トップページ > エロパロ > 2014年01月05日 > V9XkjScF

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名無しさん@ピンキー
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革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2

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革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
140 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/05(日) 19:13:14.67 ID:V9XkjScF
冬休み使ってハルト生存√サキ編のSS作ってみたが
ぜんぜんエロくない上に無駄に長い(19kB、原稿用紙30枚?)けど
需要ある?
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
143 :【ハルトxサキ】嘘の絆 1[sage]:2014/01/05(日) 19:57:18.46 ID:V9XkjScF
  モジュールの天蓋が夕闇色に染まるころ、私はハルトをここへ呼び出した、
二人にとって、あの忌まわしい呪いの絆が刻まれた、この場所に。
 すっかり人口密度の下がったモジュール77では、こんな時間にここを訪れる人は
いない。だからここは、密会には最適な場所といえる。
 「流木野さん!」
 階段の下から、ハルトの声が聞こえてきた。私の姿を見て、駆け足で上ってくる。
 約束の時間までは、まだ15分ある。だがそれでも、私はこう言わなければいけない。
 「遅い!」
 「?約束は6時ちょうどじゃないの?」
 「私を待たせたことに、代わりはないでしょう。」
 それは、かつて交わされた言葉。彼と私との、秘密の一ページ。
 「…ごめん。」
 そしてハルトは、またしても同じ言葉を紡ぐ。
 そう、変わらないのだ。ハルトは変わっていない。ただ一つ変わっているのは、
 ハルトには、記憶が残っていないのだ。
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
144 :【ハルトxサキ】嘘の絆 2[sage]:2014/01/05(日) 19:58:41.68 ID:V9XkjScF
 モジュール77奪還作戦、その最後の戦いで、ハルトはほとんど全ての記憶を失った。
 ハルトに残っていたのは、ほんの数時間分の記憶、
 エルエルフと交わした約束、
 私と交わした約束、
 そして、それらの記憶をも上回るショーコさんへの想い。
 それが、ハルトに残された全ての記憶だった。
 ぎりぎりの戦いだった。私とアキラの援護が少しでも遅れたら、ハルトはその記憶を、
命を、ルーンの全てを使い切ってしまっただろう。
 ハルトが戻ってきたとき、私は激しく後悔した。だってそれは、かつての私の、
望み通りの結末だったからだ。
 ショーコさんの記憶を失えば、ショーコさんと同じ立場で、ハルトを愛することが
できる、そんな都合のいい結末。まるで私が望んだことで、ハルトの記憶が消えたように
思えたのだ。
 ただひとつだけ、思い通りにならなかったことは…。
 「それで、用事ってなに?」
 ハルトの声で、我を取り戻す。少し思い詰めていたようだ。
 「ハルトって、今までのこと、何も憶えていないのよね?」
 「う、うん」
 ハルトは弱々しく頷く。
 「だから、教えてあげる。」
 ハルトを呼び出した理由、それは、ハルトが忘れてしまったもの、私しか知らない、
二人だけの秘密。
 「ここはね、伝説の祠と呼ばれているのよ。」
 それは、咲森生徒なら、誰でも知っている話。けどそれは、私が話したいことではない。
 「ここで何があったのか、ハルトに教えたかったの。」
 そういって、ハルトの方に一歩近づく。右手をハルトの肩から頬へ、そしてうなじへと
まわす。
 「流木野、さん?」
 戸惑うハルトを無視して、そのまま顔を近づけ…
 「!」
 私は、ハルトの唇を奪った。
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
145 :【ハルトxサキ】嘘の絆 3[sage]:2014/01/05(日) 19:59:39.41 ID:V9XkjScF
 それはあの日から、ずっとしたかった事。
 唇を重ねるだけのキス、ただそれだけで私の鼓動が高鳴るのを感じる。
 「流木野さん、どうして?」
 唇を離した後、ハルトが尋ねる、これもまた、同じ台詞で。
 「ふふふっ」
 つい可笑しくなって吹き出してしまう。だってハルトはハルトなんだもん。
 驚いた表情のまま、ハルトは固まっている。
無理もない、私のことは、まだ「戦友」としか認識していないのだから。
 「これはね、後払い。」
 「あとばらい?」
 ハルトの頭の中は、たぶん、疑問符がいっぱい舞っていることだろう。
 私は悪戯っぽい微笑を浮かべて、答える。
 「私の再デビューに協力してくれた、お礼よ。」
 それは、かつての私がとった行動の繰り替えし。
 私は、自分が有名になるために、ハルトの名声を利用した。7億人のフレンドがいる
ハルトを利用した。彼の体をジャックし、都合のいい情報を流した。
 「だから、お礼がしたかったの。」
 そういうと、ハルトの体にしな垂れ掛かる、ハルトの胸に、顔をうずめるように。
 「流木野さん…」
 でも本当は、違う。後払いなんかいらない。
 だって、前払いは、とっくに済ませてあるのだから、私のファーストキスで。
 「なーんてね。」
 「え!」
 顔を上げて、ハルトを見上げる。営業スマイルを浮かべる私を、ハルトは豆鉄砲でも
食らったような呆けた顔で眺めている。
 「だって」
 放心状態のハルトをよそに、私は彼の体に抱きつく。彼の頬に頬を寄せるようにして…
 「嘘だから。」
 彼の首筋に噛み付く。
 「うわあああ」
 ハルトが悲鳴を上げるが、もう遅い。私の意識は、ハルトの中に流れ込んでいく。
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
146 :【ハルトxサキ】嘘の絆 4[sage]:2014/01/05(日) 20:01:10.69 ID:V9XkjScF
−−−−

