- オリジナル魔法少女陵辱スレ22【和姦も】
752 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/10(金) 03:54:12.99 ID:7dflaFPH - 異世界からの侵略を目論む魔物を、魔法少女達が迎え撃つ……。
そんなありふれた出来事が、この世界でも起こっていた。 炎の魔王と呼ばれる魔物が率いる軍勢は強力で、多くの魔法少女が日々犯され殺され続けていた。 世界を守るべき魔法少女は、ほぼ壊滅。 魔王軍の勝利は目前。世界は闇に包まれる……はずだった。 たった一人の魔法少女、レイナが現れるまでは。 「っく! なんと言う力だ!」 激しい魔力のぶつけ合いの末、押し切られた魔王が膝をつく。 爆炎と呼ぶのが相応しい炎は、レイナの繰り出す風の魔法に全て吹き飛ばされていた。 「諦めなさい。力の差は歴然だわ」 冷たく言い放つ少女は、風をまいて地面に降り立つ。 「そのようだな……」 精強を誇った魔物の軍勢も、今は魔王ただ一人になっていた。 その全てを葬り去ったのは、目の前のたった一人の少女だった。 紫を貴重としたやや落ち着いたデザインのワンピースだが、いたるところにフリルがあしらわれていて愛らしさを感じさせる。 表情は少女らしいあどけなさを残してはいるが、長い銀髪を揺らし魔王を冷然と見下ろす姿は凛としてやや大人びて見える。 その美貌は……誰もが息を呑むものだった。 「炎の魔王と呼ばれる我が、風を統べる魔法少女に手も足も出ぬとは……」 風は炎を活性化させる、という面があるために属性だけを考えれば魔王に分があるはずだった。 だが、レイナは魔王の自嘲に無表情のまま応える。 「この世界では誕生日にケーキを食べる風習があるのを知ってる?」 「その程度の知識はな」 何を言いたいのか分からない、といった体で魔王はレイナを見上げる。 「ケーキにはろうそくを立てて火をつけて、それを年端もいかない子供が吹き消すのよ」 「な、なにぃいい! 我の炎をろうそくの火と言うのか!」 「的確な喩えだと思うけど?」 レイナの挑発に、魔王は怒りの炎をその身だけではなく心にまでも灯す。 「ならば確かめてみるがいい! 我が命の炎を!」 最後の力を振り絞って起き上がると、魔王は両手を大きく広げ呪文を唱える。 「……最初からそうしなさいよ」 自らの身体を炎そのものに変える禁呪だった。 命を削り燃え上がる炎は、四方から逃げ場なくレイナを包み込んでいく。 「くらえええええええ!」 レイナを中心に炎の球が燃え盛る。 その中にいるいかなる生物も……無機物さえも蒸発するほどの熱量を発生させていく。
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