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ニューハーフ・シーメールでエロパロ 6

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ニューハーフ・シーメールでエロパロ 6
306 :150[sage]:2014/01/09(木) 22:26:23.70 ID:0panM/pg
続き投下です。
―――――――――――――――――――――――――
 帰りの車も目隠しの上、優と由香子さんのマンションの前で降ろされた。
 時間はもう深夜になっていた。あまり色んなところに止まってしまうと目立つので一カ所に降ろしたい、
 と牧村先生は言った。仮に彼女のような女医が運転手付きの高級車に乗っていても問題はないけれど、
 ぼくたちみたいにどこにでもいそうな大学生が高級車から降りたら得体の知れない話だ。
「じゃあ、翼ちゃんは今日は家に泊まっていきなさい。さすがにエッチはダメだけど、優と同衾くらいはさせてあげるから」
「お姉ちゃん……あんなプレイしたらエッチなんてできないよ……」
 それには無言で同意した。きっと優の身体には縛られたり部分や手錠の後が残っている。
 そんな痛々しい姿で抱かれるのも抱くのも嫌だった。
「じゃあ、久しぶりに乾杯しようか」
 部屋に入ると、冷蔵庫に直行した由香子さんが缶ビールを取り出してきた。
「お姉ちゃん、翼ちゃんは未成年だよ」
「良いじゃない、優だって同じくらいの時から飲んでるでしょう?」
「えー……」
 ふたりのやりとりに翻弄されていて口が挟めないでいると、
「まあ、お客さんの中にはワインとか飲ませたりする人もいるくらいだから、
 アルコールってこんな味って体験するのも悪くないかもね……」
 さすがの優も姉の言葉に根負けしたのか、ぼくの前に350mlよりも小さな缶ビールを置いた。
「でも、何に乾杯するの?」
「そうね……優子ちゃんの誕生日ってことにする?」
 ちなみにぼくの誕生日は四月十日なのでとっくに誕生日が過ぎている。後で来年はお祝いするよとは約束させられた。
「……翼ちゃん……良いの?」
「優が、あのお店で働き始めた日はいつ?」
「10月1日」
「じゃあ、その日まで取っておいてください。優子は、由香の双子の妹みたいに扱って下さい」
「設定まで作るなんて、意外に乗り気なのね」
「毒を食らわば皿まで、なんて言いますから」
「えー、一応、彼女なのにー」
 どうやら設定でも優にはちょっと不満だったのかもしれない。
「一応、明日、牧村先生のところ行くでしょ? 
 女性ホルモンと違って、肝臓とかには負担が掛からないみたいだけど、念のためね。少しだけなら許容範囲」
 あくまで由香子さんはぼくにお酒を飲ませたいみたいだ。
 意外と飲んべえなのかもしれない。少し気をつけておこう。
「じゃあ、とりあえず理由はないけど乾杯!」
 その言葉に優とぼくも乾杯と答え、お互いの缶同士を軽くぶつけた。
 小さく乾いた音が耳鳴りのように記憶に刻み込まれるような気分になった。
ニューハーフ・シーメールでエロパロ 6
307 :150[sage]:2014/01/09(木) 22:34:38.92 ID:0panM/pg
初めて渡されたその薬はいくつかの錠剤だった。それを定められた用法・用量で摂取することが説明された。
 最初に渡されたお金で、ある程度の期間の分は充分に買える額はあった。
 だけど、ぼくは予想外の収入に関してはある程度、女の子磨きにも使うようにとマネージャーに言われていたのもあって、
 いくらか奮発してスキンケアや服装にこだわってみることにした。
 さすがに美容院に行くほど髪は伸ばしていない。早く、ボブカットくらいに伸ばしたい。
 優が教えてくれた化粧品店は女装の人でも普通の女の人と同じ扱いで化粧品の取り扱ってくれるお店だった。
 どういう意図で理解があるのかは分からないけれど、そういう味方のような人がいれくれるのはありがたい。
 さすがに髭やむだ毛に関しては男にしても薄いぼくだけど、量として考えれば女性になるのは多すぎる。
 ジェミニホルモン剤の効果で髭の抑制は相当な効果があるらしいけれど、今の年齢になるまでに生える部分ができてしまっているので、