 「さてと」
 ハルトの体をジャックした私は、力を失った私の体を支える。そして地面へ
ゆっくりと横たえる。
 前にジャックしたときも、自分の体を運ぶのは奇妙な感覚だった。自分が目の前に
倒れているのに、自分はここにいるのだから。
 私は、準備を始めることにした。
 まずは服、ハルトの服を脱ぎ始める。咲森学園の男子制服はブレザーにYシャツと
ネクタイ、それにズボンとシンプルだ。
 私は、いやハルトは、あっという間に素っ裸になった。ハルトの体とはいえ、
全裸になるのはやはり恥ずかしい。でも、後のことを考えると、
服は脱いでおいたほうがいい。
 「あら?」
 裸になって、ハルト体を改めて確認する。すると、左鎖骨あたりに、見慣れない
痣があることに気付く。
 「こんなあざ、有ったかしら?」
 形で言えば、真ん中の欠けた三菱、そんな赤痣がハルトの左胸に浮かんでいるのだ。
 「前はたしか、なかったわよね?」
 私は記憶をたどる、といっても、ハルトの裸を見たのは、あの時だけ。
 悲しみと痛みで苛まれた私は、ハルトの姿を直視できないでいた。
 こんな痣が有ったとしても、おそらく気付くことはなかっただろう。
 他に、体に異常はなかった。
 次に私は、自分の体に取り掛かる。
 本当は私も全裸の方が、後片付けが楽なのだが、ここはあえて半脱ぎにする。
 まずは胸元のリボンを外し、ブラウスとブレザーのボタンを外す。
 そしてブラウスを肩まで脱がせると、ブラの肩紐を腕側に下ろす。
そしてブラを少しだけ下げ、乳首が見えない程度に胸を晒す。
 最後にパンティーを下ろし、左足だけ抜く。
私のパンティーは右腿にかかっただけで、私の秘所はスカートの下、外気に晒されている。
 「これでよし!」
 服を脱がし終えると私は、ハルトの体を、私の足の間に割り込ませる。
 その時、私は気付いた、私の、ハルトの男根が力強く滾っているのを。
 「私って、興奮しているの?自分の体なのに。」
 それは充血して、硬く反りあがっていた。理不尽なこととは思いつつ、これは、
男の子の体がもつ現象だと割り切る。それに、勃起していた方が、後のことも進めやすい。
 私の、ハルトの一物を、私の秘裂をなぞるように被せる。こうすれば、間違って
挿入とかはおきないだろう。
 後は、私と両手を繋ぐ。私とハルトの手をお互いに繋ぎ合わせる。
 恋人繋ぎというらしい。
 全ての準備が終わった。後は、私の心の準備だけ。
 私は、繋がっている手を、その小指を見る。繋がり方は違うけど、
今ハルトの小指と絡んでいる。それだけでよかった。
 「絶対に、諦めない!」
 私の心の準備は終わった。あとは
 「!」
 ハルトの歯で、私の首筋に噛み付いた。
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147 :【ハルトxサキ】嘘の絆 5[sage]:2014/01/05(日) 20:02:54.76 ID:V9XkjScF
−−−−

