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名無しさん@ピンキー
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【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ

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【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
738 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/04(土) 00:47:33.50 ID:hDME2oR8
>>728
GJ!ごちそうさんです
焼きもちを焼く悠太郎の滾りっぷりに萌えた
め以子と愉快な仲間たちも読みながらニヤニヤしてたよ

なんかダラダラ書いてたのが出来たので投下
タイムスクープハンターめ以子出演記念も兼ねて、ネタにしてみた
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
739 :夢惑い 1/5[sage]:2014/01/04(土) 00:48:33.56 ID:hDME2oR8
女学校の帰り道、どこからでも分かる長身の後姿を見つけため以子はいつものように小走りで駆け
寄った。子供のような無邪気さに近くを歩いていた年配の夫婦が驚いている。
「西門さん!」
がしっと腕を掴むと、硬い表情のまま顔を向ける悠太郎がわずかな笑顔を見せてきた。
「ああ、め以子さん」
「すごい偶然、一緒に帰りましょ」
「いいですよ」
愛想はまだ感じられないが、ここまで話せるようになるまでは長かった。これからもこんな風にいい
関係を築いていけたらいつかは…などと思っていると、だらりと伸びていた悠太郎の片手が不意に
め以子の手を握ってきた。
「えっ…」
驚いて顔を上げると、悠太郎はあくまでも前を向いたまま一言も喋らない。彼なりの照れなのかなと
気恥ずかしいながらも嬉しく思っているうちに、見慣れない路地に入り込んだことに気付いた。先程
までの見知った通学路ではなく、妙に間口の狭い怪しげな店が延々と並んでいる。
家の近所にこんなところがあったのかときょろきょろしていると、息が詰まるほど狭い狭い路地に連れ
込まれた。
この周辺一帯がどこもかしこも何だかぼんやりとした明かりで妙に薄暗く、淫靡で不思議な雰囲気の
場所だ。
「え、ちょ、ちょっと…」
「黙っといて下さい」
「西門さん!」
ぐいぐいと手を引く力はやたら強く、ここで初めて初心なめ以子は身の危険を感じた。いつかは彼と、
とは思っていたけれど、いきなりこんな形でなんてさすがに思ってもみなかった。
「私こんなつもりじゃな「だったら!」」
不安な声を打ち消すように、め以子の身体を突き当りの塀に押し付けて悠太郎が叫んだ。
「何であなたは男の後をほいほいついて来るんですか」
「何でって、それは…」
「…あないに無邪気に付き纏われると、男はみんな勘違いするんです。そんなことも分からんと、ようも
まあ…」
唸るような声と共に、明かりの届かない地面に突き飛ばされてよろけた。普段の悠太郎からは想像も
出来ない異様な様子に、初めて恐怖を感じている間に強引に覆い被さってきて粗々しく身体を探られ、
もう何が何だか訳が分からなくなった。
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
740 :夢惑い 2/5[sage]:2014/01/04(土) 00:49:06.48 ID:hDME2oR8
「いや、やだってば!」
「ええから大人しゅうしとって下さい、ほなら」
あまりの事態に黒く湿った地面の上でめちゃくちゃに暴れるめ以子の両腕をあっさりと封じて、妙に
優しい声音で悠太郎は語りかけてきた。ひどく近い距離で見つめてくる目がぎらぎらと光り、すうっと
細められた。
その時だけ、心が蕩けてしまうほどの優しい眼差し。それがかえって凄まじい危険さを感じさせた。
「最高に気持ちええ思いが出来ます」

暗転。
いつものように目を覚ましため以子は、しばらくぼんやりしていた。
そこは見慣れた自分の家、自分の部屋。いつも起きる時間。来ている寝巻も特に乱れはない。
何もかもが日常の延長だった。
窓の外はまだ暗く、雀が鳴く声も聞こえない時刻だ。
「……夢、かあ…」
そう、夢だった。これまでに見たこともないような、妙に生々しい、だからこそ本当にあったことのような
感覚のある、夢。
まだついていかない頭を抱えながらむくりと起き上がって、一度うーんと背伸びをする。いつもと同じ
だった筈なのに、一つだけ違和感があった。寝巻の下の腰巻が、びっしょりと濡れている。
まさかこの歳で粗相をしたのかと最初は慌てたのだが、腿から膝までやたらぬらぬらとした液体が
重く垂れ落ちるのを感じて内心慌てふためいた。慌てて着替えをしながらも、どうしてこんなことにと
思わずにはいられない。
しかし。
今やほぼ習慣となった毎朝の作業が頭の中を占めている。
「そろそろお弁当、作らなきゃ…」
こんなところでぼんやりしている時間なんかない、とばかりにめ以子はぶんぶん頭を振って日常の
中へと飛び出していった。

