- ニューハーフ・シーメールでエロパロ 6
322 :150[sage]:2014/01/13(月) 01:02:31.95 ID:DSZdBWh8 - 続き行きます。
――――――――――――――――――――――― 部屋の中は明るく、前に使わせてもらった個室と同じ内装だった。 ダブルベッドの横には小さなテーブルと椅子が二脚。その片方に、あの日のテレビに映っていた俳優がバスローブ姿で座っていた。 戸田キリヤ。還暦を超えた初老という印象ながら目の鋭さだけは誰もが知っている。最近も連続ドラマでベテランらしくその圧倒的な存在感を見せつけていた。 「ご指名ありがとうございます。はじめまして、優子です。よろしくお願いします」 1例をして、頭を上げたらゆっくりと仮面を外す。個室だけで行えるひとつのルール。ここでは客もぼくたちも仮面は外して構わないということ。 「……一応、仕事柄、美人な人とも、可愛い女の子とも競演はするから審美眼のようなものには自信があるが、 君は本当に女にしか見えないな……ショーで見せてもらった姿も美しかったが、今、ここで直接見ただけでも驚きだ」 さすがに自分でも否定しがたいくらいの顔や姿は鏡を見れば分かる。高校の卒業式から一年未満でここまで姿が変った。 きっとクラスメイトでもぼくが三枝翼という男の子だったなんて気づかないはずだ。 「ありがとうございます」 意識して軽く呼吸を止めている。鼓動が高鳴るどころじゃない。小説とかで早鐘を打つって表現はこういうときにピッタリだった。 あまり息を止めるのも辛いから、鼻呼吸であまり表情が歪まないように気をつけた。 「俺はね、この店では君みたいに経験が浅い子を中心に抱いている。何故だと思う?」 「分かりません……若い女の人が好きなんですか?」 こういう問いかけは普通なのだろうか。分からない。優だったら、もう少し相手を楽しませる術を知っているかもしれない。 「……まあ、こんな店に来てる癖に女優と結婚しているし、息子も娘もいる。だから俺は女が基本的に好きだ。 ただね、中学や高校の頃から、少し女っぽい男には興味があった。なよっとしているしているんじゃない。 自分のコンプレックスと戦っているようなタイプだ。そういう奴と関わると、女が欲しくなるのと近い感覚がある。 それで、大学のときに可愛がっていた後輩と少し遊んでやっただけで肉体関係になれた。正直、女を抱くよりも難しいものがあった。 ただ、それでそのままなら良かったんだが、調子に乗せて女装させてみたりすると、最初は恥ずかしがっていた癖に、 段々と激しく乱れるようになった。俺としてはオンとオフを切り替えていれば、文句とかはない。 ただ、あいつは少しおかしくなってきた。オンオフが切り替えられないことで、俺に文句ばかり言った。 女と付き合っていることを分かって言いながら、女に嫉妬したりな……まあ、半分は俺が壊したとも言えるかもな。 結局、そいつは自殺未遂やら何やらで精神病院行き。 俺はスカウトされて映画の端役をいくつかやって、いきなり主役って人生になっちまった。 普通に女と付き合うのも悪くないが、遊びだったら君らみたいに、女になろうと戦っている奴の方が良いだろうと思っていたら、 業界のお偉いさんに誘われて、ここに来ちまった。結構長いし、太い客だと思ってるよ。 だけど、君らは面白い。本気で女になろうとしているし、変に恋愛感情を持ったりしない。 自分のために男に抱かれる覚悟を持った奴ばかりだ。それだけに、興味がある。性的な興味以上にな。もちろん性的興味がない訳じゃないがな」 低温で落ち着いた声。若い頃は少し、スキャンダラスな印象があった人とも噂はされていた。 でも、浮き名は流しても結婚してからは逆に落ち着いた印象を持ったベテラン俳優の立ち位置を確保している。 彼のスキャンダラスな部分はぼくたちのいる店にしまい込まれたのかもしれない。
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323 :150[sage]:2014/01/13(月) 01:03:06.36 ID:DSZdBWh8 - 「酒はいけるかい?」