 「…流木野さ、!!」
 意識を取り戻して最初に見たのは、ハルトの驚く顔だった。ハルトは状況を
理解できていない。硬直した顔が、羞恥に赤く染まっていく。
 「うわあ」
 ハルトが飛びのこうとする。けれど、逃がさない。
 「待って!」
 私はハルトの手をガッチリと結ぶと、足を絡めてハルトを動けなくする。
 ここからが、ここからが”本番”なのだ。
 「聞いて、ハルト!」
 私は、真剣なまなざしでハルトを見つめる。
 「これには訳があるの。」
 「流木野さん?」
 私と見詰め合うハルト、しかし直に顔を背ける。そりゃ、これだけ扇情的な
格好をしているんだから、直視できないのだろうけど。
 「なんで?こんな…、僕は…」
 ハルトはたぶん、まだ理解していない、自分がジャックされたことも、
私がこの状況を作ったことも。
 「ハルト、私を見て」
 片手を外し、ハルトの横顔に添えると、ゆ
っくりと私の方に振り向かせる。
 「これは、ハルトにとって、必要なことなの。」
 切実な、訴えるような眼差しで、再度ハルトを見つめる。そう、ここから先は、
私の演技力しだい。
 「流木野さん…」
 ハルトは紅潮したまま、再び私を見つめる。その瞳の奥には、羞恥以上に、
今”犯してしまった罪”に対する動揺が浮かんでいた。
 「これは、ハルトがしたことじゃない。私が望んだことなの。」
 「君が?」
 「そう、私がハルトの体をジャックしたの。」
 私は、少しだけ悪戯っぽい笑みを浮かべると、ハルトの体を少しだけ引き寄せる。
 「ジャックって」
 ハルトはようやく理解したようだ、自分は騙されていたのだと。
 「どうして?」
 再び繰り返される言葉。けど私は、今度はわざと悲痛な表情を浮かべながら、
ハルトに告げる。
 「だってこれが、ハルトにとって必要なことだから。」
 「僕にとって?」
 「ハルト、あなたルーンがほとんど残ってないんでしょ?」
 「!」
 動揺するハルトに、追い討ちをかける。
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
148 :【ハルトxサキ】嘘の絆 6[sage]:2014/01/05(日) 20:04:22.67 ID:V9XkjScF
 戦争が終わってしばらく経ったといっても、ハルトがすごした日々は短い。
一度の出撃で数年分の記憶を消費するハルトは、次の出撃があれば確実に命を落とす。
 世界はいまだ流動的だ。いまはマギウス狩りの最中で、モジュール77を
攻撃しようという勢力はいない。
 私たちはカミツキが、マギウスと違う存在だと説明している。
 しかし、カミツキをマギウス同様危険視し、抹殺しようとする勢力が現れないとも
限らない。
 そのとき、ハルトはきっと出撃するだろう、自分の命が犠牲になることも厭わずに。