「はあ…」
昼休み、いつもならあっと言う間に弁当を平らげてしまうめ以子が、今日はあまり食が進んでいない
のを目敏く見つけた桜子が悪戯っぽい目をして話しかけてきた。
「どうしたのめ以子、元気ないじゃない」
「あ、うん…ちょっとね」
食べかけのおむすびを手に、め以子は何となく誤魔化す。
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
741 :夢惑い 3/5[sage]:2014/01/04(土) 00:49:42.23 ID:hDME2oR8
「なあに?言ってみなさいよ」
「明け方に見た夢のことなんだけど…」
「うんうん」
「ちょっと桜子」
あまりの食いつきぶりに、さすがに令嬢としては品がないと民子は窘める。しかし一度興味の矛先が
向いたら最後、桜子は止まらなかった。
あれは誰かに言ってもいい内容の夢かどうか、さすがに少し考えたものの、詮索好きの桜子の前では
下手な嘘はつけないと悟って、差し障りのないところだけぽつりぽつりと話し始めた。
なのに最後まで話し終えないうちに桜子は目をきらきらさせて食いついてくる。
「それは、きっとめ以子の願望ね」
断言するようにきっぱりと言ってのける口調に、それもそうかとうっかり思い込みかけて大袈裟に頭を
振った。
「いやいやいや、ないから。あんな夢見るなんて、ないから」
「ふうーん…」
桜子は意味有り気に目線を泳がせながら頬杖をついて笑った。
「…フロイトって、知ってる?」
「え?」
「外国の精神分析学者で精神科医の偉ーい人よ。功績は大きいけど、一般的に広まっているのは
精神分析学における夢分析ね。つまり、願望や欲が夢に現れるってことよ。概ね分かりにくい様相で
現れるものだけど、め以子は素直だからそのまま出ちゃってる」
信じられなかった。
「…ない」
「そーお?」
慌てて食べかけのおむすびを無理に口に入れてもぐもぐ咀嚼してから、混乱している頭を整理する
ように言葉を繋ぐ。
「ないないないないない、全体どうして私がそんな夢を見るっていうの…」
歯切れの悪いめ以子に、唐突に桜子がしゃなりと優雅に指をさしてきた。
「お分かりになりませんの?め以子様。あなたが通天閣氏に心奪われているということを。淫夢はその
象徴ですのよ」
「そ……」
さすがに丁寧過ぎるお嬢様言葉は柄でもなかったのか、吹き出しながらも桜子は自分の弁当箱の
底にまだ残っていた青梅の蜜煮をぽいと口に入れ、かりかりと小気味の良い音をたてて噛み砕いた。
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
742 :夢惑い 4/5[sage]:2014/01/04(土) 00:50:14.08 ID:hDME2oR8
「いい加減、観念しちゃいなさいよ。それだけ好きなら御の字でしょう」
「それはその…」
「『夢に出るよじゃ惚れようが足りぬ、ほんに惚れたら眠られぬ』…都都逸にそんな歌があるけど、
夢に出るほど惚れるってかなりのものよ。自分の気持ちに自信をお持ちなさいな」
「う…」
さすがにめ以子が言い返せずにいる間に、ぱたぱたと手早く弁当箱に蓋をして片付けながらも、桜子は
『あの人のどこがいいかと尋ねる人に、どこが悪いと問い返す』と流暢な旋律で歌いながらひらひらと
手を振って席を離れた。