テーブルの上で高級そうなウィスキーの瓶が置かれていて、隣で大きな氷の入った琥珀色の液体で満たされたグラスがあった。 そして隣にはたくさんの氷が入ったアイスペール。その光景に飲み込まれそうで、はいと答えそうになるのを押さえた。 未成年だし、そもそもお酒なんて飲み慣れていない。 「実を言うと……最近、初めてビールを飲んだくらいなんです」 嘘をついてもしょうがないので、本当のことを話す。 未成年だとまでは話さない。個人情報は気をつけているけど、あんまり馬鹿正直に言う物じゃないとマネージャーからは厳しく言われている。 金持ちのストーカーというのもいないわけじゃない。下手すれば黒服の人が買収されたり、邪な気持ちになるかもしれない。 「なるほど。じゃあ、飲まなくても構わない……カクテルでも用意してもらえば良かったが、あんまり酒は好きじゃないみたいだな」 「そう、ですね」 少量のビールだからだったか、あまり陽気にもならないし、どちらかというと意識していない疲れが認識されるような感覚になった。 緊張が解かれる代わりにかなり辛い。 「俺はこれでも口臭は気にしているんだ。まあ、直接的な不快感は感じさせないつもりだ。さっき歯もみがいておいたしな」 両方の手のひらで口と鼻を覆ってハア、と一息吐いて口の匂いを確認している。そういうところで好感度が少しだけ増した。 気を遣う意識が働いている。バスローブ姿なのは当然、身体も汗を流してくれている。瑠璃さんが言う最初の相手としては理想的かもしれない。 何度もアドバイスくれて本当にありがたかった。 そのまま立ち上がって、ゆっくりと右手がぼくの左肩に伸びてくる。見上げる体型は初老とは思えないほどたくましく見えた。 「由香とは付き合いが長いのか?」 顔を向くと、少し勢いよく唇を押しつけられた。そのまま抱き寄せられ、ゆっくりと舌先がぼくの口の中に進入してくる。 熱くて、激しい舌と唾液に混じったウィスキーの匂い。 「……由香も、あなたは抱いたことがあるんですか?」 「ああ……ただ、君と由香があのステージでセックスをしていたときは驚いたな。お互いの視線がとにかく本気だった。 普通、あのステージではショーであって、どこか冷めたところも見え隠れするにも関わらずな。 普段やっている延長線上、それもかなりの気持ちが込められたものだった。だから、気づいた奴は多い。 あの新人は由香と付き合っているってな。処女喪失なんて嘘じゃないか、なんてな。 ただ、優子の処女喪失という意味では正しいとも言えたとは俺は思うことにした」 セックスをしている様子だけで好き合っているか分かるって、やっぱり怖いな。それくらいの人たちが集まっている。 「……どちらかというと、こういうところだと大人しくなるタイプか?」 「たぶん、そうだと思います。何しろ、あんな大勢の前でセックスをしたのは初めてだし、何度か経験すると慣れてきます。 だけど、こうして一対一だと少し緊張します」
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324 :150[sage]:2014/01/13(月) 01:06:57.76 ID:DSZdBWh8 - 「なるほどね」
そう言いながらスリットから出ている脚に手を伸ばす。少しゾクゾクっとした感触に驚く。 「小柄だが脚は長めだな」 チャイナドレスなんかは瑠璃さんみたいに身長が高い人ほどよく似合う。 小柄で脚はきれいなのは自覚あるけど、少しだけ似合わないなって思うと残念な気持ちになる。 「ぁあっ……」 腰から背筋に指を這わされる。ごつごつと骨張った指。 優のしなやかな指と違って、優のように浸食するんじゃなくて、蹂躙しようとする暴力的な印象すら微かに感じる。 なのに素直に身体は反応する。 「感度は良いな……新人でこんなになるのは初めてだ」 その言葉に軽くビクッと反応してしまう。同時に身体の奥も熱くなる。 別れた女の子と、優以外から愛撫を受けたことなんてない。羞恥心も強いのに。 すっかり作り替えられた身体は素直な反応を示している。 「もっとキスはしていいか?」 「して良いです……」 たくましい身体に抱かれて押しつけられるようなキスを受ける。優とするベタベタになるくらいのキスとは対局だった。 そして、優のようなどこか慎重なところがある舌使いよりも荒っぽい動きでぼくの口の中に進入してくる。 大人しく舌を出してみれば、舌を絡ませながら戻す勢いに合わせて吸い付いてくる。 形式は同じだけど、確かな違いがある。正直に言えば、優のキスの方が好きだ。 今のは、少し暴力的で、不快じゃないけれど、違うとしか言えない不確かさがある。 