 「ルーンを得るには、他人をジャックするしかない。
 けど、他人を犠牲にはしたくない。そう思ってるでしょ?」
 ハルトに諭すように、説明する。
 「でも、あるのよ!他人を犠牲にせず、ルーンを獲得する方法が!」
 私は思いのたけをこめて、ハルトに呼びかける。これが、ハルトを救う
唯一の方法なのだ。
 「それは!」
 ハルトも思わず息を呑む。他人を犠牲にするくらいなら、自らを傷つけることを選ぶ、
優しいハルト。そんなハルトなら、他人を犠牲にせずに、ルーンを獲得する方法が
あるならば、直にでも知りたがるはずだ。
 「それが、これよ。」
 真っ直ぐにハルトを見つめて、私は告げる。
 「これ?」
 ハルトには、理解できていないだろう。視線をあらぬ方向に向けては、
顔を赤らめたり、再び目をそらしたりしている。
 「セックスよ。」
 「!」
 ハルトの顔は、ひときわ紅潮すると文字通り固まってしまった。

 あの日、ハルトの衝動が頂点に達したとき、ハルトは暴走した。
 私に噛み付くでもなく、力任せに私を押し倒し、服を引き裂いた。
 ハルトの瞳には、獣の欲望が滾っていた。
 そんなハルトに、私は身を竦めるだけだった。
 ハルトは獣のような咆哮を揚げながら、その男根を、濡れてもいない私の秘所に
突き立てた。
 身体が裂けるかのような衝撃が駆け抜け、私の純潔は奪われた。
 ハルトになら、捧げてもいいと思っていた。けれどそれが、優しさもいたわりもない、
こんな獣のようなまぐわいになるなんて、思ってもいなかった。
 それでも、
 ハルトが苦しんでるのが分かったから、
 ハルトが求めてくれるのが分かったから、
 私は、ハルトを受け入れた。

