- 這いよれ!ニャル子さん でエロパロ3
358 :名無しさん@ピンキー[]:2014/01/10(金) 16:21:01.26 ID:kKvjyyzx - >>354
そのチョイス良いね 「トラペゾヘドロンは君に輝く」あたりもオススメ
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359 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/10(金) 18:00:23.17 ID:kKvjyyzx - 所用で遅くなってしまったけど、
姫初めものを書いたので投下。 拒否反応がなければ続き書きます。
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360 :歳の初めの邪神参り1[sage]:2014/01/10(金) 18:02:23.41 ID:kKvjyyzx - 北海道の冬は寒い。
参拝客の靴底で磨きあげられた雪はテカテカと光り、参道をいびつなスケートリンクに変えていた。 「きゃあっ!」 アイスバーンに足を滑らせた少女が倒れるのを、彼は咄嗟に受け止める。 不安定な氷の上で二つの影はもろともにすっころんだ。 「いったたた…大丈夫か?ニャル子…」 背中から倒れた少年は、抱きしめる形で倒れた少女に声をかけた。 「うぅぅ…申し訳ありません真尋さん」 ニャル子と呼ばれた少女は、身を起こそうとするが、 ふっ…と何かに気付いた表情をすると、 「でへへ…真尋さんに抱かれちゃうとかこれ、早速ご利益でしょうか?」 胸板に頬をよせると、自慢の上目遣いでその顔を見つめる。 その頭頂部に無慈悲な手刀が叩きこまれた。
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361 :歳の初めの邪神参り2[sage]:2014/01/10(金) 18:03:16.39 ID:kKvjyyzx - 「アホなことやってないでさっさと退けろよ」
努めて無愛想な声でそういうと、真尋は力任せにニャルラトホテプの身体を抱き起こした。 滑り留めに撒かれていた砂利が背中からパラパラと落ちる。 ニャルラトホテプが泥雪や砂利に汚れていないのを確認すると、真尋は 転んだときに放り出したビニール袋を拾い上げた。 ニヒヒと嫌らしい笑みを漏らすニャルラトホテプを睨むも、 効果の程は、その笑みが深くなっただけであった。 白の生地に赤い華の模様をあしらった着物を着たその姿は、 一見して日本人ではないと知れる。美しい銀髪に澄んだ碧眼と、透き通る白い肌 。 しかし、和装を纏うその姿には不思議な調和があった。 真尋はぶっきらぼうにその手を取ると、ゆっくりと歩き出す。 「滑るから、気を付けろよな」 破顔するその顔を見ない様に、真尋は前だけを向いて歩きだす。
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362 :歳の初めの邪神参り3[sage]:2014/01/10(金) 18:05:20.30 ID:kKvjyyzx - 初詣に行きたいとねだったのはニャルラトホテプである。
二人だけでのお出かけが許された理由は、ニャルラトホテプの汚れひとつない振り袖姿が物語る。 クトゥグアは、今頃墨汁塗れの姿で幻夢境で初仕事をしていることだろう。 ハスターはまだ新年の挨拶に来たルーヒーと羽子板に興じているころだ。 広い境内には出店が並び、ニャルラトホテプと真尋は参拝客に配られていた甘酒を片手に 休憩所の畳に腰かけてその風景を楽しんだ。 「いやー、お正月って皆さんお家でヌクヌクゴロゴロしてるものと思ってましたが、なかなかどうして、賑やかなものですな〜!」 「ん。まぁ、年に一度のお参りだしな」 参拝に向かう人の群れを見ながら、真尋は差し当たりのない返事をした。 「もっとご利益のある神様だったら、お正月と言わず、毎日でも拝みたくなるものですけどね」 邪神がご利益を求めて神様を拝むと言うのもシュールな話しだが、 当人の目が何やら真剣な輝きを湛えているのを見て、真尋は冷やかしの言葉を飲んだ。 「また、何かろくでもないことを考えてるんじゃないだろうな?」 「失敬な!不祥ニャルラトホテプの真剣な願いをそんじょそこらのものと一緒にされては困ります!!」 そういいつつもニャルラトホテプの物言いは何処か後ろめたさを滲ませるものだった。 「ふ〜ん。…なあ、ニャル子」 「な、なんでしょう…?」 「人の通りが消えたんだけど?」 「おやまぁ、これはこれは珍しい事もあるものですねぇ」 「それに、寒さも殆ど感じないし…」 「あらまぁ、これは異常気象でしょうか?」 「なあ、ニャル子…」 「は、はい…」 「キス…しよっか」 「ゴメンなさい!もっと、イチャイチャしたくって出来心なんです…!って…え?」 「ん…」
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363 :歳の初めの邪神参り4[sage]:2014/01/10(金) 18:10:30.28 ID:kKvjyyzx - 「あむ…ん…んちゅ……」
舌を絡ませるとニャルラトホテプの身体は弛緩し、耳まで紅潮したその顔はうっとりと蕩けたものになる。 「…ン、ああ…だ、誰かに見られちゃいますよぅ…」 「…んん。ちゅ…どうせ結界を張ってあるんだろ…ん…はむ…」 「ひあ…ん!そこは、もっとこう…『構うもんか!お前が欲しい』って、あん!」 耳たぶを噛まれたニャルラトホテプの身体が畳の上を跳ねた。 真尋は応えずに、乱れた振り袖から覗く白い首筋に唇を這わせる。 「は…ぁっ!そこ…駄目…ひあんっ!」 首筋にキスをするとその身体は赤みを増し、掌に感じる体温が上がっていく。 ふうふうと、荒くなる互いの呼吸は。帯に手をかけたときに爆発的に振り切れた。 「あ〜〜れ〜〜」 荒々しく帯をひかれたニャルラトホテプが畳の上を転がった。 「あふん!」 帯が解かれたニャルラトホテプは仰向けの姿勢で、はだけた振り袖を両手で抑えている。 裾から覗くむっちりとした太股と、すらりと伸びた脚がなまめかしい。 「お前。なんか慣れてないか…?」 完璧過ぎる一連のながれに反射的にツッコミが口をつく。 「いや〜、一度やってみたかったんですよ」 悪びれる様子もなく、ニャルラトホテプは顔を綻ばせた。 「全く、お前は…」 呆れた風体を繕いながら、真尋はその身体を抱きしめた。 「さっきからずっと…ニャル子をこうしたかった」 「あ…ん。ふふ…しってました…よ」 「ん…」 また、深く口づける。 「だれかに…みられちゃいますよ?」 「かまうもんか。おまえがほしい」 「えへへ」 そして彼は、鼻腔をくすぐるニャルラトホテプの香りと微かに混じる甘酒の匂いに、身も心も委ねていった。
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364 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/10(金) 18:12:49.75 ID:kKvjyyzx - 以上です
お目汚し失礼しました
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