その日一日、学校が終わるまでめ以子の頭は混乱したままだった。
いつもは桜子や民子と三人でわいわい言いながら帰るのに、今日は何故だか一人になりたくて行き
つけのカフェに誘われてたのも断った。
こんなことは初めてで、自分でも心中を図りかねている。
昼間の激励のような桜子の言葉は嬉しかったものの、分からないことは更に分からずじまいで妙に
肩が凝る。こんなのは自分らしくないと思いながらも、感情だけで制御出来ないものはやはりあって
一層混乱するばかりだ。
「あれが……私の願望、なのかなあ…」
てくてく歩きながら今一度、思い出してみる。
いつも知的でいっそ冷たいほどに物静かな横顔を見せるあの人が、夢の中では欲望剥き出しで獣の
ように激しく咆哮し、ひどく荒ぶっていて夢の中でも怖いと思った。この場から逃れたいと思った。
感じた恐怖は嘘ではなかったのに、それでもあれは心の中の願望だったのだろうか…。
考えるばかりではちっとも埒が明かないのだが、こうなったらいっそ思いっきり思索に耽ろうとばかり
家の近くの和菓子屋で一つ菓子を買い、隣にある神社の境内に座って食べ始める。
ここなら静かで誰にも邪魔されないから結論が出るまで考えよう。
そう思っていたのに、思ってもいない事態が起こった。
「古橋さん」
突然、妙な眼鏡をかけた黒ずくめの男が駆け寄って話しかけてきたのだ。
「え?」
男は見たこともない奇妙な格好をしていて、更にめ以子を誰かと勘違いしているようだ。
「古橋ミナミさんですよね?」
「ミナミ?いやめ以子ですけど」
混乱しながらも何とか返事をしたのだが、黒い男はまだ何かごちゃごちゃと言っている。古橋ミナミと
いう誰かを探しているのか。何もかも心当たりがない上に見知らぬ顔だ。これは相手にしても仕方が
ない。そう判断して、食べかけの菓子を口に押し込み男が呼ぶのも聞かずに走って逃げた。
普段のめ以子なら誰にでももう少し親切に受け答えするのだが、あんな怖い夢を見たこともあって、
顔も知らぬ男はひどく恐ろしい。あんな風にしつこく何か言われたら余計に。
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
743 :夢惑い 5/5[sage]:2014/01/04(土) 00:52:36.82 ID:hDME2oR8
「…怖かったぁ」
家の近くまで走ると、男が追ってこないのを確認してほっと胸を撫で下ろした。満更悪人ではなさそう
だったが、今のめ以子には何もかもが疑念交じりだ。
男という生き物はやっぱり分からないことだらけで、ちょっとしたことで不安になる。
「め以子さん」
そんな時に、少し上から聞き慣れた声が耳に届く。
「こんなところで、奇遇ですねえ」
帝大帰りの悠太郎だった。
何もこんな時に、と歯軋りしたのだがどうしようもない。平然を装って言葉を返す。
「そ、そうね」
「家はすぐそこですけど、一緒に帰りますか」
何気ないその言葉に、夢と同じだ、と心の臓が口から飛び出しそうになる。それでも動揺を隠して
一緒に歩き出す。
「今日のおむすび」
め以子の様子に果たして気付いているのかいないのか、唐突にぼそりと話しかけてきた。
「え?」
「ホンマ美味しかったです、いつもありがとうございます」
「…どう、致しまして」
短い受け答えだったが、たったそれだけで胸の中がぽかぽかしてきた。
この人は食卓ではいつも変わらない様子のしらっとした横顔だけれど、偏屈でどうしようもないと思う
部分もあるけど、こうして毎日のめ以子の工夫苦心をきちんと分かってくれている。それだけでもう
つまらないことでくよくよ悩んでいたことなど、どうでも良くなってきていた。
あの夢のようなことがもし現実にあったとしても、今の悠太郎ならあまり怖いとは思わなくなっている
のも不思議だった。
だらりと伸びている手を繋ぐのはもう少し先になりそうだが、今はこうしているだけで幸せな気持ちに
なれる。
本当は悪夢よりも男よりも、初心な娘心の方が複雑怪奇なのかも知れない。
「ねえ西門さん」
聞こえないような小さな声で話しかけるめ以子の表情は、今日一番の晴れやかさだった。