 それはレーザー治療などでどうにかするしかない。それについては牧村先生がある程度、身体が慣れてから紹介してくれるとのこと。
 少し高めの基礎化粧品とファストファッションとはいっても、大学生には痛いくらいの出費を行ったことにちょっとした不安を覚える。
 それでも、お金はかなりの量がある。とりあえず、大きな買い物はここで留めておく。
 とりあえず、マネージャーからはAカップくらいになったらお客さんの相手はできるわね、と言われている。
ニューハーフ・シーメールでエロパロ 6
308 :150[sage]:2014/01/09(木) 22:36:24.27 ID:0panM/pg
ここまで来たら、後は根回しをしなくてはいけない。
 まず、学校のクラスの先生にアポイントメントを取った。
女性の先生でジェンダー関係の授業も行っていたので、最初に女装した姿で訪れたときは驚かれた。
そして、自分が性同一性障害と近いものだと告白をした。正確と言い難いけれどホルモン治療をしていることまでは説明した。
親や家族の同意を得ている、という説明まで行い、少し労い言葉を掛けられた。
とりあえずクラスの話が分かる人に説明をしてくれるとのこと。そして、しばらく間を置くことで様子を見るという確認も行った。
先生の感想としては、最初は誰だか分からなかったとのこと。それくらい女性に見えるということだった。
 次に、ふたりの兄に、男として最後の声を届けた。ふたりは多少は懐疑的だったのには変わらないけれど。
 そして、母はまだ父にぼくのことを伝えてはいなかった。たぶん、絶対に反対するだろうということで。
今日から薬を飲み始めることを伝えたところ、迷わないのね、と少し悲しそうに言われた。
それはぼくを女に産めなかった罪悪感なのか、それともどうしてこんな形になってしまったのかの気持ちの両方が混じっているような気がした。
 学校、家族、それぞれの整理は終わった。今はまだ休学するかどうかも決めていない。
優は色々あって、今は休学をしているけど、後期か来年からは大学に復帰する予定だ。
 長くお店に勤めていてもしょうがないのと、もう充分に女性らしくなったという自信がついてきたのもあった。
 先生にカミングアウトを勧めたのは由香子さんだった。
 二重生活みたいに男でいる時間を作るのは気持ち的に辛いでしょう、という後押しで意を決した。
 確かにクラスや授業でどうしても男の姿でいないといけないときは、結構、辛い気持ちがあった。
 準備を全て、整えて、いよいよ薬を飲み干した。嚥下した感触を意識しながら身体中に何かが広がっていくことをジワジワと実感した。
 しばらくは、優とデートをしたり、由香子さんと一緒になってご飯を食べに行ったりした。
 静さんのお店にも連れて行かれて、おいしい料理を食べさせてもらった。いつかレディースバーの方にも来るように言われた。
 ある程度のクオリティがあれば女装の人でも受け入れてくれるとのこと。
 学校では事務関係では性同一性障害という扱いで認めてくれている。
 ただ、どうしても男でいないといけなかったりする場合は我慢して戻ることもあったりする。健康診断とか。
 それでも、クラスの方では事前に説明をしてもらっていたこともあって女装していても何も言われないで普通に扱ってくれている。
 しばらくは普通に暮らしていく。ただ、いつか変化はやってくる。それまでがぼくにとっては男である最後の時間だと意識していた。
 そしていつしか夏休みを迎えた。
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309 :150[sage]:2014/01/09(木) 22:38:09.01 ID:0panM/pg
 変化はすぐに分かった。胸が少し苦しい感じになり、乳首の周辺にしこりのようなものができている。
 もちろん乳がんとかそういう疑いではない。少しずつ胸が発達してきたような気がする。
 そして、適切な洗顔と高い化粧水と乳液の効果か肌の艶が良くなったのと、元々生えにくい髭も本当になかなか生えなくなった。
 ある程度、貯金ができればレーザーで髭を生えなくすることもできるみたいだ。
 一応、むだ毛用の女性用シェーバーも買ったので脚の毛や腋の毛はなくなった。
 少しずつきれいになっていく自分に少しだけ自己愛のようなものすら感じていた。
