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【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ

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【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
857 :赤い花 1/2[sage]:2014/01/27(月) 22:39:09.20 ID:HdC6h/gs
「ニッチすぎる」と思ってたんで、ふ久竹が受けてうれしい。
しかし、動くセーラーふ久は美しかった!ので色々詰め込んで続きを書いてみた。竹ふ久になったけど気にしない方向で。

 水音が薄暗い書斎に響く。五度六度、いや既に数え切れぬほどふ久の唇を貪る。つと、唇が離れた。ぼうっと上気したふ久の顔は、いつか見たベルニーニの彫像よりも美しい、と竹元は思った。
 くちづけのさなか竹元の脳内では理性と本能が戦っていたのだが、本能の圧勝である。止めるものは何もない。もどかしげに背広を脱ぎ捨て、ネクタイを強引に毟り取った。
 放り投げられた背広が大事な本の山にひっかかり、どさっと音を立てて崩れる。
「あ、本が……」
 とふ久が言うも、竹元は、
「知らん。どうでもいい。あえて言うなら、そんなところにある方が悪い」
と気にもかけない。その間も忙しなくベストを脱ぎ捨て、シャツのボタンを外している。
「なー先生。なんで服脱がはるん?」
「!?」
 ふ久が不思議そうな顔をしている。さっきまで妖艶に誘っていた「女」はどこかに消えてしまった。
 この顔になった時は答えを得るまで追求をやめないのを、竹元はよく知っていた。しかも適当な答えでは絶対に納得しない。
「先生、汗までかいてはる……。どないしはったん?風邪?」
 理性を忘れるまで滾らせておいて、この言い草である。この猫娘が!猫の目のようにくるくる変わりおって!と、一瞬逆上しかけた竹元であったが、務めて冷静な声を出す。
「……。暑いからだ。さっきのようなことをすると、暑くなるのだ。お前は暑くないのか?」
「そう言われてみれば、少し暑いような……。走った後みたいやわ」
 首に一筋か二筋髪を張り付けたふ久が己の心臓に手を当てている。竹元に小さな悪戯心が芽生えた。
「どれ……。ほう、鼓動が激しくなっているな」
「せ、先生。あの……ちょっと痛い……」
「ならやめるか?」
 心臓の鼓動を確かめるふりをして、まだ硬い乳房を制服の上から軽く掴んだのだ。そのまま、弄ぶように触り続ける。
「どうする?このまま続けるか?」
 言いながら、ふ久の顔を覗き込みくちづけを再開した。鼓動と息遣いに合わせて、優しく、激しく翻弄する。ふ久の額に汗がにじむ頃には、竹元の両手はセーラー服の裾から侵入し、下着越しの感触を楽しんでいた。
「暑なってきてしもた。先生、脱がして……」
「しょうのない子だ」
 竹元は乳房から手を離し、胸のリボンをほどき始めた。

   続
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
858 :赤い花 2/2[sage]:2014/01/27(月) 22:44:28.04 ID:HdC6h/gs
 リボンをほどき終わっても、竹元はセーラー服に手を付けかねていた。
 ようやく理性が勝ったというわけではない。単にどこから脱がせればよいのか皆目見当がつかなかっただけである。しかしそのことはおくびにも出さず、
「やっぱり自分で脱ぎなさい」
 ふ久は立ち上がると襟首に手をかけ、器用に上着を脱いだ。竹元がなるほどそうやって脱ぐのかと驚いている間にスカートのホックも外す。そのままするりと脱げ、足元にわだかまる。
 木綿のシュミーズは母親の手作りだろうか。可愛らしいレースがあしらわれている。対照的に裾から覗く黒いストッキングがいやに艶かしい。
 つやつやと光るストッキングに竹元が目を奪われていると、ふ久が隠すように座り込んだ。
「これ、ほんまはあかんねん」
「何があかんのだ?」
「ほんまはスフの靴下履かなあかんねんけど、肌に合わへんから、叔母ちゃんが昔買うてしまいこんでたやつ貰って履いてるねん」
 ということは、絹か。道理で美しいはずだ。
「大事にしているのだな。感心だ」
 正座した足に手を伸ばす。
「安心しろ。破らぬよう丁寧に脱がせてやる」
 膝に触れた瞬間、ふ久はぶるりと身を震わせた。横座りに体勢を崩したふ久には構わずそのまま手を進め、履き口から指を入れ、そのまま皮膚をなぜるようにして脱がせていく。ふ久の口から小さな嬌声が漏れた。
 竹元がストッキングの黒い塊を背後の本の上に置いて、さてもう片方、と振り返ると、ふ久は先ほどよりも荒い息を吐いていた。
「これが好きか?」
 問いながら足首から撫で上げる。ふ久が声にならない声を上げ、いやいやをするように首を振った。
「それともこうか?」
 撫で上げた手を膝に添え、内側に唇を這わせ息を吹きかける。その途端にびくびくと足先まで痙攣するのが分かった。
「あかん……なに、これ……。先生何しはったん……?」
 「女」の声がする。竹元からは見えない位置にあるが、また「女」の顔をしているのだろう。機会は逃さぬとばかりに手早くシャツやら何やらを脱ぎ捨てる。竹元のものは胸を弄っていた時から熱く昂っていた。
「何もしていない」
 わざと息がかかるように喋ると、ふ久が身をよじった。
「うそ……うそや」
「私はうそなど言わん。さあ、答えてみろ。……両方とも気持ちいいのか?」
 太ももの外側に片手を這わせ、唇は内ももの柔らかな肉をついばむ。
「あかん、うち、もう……ああっ!?」
 ふ久がうわごとのように呟く合間に、竹元は髭を内ももにこすりつけ、足の付根にくちづけをした。
 うるんだものが布地の向こうにある。矢も盾も堪らず、竹元はふ久の下着を剥ぎ取り、熱い半身を押し付けた。
「私ももう辛抱ならん。ふ久、いいか?」
 ローマの巨匠達も時には鑿を振るうのをためらったのだろうか、と竹元はふと考えた。そして目に映る美を堪能する。
 木綿の薄物をまとい、本の山の中で愉悦に浸る乙女。しっとりと汗ばんだ肌は大理石より滑らかで手に吸い付くようだ。白い素足と黒いストッキングを履いた足の何と美しいことか。そして、白と黒の間には赤い花。
「芥子の花だ」
 理性を殺し、本能を滾らせる花。ちらちらと見え隠れする「女」そのもの。私以外に見せてなるものか、と竹元が心の中で呟く。
「ふ久」
 名前を呼ぶと、娘は切れ切れに男の名を呼び返し、手を伸ばした。その手を取り、指を絡め、竹元が囁く。
「私はお前を愛している」

 かくして最後の鑿は打たれ、娘の恋は成就したのである。

  終


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