- 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ7
223 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/02/01(土) 19:56:36.29 ID:K75+65+Y - 【微鬱注意】1レス小ネタ【黒潮注意】
夜更け、5500トン級が寝ると鎮守府内は大人の時間となる。 「あっ、あっ、ええ、ええで」 そんななか唯一の男と交わる艦娘が一人。 彼女が上位で跨り、互いに腰を振っている。 「わかるで、限界やな。我慢してもバレバレや」 そう言って跨る彼女は更にペースを上げる。 「んっ、あっ、一緒やで、んっ」 息遣いは荒くなり、彼女も限界へと登る。 どちらともなく限界に達し、提督は果て、その胸に彼女は抱き付いた。 ほどなく、いささか体が落ち着いた彼女が口付けを交わすと、幼い見目には到底似合わない表情を浮かべる。 「はぁわぁ〜、これはええ感じや」 何がかと問いかけた提督自身も自身の愚息がキラキラ状態になるのを感じ、諦め顔へ変わる。 今度は提督から唇を重ねると離れ際に耳元で囁かれる言葉。 「今度はリードしてや」 有頂天となった一物に心が宿ったかのごとく提督を突き動かす。 「あら、丁度良かったわ」 情事の後、湯を浴びようと部屋を出た、提督は駆逐艦の一人と出会った。 本来、駆逐艦の大半は昼型で非戦闘時は夜は早い。そんな一角の彼女がどうして、そんな疑問は氷解し始める。 「他の子の前でする話じゃないから、ってその機銃しまいなさい! そういう意味じゃないわよクソ提督」 顔色が変わった提督に曙も表情を変える。 「クソ提督に怒るプライドはあるのね」 機銃の方に文句を言いたかっただろうが、毒舌の嵐に言葉が出ない。 「聞くわ。何をしていたのかしら」 弁明せず事実を伝え、付け加える。誰がなんと言おうとも黒潮を愛している、と。 「そう、ならあなたはクソ提督以下ね。ただのクソよ」 握り拳を作った提督より早く、曙が張り手を浴びせる。 「後ろを見なさい、現実を見なさい。提督が黒潮を愛していたのは、知ってるわよ」 振り向けば情事の跡、黒髪の幼気な駆逐艦。緩やかに上下するその胸は、見目の幼さとは不釣り合いで。 彼女は黒潮とは似ても似つかない姿だった。 「分かった? 疲れ果てたあなたは黒潮の幻を愛したのよ」 提督の嗚咽と共に曙は踵を返した。外すなら外せと背中で語りながら。 翌日、謝罪と共に秘書艦を外れ休養へ向かったはずの彼女の姿だが、夜には電文と共に提督の横にあった。 『正体不明の駆逐艦の急襲に戦艦1、駆逐艦2大破、駆逐艦2轟沈の大敗』 「この程度、取り返すわよクソ提督」 轟沈した艦名には確かに、『曙』の一文字があった。
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