「……キスはやっぱり好きみたいだな。絡ませ方がしつこいくらいだ」 チャイナドレスの上からぼくのおっぱいを触りながら言ってくる。 少しだけ背筋が震えた。もちろん快感に。少しも遠慮なく、時間も掛けないで直接。 「脱がすぞ」 有無を言わせない言葉で背中のファスナーにをゆっくりと降ろされる。そして巧みな指使いで、降ろしながら、背筋に指を這わせていく。 思わず吐息が漏れてしまった。そして、彼の手がそれを脱がしていき、パサッという音と同時に足下にチャイナドレスが落ちていった。 ブラジャーとショーツだけの姿になると、今度は下から右の乳首を転がしながら、ホックを外し、 緩まったと思っている間にブラジャーとショーツを一気に引き下ろすように脱がされ、バランスが悪くなったぼくの身体を支え、 「ちゃんと脱ぎな」と囁いたので、普通にショーツを脱いだ。 そして、一度身体を離して、裸のぼくの身体を眺めた。
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325 :150[sage]:2014/01/13(月) 01:11:15.76 ID:DSZdBWh8 - 「……驚くほどきれいだな……そういえばさっき首元を見たときに気になったんだが、喉仏は薬の影響か?」
「元々、なかったんです。結局できなかったですし……薬を遣う前はもう少し低い声でした……」 「そりゃあ凄いな。年齢を知るときは手を見て、男か女かを見極めるかには喉仏の有無とかって話は聞いたけど、 もう君は女になるべくしてなったと。素材としては本当に申し分ないんだな」 感慨深げに言いながら、ゆっくりと彼もバスローブを脱いで、椅子に掛けておく。 それにしても凄い身体をしている。年の頃は60を過ぎているはずなのに金髪にしているから若いのかどうかが見えにくい。 それで、目を見張るほどの筋肉量、腹筋は六つに割れている。もちろん衰えがあるとしても驚くほどだ。 そして、これもまた逞しい脚に視線を降ろしたら、両太股の間に勃起していないにしても大きなおちんちんが軽く硬くなった形で少しだけ角度を上げていた。 「……フェラはできるか?」 「はい……」 こうやってひとつずつ質問をしてくるのは何だろう。 優に対する対抗意識なのか、それとも優とのことをある程度、考慮しているのかもしれない。 ベッドの上に座ったので、膝建ちになって左右両脚に挟まれるような形でおちんちんの前に立つ。 体格があるから大きいとは思っていたけど、目の前で見ると優とは大きさが違いすぎる。 包茎じゃないからむき出しになっていて亀頭も露出している。口に入れるのも難しそうだ。 「別に技術は求めていないから、出来る限りで構わない。技工を求めているなら、高級娼婦でも呼ぶからな」 少し安心する。このお店の女の子はあくまで、女の子になるための手段として店にいることを割り切っている人も多い。 客の大半もそこを分かっているから、無理強いをすることもない。ただ、慣れてくると勝手にスキルアップしている女の子が大半だったりする。 優だってそうだから。 そっと両手で触れる。すぐに反応を返して硬くなる。少しずつ硬くなる。 「何だ……手コキだけか?」 追い立てるように言ってきたので、そっと顔を近づけてゆっくりとくわえ込んだ。 息が苦しくなる大きさに驚いたから、舌で舐め回しながら口からはき出し、全体的に舐め回しながら濡らしていく。 そして、とりあえず亀頭の裏筋を舌先で刺激すると、そこが好きなのか微かに身体が震えるのが見える。 はっきりとは聞こえないけれど、快感に呻く声が微かに聞こえる。 そして手を添えてくわえ込もうとしたら、やっぱりさっきより明らかに大きくなっているって意識させられる。 優より大きい。使ったことはないけど、大きめのバイブみたいな大きさだった。そして唾液で濡らした彼のおちんちんに激しく吸い付いた。 ジュボジュボっていう感じに音が響く。口頭で瑠璃さんに簡単に教えてもらった。さすがに優には恥ずかしくて聴けなかった。 「ううっ……ああ……もう、いいぞ……」 その言葉に、少し息が詰まったフェラくらいならぼくでも抵抗はなかった。 でも、今度は今、ぼくが大きくなったおちんちんを身体の中に入れられる。あれ、何か気持ちが重い。
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