 その後2ヶ月ほど、ハルトの発作は起こらなかった。
 後で貴生川先生から、ハルトの発作は、ルーンの枯渇による禁断症状だと教えられた。
 私とセックスしたことで、発作が収まったのだとすると、セックスには
ルーンを補充する働きがあることになる。
 私はそう、結論付けた。
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149 :【ハルトxサキ】嘘の絆 7[sage]:2014/01/05(日) 20:05:45.45 ID:V9XkjScF
 「ハルトは、禁断症状の話を聞いたわよね?あれは、ルーンが枯渇した際の
 危険信号だけど、あの症状は、本能の暴走に見えるのよ。」
 私は、上に覆いかぶさったままのハルトに丁寧に説明する。
 「だから私は、それが性衝動に近いんじゃないかって思ったの。」
 嘘だ。そんなこと、当時は気付いていない。
 「それで私が、ハルトを誘ったのよ。」
 嘘だ。私は、無理やりハルトに襲われたのだ。
 「ハルトは始め、嫌がったけど、他の人を襲わなくて済むならって。」
 嘘だ。ハルトは他の人を襲わないよう、自ら檻にはいったのだ。
 嘘を嘘で塗り固めた後、最後に、私は本音で訴える。
 これだけは、私の譲れない想いなのだから。
 「だから、ハルト、私を抱いて!」
 「流木野さん…けど、なんで?」
 ハルトはようやく、硬直が解けたようだ。紅潮しながらも、優しく見つめ返してくる。
 ハルトの疑問、それはつまり、なぜ私がこんなことをしたのか?だろう。
 「だってハルト、ヘタレなんだもん。」
 「うっ!」
 ハルトが再び固まる。
 私の言葉に間違いはない。ハルトは檻の中で、私の誘いを拒絶したのだ。
 たとえそれがハルトの優しさだとしても、今はそんなこと言っている場合ではない。
 ハルトにとっては、生死を分ける問題なのだから。
 「それに私には、これくらいしか出来ないから。」
 そして、おもいっきり縋り付くまなざしで、甘えるような声でハルトに囁く。
 「ハルトを、助けたいの。」
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
150 :【ハルトxサキ】嘘の絆 8[sage]:2014/01/05(日) 20:06:58.41 ID:V9XkjScF
 「…わかったよ、流木野さん」
 ハルトは、澄んだ瞳で見つめ返してきた。
 吹っ切れた後の、力強い瞳、ハルトの中に秘められた、意志の力。
 「流木野さん、僕は、あなたを抱きます。」
 もう、彼の目に迷いはない。
 そしてハルトは、自らの意思でキスをしてきた。私からじゃない、ハルトからの
初めてのキス。それは私と同じように、唇を重ねるだけのキスだけど、私は、
自らの舌を伸ばす。
 ハルトも一瞬驚いた表情を浮かべたが、直に舌を絡ませあって、お互いの舌を舐めあう。
 「ぷはぁ」
 名残惜しそうに唇を離すと、唾液のアーチが一瞬きらめく。
 私はハルトの手を離すと、彼の頭を抱えるように両手で包み込む。
 そしてもう一度、熱い口付けを交わす。
 口付けの後、ハルトは私の胸にむしゃぶりつく。このあたり、知識はなくても、
本能で動いているのかしら?
 私が肩をすくめると、ブラの肩紐が降りて、私の胸が晒しだされる。
 ハルトは赤ん坊のように、右の乳首に吸い付く。左の胸は、荒々しく揉みしだかれる。
それだけじゃあまり、気持ちよくない。
 「その、舌を使って…」
 ハルトも理解したようだ。唇で乳輪までくわえ込んだまま、舌先で乳首を転がす。
舌がなでるたび、私の乳首に甘い刺激が奔る。みるみる乳首が硬くなっていくのが分かる。
 「くふぅ、そうよ、ハルト」
 私の左の胸、ハルトの右手に、私の左手を重ねる。
 ただがむしゃらに胸を揉んでいた右手をリードして、胸全体を絞り上げるようにさせる。
 そして、胸の頂点へ向かって揉みしだき、硬くなった乳首へ、ハルトの唇が当てられる。
 「うっく」
 びちゃびちゃと音を立てながら、今度は左の乳首を嘗め回す。
 「そうよ、ハルト」
 ハルトは夢中で、左右の胸を交互に責める。
 ただ胸を弄られているだけなのに、私は官能の高みへと上っていく。
 でも、これはまだ序盤。
 私はハルトの右手を、スカートの下、秘唇へと導いていく。
 「…触って」
 ハルトは半身になって、ぎこちなく、襞に沿って指を這わす。だが、知識も経験もない
ハルトは、どうして良いか分からずにいる。
 ちょっとだけ嘆息すると、再びハルトの手をリードする。ハルトの指を
秘裂に差し入れさせる、まるで、ハルトの手を使って、オナニーしているみたいに。
 そんな背徳的な考えのせいか、私の秘唇は徐々に湿り気を帯び、愛液が指に絡んでくる。
 「そうやって、中をかきまぜるの!」
 ハルトは徐々に、指の使い方を憶えてきている。
 本当は、胸や秘所だけでなく、全身で愛ししてもらいたいのだけど、
今のハルトには無理だろう。
 私は、ハルトの一物に手を掛ける。それは既に硬く反り返っている。
 それを私の、秘裂へと導く。
 「流木野さん」
 ハルトも気付いたようだ。愛撫の手を止めると、私を見つめてくる。
 私は、思いっきりの眼差しで、ハルトを誘う。
 「ハルト、来て!」
 ハルトは座りなおすと、一物を秘唇にあてがう。ハルトの亀頭が、私の襞に触れる。
 「流木野さん!」
 そしてハルトは、一気に腰を打ちつける。
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
