- 【西川のり子】浦安鉄筋家族でエロパロ2【垣ママ】
288 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 00:37:55.23 ID:KQK/vqZf - 夏の続きです。その前に、評価してくださった皆様へ、とても嬉しいです。どうもありがとう。ではでは…
15分前まで、二人はいつもの、ただの遊び仲間だった… この日は午前中から正午にかけて、市営プールで遊び通しだった。 小鉄のプロレス技、ビート板曲芸が炸裂し、フグオが溺れ、笑って騒いで… 時間が過ぎるのは、あっという間だった。 その帰路に待ち構えているのは、浦安市恒例の地獄のような暑さだ。 日光が痛いくらいに照りつけ、アスファルトはフライパンの如く熱気を上げる。 真夏の浦安は、小鉄たちをじわじわと蝕んでいく。 「ぬああーーーあっちいんだよ!!」 小鉄が堪えきれずに叫ぶ。 「どっかに避難した方がええんとちゃうー?」 「あかねちゃんはアカプルコ…」 「ノブにはさっき門前払いされたプー」 「そういうお前んちはどうなんだよ」 「とーちゃんが野菜の入荷作業で忙しいんだプー」 「じゃあ仁は」 「この時間帯にうち来たら、死ぬ…」 「俺んちだって…」 「うちに来いひん?」 全員の目がのり子に向く。 「お前んちトタンで暑そうじゃん」 「か、風通しはええで。あちこちからスキマ風ふいてきて…」 「ふーん…」
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289 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 01:28:32.29 ID:KQK/vqZf - 「散らかってるけど、まあくつろいで…」
そう言いながら、鼻紙、カップ麺の食い残しなどを、部屋の隅によける。 のり子の両親が、散らかしたきり片付けないのだ。 「んん〜…くっ」 たてつけの悪い窓を開けると、ようやく新鮮な空気を風が運んできた。 それにしても、タバコの臭いが鼻につく。フグオが思わず顔をしかめた。 「ヤニくせえのは、うちも同じだけどよぉ…」 大鉄を父に持つ小鉄もそう言うほどだった。 「窓開けたから、じきに臭いは消える。それに、ホラ、割と涼しいやろ?」 たしかに、外よりは過ごしやすい。窓から差し込む直射日光からは逃れられないが。 「のどかわいた…」 仁がつぶやき、へたへたと座る。 「フグオアイスはー」 「さっきプールで全部食べたキャプー」 「俺たちの分もかよ」 「また買ってくるプー」 フグオが重い腰をよいしょと上げる。 「じゃあ仁もいっしょに行ってきーや」 「仁が連れ添ってなんになるんだよ」 「この猛暑や。もしフグオが倒れたら、だれかが助けなあかんやろ。そのためや。」 「……そっか。そうだよな。」 小鉄は、なんとなくしっくりこなかったようだ。 「じゃあ、行く…」 仁がフグオの後を追う。 「俺モナカアイスねー」 小鉄がそう言い終わらないうちに、一階から入り口のドアが閉まる音がした。
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290 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 01:44:20.40 ID:KQK/vqZf - 「…………」
「…………」 密室で家族以外の異性とふたりっきりになるのは、二人とも初めてだった。 (こいつ、なんか怪しい) 小鉄は、のり子が何か企んでいるのを直感した。 普段鈍感な小鉄にしては珍しい。 いや、だれにでも察知できるのではないだろうか。 のり子に妙に落ち着きがなく、そわそわしている。 何か言い出そうとして押し込んでいるようだ。
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291 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 01:49:49.66 ID:KQK/vqZf - (よっしゃ!ようやくふたりっきりや!)
一階のドアの音がした瞬間、のり子はそう思った。 (さて…ここからどうするか…) のり子はここで悩んだ。どう展開させようか、その場その場で判断しているのだ。
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292 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 01:50:22.54 ID:KQK/vqZf - の
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293 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 02:02:23.08 ID:KQK/vqZf - のり子は何をしたいというのか。
それは、小鉄の初体験の相手を自分にしたい、つまり、小鉄に対する自分の肉体的な欲望を解消したいということだ。 その、ある行為に興味を示す きっかけになったのは、 両親が自分の横で情事に明け暮れるのを見たときからだ。
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- 【西川のり子】浦安鉄筋家族でエロパロ2【垣ママ】
294 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 02:24:42.16 ID:KQK/vqZf - 西川家は、寝るときは一室に集まって横になる。
なので、その行為をのり子が見てしまったのは、必然とも言えよう。 最初はただただ驚くばかりだったが、 悶える母の姿を見てきたことで、次第にのり子自身も発情していったのだった。 自慰は自然に覚えた。自分が男根によって翻弄される姿を想像するたびに、 下半身がムズムズして、たまらなくなる。 ある時は必死にこらえ、できるときには思う存分…する。
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295 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 02:53:04.73 ID:KQK/vqZf - 大抵は、小鉄のことを思い浮かべながら、慰めに浸る。
のり子にとって一番身近な存在の異性だからだ。 そのせいか、小鉄のことがよく頭にちらつくようになり、 妄想の中の小鉄に甘えるようになる。そして… そして、いつしか思いは熟す。 「小鉄と本当に…繋がってみたい!」 これが愛なのか、考えすぎたために生じた錯覚なのかは、定かではない。 ただ、純粋な性欲はのり子を大胆にし、小鉄への思いを一層強めていったのだった…
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296 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/23(木) 03:11:45.10 ID:KQK/vqZf - 「…おい」
「へ…?」 「なにボーッとしてんだよ」 「いい、いや…別に」 考えに耽っている間、現実ではそんなに時間は経っていなかったようだ。 「なんでもない…」 「変なやつ…まあいいや」 どう切り出そうか… 「ドカベンとかねえの?」 「あ、あのな、小鉄…」 ちょっと身を乗り出すのり子。 「な、なんだよ急に…」 つづく。
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