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880 :小足刻み蟲 ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:11:00.10 ID:4SWasStV - 投稿します。
大分改稿を重ねているので、整合性が取れない部分があったらすみません。
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881 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:11:31.67 ID:4SWasStV - 浮ついた気持ちのまま、午後の授業はあっという間に過ぎ去っていった。
今、雄太は高鳴る胸を押さえきれない状態でいた。 なんと言ってもチア。そう、チアリーダー部である。あの、チアリーダー部なのだ。 瞼を閉じれば浮かんでくる、懐かしの洋画。 その中でも学園のクイーンと称される人物は大抵、 大人気のチアリーダーではなかっただろうか。ジョックはアメフト部だが。 「……でも、なんで体育館裏なんだろ」 日差しが少々暑いので、日陰にいられるのは非常にありがたい。 が、待ち合わせ場所としては不適当ではないか。告白でもあるまいし。 そんな風に思っていたら、突如BGMが流れ始めた。 「おっ!」 陽気な、まさしくイメージ通りのチアリーディングの曲! 思わず胸が躍る。 そして、ホイッスルと同時に、雄太の視界へ二人の少女が現れた。苺とアリスだ。 「うおおっ!」 雄太は思わず絶叫した。 予想はしていた。想像もしていた。 しかしそれ以上に、二人のチアリーダー衣装は過激だったのだから! 髪型をツインテールにして、両手にはボンボン。ここまでは一般的なチアリーダーのそれ。 しかし、まず上半身を包むのは、たった一枚の布切れ。 いわゆる前掛けのように巨乳の前面を覆うものだけだった。 サイドまで完全に覆ってはいないため、横乳は丸出し。 そして、生地が少しでもめくれれば下乳も丸出しだ。 さらに、スカートもただの布切れと称していい代物だ。 前からは腰骨が、後ろからは尻の谷間が見えてしまっているし、 かといって下は「膝上」ではなく「股下」何センチかで表現した方が的確と思える短さ。 最早、ショーツ一枚で踊っていた方がまともに見えるのではないだろうか。 そんな過激な二人が、力いっぱい、手を上げ足を上げ踊っている。 これを眼福といわずしてなんと言おうか。雄太の興奮もずんずんと盛り上がっていく。 そして、一分が経過し、二分が経過し…… 五分ほども経過した。 「……あれ?」
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882 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:12:04.19 ID:4SWasStV - 雄太は決定的な違和感を感じていた。
素晴らしい演技を前にしているのに、だ。 首を傾げ、それが何かを考える。ポクポクポク…… と物思いに耽り、音楽が止まると同時に、違和感の正体に至った。 「イエーイッ! 雄太、どうデス? ワタシ達の演技!」 「何で、二人しかいないの?」 「ぐぅっ!!」 言葉のナイフは、時として人を必要以上に傷つける。 今回もそうだったようで、二人はその場へ崩れ落ちた。演技の疲れでは無いだろう。 「ううっ、胸が、胸が痛いのデス!」 「雄太ひどいよ。なんでそんな事が言えるの?」 「え? 何、俺そんなひどい事言った?」 顔を上げた二人は、目から滂沱たる涙を流していた。 「そうなの! 二人なの!」 「はい?」 「ワタシ達しかいないのデス。チア部」 「……えーっ!?」 あまりの驚きに、雄太は再び絶叫した。 □ 清覧学園、チアリーディング部。その歴史は浅い。 創設は4年前。体育会系の部活の大会などを応援する目的で、帰国子女の学生が創設。 が、しかし。海外に比べ、日本にはチアリーディングの文化は根差していなかった。 初めは五人で始まった部活も、年を追うごとに人数は目減りし、今は苺とアリスの二人だけ。 「なんでなの? 応援がんばってるのに……!」 「いやそりゃチアリーダーって主に男子を応援するもんじゃ」
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883 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:12:41.43 ID:4SWasStV - チアリーディングが男のためのもの、
