- 【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 13【クレパラ】
313 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/10(月) 21:43:49.04 ID:SK4aR7zV - ACT.208からの分岐妄想コーン×キョーコ
以下5レスくらい
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- 【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 13【クレパラ】
314 :コーン×キョーコ[sage]:2014/02/10(月) 21:45:45.82 ID:SK4aR7zV - 「知ってるはずだよ? キョーコちゃん」
「古より変わる事のない 呪いにかけられた姫や王子を救う最も伝統的な方法……」 囁くとコーンはその長い指を唇にあてた。 思いがけない言葉にキョーコは目をみはる。 キョーコからの拒否を待つコーンの脳裏には彼女の走り去る後ろ姿が浮かんでいた。 が、予想とは裏腹にキョーコは一歩前に出て再びコーンの両手を掴んだ。 「そんなことでいいの!?」 瞳を輝かせて嬉しそうに言われた台詞にコーンは膝から崩れ落ちそうになる。 「……え???」 「そうよね、昔から呪いをとく方法は決まってた。 うん、私にまかせて! お安い御用よ!」 親指を立て胸を張るキョーコにコーンは内心ひたすら焦っていた。 「待って、キョーコちゃん、何するかわかってるの?」 「わ、わかってるよそれは…… 眠り姫を起こすのやカエルにされた王子様を救うのと同じことでしょう……?」 少々恥じらいながらもやる気満々だった。 「……”敦賀さん”との約束は?」 いきなり飛び出した大先輩の名前にキョーコは一瞬ひるんだけれど視線はそらさない。 「確かに敦賀さんは私の尊敬する人で、あの人の信頼を失うことは万死に値するけど それでも、敦賀さんと同じくらいコーンのことも大切なの!!」 その言葉にコーンの周りの温度がいくらか下がった。 「──……悪魔の呪いは強力だからキスだけじゃ無理かもしれないよ……?」 「……────っっ」 いくら歩く純情さんといえど夜の帝王バリの雰囲気とともに言われた言葉の意味を 理解したのか耳まで赤くなりながらも叫ぶ。 「────上等よ!!」 一向に引いてくれないキョーコにコーンは困り果てていた。 と、その時ケータイの着信音が鳴り響く。 わたわたと鞄から携帯電話を取り出したキョーコは呼出主の表示を見て固まる。 「ミューズ……っ」 彼女がそう呼ぶ人物に心当たりのあったコーンはこれ幸いとばかりに踵を返し。 「さよなら、キョーコちゃん」 「待って!!」 キョーコはとっさにコーンのシャツのすそをつかんだ。 ケータイのコール音が辺りに響く。 「鳴ってるよ……?」 鳴り止まないケータイを額に押し抱き、逡巡した後キョーコは終話ボタンを押した。 そのまま押し続けるとやがて電源が切れた。 「……いいの……?」 問いには答えず、キョーコはコーンの手を引っ張って足早に歩き出す。 「……キョーコちゃん」 「……もうこれでお仕事もクビになるだろうけど……それでも…… このままコーンと別れることなんてできないの! せっかく……会えたのに……」 前を歩くキョーコの顔は見えなかったが、泣いてることは明らかだった。 海からの風が木々をざわめかせた。
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- 【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 13【クレパラ】
315 :コーン×キョーコ[sage]:2014/02/10(月) 21:47:36.87 ID:SK4aR7zV - ホテルの一室のベッドの上で向かい合って座る二人。