152 :【ハルトxサキ】嘘の絆 9[sage]:2014/01/05(日) 20:58:57.93 ID:V9XkjScF
 「きぃ!」
 私は思わず声を上げてしまった。あの時と同じ、身を裂くような痛み。
 声を上げまいと思っていたのに、結局叫んでしまったのだ。
 「流木野さん…」
 ハルトは動かない。私を気遣って、動けないでいるのだ。
 「大丈夫よ、ハルト」
 苦笑いを浮かべながら、ちょっとだけべそをかきながら、ハルトに答える。
 「大丈夫、だから」
 「でも!」
 「私たちカミツキはね、傷が直るでしょ?」
 ハルトには説明しなければならない、私たちの、呪われた絆を。
 「だから、直ってしまうのよ、処女膜も!」
 「!」
 さすがにハルトも驚いている。ハルトの視線が私の下肢に、二人の繋がりに注がれる。
 そこには、血を纏った彼の男根がある。
 「でも、大丈夫、痛いのは一瞬だけ。」
 嘘だ。痛みはこれで終わりなんかじゃない。
 「今はもう、痛くないから。」
 嘘だ。今でも私の秘裂からは、重い鈍痛があがってきている。
 「それに、だんだんと気持ちよくなるから。」
 嘘だ。あの時も、最後まで気持ちよくなんてならなかった。
 再び嘘を嘘で塗り固め、私はハルトを誘う。
 「だから、動いてもいいよ」
 「流木野さん!」
 けど今度は、ハルトも騙されなかった。涙を浮かべながら、身を引こうとする。
 けど、逃がさない。
 「時には強がりも、必要でしょ?」
 これも、かつて交わした言葉。
 「それに、このままじゃなにも変わらないわ。」
 そう、ここでやめても、ハルトのルーンは補充されない。
 セックスのどの段階でルーンが補充されるか分からないが、たぶん、
挿入だけでは済まされない筈だ。
 「お願い、このままじゃ辛いの。」
 実際、挿入してからの圧迫感と鈍痛は、今も脳髄へと駆け上がってくる。
 「くっ」
 ハルトは覚悟を決めたように、腰を動かし始める。その顔は、本来の快感からくる愉悦
より、悲痛とも後悔とも取れる表情を浮かべて。少しでも、私の苦痛を長引かせないよう
がむしゃらに腰を打ち付けてくる。
 私も耐える、まるであの時と同じような獣のようなまぐわいに。
 そして私は異変に気付く、ハルトの顔に浮かんだ暴走の兆しに。
 「これって!」
 私は、かつてと同じように、ハルトの背中に縋り付く。
 そう、私は決めたのだ、彼の全てを受け止めると。
 ハルトは獣のように抽挿を繰り返し、私は
そのたびに引き裂かれるような痛みを感じる。けれど痛みに慣れたのか、痛みと同時に、
痛み以外の感覚が湧き上がってくる。
 そして、感覚とは別に、私の中に渦巻く、さまざまな感情があふれ出てくる。
 愛おしさ、忌まわしさ、慈しみ、労わり、
狂おしいまでの感情の波を、私はためらわず解き放つ。
 「ハルト!」
 そしてハルトも、獣の咆哮とともに、精液を解き放っていた。
 「あああああ」
 どくどくどくん!
 注ぎ込まれる熱い液に、その鼓動にあわせるように、胎内に別の熱が集まってくる。
それは胎内に留まらず外へと溢れだし、私とハルトを包み込むように広がった。
 「これは!」
 それは、あのときには気付かなかったこと。二人を包み込む、優しい光。
 「ルーンの、光」
 そして、ルーンの光に包まれながら、私は、苦痛以上の絶頂を感じて果てた。
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
153 :【ハルトxサキ】嘘の絆 10[sage]:2014/01/05(日) 21:00:10.14 ID:V9XkjScF
 精を放った後も、しばらくそのまま身体を重ね、私たちはまどろみにも似た余韻を感じ
ている。ハルトは、既に、元に戻っている。
 そうして無言で抱き合った後、ハルトは私の顔を覗き込む。
 「流木野さん、僕は…」
 「その先は、無しよ。」
 ハルトの唇に人差し指を当てて、彼の言葉を遮る。そう、この後の台詞も分かっている。
彼はハルトなんだから、きっと同じ結論に達する。
 「今はまだ、考えがまとまらないでしょう。だってハルトは、知らないことが
 多すぎるんだから。」
 そう、ハルトは何も分かっていない。自分がかつて、どんな悩みを抱えていたのかも、
何故、彼女のことを愛おしく思うのかも。
 「だから、結論はあせらないで。」
 そう言って、ハルトから身を離す。幸い、服は破かれていなかった。
 私たちは背中合わせに、身づくろいをする。
 服は無事だが、ハルトの精液の量は予想外だった。手持ちのティッシュだけじゃ
ふき取れない。
 しかたなく、そのままパンティを穿く。
 「あのね、ハルト」
 服を着終えたあと、ハルトの方を見ずに、私は話しかける。
 「その、またルーンが足りなくなったら、いつでも声をかけて。」
 「流木野さん、君は…」
 「こんなこと、他の人には頼めないでしょ?」
 振り返りながら、悪戯っぽい笑顔を浮かべる。
 「私だって、痛いのは好きじゃないけど。これは、私にしか出来ないことだから」
 「流木野さん…」
 「これは、私たちだけの、秘密よ。」
 そう、これは、嘘で固めた、私たちの、
 新しい絆。
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154 :【ハルトxサキ】嘘の絆 epilogue[sage]:2014/01/05(日) 21:02:35.02 ID:V9XkjScF
−−−−

