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440 :ふゆみのエロい感じの ◆Lo3pvlRehI [sage]:2014/01/16(木) 20:45:51.61 ID:U8hZylq0 - HACHIのふゆみ(酒上=バッカス様の生娘コレクションの2番)のやつ。
処女はとっときます。 流血表現あり。 規制にひっかかったら後日貼りに来ます。
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441 :ふゆみのエロい感じの ◆Lo3pvlRehI [sage]:2014/01/16(木) 20:46:51.87 ID:U8hZylq0 - ここだけの話、と前置きして古い友人は裏事情を語り始めた。
「あれは人間だしさ、アイシテルとかないよ?」 「そうなんですか?」 酒上は相槌を打ってからグラスに口をつけた。 べたべたと甘やかして「可愛い人」と呼んでいた娘のことを、友人は一言で切って捨てる。 「血液奴隷だよ。それ以上でも、それ以下でもなく」 酒上の思考のすみに、友人が奴隷と評する娘の姿が浮かんだ。 幸せそうに一途に愛に陶酔する彼女の笑顔を、酒上は少々気の毒に思う。 「では、どうしてあんなことを? 皆の中では君は人間に恋した変わり者ですよ?」 風評を気にしていないらしい友人は面白がるように笑った。 「味がね、まろやかになるんだよ」 「なるほど」 酒上は頷く。 血液の味には個体の精神状態が反映される。 アドレナリン、ドーパミン、セロトニン……人の感情とはつまり化学物質で、 物理的に溶け込んだそれらが味に変化をもたらすのは当然だった。 酒上はワインやウイスキーの味についてはうるさい性質だったが、 こと人血のこととなれば「乙女であればいい」程度のこだわりしか持っていない。 せいぜい「アドレナリンの多い血液はぴりっとした味がする」程度の知識があるだけだ。 目の前の友人はとにかく血液の味にこだわる性質で、 パックで支給される量産品など飲もうともしないレベルだった。 しかし……アドレナリンの刺激のない血液はどんな味がするのだろう? 酒上は思わず生唾を飲み込み、友人と目が合ってバツの悪い思いをした。 「まあ、試してみてよ。人間なんて優しくすればすぐ落ちるから」 「そうですね……でも、いくら味が変わるといっても恋愛ごっこは面倒ですね」 「それだけの見返りは保障するよ。濃厚まろやか」 熱心な勧めを受けて、酒上は心の中で手持ちの生娘コレクションからの選定を始めていた。
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442 :ふゆみのエロい感じの ◆Lo3pvlRehI [sage]:2014/01/16(木) 20:47:26.94 ID:U8hZylq0 - 選んだのは、酸味と甘みのバランスの良い娘だった。
酒上はその娘の名前がふゆみということすら知らない、 つまり、それ以上でもそれ以下でもないただの血液奴隷だった。 「私を好きになって下さい」 「はい? はぃ……は……? はぁ」 ふゆみはすんなりと命令を受け入れられずに、戸惑いを隠しきれなかった。 奴隷の模範解答は一言「はい」と答える事であろうが、 酒上はさほど厳しくないスタンスだったため、条件反射のような服従は出てこなかった。 酒上の戯れの相手に選ばれなかった生娘たちも目配せしあってざわついている。 「……では、恋はできましたか? 血液に快楽物質の分泌は進みましたか?」 その質問でふゆみは酒上の意図を理解した。 生娘たちの栄養状態と血液の関係について説明されたことがあったし、 怯えている人間の血液は刺々しい味がするのだと、誰かが話していたのを聞いたこともあった。 (いつもとは違う血が飲んでみたくなったんだ) 別にふゆみと恋がしたかったわけではないのだと理解する。 『もしかしたら分かり合うことができるのかもしれない』という期待が裏切られた失望と、 『自分たちを採血原としか考えてない半神と分かり合えてたまるか』という反発心が守られた安堵感と。 二つの感情のうち、ふゆみの心のをしめているのは圧倒的に後者の安堵感だった。 (ああ、この人は本当に化け物なんだなぁ) 「ひとまず味見をしてみましょうか」 酒上がスイッチを入れ、ふゆみの腕に装着された機械が振動を始める。 絞り上げられた血液は細いチューブの中を通り、酒上の口中にぽたりと落ちた。 舌で転がすように味わって、酒上はいささか機嫌を損ねた様子でふゆみに問いかけた。 「君、真面目に恋をしていますか?」 当然ながらふゆみの精神状態はいつもと変わらない。 憂鬱でうんざりしていて、慢性的な恐怖心に捕らわれている。
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443 :ふゆみのエロい感じの ◆Lo3pvlRehI [sage]:2014/01/16(木) 20:48:22.03 ID:U8hZylq0 - こんな状況で半神相手に恋をできるだなんて、酒上はそんな馬鹿げた考えを本当に信じているのだろうか?