沢嶋、め以子に変質者扱いww
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
745 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/04(土) 11:46:17.40 ID:hDME2oR8
短いの書いたよ
今回は希子だったり桜子だったり
エロ全くなし
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
746 :懊悩する乙女 1/2[sage]:2014/01/04(土) 11:47:37.07 ID:hDME2oR8
昼下がりで客足も一段落したうま介は、まったりと穏やかな雰囲気が漂っていた。
軽食を取って満足した一人の客が出て行くのと入れ替わりに、また新たな客が入って来る。
「あ、希子ちゃんいらっしゃい」
すっかりこの客商売が身についた桜子が、訪れた希子をにこにこと迎えた。しかし希子は何となく
おずおずしながら尋ねてくる。
「あの、ちい姉ちゃんは今日は来はってますか?」
「め以子はまだ来てないけど、そろそろじゃないかしら。何か用なの?」
「あ、い、いえ…そうではなくて…」
もごもご口籠りながらもなかなかその先が言えずにいる。

このところ、希子にはちょっとした悩みがあった。
いつも明るく溌剌としていて大好きなめ以子の様子についてだ。
昼間はともかくとして、夜になって悠太郎と寝室に入ったら最後、家人が寝入ったかどうかの頃に
なると妙な物音が聞こえてくるから気になって眠れなくなることがある。一度見合いをさせられたことも
ある希子だから、二人が一体何をしているかはそこそこ分かっているものの、それをはっきりと知る
のは躊躇われる。夫婦には夜の生活というものがあるから詮索するのもどうかしている。という訳で
毎日毎晩空しい堂々巡りという訳だ。
そんな希子の気も知らず、呑気な兄夫婦はほぼ毎日毎晩どったんばったん、わあわあと大騒ぎして
いる。
そうこうしているうちに、め以子の身体に目立つ外的特徴が現れ始めた。
時には首筋にくっきりと痣があり、時には手首に荒縄の跡…と、どう考えても普通じゃない痕跡ばかりで、
もしやあの優しい兄が二人きりの時にひどいことをしているのかと心配になって、一緒に湯屋に行く
時には殊更注意を払ってめ以子の身体を観察することにした。
そうすると、手首に跡がある時には必ず身体にも同様の跡がついていて、それがまた妙に卑猥な
形の締め跡なのだ。詳しいことは分からないが、きっとそうだ。
『ちい姉ちゃん、これ…』
背中を流している最中、それとなく指摘したのだがめ以子当人はさばさばとしたもので、軽く受け流し
ながらもにっこりと笑う。
『うるさくて目が覚めたんならごめんね、でも希子ちゃんもそのうち分かると思う』
うっすらと上気したその表情があまりにも綺麗で幸せそうで、それ以上のことはもう何も言えなくなって
しまった。
ひどいことをしている事実はなく、優しいめ以子が幸せであるなら、それでいいと一度は思った。
とはいえ。
やはりそれだけでは確証もないままなので、余計に悩む羽目になってしまったという訳だ。
【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
747 :懊悩する乙女 2/2[sage]:2014/01/04(土) 11:48:39.76 ID:hDME2oR8
「……そうかあ」
ゆっくりゆっくりと時間をかけてそれを聞き出すと、桜子は溜息をついた。希子はようやく話し終えて
ぬるくなってしまったコーヒーにどっさりと砂糖とクリームを入れた。
「まああの夫婦は何でもありだから、希子ちゃんが心配することはないのよ。むしろねえ」
「むしろ…何ですか?」
カップを手にして一口飲みかけている希子がきょとんと見上げて続きを催促する。その様子がとても
可愛らしい。これはめ以子が可愛がる訳よねえ、と妙な納得をしながら言葉を続けた。
「馬に蹴られるってこと」
その言葉に危うく飲みかけたコーヒーを吹き出しかける。
まさにその瞬間に、話題のめ以子当人が上機嫌でふんふんと鼻歌を歌いながら扉を開けた。
「こんにちはー!」
ほぼ反射的に、希子と桜子と、他にまだ何人かいた客の全員が一斉にめ以子を見た。狭い店内でも
あることで、他の客も二人の話を聞くことはなしに聞いていたのだ。全員の視線が袱紗包みを持つ
め以子の手首に集中し、そしてああやっぱり…という空気になる。
「え、な、何よう…」
間にも知らないでいるめ以子は、この妙な空気に唇を尖らせた。

知らぬはめ以子ばかりなり。





【朝ドラ】ごちそうさんでエロパロ
748 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/04(土) 12:02:54.70 ID:hDME2oR8
今ちょっと調べてみたら、タイムスクープハンターでめ以子が食べてたのはどうも
シベリアらしい


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