 「ハアルトオオオ!」
 祠の階段を下りたころ、遠くから駆け寄ってくる人影が見えた。
 ショーコさんだ。
 「ハルト、流木野さんと一緒にいたんだ。」
 「ええ、ハルト色々と忘れているみたいだから、案内していたの。」
 高揚する気持ちを抑えて、私は素っ気無く答えた。
 今はまだショーコさんに、二人の関係を知られるわけにはいかない。
 ハルトはバツの悪そうな表情をして、視線をそらしている。
 さすがに情事の後では、ショーコさんを直視できないでいるようだ。
 「あのね、ハルト」
 そんなことお構いなしに、ショーコさんはハルトの正面に回りこみ、両手を掴んだ。
 「ハルト、あのね、わたし…」
 ショーコさんが言い澱む。
 元気はつらつとした表情が、悲痛なまでの真剣な眼差しへと変わる。
 「わたしね、カミツキに、なったよ!」

 「ショーコ!」
 ハルトは絶句した、そして、私も。
 ささやかな静寂の時が、夕闇の中、流れる。
 「ショーコ、どうして?」
 最初に問いかけたのは、ハルトだった。
 「だって、ハルトの傍に居たいから!
 分かっている、我侭なのは分かっている。
 ハルトがそんなこと、望んでないことも。
 けど、もうイヤなの、待ってるだけ、守られているだけなんて!
 私はずっと、ハルトと一緒に居たいの!」
 思いの丈を吐露したショーコさんは、涙を浮かべてハルトを見つめる。
 そしてハルトも、涙を浮かべながら答える。
 「どうして、僕たちは…」
 そしてハルトは、ショーコさんを抱きすくめる。
 涙して抱き合う二人は、まるで恋愛映画の一シーンのよう、
 そう、傷つけあい、赦しあう恋人同士のように。

 こうして私のささやかなアドバンテージは、ショーコさんの決意によって
脆くも崩されてしまった。
 けれどもそれは、分かっていたこと、
 何れショーコさんも、同じ道を選ぶだろうということは。
 私は二人に背を向けると、ひとり歩き去る。
 声をかけるなんて、無粋なまねはしない。
 ハルトがショーコさんを選ぶなんて、そんなこと分かりきっている。
 記憶を失ってなお、ハルトはショーコさんを想い続けている。
 そんな二人の間に割り込むのだ、生半可の苦労では済まされない。
 けれど私は、誓ったのだ、あの時、あの日のハルトと。

 決して諦めない!
 諦めないんだから!
革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2
155 :140[sage]:2014/01/05(日) 21:06:55.44 ID:V9XkjScF
ハルト生存√サキ編、嘘の絆でした

本編でぶん投げられたレイプの設定を掘り返して、
ルーン供給を口実にハルトを篭絡するサキちゃんを描こうとしたら
こんな感じになってしまいました

最後に、ショーコも出てきましたが、ショーコ編はたぶん書かないので
誰か頼みます。

>>151
支援thx


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。