?」
ぐにぐに……もみもみ……すーっ……すーっ……。 ぐっと揉み込まれたり、やさしくじらすように擦られたりすると、それだけで胸の匂いで怒張しきったペニスは悲鳴をあげてしまう。 「私のおててあったかい? ちいさくて柔らかいおててにおちんちん揉み揉みされると腰がくにゃくにゃーって蕩けて最高でしょ♥ たまたまもいいの? ここも良いかなー? ほれほれー♥」 竿も玉も亀頭も関係なしに、上下に膨らんだ股間を、服の上から満遍なく揉み込まれるのがとても気持ちいい。 むせ返るような甘い胸の匂いを吸い込む度に頭を真っ白に出来るのがわかってきて、もっともっとしてしまう。 彼女に体を委ねているだけで、どんどん気持ちよくなれる。だから抗う気なんてまったくおきない。 「お兄ちゃん……いいのかなー? だいじな、だいじな、お仲間さんたちが待ってるんでしょー? こんな弱そうな魔王の手下のおっぱいにお顔埋めて……おちんちんお手手にぐりぐり押し付けちゃってるなんて……」 仲間。そうだ。僕が……僕が何とかしなきゃ……勇者の彼はどうなってしまうんだ……。 あんなに苦しそうで……もしかしたら死んでしまわないとも限らない……そうなったら……そうなったら僧侶の彼女もどんなに悲しんで……。
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
503 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:13:13.27 ID:iVcp+mT2 - 「あれあれ……深呼吸やめちゃった…………まだ少しは理性とか残ってたんだぁ……ふーん……」
「くそ……くそ……いかなきゃ……うぐ……」 僕は頭の冷めた部分の力を限界まで振り絞ってなんとか彼女から離れようとする。 息を止めて、動かなくなった体を、腕を自分のものにしていく……。 早くこんなこと。すぐに止めないと……。 「でも、そんなのだめー♥ はいっ、ぎゅーっ♥」 そういって、彼女は両腕で僕の体と顔を思い切り抱きしめて……背中と後頭部を優しく撫で回してきた。 それでも僕の力ならまともに抵抗すれば、振りほどける程度の強さだったけど。 「よーしよし……だめだよぉ? ……お兄ちゃんはもう私の旦那様……どこへもいっちゃ駄目……♥ ほら……優しくいいこいいこされると……頭の中ぽわぁーっってなるでしょぉ……♥」 「うぁ……あぁあ…………」 「ね……もっと力抜いて……そしたらもっと甘えさせてあげる……♥」 小さくて温かい掌が僕の体を這いまわる。背中や後頭部だけじゃなくて、脇腹や首の後も優しく、丁寧に撫で回してくれて……また彼女の胸に顔を預けてしまう……。深呼吸も……もうしてしまってる……さっきより深く……のめりこんでいく……。
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
504 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:17:10.65 ID:iVcp+mT2 - 「お兄ちゃんはぁ……こうやって、自分が幸せだったら仲間のことなんて見捨てちゃう変態魔法使いなんだから……」
顔を胸に埋めているのに、透り抜けるかのように彼女の声がダイレクトに響いて僕の心をくすぐっていく。 「悪魔のおっぱいの中で蕩けて、腰をくねくねさせてるのがお似合いなんだよ……ふふっ、かーわいっ♥ ほら大人しくなったからぁ……また触ったげる……♪」 ぐにぐにぐに……すりすりすり……。 彼女は片手を僕の体から離して、再度股間に手を滑らせる。さっきよりもじっくりと愛おしさを感じる掌の動き……。 僕は恥も外聞も忘れて彼女の片手に股間を擦り付ける。彼女もそれに合わせて優しく揉み込んでんでくれる……。 「いいこいいこ……そうやって谷間の匂いいっぱい嗅いで……おっぱい中毒のお人形さんになっちゃおうねぇ……もうなってるかなぁ? あはは♥」 自分を委ねられる存在。自分を包み込んでくれる存在。それを最高の形で満たしてくれるこの状態がとてつもなく気持ちいい。 股間の奥がびくびくと疼く……。我慢する気も全く起きない……。肺と脳の中を胸の匂いでいっぱいにしながら……漏らしてしまいたい……。 出してしまったらどうなるのか、そこまでは頭が回る。そこからがわからない。どうなるのかわからないけど……どうでも……よくなってくる……。 「おやおやぁ……? おちんちんびくびくってしちゃってますねぇ? もう出ちゃうのかなー?」 「う、ううぅ……」 「さっきまで殺そうとまで思ってた悪魔に抱きしめてもらって、幸せでとろとろになりながらお漏らししちゃうのー? 今まで一緒に頑張ってきた仲間を見捨てて、おっぱいにお顔むぎゅーって埋めながら赤ちゃんみたいにイッちゃうんだぁ……ふふっ、さいてー♪」
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
