- ポケモンいとなみちゃっと〜第45夜〜
180 :グラエナ ◆RAIR0HNot. [sage]:2014/01/16(木) 21:17:14.47 ID:NckFacBd - (やってきた)
… (部屋に誰も居ないのを見て、所在無さげにうろうろ。どうにも落ちつかない様子) (静かな部屋の中で、爪の立てる音が浮き立つ) キュー……ン (消え入りそうなひと鳴き) (機嫌が悪そうに尻尾を動かしているけれどそれが表す本当のところはそうじゃなくて) (目の端っこを下げた表情で冷たい床の上に寝そべっても、真冬というのに、どうして、身体が熱い)
|
- ポケモンいとなみちゃっと〜第45夜〜
182 :グラエナ ◆RAIR0HNot. [sage]:2014/01/16(木) 22:02:35.41 ID:NckFacBd - ………………
(深くため息をついてる) (やっぱり落ち着きがなくて、寂しそう) (ぴす、と鼻を鳴らした)
|
- ポケモンいとなみちゃっと〜第45夜〜
184 :グラエナ ◆RAIR0HNot. [sage]:2014/01/16(木) 22:17:36.89 ID:NckFacBd - …
…… (背後から近寄る気配に、気付く様子はまるでない) (呼吸は、不安定になっているのが耳を澄ませばわかるくらいだけれど) …したいの なん…だか、今日は、おかしいの… (曇り空に不透明な絵の具を垂らす様な言葉を使って、独り言みたいに、ぽそりと感情を表した) (言葉の端々に、余裕のない雰囲気が滲む) (発情してる。一人で呟いて、刺すような気持ちを胸に抱えてる)
|
- ポケモンいとなみちゃっと〜第45夜〜
186 :グラエナ ◆RAIR0HNot. [sage]:2014/01/16(木) 22:32:26.98 ID:NckFacBd - …!
(何度も聞いた声。短くとも間違える筈は無い。ミミロルみたいな勢いよい耳の立ち上げ方をして、直後にその耳が徐に伏せられる) (突然の気配に驚くというか、逢えて嬉しい気持ちが半分、聞かれてしまった羞恥が半分、いった感じ) …………… … (でも、なかなか振り向けない) (感情が入り混じって、彼から見えない角度では顔を赤く染めている) (そのままの姿勢で、小さく頷きだけをして、応える意思を示した)
|
- ポケモンいとなみちゃっと〜第45夜〜
188 :グラエナ ◆RAIR0HNot. [sage]:2014/01/16(木) 22:52:06.01 ID:NckFacBd - …………………………………
……………… (後ろから射抜かれる。久しぶりの、貫く様な言葉) (まともに喰らって、そのまま前脚で顔を隠してしまうくらい。どんな表情か、なんて見られたくもない) (吐く吐息が既に熱を帯びている、どうしようもないくらいに) ……… (いつもみたいな優しい触れ方に、今日は初めからじんじんした感触が加わっていて) (顔を合わせられないまま、控えめに、首の後ろを使っての確かな擦り寄せを返す。それくらいしかできない自分に、自分へのじれったさが溢れる)
|
- ポケモンいとなみちゃっと〜第45夜〜
190 :グラエナ ◆RAIR0HNot. [sage]:2014/01/16(木) 23:11:26.84 ID:NckFacBd - ………っ
(そうじゃない、けれどその通りで、正確には見られるのが恥ずかしい、ああ、もう) (触れ合う面積が広くなると、その感覚に思わず身じろぎした) (毛皮が密着すると余計に際立つ熱と欲とを与え続けられて、駄目、我慢できない、) あ、ぁ、う…… (全身を使っての愛撫に耐えきれず、声が出て吹っ切れる。愛欲が振り切れて、首を右回りに動かし、彼の顔を見つけるとほぼ間髪入れず) 好きっ (愚直に口づけた。何時ぞやのキスよりも長く、ずっと長く。強く唇を押し付けて、そうでないと満足できないと言わんばかり)
|
- ポケモンいとなみちゃっと〜第45夜〜
192 :グラエナ ◆RAIR0HNot. [sage]:2014/01/16(木) 23:27:08.17 ID:NckFacBd - ……っ、……………っ
(体内の熱やら彼の優しい触れ方への欲やらが見られることの恥ずかしさに打ち勝って、彼の顔を見ないままだと、こちらが物足りなくなってしまったから) (息継ぎもそこそこにこちらからは彼の舌を求める、切なさを纏ったキスの仕方はまるで飢えているかのよう) …はーっ、……… (やがて名残惜しそうに顔を離すと、ゆっくり立ち上がる) (ほんのり怪しい足取りでベッドに向かうと、ひょい、と飛び乗った) (そのまま、仰向けに転がって、お腹や大事な所まで彼に曝け出す) …来て
|
- ポケモンいとなみちゃっと〜第45夜〜
194 :グラエナ ◆RAIR0HNot. [sage]:2014/01/16(木) 23:51:42.92 ID:NckFacBd - くぅん……
(体重を掛けて乗し掛かられて、こんなに嬉しいなんて。雄と雌とが繋がる予兆を感じて、甘えた声で鳴く。) (欲しくて堪らなくなってしまって、尻尾までそれを表すように揺れる) (期待からか、割れ目からとろりと蜜が滲む) あ……あっ、んっ (雄槍での秘部への愛撫に、素直な反応が出てしまう) (身体はこれから与えられる快楽を勝手に想像して、また表情が緩んだ) ………! (交わった、その交歓を目で確かめるまでもない) (声にならない感情が頭に溢れて、視界が半分ほど白く染まる) (雄で引きずられる熱くなった胎内の襞が、欲を受け入れて悦んでいるみたいに締まる)
|