などと言うつもりはサラサラなかったが、 流石に男がゼロの環境でチアリーダーが持てはやされるはずも無い、と雄太は思った。 とにかく、この学校でのチアリーダーのヒエラルキーは最底辺であり、クイーンどころかトラッシュレベルらしい。 「わかってる。だって、サッカー部とかバスケ部とか応援に行ってるけど、私達見てる人ほとんどいないし」 どうやら苺にも自分達の欠点がわかっているようだ。 「だって、二人しかいないんじゃ演技も目立たないもんね!」 わかってなかった。 「だから雄太にもチア部に入って欲しいの!」 「えっ。俺がチアガールになるの……?」 雄太は思い浮かべた。 自分がこのハレンチチアリーダーとなり、 裏声でフレーッフレーッなどと足を振り上げている様を。間違いなく事案発生である。 この年で前科が付くのは少々厳しいのではないだろうか。 「ナニ言ってるんデスか。ユウはチアになるんじゃなくて、お手伝いするのデス」 「手伝い?」 「そう! 私ね、今まで人数が少ないのもあったけど、 チア部がチアリーディングに集中しすぎてたのもよくないと思うの!」 苺が力説する。 「だから、これからはチアも多角経営するべきだと思わない? チアリーディングもがんばるけど、応援も試合の時だけじゃなくて、全体的にサポートしなきゃ!」 「た、多角経営?」 「うん。だからね。私やアリスは試合の時、精一杯応援するの。 だけど、それだけじゃ足らないし、他の部活の支持も得られないでしょ? だから雄太が普段から他の部活を『応援』してくの」 「応援って普段の練習を?」 「普段の練習だって、皆いろいろと大変だと思うんだ。 女の子ばっかりだし、男の子がいると力強いことだってきっとあるはずだと思うの」
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884 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:13:31.00 ID:4SWasStV - 棚の上の重いものを下ろす時ぐらいじゃないだろうか。
雄太の胸には不安ばかりがわだかまる。 そんな雄太の気持ちを察してか、アリスが雄太の側へ体を寄せてきた。 「苺の言ってる事もそうデスけど、ワタシ達にはもっと厳しい悩みごとがあるのデスよ」 「悩み事?」」 「ようするに廃部の危機、ってことデス」 廃部。これは穏やかではない。だが、素直に納得は行く。 冷静に考えてみれば、誰も見ないチアリーディングに部費は支払われてしかるべきじゃないだろう。 衣装代だってただじゃあない。 「それで、ユウにチアに入って手伝ってもらいたいのデスよ」」 「わかる、けどなぁ。俺に出来ることなんてたかが知れてるし」 「大丈夫! 雄太なら出来るよ!」 苺から、びっくりするくらい根拠薄弱な励ましを貰った。 「うーん。でもなぁ……」 雄太は悩んだ。確かに入る事はたやすい。 しかし、力になれるかと言われたら疑問だ。 廃部というなら、人数が必要。人数を得るには人気が必要。 雄太自身が人気の礎に成りうるのか、といわれれば雄太はNOと答えざるを得ない。自信が無いのだ。 「人、集めなきゃいけないんでしょ?」 「少なくとも五人いなきゃ部活として認められないの。それに生徒会からも色々言われてるから……」 「生徒会か」 部費を決めるのも生徒会なら、きっと部の生死を分かつのも生徒会だろう。 「生徒会もチア部は実績が無いデスから、人数と活動実績が無いと廃部にするっていってるのデス!。モーッ」 アリスが吐き捨てるように言った。 話を纏めると、人数・実績・ついでに生徒会からの信任。 この三つが揃っていないチアリーディング部は活動を続ける事が出来ないのだ。
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885 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:14:01.78 ID:4SWasStV - 「――いっそやめ」
「駄目!」「ダメ!」 ハモられた。どうやらそれは却下らしい。 「でも、俺が入って手伝い? それって他の部活、認めてくれるのかな」 「これから認めさせるの!」 「ユウ、さっきからでもとかだってが多いのデス」 「ううっ」 優柔不断は美徳ではない。雄太はアリスに心の中を見透かされてしまった気分だった。 いつの間にか、太陽は雲の下へ隠れ、体育館裏はさらに暗くなった。 五月も半ば過ぎだというのに、少し肌寒くすら感じる。 「私、雄太が悩むのもわかるよ。だって、いきなりだもんね。こんなお願い」 「あー、うん。まぁ……」 「でもね。雄太もきっと応援、楽しいと思ってくれると思うんだ」 「そうデス。ワタシ達も人数少ないデスけど、楽しくやってるのデス」 「だから、雄太がチアに入ってくれるように―― 雄太を応援するね!」 「……はい?」 突拍子も無い提案に、雄太は固まった。 対照的に、苺とアリスの二人は意を得たりと雄太をその場へ押し倒した。 背中に柔らかい草の感触を感じる。 「な、何をするんだ!」 雄太の上半身を苺が覆いかぶさって押さえつける。 その隙にアリスは強制的に雄太のズボンを引き下ろした。 さっきまでのエロダンスですっかり興奮した息子が顔を出す。 「結構おっきいのデスね!」 「でしょー。でも、雄太はまだまだこっからだもんね」 肉棒を始めてみるアリスと、もう何度も見ている苺とでは反応が違う。 苺はまだ雄太の肉棒が臨戦態勢で無いことを見抜いていた。 露出した半勃ちのそれに手を添え、少し捻りを加えながら肉棒をしごく。 「もっと大きくしちゃっていいのデスよー」 「ううう」 「すごい! どんどんおっきくなるのデス」