505 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:18:43.25 ID:iVcp+mT2 - すりすり……ぐちぐちぐち……ぐにぐにぐにぐに……もみもむもみもむ……
我慢汁が溢れてきてもお構いなしに竿を玉を、揉んだりさすったり、押したりくすぐったり、股間をいじくり回す掌はどんどん僕を追い詰めていく。 「あっ、あうっ…………むぐぅ……」 「わかってるよぉ……お顔埋めながら出したいんだよね…… このまま……下着履いたまま漏らしちゃお……? 反対の手で背中よしよししててあげるから……ほら……♥」 僕は頭を桃色に染めながら、全身を震わせる脈動せてしまう。もうダメだ……出る……何の抵抗もせずに……。 彼女は最後まで一定の力で優しく、暖かく……股間を揉み込んで絶頂に導いていった……。 びくっ、びくびくびく……ぴく……ぴくぴく…………。 「あっ……あーあー……ほんとに下着のまま漏らしちゃったぁ……。なんかじゅくじゅくってしてきたよぉ……やらし……♥」 腰が溶け落ちるような漏れ出る射精に全身をかくかくと痙攣させてしまう。 その間も彼女の手がゆっくりと僕の股間を撫でて、射精を促してくれる。何もかもがどうでもよくなるような最高の絶頂。 体を触れ合わせる事は気持ちいい。それが、彼女となら、もっと気持ちよくなれるんだ……。 そんな風に、本能が調教されていくのがわかる……。
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
508 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:23:27.06 ID:iVcp+mT2 - 「えへへ……染みだしたのがついちゃってねちゃねちゃだぁ……んむ……じゅちゅるうぅ……ちゅぷっ……♥ あはっ、おいし……♥ そんなに気持ちよかったのぉ? 赤ちゃんお漏らし♥」
「うん……うん……」 胸に顔を埋めたまま、赤ん坊のように顔を縦に振る僕。僕の心を覆っていた壁が、彼女の前では全てなくなってしまった。 素直に、従順に、意思を伝え、本能のまま動く。 さっきまでの僕は、リセットされて、新しい、本当の自分をさらけ出してしまう。 「あはっ♥ えらいえらい。淫魔のフェロモンこんなにたっぷり嗅いでイかされちゃったからすっかり虜になっちゃった……人間ってホントよわよわだよねー♪」 「うん……うん……」 もう彼女には、逆らえなくなってしまっていた。 それから――僕はもっと彼女と触れ合いたくて、身に着けている物を全て脱いでしまう。 懐に何をしまっていたかなんて、もう思い出せない。 全裸になった僕を、両手を広げて愛おしく抱きしめてくれる彼女。肌と肌が触れると、さっきより感じる彼女の体温が僕を溶かしていく。 「ほら……今日はおもらししちゃって疲れたでしょ……このまま胸の中で幸せになりながら寝ちゃっていいよ……?」
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
509 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:25:56.35 ID:iVcp+mT2 - 彼女は僕の顔をまた胸の中に誘って、そのまま後ろに倒れてくれた。僕は前のめりになって彼女の体に全てを預けていく。
「ほら……好き……おにいちゃんのこと……一生好きでいてあげる……♥ だからおにいちゃんも……ほら……?」 「うん……好き……好き……好き……」 「かわいーっ♥ これが私のお人形お兄ちゃん……嬉しい……明日からたっぷり私好みに調教してあげるね……私も大好きだよ……」 幸福感に包まれたまま、意識が薄れて……体が動かなくなる。でも、彼女に抱きしめられているから。なんでもいい。 愛してくれる人がいるだけで、求めてくれる人がいるだけで、とてつもなく……幸せ……。 「目が覚めたら……もっとおっぱいでおばかさんにして……まずは僧侶のお姉ちゃんを殺しにいかせてあげよっか……」 「……?」 「貴方のことを見向きもしなかった男とそれしか見てなかった女の人……おにいちゃんを幸せにしてくれなかったものはちゃんと消しちゃおう……ね おにいちゃん♥」 彼女が誰のことを言ってるか、もうわからないし、忘れてしまった。けど、言うとおりにすれば、また気持よくしてくれる……。 だから……何も考えずに僕は頷いた……。 「うん……うん……」 「じゃあ、おやすみ……おにいちゃん……♥」 彼女の片腕が一瞬僕から離れて、何かが、泉の中に落ちた音がした……気がする。 でもそのことも、彼女の胸の中で一呼吸しただけですぐに忘れた。 END
|
- 女の色仕掛けに嵌められるSSその9
510 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/25(火) 16:32:23.23 ID:iVcp+mT2 - とりあえず投下してみました。でも♥が上手く表示されてませんでしたのでまた別所であげます。
適当に補完していただければ幸いです。申し訳ないー。
|