- テイルズのエロネタないんかね?37
722 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:00:12.53 ID:OvN04ghq - リグレット「……質問に答えろレプリカルーク」
ガチャリと額に銃を突きつけられる その顔に先ほどの狂気は感じられない いつもの、冷たい無表情だ ルーク「……」 リグレット「貴様達は閣下の計画のどこまでを知っている。そして、どこでそれを阻止しようと企んでいる」 ルーク「……」 リグレット「……」 ガン、と鈍い音が響く。ルークは右頬に痛みを感じ、口の中で血の味を感じる 銃で殴られたのだ リグレット「次は撃つぞ」 ルーク「……脅しても、俺は絶対に口を割らないぞ」 リグレット「……」 パン!と乾いた音が次は牢獄に響く ルーク「……ッ」 ルークは思わず体を強張らせて目をつぶってしまった しかし痛みはなかった ルークのこめかみの真横に穴が開いていた ルーク「……」ハァハァ 耳元での爆音と、数センチ横で死んでいた感覚がルークの鼓動を速くし、息を荒がらせた リグレットはそんなルークを冷たい瞳で見下ろし、カチャリと銃を突き立てた リグレット「次は当てる」 ルーク「……くッ」ゾク
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723 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:00:47.91 ID:OvN04ghq - 悪寒が背筋を襲う
もう猶予は無いのであろう、銃はルークの額に押し付けられている 情報を伝えれば、開放されるかもしれない 少なくとも、今ココで死ぬことはないであろう ――しかし、ルークの中で口を割る選択肢などなかった 仮にここで開放されたとしても、それは一時的な解決にしかならない 自分たちの行く先を見切られ、要所要所の隙を狙いつけられ、結局全滅になってしまうであろう それなら、いっそここで自分だけが死ぬほうがずっと後の状況はいいはずだ それに、自分の代わりができて、その上自分よりあらゆる面で上に居る者だっているのだ ルーク(お、俺はここで、死んだほうがいい!!) 体の震えが止まらない しかし、それでもルークは口を開けなかった リグレットの細い指がトリガーにかかる ルークは目を閉じた リグレット「ラストチャンスだ、答えろレプリカルーク」 ルーク「お、おこと、わりだ!!う、うぅ、撃つなら撃てよ!」 リグレット「……」
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724 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:01:34.56 ID:OvN04ghq - す、と額から銃の感触が消え、ルークは薄く目を開けた
そこには、先ほどと変わらないリグレットの姿 しかし、銃はベッドの横に置いてしまったようだ ルーク「……どうした、撃てよ!」 リグレット「……どうしても、言わないつもりか?」 ルーク「当たり前だ!俺は仲間を売るようなコトはしない!」 リグレット「……そうか」ニヤ ルーク「!?」 ゾクゾクとした悪寒が再び走る もはや気のせいではない、リグレットは不敵に笑ったのだ あれは、今から始まる拷問を想像して楽しむ顔か それとも死に直面してもなお拒むルークの気概にあっぱれと笑ったのか ルーク(いや、違う……ぜんぜん違う……) あれは、むしろ―― ルーク(うまくいったという、計画通りに進んで喜んでいるような……) それにしても不気味な、それでいて恐怖を植えつけるような笑みだった
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726 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:02:47.81 ID:OvN04ghq - ルーク「ぶは、はぁ……はぁ……」
リグレット「どうした?ずいぶんと苦しそうだな?」 ルーク「ふ、ふざけんな!いきなり何をしやがる!」 リグレット「ただのキスだろう。見てわからないのか」 ルーク「そんな事じゃねえ!なんのつもりだ、敵の俺に対して!」 リグレット「言ったはずだ。身体に聞くとな」 ルーク「……!?」 リグレット「く、くくくっ……」 ルーク「な、なにがおかしいんだ」 リグレット「さっきから虚勢を張っているのがまるわかりだぞ?」 ルーク「な……」 リグレットの細い指がルークの両頬にそっと触れる リグレットはにたりと笑い、そろそろと触れるか触れないかの所でルークの頬を撫でる
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727 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:03:23.79 ID:OvN04ghq - ルーク「く……」