「……本気なの……?」 小首をかしげるコーンの言葉にキョーコはコクンとうなずいた。 「キスしても呪いが解けるとは限らないよ……?」 「だったら乙女の純潔もささげるわ!」 「それでも無理かもしれない」 「……じゃあ一緒に地獄へ行く────?」 「──地獄……?」 キョーコは目を伏せて自嘲的に笑った。 「私は地獄へ行くことが決まってるの。 分不相応に天上人に恋をしたから」 「──え────……」 「さっきそこまでは見えなかった? 私は……自分が一番なりたくなかった愚者(バカ)で人で無しなの」 「……────……」 「コーンがあの人と同じ顔に見えるのはきっと私への罰なんだ──…… ごめんね、コーン。 呪いが解けなかったら私のせい…… コーンの本当の顔が、見たかったな────」 涙の雫が彩る彼女の微笑みは息をのむほど美しかった。 思わずコーンはキョーコをかき抱いた。 「ごめん、ごめんキョーコちゃん。 罪深いのはオレなんだ。 君が犠牲になる必要はない──」 「大丈夫よ、地獄へ行くのは私ひとりだから。 コーンはもう大空を飛べるでしょう……? その輝く羽でどこへでも行けるわ────」 「嫌だよ……」 コーンは至近距離でキョーコと見つめあった。 「地獄に堕ちるなら一緒がいい────……」 そのまま二人は口付けを交わした。 最初は触れ合うだけの軽いキス。 しかしそのまま角度を変えより深く。 唇を割り舌を絡め。 息をするのももどかしい。 コーンは勢いのままキョーコをベッドに横たえた。 顎をつかんでいたコーンの右手が頬から首筋、鎖骨へと滑り キョーコの頭を下支えする左手は彼女の左耳を攻める。 激しいキスも裏腹に優しい愛撫もキョーコには初めてのことで 目が回り何も考えられなくなっていた。 コーンの手が服の上から胸の膨らみを撫でると キョーコの身体に緊張が走ったのがわかったがコーンはそれを黙殺した。 円を描くように手のひらを滑らせ服の上からでもわかる突起を摘む。 のどの奥で発せられた「んっ」という声はコーンが飲み込んだ。 コーンは少し体を起こしてキスをしたまま両手で胸をまさぐる。 「……キョーコちゃん……」 キョーコは瞳をぎゅっと閉じたまま。 「今ならまだやめれるよ……?」
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316 :コーン×キョーコ[sage]:2014/02/10(月) 21:49:51.07 ID:SK4aR7zV - コーンの熱を持ったささやき声に眉間の皺を一層深くしたが、キョーコは
両腕を上げてコーンの頭を抱きしめた。 「っっやめないで!」 コーンはふうとため息をひとつ。 「──もう止められないよ……?」 黙って頷くキョーコの手は震えていた。 「キョーコちゃん、目を開けて……」 恐る恐る目を開けたキョーコはコーンを見つめると 絶望したように涙を溢れさせた。 「──っごめんね、コーン。 身勝手な私のせいでちゃんと見えなくて…… ……──本当のあなたに会いたかった──……!」 コーンは困ったように笑い、キョーコの涙を舐め取った。 「キョーコちゃんには見えてるはずだよ。 オレの本当の姿が──……」 「どういう──…… っあ、」 さり気なく流れるような手つきでキョーコの身ぐるみをはがし 生まれてこの方他人に触らせたことのないであろう所に コーンの右手が滑り込む。 いきなり触れられ戸惑うのかキョーコは小刻みに揺れていた。 しかし注意深く見てみるともしかして…… 「ぶ……っ ぷっふ〜〜〜〜〜!!」 「……キョーコちゃん?」 「ごっ、ごめんっ、 だって、コーン、慣れてる……っ。 あなた遊び人(プレイボーイ)ね?」 「っっっ!!」 「そんなところまで敦賀さんみたい…… 前に敦賀さんを見てコーンと間違えそうになったこともあったのよ。 これも妖精の魔法?」 真っ赤になりながらもケラケラと笑いながら目尻の涙をぬぐうキョーコ。 何をしても見破られてしまうことに、コーンは負けたと思ったが それは悔しくもあると同時に心地よかった。 腕や胸やお腹やおへそ──至る所にキスを降らせ 太もも、膝、ふくらはぎから足の指まで── その間ずっと可愛がられていた花芯は甘い蜜をしとどに垂らす。 絶え間ない快感にただ翻弄されていたキョーコは すんなりとコーンがソコに口を付けるのまで許してしまっていた。 「えっ、やだ、やめてコーン!」 抗議の声にはお構いなく、コーンは花芽を舌で刺激する。 「んっ、あ あ、あぁっ」 水音と控えめな嬌声は外から漏れ聞こえる楽しそうな声とは全く異質で 部屋を二人だけの世界へと切り取っていた。
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317 :コーン×キョーコ[sage]:2014/02/10(月) 21:51:56.98 ID:SK4aR7zV - 体を起こしたコーンはぐったりしたキョーコの両脚を割り