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886 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:14:32.84 ID:4SWasStV - 苺の小さな手が上下するたび、肉棒が成長していく。まるで手品だ。雄太は観念した。
すっかり肉棒は反り返り、天を衝いている。 その様子を見て、苺とアリスは淫らな微笑みを見せた。 「じゃ、早速ワタシ流の応援見せちゃうのデス」 「ちょ、ちょっと」 「れろろ、んちゅーっ。うーん、もうさきっぽからトロトロが出てマスぅ」 楽しそうに、まずアリスが亀頭に口を近づけてきた。 どうやら忌避感などは全くないらしい。 アイスキャンディーを舐めるようにたやすく、彼女は舌を絡めてきた。 鈴口をくすぐられるようにされ、雄太は思わず仰け反った。 「んふぅ、れるぅ、れろろ、ちゅぷ」 「雄太のチンポはやっぱりすぐにおっきくなっちゃうねー」 「わ、悪いかっ!」 「んーん。それって、雄太が私やアリスの裸で興奮してくれてるって事だもんね。嬉しいよ」 そう言って苺は、雄太の側へ顔を寄せてきた。彼女の甘い吐息が頬にかかる。 「もっと可愛い顔いっぱい見せてね」 「ちゅ、んく、れろれろ、もっと手加減なしに攻めたほうがいいデス? んじゅっ、じゅるるっ」 すると、アリスはさらに口淫の速度を上げてきた。 口に含んで舐める愛撫から、舌と頬を使って頭を上下させる愛撫へ。 「あぁー、気持ちいい……」 「ちゅるるっ、ずるうっ、うー、またちょっと大きくなりマシた?」 「すごーい! もっと、もっとチンポおっきくしよ?」 色めきたった苺が、無理な相談をぶつけてくる。 しかし、それを断ってしまっては男が廃る。雄太はもっと股間に血液を送ろうとがんばる。 苺は苺で、雄太をより快感の渦に引き込むため動き出した。 雄太の上着をはだけると、彼女は雄太の乳首に吸い付く。 空いている他の乳首には指で愛撫をする。雄太は二人の少女から最上の前戯を受けていた。 「ちゅ、ちゅ、んふぅー、どうデス? ワタシのフェラチオ? ちゅぷ、れろ」 「気持ちいいよ。もっと先っぽのほう舐め回して欲しいな」 「ちゅうっ、くちゅ、もっとクチュクチュしてあげマス。んじゅるっ」 「うほほおぉ……」
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887 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:15:15.24 ID:4SWasStV - さらに激しく、アリスはフェラチオを繰り出してきた。
さらに上半身はくまなく苺にリップされている。 既に雄太の腰は浮き上がり、射精寸前だ。 「我慢しなくていいんだよー。昨日みたいにいっぱい出しちゃって」 「うう、でもそんなすぐ出しちゃうのって」 「全然気にしないって…… ほら、ちゅっ、フレーフレー雄太っ フレーフレーチンポッ」 苺が耳元で卑猥な応援をする。 呼気と共に送り込まれるそれは、今の雄太にとって何にも勝る興奮促進剤となった。 「ユウ! ワタシも準備オッケーデスッ。 さっさと元気なオチンチンからザーメン出すのデスッ! フレーフレー雄太ッ! フレーフレーチンチンッ!」 雄太の上で腰を振るアリスからも、檄が飛ぶ。これで射精しなければ男ではない。 雄太は意を決し、アリスの腰をガッシリと掴んだ。 下から荒々しく腰を叩き付け、自らの性感を大きく煽る。 「アリスッ! 出すぞっ!」 「いいデスよっ!」 びゅくびゅくびゅるびゅるびゅっ!! アリスの尻たぶへ指をめり込ませながら、噴水のようにザーメンを彼女の胎内へ叩き付けた。 奔流のような精液は、アリスの膣道、子宮を押し広げていった。 「んひいいぃっ!?」 「まだ、まだ出る! 受け止めてくれっ!!」 「イくぅっ! 雄太のザーメンでイッちゃうぅっ!!」 雄太と同様に、アリスもまた快感に体を震わしていた。 巨乳も巨尻も震わして、彼女初めてのセックスで最高の快感を味わっていた。 アリスの体が傾ぎ、雄太へしなだれかかってくる。 これだけのダイナマイトボディでありながら、そこまでの重さは感じない。 むしろ、温い布団が倒れ掛かってきたような気持ちよさだ。 ヌポッ、と粘液を撒き散らしながら雄太の肉棒が外へ出された。たっぷりの精液も一緒に、だ。
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888 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:15:57.45 ID:4SWasStV - 「ハァハァハァ…… す、すごいぃ…… 雄太のオチンチン……」
