- ディズニーでハァハァ 5作品目
447 :441[sage]:2014/02/20(木) 01:50:11.72 ID:8Iv0kBQm - 激しい地鳴りが聞こえる
地面にいたら立っていられないだろう 木の上にいるから安全、というわけでもない 追われているからだ、メイベルの口車に乗せられてしまい訳の分からないかくれんぼに参加してしまった 数メートル先で揺れた木から人の悲鳴と叫び声が聞こえる (見つかったみたい、残りは私だけか・・・) 「残るはあなただけよ?!パーシーフィーカー!!!」 メイベルの奇声が森中にこだまする。絶対あいつの頭はおかしい パシフィカの取り巻き達は全て見つかった、デブのグレンダが木に体当たりして隠れている者達を叩き落としているのだ 取り巻き達が隠れるポイントはまがい物なりに地元の住人であるパシフィカ自身が決めた、それをメイベルはことごとく見つけるのだ 変に勘が鋭い、何とかと何とかは紙一重ということなのか、もう目の前の木が激しく揺れている まずい、と思い覚悟を決めた時木の揺れが止まった どうしたことかと思い、見つからないように下を見てみると携帯電話を見ているメイベルとグレンダが見えた 携帯電話を見終えると二人は反対方向に向かい木を揺らしていった 「ふう・・・なんとか・・・」 一息ついたあとパシフィカは辺りを見回した、登っている木はこの辺りでは一番大きい木であり周りを一望できる いい景色だと思う、深呼吸をしてふと下を見たとき人を見つけた ・・・続く (?・・・あれって確かメイベルの・・・) 帽子を被った男の子が女の子に付いて行っている、行く先はメイベル達とは全くの別方向だ (ふ?ん、なんかいいことがあるかも・・・) ニンマリと笑ったパシフィカはメイベル達に見つからないように木を降りた
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