 たぶん、これが女の子気持ちなんだと少しずつ自分に自覚として芽生えた感情にどぎまぎしてきた。
 そして、少しだけおっぱいができてきたことを報告すると、優が誘ってくる。
 久しぶりにぼくは優に抱かれた。
 少しずつ膨らもうとしている胸、
 少しずつより艶を増す肌、
 少しずつ付いた皮下脂肪による曲線、優の愛撫によって、少しずつ少しずつ解放されていくようだった。
 ある日、仕事帰りの優に電話を掛けたところ、
「翼ちゃん、声……」
 自分では分からなかったけど、優によれば声は確かにぼくの声だと分かるけれど、どう考えても女の人の声にしか聞き取れないと言われた。
 それは由香子さんの反応も同じで、ふたりが驚きの反応を示すほど、ぼくの声は女の人のような声になっていた。
 髪の毛も伸びが早くなった。もう優のショートカットよりも長く伸びてしまった。
 もうウィッグもいらなくなっていた。後はボブカットまで伸びたら、しばらくその姿でいたい。
 胸は苦しくなるけど着実におっぱいの形ができてきた。
  夏が始まると同時にブラジャーがつけられるくらいのバストができあがっていた。
 そして身体はおちんちんがある以外は女らしい身体付きになっていた。何度かの優とのセックスでいつも驚かれる。
 優よりもぼくの方が効果が覿面でもう女の子にしか見えないと何度も言われた。
「……翼……優子ちゃんになるときが来たよ」
 その宣告は、優以外のひとにこの身体を見せないといけないという覚悟を嫌でも感じさせた。
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310 :150[sage]:2014/01/09(木) 22:39:29.17 ID:0panM/pg
 前と同じように優と一緒に車に乗せられ、あの大広間に連れて行かれた。マネージャーは会うなり驚いた顔をした。
「久しぶりー、本当にあなたは素材として最高だったわね。
 雰囲気も女の子らしくなっているのに、声がそこまで変わるのは初めてかもね。それにしても……これで処女だなんて凄いわね……」
 そうじゃないと思って、優を見たら、ウインクをされた。つまりぼくはまだ処女ということにしているらしい。
「とりあえず、しばらく翼ちゃん……いいえ優子ちゃんは新人のお披露目ということで、あなたにはショーに出てもらうわ。
 そして、最初はあなたの処女喪失を楽しんでもらうのよ。相手はもちろん由香ちゃんとね。
 一応、付き合っているんだし、最初は好きな人に抱かれたいものね」
 その後、しばらくはトイレに行く形になる。全部出す人もいれば支障ない程度で出す人もいる。
 本格的な人は、個室で浣腸プレイとかスカトロとかやるから出さない人もいるみたい。ときどき喘ぎ声が聞こえる。
 まともに排泄で感じるのは、さすがにちょっと引いてしまう。
 ロッカールームで着替えを行った。日によって衣装が用意されるけれど、この日はベビードールだった。
 平日はもっと過激らしいので、エッチな格好と思ってもこれはまだ普通だとか。
 平日はどんなのか、という話を聞いたら、全身タイツという単語を聞いて、別な倒錯趣味が入り交じっているということを知って聞くのを止めた。
 優があまり積極的に関わりたくないのも分かる気がした。
 そして、出勤してきた女性たちを大広間に集め、マネージャーから紹介される。
「今日からここで一緒に働いてもらいます優子ちゃんです。みなさん仲良くしてくださいね」
「はじめまして、よろしくお願いします」
 あくまで普通に挨拶を行う。すぐに凄い。羨ましいと言われる。
 さすがに高い声の人もいるけれど、ぼくのように高い声の人はいないらしい。
 だけど揃いも揃って女の人にしか見えない人ばかり。普段着のようにドレスを着たり、最近のぼくみたいにニットワンピースを着ている人もいる。
 全体的に体格のある人が多い。モデル体型な人も多いけど、どうしても大柄な人もいる。
 そして平均的な身長の人でも、中には男性かもしれないと気づかれそうな顔をしている人は多い。
 ただ、人それぞれ事情はあるから外見のことはとやかく言えない。タイミングというのもある。
「それから、彼女は由香ちゃんの恋人でもあるので、惚れたとしても胸に秘めたまま諦めて下さいねー。