「こっちも、すごい良かったよ。本当に全部でちゃった感じだ」 「ンフフッ、そりゃあワタシの膣デス。気持ちいいに決まってマス」 汗だくの顔だったが、アリスはウインクをして余裕を見せた。 そして、そのままどちらともなく顔を寄せ、唇を交換する。 「チュッ……」 最初は重ねるだけの後戯だったが、次第に熱を持ち始める。 お互いの唇をついばむようにし、割れ目から舌を差し入れる。 唾液を交換しあい、二人は夢中になった。が。 「じゅるっ―― んぐぅっ?」 雄太は思わず唸った。 ようやく快楽から開放された股間に、また別の感触が来たからだ。 アリスの肩を持ち、横へ少しずらす。 果たして、雄太とアリスの股の間に、いつの間にやら苺の姿があった。 口いっぱいに雄太のふにゃふにゃになりかけの肉棒を加え、ご満悦だ。 「じゅりゅう、じゅるるっ、じゅぞっ」 「うほぁっ…… もっとそこそこ…… じゃなくて、何やってんの」 「じゅる―― え? だって、まだ私してないもん」 さも当然のように苺は言い放った。まだしてないって、またそんな。 「それもそだデスねー。それじゃ、ワタシも手伝っちゃいマス」 「え? ええ?」 アリスも体を起こすと、さっさと苺の横へ並ぶ。 「うわー、ザーメンでベトベト」 「でも、ちょっとエッチな感じするでしょ?」 「そデスね。これがついさっきまでワタシの膣に……」 雄太の股間に、二つの美貌が並ぶ。 片やアイドルグループ顔負けの美少女。片や金髪碧眼の日本人の夢。 二人の美少女が舌を伸ばし、雄太の肉棒を撫でる。
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889 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:30:46.85 ID:4SWasStV - 「さ、ユウ――」
「もっとしようねっ!」 これから始まるめくるめく快楽に、雄太は乾いた笑いを出すしかなかった。 □ 体育館裏、薄暗い空間の中で三人は寝転がっていた。 初夏とはいえすでに夕暮れ。日は傾き、木々の間に間から朱色に彼らを染めていた。 「ふふふ、雄太。どうだった? 私達の応援?」 「すごかったよ……」 まさしく本音だった。紛う事無い本音だった。 あれから実に二時間近く、苺とアリスはあらゆる手練手管を使い雄太を楽しませてくれた。 苺にいたっては、いつの間に勉強したのか、肛門周りの愛撫までしてきたのだから恐れ入る。 「じゃあ、チアに入りたくなってきたデショウ?」 アリスが満面の笑顔で問いかけてくる。 「え、ああ。うーん……」 だが、雄太の返答はやはり淀んでいた。確かに、得も言われる快楽であったのは認めるところ。 しかし、雄太自身まだこの学校に来て一日だ。そう簡単に今後の進路は決められない。 「雄太ぁ、歯切れ悪いよ?」 「あーまぁ、うーん」 「悩んででいいのかな?」 アリスが顔を寄せ、雄太に疑問を投げ付ける。一体何が言いたいのだろうか。 「いいのかなって、なんで?」 「だって、今ワタシとメイクラブしたのデスよね?」 「メイクラブって…… まぁそうだけど」 「もしここまでされたのにユウに断られたら…… ワタシ、カレンに相談しないと」 「――え?」
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890 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:31:35.24 ID:4SWasStV - 突然出てきた担任の名前。
「そもそも顧問がカレンデスし。カレンに部の存続のために体を売ったけど、 冷たい冷たいユウに断られましたって言わなきゃならないのデス……」 「なっ、ひ、卑怯だぞ!」 より一層顔を近付け、アリスが囁く。 「……もし、ユウがチアに入ってくれたら毎日サービスするのデスよ?」 ああ、これこそがアメとムチなのか。苺の温もりとアリスの吐息を肌に感じながら、雄太はついに観念した。 「――わかった。入るよ」 「本当?! 入ってくれるの?」 「男に二言は無い! 入るったら入る!」 「キャーッ! やったね、苺!」 「うん! アリスもありがとう!」 二人は起き上がると、上半身裸のまま雄太の面前で抱き合った。実に、実に嬉しそうだ。 ここまで喜んでもらえると、雄太もなんだか自分の決断が英断のように思えてきた。 「もちろん雄太もありがとう!」 「サンキューッ!」 さっきまで抱き合っていた二人が、今度は倒れこむように雄太に抱きついてきた。 首に四本の手が絡み、キスの嵐が吹き荒ぶ。 ああ、幸せだ。ひでこの作ってくれた世界へ来て良かった……!! 至上の喜びを感じながら、雄太はとりあえず大きく息をつくのだった。
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891 :小足刻み蟲 ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/02/10(月) 00:33:19.05 ID:4SWasStV - 以上です。
また来週くらいに来ます。
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