ふゆみにはもはや、不可能なことをわざと強要して楽しんでいるのではないかとすら思えてきた。 「そうだ、こうしましょう。君のお願いをひとつ叶えてあげます。それと引き換えに君は恋をする」 酒上の提案にふゆみは一瞬息が止まった。 捕えられてからずっと、ふゆみの抱く願いは一つだけだ。 ここから解放されてかつての日常に帰る事。 それは、目の前の男になら実現が可能な願いだった。 止まっていた呼吸が再開する。浅く小刻みな呼吸だ。 心臓は鼓動を早め、痛いくらいの緊張に視線が泳ぐ。 「……あの、だったら」 「それ以外で」 絞り出すようなふゆみの言葉は、しかし途中で酒上に遮られた。 「えっ?」 「何を考えているかは知りませんが、そういう深刻そうなこと以外で」 失望にふゆみの肩を落とした。 無駄な疲労感の中で、彼女はぽつりと答えた。 「他は……特にないです」 「そうですか」 酒上はしばらく考えをめぐらし、彼の友人が行っているものよりもインスタントなプロセスを思いついた。 要するに快楽物質さえあればいいのだ。彼女の感情については妥協してもいい。 「では私が自力でなんとかしますから、君は楽にしていてくれたらいいですよ」 紳士的に微笑んで、ふゆみの襟に両手をかける。 少女の着衣が一瞬で引き裂かれた。 ふゆみは悲鳴を上げて反射的に胸元を抱き寄せた。 酒上は彼女の都合など気にもとめず、びりびりと服を破り捨てていく。 「あっ、や、やめてっ! うそ! やだぁ!」 男が女の服を脱がす事の意味が、年頃の娘に理解できないはずがなかった。 傍らで整列している生娘たちも、目の前で行われようとしている行為に青ざめている。 同じ境遇ゆえの親近感から少女たちは仲が良く、 そんな友人が凌辱される様を見せつけられるのはある種の拷問と言えた。 また、この行為を酒上が気に入れば、 ふゆみと同じ事が自分の身に降りかかってくる可能性が高いという絶望的な未来の予想もついた。
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444 :ふゆみのエロい感じの ◆Lo3pvlRehI [sage]:2014/01/16(木) 20:49:14.53 ID:U8hZylq0 - 酒上の手から逃れようとしてふゆみが転んだ。
それでも彼女は這いずって逃げようとする。 ふゆみの服を器用にはぎとっていた酒上は、ふむ、と首をかしげた。 「床は痛くありませんか?」 ふゆみはぶるぶると頭を振ったが、ただ現状を拒否しようとしているだけの動きで、 会話が成立しているわけではない。 それを理解した酒上は黙って彼女を肩に担ぎ上げた。 小柄とはいえ彼もまた半神、人間の娘一人分の重さなどあってなきがごとしだ。 「あのねぇ君、打ち身があると血がえぐくなるんですよ?」 「やだぁっ、放してぇ!」 ばたばたと暴れる足が酒上の体にぶつかるが、彼は気にした風もない。 「残りの子は、ひとまず部屋に戻しておいて下さい」 配下にそう命じて、酒上は部屋を出て行った。 ベッドに下ろされた時、ふゆみはほとんど下着姿にまで剥かれていた。 焦らす様子も楽しむ様子もなく、酒上は機械的に下着を脱がせ……ようとして抵抗されて引きちぎった。 「ぐすっ、も……やだ……」 ふゆみを後ろから抱きかかえるようにして膝に乗せ、両手で乳房に触れる。 「やだ……やだ……」 涙声で嫌だとつぶやくふゆみはどこか幼児帰りしたような姿だ。 やわやわと揉みしだく酒上の手を剥がそうと爪を立てたが、 子猫のひっかきほどの効果も得られず、ただ手を重ねているだけになってしまった。 自分だけ裸にされていることが惨めだった。 背中に触れるスーツの感触が一層ふゆみの惨めさを強調した。 酒上はネクタイすら緩めていない。 触れてくる手には嫌悪感しかないのに、物理的な刺激に胸の頂が立ち上がる。 手の平のなかでくにくにと翻弄される乳首を中心にじんわりとした感覚が広がっていく。 考えたくはなかったが、これが「感じる」ということなのかもしれない。 心を裏切る体の反応に、ふゆみはぎりっと歯を食いしばった。