リグレット「そんなに顔を赤くして……まさか、初めてだったか?」 ルーク「……関係、ねえだろ」 リグレット「……」ゾクゾク リグレットは再びルークの顔を両手でロックし、顔を近づける リグレット「すまなかったな、ロマンチストな子供には刺激が強すぎたか」 ルーク「バ、バカにすんな!」 リグレット「ふふ、強がるな」 れろり ルーク「んっ」 リグレットがルークの上唇をそっと舌で撫でる ルークはそれに反応するように、ぎゅっと口を閉じた リグレットはそれを気にしてないかのように、ルークの唇を舐め続ける そっと触れる程度で、ナメクジが這うのかのようにゆっくりと そして舌はルークの上唇から下唇に移動する ゆっくりと、ルークの唇を味わうかのようにリグレットは愛撫を続けた 唇をひと通り舐め終わると、リグレットはそっと触れるだけのキスをする ちゅっと音を立てて、何度もルークの口を啄む ルークは目を閉じて必死に耐え続けていた
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728 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:04:11.93 ID:OvN04ghq - リグレット「……口を開けろレプリカルーク」
ルーク「……」 物足りなくなったのか、リグレットはルークから口を離し、耳元で囁く ルークは首を横に振り、抵抗する リグレットはルークの頬から更に手を降下させてゆく リグレット「……抵抗しても無駄だ、辛いだけだぞ?」 ルーク「……」 リグレットはそれでもなお抵抗するルークの身体に手を這わせる ルーク「ん……」ゾク 全身の毛がよだつ感覚をルークは覚える リグレットはそれを解っているかのように手を動かした 鎖骨のくぼみをなぞり、肩のラインを確かめるように撫でる そして、手は胸板に到達すると再び触れるか触れないかの所で指を這わせた 独立して動く指は、ルークの乳首を目指してゆっくりと動く ゆっくりと、ゆっくりと動く指はルークの感度を着実に上げていく 指が全てルークの乳首の目前に到達し、動きを止める ルーク「……」ゾク ルークは目を閉じて耐えるように唇を噛む リグレット「……」ニヤ そして、指はルークの乳首に一斉に襲いかかるかのように攻め入っていく ルーク「んぁ!……んん!!!」ビクッ ルークの防御は一瞬にして崩れ去り、口を開いてしまった その隙をリグレットは見逃さず、即座に口を塞いだ そしてまた、リグレットの舌がルークを嫐り始めた
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729 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:05:54.87 ID:OvN04ghq - ひとしきりリグレットが嫐り終わると、今度は直ぐに口を離した
リグレット「情けないな……レプリカとはいえ男の癖に、乳首を少し触られた程度であれほど感じてしまうのか」 優越感に浸っているリグレットに、ルークは何も言えない リグレットはルークの耳元に口をよせた リグレット「気持ちよかったか?」 ルーク「……!そ、そんな事……!!」 リグレット「ふふ、そうか?」 ルーク「あたりま……んん!」 今度は不意打ちに口を塞がれるルーク ルーク「ん……ぅ……」 何度も、何度も、何度も、何度も 口を舐め回され、舌を絡ませ合い、唇を吸われる ルーク(だ、だめだ……頭がぼーっとしてきて……) ルークは初めての感触に対応しきれないでいた ルークは気づいていない 徐々に、自分の顔がキスをされるたびに恍惚に浸ったようになっていっていることに リグレット「……」ゾクゾク
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730 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:06:39.37 ID:OvN04ghq - この上ない快感だった
レプリカルークはどう見ても女性経験など無い 純粋無垢というのはこの事なのだろう もしかしたらティアと、とも考えていたが、どうやら間に合ったようだ あのキスをした時の顔は、経験者のするような顔ではない レプリカルークは何も知らないし、体験していない 真っ白い布のような存在だ そのレプリカルークに突然、性的快感を覚えさせる キスの感触を覚えさせる 愛撫の感触を覚えさせる 真っ白い布に、少しづつ、少しづつ汚れた水をかけていくような感覚 自分が一人の人間を汚していくような感覚 知らない感覚、感触に必死に抵抗するレプリカルークを見るだけで、全身の毛がぞわぞわとよだつ、ぞくりとした快感が襲った そして……キスを無理やり重ねてやることで、レプリカルークの顔が次第に蕩けていく様を見れた 徐々に抵抗が無くなっていることにレプリカルークは気づいていないだろう リグレットはれろりとルークの頬を舐めると、ルークの上から離れた ルーク「はぁ……はぁ……はぁ……」 リグレット「今日はここまでにしておこう」 リグレット「明日、まだ口を割らないようなら」 ルーク「……」 リグレット「もっと激しくする必要があるな?」ニヤ ルーク「……ッ」 リグレット「ふふ、ではな」 リグレット(童貞を奪うのは、もっと遊んでからだ) 時間はたっぷりあるのだ リグレットはこれからの事を考え、口元が釣り上がるのを抑えられなかった
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731 :テスト[sage]:2014/01/07(火) 00:07:16.54 ID:OvN04ghq - おわり
エロくないから終わる
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