- 一発芸を強要される女の子の小説
351 :エミカ 1[sage]:2014/01/18(土) 14:38:12.95 ID:+oBJ6LtR - エミカは21歳の女優であった。映画やドラマに多数出演経験がある。
ファンやマスコミ、その他周りの芸能関係者からは「エミカ様」と呼ばれ 持て囃され、高飛車な性格になっていた。 映画の製作発表の記者会見で、たまたま機嫌が悪かったのか、 記者の前で悪態をつき、脹れた様子で会見に臨んでしまったのである。 その様子は、ワイドショーなどのネタにされ様々な意見が飛び交った。 中でも、特に注目を浴びたのが芸能界の大御所、ハル子が司会を務めるニュース番組であった。 「なんなん?コイツ」 エミカの悪態が逆鱗に触れたのか、ハル子は怒り心頭である。 女性なのに太い声、チンピラのような喋り方であった。 周りの出演者もその様子を見て、宥めようとする。 「私も様付けで呼ばなあかんのかいな?」 「今度会ったら、私が懲らしめたるわ」 エミカの映像を見て、そう発言する。
|