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445 :ふゆみのエロい感じの ◆Lo3pvlRehI [sage]:2014/01/16(木) 20:50:04.54 ID:U8hZylq0 - 愛情の上に行われる行為のはずだった。
こんな暴力的な形で行われるはずではなかった。 何よりも悔しいのは、強制される快楽に体が応えていることだ。 「ふっ……ん、う……」 初めての感覚をどうにかやり過ごそうと耐えているふゆみの口から、 隠しきれない悦楽を含んだ吐息が漏れる。 (違うの! 気持ちよくなんてない!) 心の中でどんなに否定してみても、体は素直に酒上の手に従っている事に、 ほかならぬふゆみ自身が気づいていた。 両手で胸を揉んでいた酒上だったが、頃合いと見たのか片手を下腹部の方に下ろした。 ふれた指がくちゅりと濡れた音を立てる。 「……!!」 ふゆみの顔が真っ赤に染まった。 泣き出しそうな表情で、食いしばっていた奥歯を一度ゆるめる。 彼女は追い詰められた表情で、下唇に歯を立てた。 がりりと嫌な感触、そして口の中に広がる血の味と鈍い痛み。 しかしふゆみは少し表情を和らげた。 不快な味もじんじんと熱を持ったような傷の痛みも、望まない快楽よりはずっといい。 「ああ、もう、君達はまた」 胸に触れていた方の指がそのまま上がり、ふゆみの口に突っ込まれた。 「んっ! う、むぅ!」 「バイ菌が入ったらどうするんですか」 あきれたような声音でそう言って、酒上は行為を再開した。 当然ながら人間が噛みついた程度で半神が怪我などするはずもなく、 自傷予防にさしこまれたそれに舌が絡む様は、両者に自覚のない指フェラの様相を呈していた。 愛液の絡んだ指がぬるりとクリトリスを撫でる。 「ふぁっ!?」 途端にふゆみの体がビクンと跳ねた。 (なに? 今の?) そのための器官から生まれた感覚を、とっさには快楽と認識できなかった。 胸を揉まれていた時のじわじわとした感覚とは全然違う、神経を直接刺激するようなダイレクトな快感。
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446 :ふゆみのエロい感じの ◆Lo3pvlRehI [sage]:2014/01/16(木) 20:51:19.35 ID:U8hZylq0 - 「ふっ、あ! んっ、らめ……ひゃんっ」
閉じることのできない口から声が漏れる。 それはふゆみ自身の耳にも嬌声にしか聞こえない。言い訳のしようもなかった。 飲み込み切れない唾液が口の端を伝う。 シーツを握りしめて首を振っていやいやして、ふゆみは必死に抵抗しようとする。 酒上はふゆみの痴態に対して、およそ情欲というものを感じさせない機械的な動きで行為を続けた。 受け入れ準備を始めて緩みかけた膣口も、うごめいているであろう内部に興味を示した様子もない。 感度のよいクリトリスに蜜を塗り付け、押さえつける。 ふゆみはまるでスイッチを押すと声を上げるおもちゃのようだった。 「んっ、んー! やっ、あ、……ぃ、やぁあー!」 蓄積された快感が臨界点を超えた瞬間、ふゆみは拒絶を叫びながらイッた。 ふゆみの全身が弓なりに張りつめる。 そしてぐにゃりと弛緩した。 崩れ落ちた先は酒上の腕の中で、彼に身体を預けているような体勢がふゆみにはひどく不愉快だ。 彼女はまだ自由にならない体を無理に前に倒して酒上から離れた。 酒上はもう彼女の体への興味をなくし――正確な意味ではそもそも興味など持っていなかったのだが――採血装置のスイッチを入れた。 小さなモーター音をBGMに、ふゆみの血液が酒上の口中に滴る。 彼はゆっくりと息を吐き、満足そうに笑った。 「これは確かに、濃厚まろやか」 それはふゆみたちへの刑の宣告だった。 <終>
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