 略奪とかストーカーとかトラブルを生むようなことをした人は命がないと思ってください」
 保証という名の脅しに少し残念そうな顔をした人が何人かいた。
 もしかしたら、新人ってそういう扱いを受ける可能性もあるのかもしれない。
 優がいてくれて、本当に良かったと思う。
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311 :150[sage]:2014/01/09(木) 22:40:11.31 ID:0panM/pg
 それから、楽屋裏では衣装に合わせて化粧を施される。ヘアメイク担当のスタッフは女性だけで構成されている。
 どうやら男性が担当すると仕事の妨げになるという方針らしい。仮面をしているし、薄暗いからといって化粧をしないわけにはいかないらしい。
 スポットライトに当たる化粧の具合で表情とかが驚くほど変わる。
 あくまでショーであることは単に性的欲求とは違う、美しい物を見せたいという欲求にも応じるためにも舞台装置なども細かく設定されている。
 いつもより優もぼくも目鼻立ちを強調された化粧を施される。これも多少の変装に近いらしい。
 そして、髪が長くないとはいえ、優が髪型をボーイッシュさを強調し、
 ぼくはさすがに同じような髪型は良くないと判断されセミロングのウィッグを着けることになった。
 その上でウィッグも性能が良いのできれいに整えられていった。
 この店は最初は薬の臨床データを集めるための男娼クラブみたいなものだった。
 でも、会員が増えるに連れ、そういう要望や才能を持つ人間がどちら側にも生まれた結果、このようなショーまで行われるようになった。
 逆にこうしたショーで魅力を発揮する女性もあり、結果として全体的に良い効果をもたらしているらしい。
 そして、ぼくと優による処女喪失が今日の最初の演目だった。基本的に男の人を抱きたい人が多いので、ショーが多く行われるのは金曜日が多い。
 または土曜日が多く、ぼくがここに初めて来た日のショーは優たちによるつり上げのプレイだった。
 意識して見ていたから気づかなかったけど、あれで一時間半も費やしていたらしい。
 ああいう大がかりなのをすると、後で何をやっても興ざめになるので、あの日はショーとしてはあれしか行われなかったとのこと。
 ただ、こういうところなので、逆に疑問に思ったのは、こういうお店だと処女を奪うことに強く望んでいる人もいるんじゃないかと。
 ただ、ぼくみたいに特定の相手がいるなどのことはある程度は考慮されてもいるようで、
 むしろ処女を見知らぬ男性に捧げるのは縁を切り捨て、ひとりで生きていこうと決意している人がほとんどだ。
 ぼくはまだ、頼れる人がいた。
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312 :150[sage]:2014/01/09(木) 22:46:02.61 ID:0panM/pg
 暗がりの中、ステージにはぼくと優が立っている。ステージといっても回転したりとか大がかりな仕組みではないようだ。
 ぼくと優は手を繋いで、客のテーブルの間をゆっくりと通り抜けてきた。
 暗がりで気づかれたときには前にいる。
 そうして、まだスポットライトの当たらない舞台の上で、ぼくは優子になって優に、由香に抱かれる。
『今宵もようこそ、背徳の宴へ。本日は当店に初入店した新人、優子を紹介します。
 彼女は女性になり始めて一ヶ月でありながら、奇跡の美貌と美声を持つ大型新人。
 そして、未だ処女です。そんな彼女を親友であり、当店へ導いた小さな堕天使である由香がその処女を奪うというステージになります。
 由香に抱かれることで、優子は真の女性に生まれ変わるのです』
 パッ! という光がぼくと優を照らす。
 少年のようなショートカットでベビードール姿の優と、セミロングの髪型の少女のようなベビードール姿のぼくが仮面の人々に囲まれ、拍手で歓迎された。
 それにしても司会は黒服の人がしているみたいだけど、正直言って、少し表現が過剰であまり良い気分はしなかった。
「……どうしたの?」
 囁くように優が問いかけた。客席に聞こえない程度の声。いけない、集中しないと。
 だけど思ったより簡単に集中できる。もう優はステージ上に立つ由香になっていた。
