- ダンガンロンパのエロパロPart10
211 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/15(水) 17:04:07.13 ID:Xav2ROkA - 常夏の気温が当たり前の南国に位置するジャバウォック島。
いつもは潮の匂いが混ざった心地の良い風と、ぽかぽかと身体をゆっくりと温めるという魅力のコンボは、気を抜けばすぐに眠りに落ちてしまいそうになる。 しかし今は違った。 場所は日向のコテージ。 部屋に居るのは宿主の本人と、七海だった。 直接床に座り自分のベッドに体重を預けている日向の足の間に、七海が挟まりゲームをしていた。 俗にいう恋人座り。 これは二人にとって当たり前の構図だった。 公園の茂みを中心に、あらゆる場所で七海は日向を椅子にし、ゲームをしたり疲れて眠ったりとする。 それは日向にとってするば取るに足らない慣れたことだった。 かちかちぴこぴこと断続することのないリズムで、ゲーム機からポップな音がしていた。休むことなく素早く押し続ける七海の指先は、やはり超高校級のゲーマーといえよう。 後ろと前が密着し、日向の目と鼻の先には七海のつむじが見え、彼女の匂いが鼻腔を撫でる。 一度どうしてそんな甘い匂いをするのか、特別なシャンプーを使っているのかと訊いたことがあるが、各部屋に置かれた備え付けのシャンプーしか使っていないらしい。 それはつまり日向も使っているものだろうが、自分からはそんな香りはしないし、どういった科学反応の結果匂っているのか、果てしなく謎だ。 甘い匂いと密着した身体。女の子特有の柔らかい感触は何度してもいいものだ。 ゲームを楽しんでいる七海を傍らに、日向は常にそんなことを考えては過ごしていた。 すると、 「…………ねえ、日向くん」 突如七海が声を掛けてきた。目線は携帯ゲーム機に落ちていて、声もいつものようにぼんやりとしているが、様子を伺ってみれば顔がわずかに赤くなっていた。 「その……ね、言いずらいんだけど……当たってるよ」 当たってる? いったい何が? 七海の言葉に少し思い至るものを考えたが、今の自分の身体状況を確認して耳を赤く染めた。 七海の言う当たっているというのは、いわゆる日向のアレだ。 ゼロ距離で触れ合い、胸をざわつかせる甘い香りで男が奮い立ったのだろう、スボンを膨らませていた。 「あ、いや、これはその…………ごめん」 日向が勃起するのは何も今回が初めてではない。 七海が膝の上に乗り、匂いを嗅ぐ度に気付けば興奮して勃っている。その時は既に彼女は寝ていてばれないので問題なかったのだが、それがついにばれてしまった。 ここからどう取り繕うか必死に考えていると、ゲーム機の電源を切り身体を回し対面に座った。 「…………する?」 「は?」 何を言われたのか理解出来なかった。見れば赤くした頬とは別に瞳も潤み、まるで何かを求めているように見える。息もわずかにだが荒くなってもいた。 「な、なに言ってんだよ!? そりゃたしかに立つ俺も俺だけど、こんな真昼間から──」 「───っ」 一瞬唇を噛み次に日向の両頬に手を添え、キスをされた。 突然の自体にフリーズする日向を放置し、密着した唇から七海の舌が侵入してくる。
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