- 【ぶつ森】どうぶつの森スレ 5夜目【おい森】
67 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/12(水) 20:04:08.25 ID:20y+IwSR - 書いてみました。つたないですがお暇な方読んでくれるとうれしいです。
自分もハキハキ系が好きで、ここではタケルが人気なようなのでタケル×女村長です。 (もちろんお好きなオイラに脳内変換ご自由に) 内容はかなり少女マンガです。こういうのしか書けないんです、苦手な方ごめんなさい・・・ (しかもnot挿入キスのみ) 長いです。毎日少しずつ。完結できるようにがんばります。
|
- 【ぶつ森】どうぶつの森スレ 5夜目【おい森】
68 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/12(水) 20:06:03.16 ID:20y+IwSR - ここは村の公共事業として建てられた、滅多に使われることのない公民館。
今日は、その滅多に使われない公民館に、村長及び住民一同が集まっている珍しい日だった。 備え付けの折りたたみ式のパイプイスが、会議用の長机の前に並べられており、各自そこに座っている。 皆を招集したのは村長ではなく、ホワイトボードの前に立っているハンナだ。 皆にお茶を配っているのがこの村の村長である。 カリスマやオーラといった単語からは程遠いイメージのその娘は、これからどんな話し合いが行われるのだろうとワクワクしているようだった。
|
- 【ぶつ森】どうぶつの森スレ 5夜目【おい森】
69 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/12(水) 20:11:23.18 ID:20y+IwSR - 「だから!村おこしだよ村おこし!みんなだってこの村が有名になった方が嬉しいだろ?
人気が出て、住民が増えて、もっともっと活気溢れる村になるんだよ!素敵だと思わないかい?」 それはそうだけど・・・と皆俯き口ごもる。具体的なアイディアは誰からも出てこない。 それ以前に今日のこの話し合いのことをしずえに通してあるのかという住民からの問いに 「しずちゃんにはウチから言っとくよ。これがまとまったらね」とハンナはいけしゃあしゃあと答えた。 ハンナは村長と特に仲がよく、一緒にいることが多かった。 甘えん坊で憎めない村長を妹のように思い、村長もまたハンナを姉のように慕っていた。 いささか傍若無人なところはあったが、姉御肌で頼りがいのある性格からか住民の人望も厚く、 実際情けないことに村長は困ったときの彼女頼みなのだ。 ハンナが裏の村長であることは周知の事実だった。
|
- 【ぶつ森】どうぶつの森スレ 5夜目【おい森】
70 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/12(水) 20:24:44.23 ID:20y+IwSR - 「まったくどいつもこいつも・・・そんなこったろうと思ってウチがない知恵絞って考えてきた!」
そのハンナが提案し、企画プロデュースする「村おこし」 この村の特産品であるさくらんぼの宣伝と紹介を兼ねて、村長を「さくらんぼ娘」として売り出すというのだ。 「え・・?あ、あたしムリだよぉハンn」 「アンタなら絶対うまくいくって!大成功間違いナシさ! ほら、コイツってばかなり可愛いだろ?マジでイケてると思うんだ。元々都会っ子だからセンスもいい。 自分じゃ気づいちゃいないし化粧ッけないけどそれはこれからウチが叩き込む!ねっ?なんの問題もないだろ? きっとそんじょそこらのアイドルなんかよりずっと人気出るよ!」 「それについては同意するよ。で?TVで芸能活動してもらうわけかい?歌ったり踊ったり?」 「うんにゃ、そんなんじゃ生ぬるいよケイン」ハンナが不敵に笑った。
|