 だからぼくは優子になって、由香の愛撫を仕掛けようとする腕を受け入れた。そっと抱かれて、下を絡めたキスをする。
 少しぼくの方が舌先を長く出しており、由香がそれをしゃぶりながら、じゅぽんっ! と唾液の音を響かせる。
 それだけで、ぼくはおちんちんが痛いくらい勃起してしまい、短いベビードールの裾を持ち上げてしまった。
 どういう意図で宛がわれたかの意図を知る。
「……キスが大好きだね」
 また囁かれる。由香の声は優の声をした別人の声だった。まるで年下の女の子をゆっくりと導くように――そうか、ぼくは由香の妹の優子だったんだ。
 それなら、由香のお姉ちゃんの、大好きなお姉ちゃんのキスで興奮するのなんておかしくないよね。
 与えられた時間はある程度、自由が利いた。何よりも今夜は金曜日で、ステージはこの後もいくつかの出し物が催される。
 ただ、今日の目玉は、処女である優子が由香によってどのように処女を失うか披露し、優子という女の子を抱ける価値があるかどうかを披露する意味がある。
 最初は唾液の音を響かせるぐらいのキスの応酬。
 由香が嫌らしく舌を吸い、お返しとばかりに由香が突きだした舌をペチャペチャと舐めて、静寂の世界に嫌らしい水音を響かせた。
 事前に教えられたことで、嘔吐やスカトロ以外ならば、ステージの上をある程度汚すのは構わないと教えられていた。
 だから、我慢することなく由香とこぼれるほどの唾液交換を繰り返した。
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313 :150[sage]:2014/01/09(木) 22:49:42.73 ID:0panM/pg
 そして、ゆっくりと由香がベビードールを脱がしてくれる。裸になったと同時、周囲から息を飲む声が聞こえた。
 そして、あれで一ヶ月とは、といった反応が返ってくる。怪訝な気分になる。ぼくは、そんなにきれいなのかな?
 そんな疑問を浮かべていたら、いつのまにかおへそ周りから、ゆっくりとおっぱいへ由香が舌を這わせていた。
 まだ発達途中だから、ちょっと触られただけでも呻いてしまうくらい敏感だ。舌なんかで舐められたら。
「ああっ!」
 初めて、周囲に聞こえるくらいの喘ぎ声を出す。そして大広間ゆえに響く自分の声にまるで信じられない感覚に陥らされる。
 これが今の自分の声なんだって、気づかされた。また誰かが素晴らしい、という話しをしている。
「優子ちゃん……もっと喘いで良いのよ……」
 由香は女言葉でぼくに話しかけてきた。
「由香、お願い……もっと気持ち良くさせて……」
 返す言葉はいつのにか甘えるような言葉になる。気持ちはどんどん女の子になっていく。ぼくの心の中にいる優子が自己主張してくる。
 由香は今度は、そっと跪いて、さっきから軽く勃起をしているおちんちんを手に取って、そっと指先で弄ぶ。
「あっ……んっ……」
「もっと大きくさせて……」
 その指使いに身もだえする。立っているのに膝から崩れ落ちそうな気持ちになる。
 そうやって意識が身体に向かった瞬間に、由香は一気におちんちんを口でくわえ込んだ。そして音を立ててしゃぶる。
 気づかなかった。あらかじめ涎を口に溜めていたなんて。ローションも使わずに濡らされる感覚にビクンッ! ビクンッ! と背中を震わせる。
 そして、そのまま膝から崩れ落ち、由香を抱きかかえるような体制で後ろに倒れた。
「つ……」
「大丈夫……」
 後ろに倒れる途中、少しだけ身をひねった形で倒れたから頭をぶつけたりはしなかった。
 ちょっと肩を打ち付けたけど、勢いも無かったからそんなに痛くもない。むしろ、快感ばかり強い。それなのに優に心配をさせてしまった。
 だけど、こちらが大丈夫と見ると、倒れたぼくを仰向けにするのかと思ったら、両脚を開かせた。
 そして、傍らから取り出したローションをおまんこに塗りだした。
「由香……優しくしてね……」
「うん……優子、待っていてね」
――――――――――――――――――――――――――――――
今日はここまで。お店云々は、Blueさんのマグナハウスをちょっと参考に、
秘密のクラブ云々で都市伝説の要素やらなんやら混ぜた結果、こうなった次第です。


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