その奥の窪みにそっと自身をあてがった。 キョーコから溢れ出る甘い香りがコーンを誘う。 しかしこの期に及んでまだコーンは迷っていた。 このまま少女の純潔を奪っていいのか。 結ばれてしまっていいのか──── 前に進むこともできず、かといって退くこともできず。 固まるコーンにキョーコが気付き声をかけようとしたその時── ベッドサイドの電話が鳴り響いた。 思わず目を合わせた二人。 呼出主はさっきと同じだろう。 だけどキョーコは動けずにいた。 電話はなかなか鳴り止まない。 不意にコーンが左手を伸ばし── キョーコが止める間もなくコーンは電話を取り、慣れたように受け答えをした。 しばらくの沈黙の後、受話器からの声が離れたキョーコのもとまで届く。 『よかった、キョーコちゃんずっと部屋にいた!?』 起き上がろうとしたキョーコを制するようにコーンは右手の指を密壷へと侵入させ そのまま平然とした顔で言葉を発した。 「ご心配をおかけして申し訳ありません、ミスWOODS」 ! ! ! ! ! 抗議しようとしたキョーコの動きはナカをかき回す指によって簡単に封じられた。 『蓮ちゃんんん〜〜〜〜〜〜〜!?』 「ただいまとりこんでおりまして……、ええ、はい、そうですね。 後ほど改めて謝罪に伺います。 はい、社長にもそのようにご報告して頂いて結構です。 お手数をおかけしてすみません。 ええ、それは必ず。 はい……それでは失礼します」 そっと受話器が置かれたと同時にキョーコが大きく息を吐いた。 どうやら息を止めていたらしい。 「どうしたの? キョーコちゃん」 「だってっ、んっ、声が、出ちゃう……っ そ、それよりコーン、どういうつもり!? 敦賀さんの声で、あんな、ことっ……あぁっ」 「うん……キョーコちゃんにはちゃんと説明しなきゃいけないね──……」 そう言って頭を撫でる左手に、キョーコは確かに覚えがあった。 「……──あなたは誰なの? コーン? ……それとも敦賀さん?」 「……──君のことが好きなただの男だよ──……」 コーンがゆるりと蕾を撫で回すとキョーコはひゃっと小さい声を上げた。 動きは徐々に激しさを増し彼女を高みへと追い詰めて行く。 「あっ、いや、あっ、あ」 「キョーコちゃん、好きだよ。 ──────本当に好きなんだ、最上さん──……」 「やっ、あんっ、コーンぅ……っ、 あぁっ、つる、がさ、あ、あああああっ────……」
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318 :コーン×キョーコ[sage]:2014/02/10(月) 21:53:29.80 ID:SK4aR7zV - コーンの腕の中でひときわ大きく全身を震わせたキョーコはくたりとその身を横たえた。
肩で息をしている。 コーンはもう一度優しくキョーコの栗色の髪を撫でた。 「……先にシャワーをしておいで」 「えっ……もう、おしまい?」 「うん」 「だってまだ…… あっ、呪いは? 呪いは解けた!?」 「うーん、どうだろうね。 解けたような気もするし、まだのような気もするし」 おどけて笑うコーンにつられてキョーコも笑い出した。 「少しは解けたかもね。 笑えるようになったもの!」 二人で笑いながらまたキスをした。 「ほら、早くしないと女神様がお待ちかねだよ」 「そうだった!」 青くなってバスルームに走るキョーコの後ろ姿を見送り コーンは長い長いため息をついた。 すんでの所で最悪の事態だけは避けられた自分をほめたいが やらかしてしまったことが多すぎる。 問題が山積していて気が遠くなりそうだがひとつずつ対処していくしかないので とりあえず喫緊の課題から片付けるべくティッシュを手元に引き寄せた。 終
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319 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/10(月) 21:58:32.36 ID:SK4aR7zV - 以上です
おあずけごめんコーン 最初は完遂させるつもりだったけどできなかった
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