- 【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】31P
824 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/01/14(火) 00:01:45.17 ID:wYm7Q8k/ - ――保健室のベッドは一人のもんじゃない。起き上がれるなら教室に戻れ。
そう言われると雄太としても保健室を出るほか無かった。 後ろ髪を引かれる思いはあったが、仕方ない。 ――私はスクールカウンセラーもしている。悩みがあるならいつでも来い。もちろん、ソッチの悩みでもいいぞ。 あそこまでメタメタに犯されながら、よくそんな言葉が出るものだ。 雄太は圧倒的優位に立っていたはずなのに、何か複雑な気持ちを抱えることになった。 さて、教室はどっちだろうか、と思案したその時、スマホの着信音が鳴った。当然だが、ひでこからの電話だ。 『ぱんぱかぱーん! ごしゅじんたま。おめでとうございますでし!』 「なんだよ」 『いやーであってそのままめすどれいとは、さすがでし。おみそれしたでし』 「わかったわかった。お前はすごいよ。ところで、ちょっと聞きたいんだけど」 『なんでしか』 「俺、さっき何度も射精したのに、ちんこが全然萎えないんだ。なんだろこれ。変な病気にでもかかったのかな」 心配する雄太の声に対し、ひでこは大笑しながら答えた。 『ひひひひっ! やだなぁ、ごしゅじんたま。 いままでやったエロゲーでおんなをまえにしてたたないシーンなんてあったでしか? ごしゅじんたまはいまやそいつらとおなじ。 たとえいちにちに、みけたくらいだしてもなえないスーパーマンになったでし』 「ま、まじでか。俺、ついに人間やめちゃったのか」 『でもだいじょうぶでしよ。 それいがいはいままでのとうしんだいのごしゅじんたまのままでし。 あたまもちゅーのげ。うんどうもちゅーのげ。そんなごしゅじんたまでし』 「余計なお世話だっ!」 『ひぃっこわい! ま、というわけで、がんばるでしよ。ハバナイスセックス!』 ひでこからの電話が切れた。相変わらずよくわからないテンションのHDDである。 雄太は二時間目以降何が起こるのか、胸を高鳴らせながら教室へ向かうのだった。 「……どっち向かって行けばいいんだ」
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