- 【003】サイボーグ009総合【ヒルダ】
475 :1/7[sage]:2014/01/04(土) 00:21:01.63 ID:b+7AD3My - NHKのニュース見てたら、赤い服に黄色いボタンの人達が。
石川遼が石巻で餅つきしたってニュースだったんだけど、ちらっとだったから顔わからなかった。 ※注 ・ショタです ・93じゃないし、しかもオリキャラです ・不可の方は飛ばして下さい (まだついて来る…。) 電車内にいた時から視線は感じていたが、よくあることなので気にしていなかった。 しかし、駅を出てからも後をついて来られると、さすがに相手を確認したくなる。 駅前の交差点で信号を待ちながら、フランソワーズは髪を払う一瞬、後方を視野に収める。 (…子供?) 小学校高学年ぐらいだろうか、少し離れて立つ、顔立ちのきれいな細身の少年が、じっと彼女を見つめていた。 やはりまだこの国では西洋人は目立つ。子供だから、遠慮もなく見ているのだろう。フランソワーズはそう考えていた。 こちらが気付いていることを覚られないよう、僅かに前方に移動する。と、信号が替わり、人の流れが動きはじめた。 信号を渡り終えた後も、少年はずっと後ろをついて来る。フランソワーズはうんざりしながら、一旦、待ち合わせ場所へのルートを外し、脇道へ逸れる。 やがて周囲の人通りが疎らになったのを見計らい、立ち止まって振り向いた。 「ね、どうしてついてくるの?」 少年は、驚いて真っ赤になってしまった。 それでも小声で、「ごめんなさい…お姉さんみたいな綺麗な人、初めて見たから…。」と答える。 これには、フランソワーズの怒りもどこかに行ってしまいそうになる。だが、歩み寄ろうとした彼女は、次の言葉で足を停めた。 「お姉さん、人間なの?」 「え?」 一瞬、フランソワーズにはその真意が読み取れない。 「お姉さんの顔、ニセモノだよね。中身は人間みたいだけど、眼と耳は機械だ…。」 少年の言葉が突き刺さる。 「どうして…そんなことを言うの………?」 僅かな逡巡があったが、少年は告白する。 「信じてくれないと思うけど、僕、人の身体の中が見えるんだ。」 「身体の中が…?」 フランソワーズは、反射的に彼の全身をサーチする。しかし、何も異常は見付からない。 彼女に検知できる限り、彼は『人間』だ。 「…本当…なの?」 「お姉さん、信じてくれるの!」 「!」 迂闊だった。少年の言葉を信じると言うことは、自分の身体がツクリモノだと彼に対して認めることになる。 黙りこくるフランソワーズに、少年は慌てて駆け寄る。 「ごめんなさいっ!嘘だよ!今言ったの全部嘘!だから…怒らないで…。」 「嘘…?」 俯く少年を前に、彼女は混乱していた。 嘘の筈がない。嘘や出任せで言えることではない。況してや、相手は子供だ。 何かの罠か?誰か仲間を呼ぶべきだろうか…。 いや、彼の言葉が本当だとしたら、ジョー達に合わせるのは却って危険かもしれない。 イワンなら…しかしイワンの目覚めにもまだ日がある。 かといって、そのまま聞かなかったことにして立ち去る気にもなれない。 フランソワーズは意を決すると、しゃがんで少年を見上げる。 「…怒ってないわ。だから、貴方の話を聞かせて。」
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- 【003】サイボーグ009総合【ヒルダ】
476 :2/7[sage]:2014/01/04(土) 00:21:45.82 ID:b+7AD3My - 穏やかな日中、子供達の声が響く公園で、並んでベンチに腰を下ろす。
「それ…バイオリンでしょう?レッスンに行くところじゃないの?」 「今日はもういいや。パパはサボってもそんなに怒らないし、ママは今いないし。」 「そうなの?」 「ママ、田舎に帰ってるんだ。もうすぐ妹が生まれるんだよ。」 「まあ、それは楽しみね。」 ちょっと元気になった少年が、口火を切る。 「さっきの話、…あんまり人に話したこと無いんだ。キモいって思われそうだし。第一信じてもらえないよ。」 当然だろう。自分だって、仲間以外にこの能力について話す気はない。 (私も同じよ…) 初めて自分と同じ能力を持つ人間に会い、そんなことまで口に出してしまいそうになる。 「それって…人の体の中が見えるって………辛いんでしょうね…。」 「うーん、わかんない。みんなと同じに見えなくて困ることはあるけど。でもね、お姉さんは違って見えたんだ!」 「私が?」 「うん、ちゃんと顔がわかる。びっくりしたよ。でも…体の中に機械が入っている人って病気なんでしょ?お姉さんも病気なの?」 「そ、そうね…。」 誤解されているらしいことに、少しフランソワーズはほっとする。 「あっ、でも何でも見えるわけじゃないんだよ!服の中までは頑張らないとあんまり見えないから、みんなが裸に見えるってわけじゃ…。」 真っ赤になって弁明する姿が可愛く思える。 「あら、見ようと思えば見られるのね。」 「まあね、お姉さんの服の中だって見えるよ。」 「こら、やめなさい。」 ちょっと怒ったような声で窘めるが、少年はフランソワーズを凝視するのをやめない。 「…おっぱい、大きいんだね。ブラジャー見たらわかるよ…。」 「やめなさいってば!」 「怒った?心臓の動きが速くなってきたよ。」 「そんなこともわかるの?」 フランソワーズは、自分がいつも敢えて目を背けているものに注目する少年に、些か気味の悪さを覚える。 「スタイルがいいんだね、お姉さん。服着てても綺麗だけど、身体の中もすっごく綺麗…」 「やめて!私を見ないで…。」 少年の顔が自分を向かないように背中から抱き寄せ、片手で目を覆う。 必要が無ければ透視能力など使わない。ましてや自分で自分の中を覗くなど、フランソワーズには思いもよらない。 何でも「視える」つもりでいた彼女は、今、少年が何を視ているのかわからないことに恐怖を感じていた。 手に、少年からこぼれ落ちた涙が触れる。 「…嫌だよね…ごめんなさい…。」 フランソワーズはハッとする。自分は自分の能力をある程度コントロールできる。しかし、さっきの話を聞く限り、この子はそうではなさそうだ。 たとえ見たくなくても、身体の中が目に入ってくるのだとしたら…。似た能力を持つ自分でも共感できないことに、胸が痛む。 「…ううん、私の方こそごめんなさい。綺麗って褒めてくれたのよね。お礼言わなくちゃね。」 ギュッと抱きしめ、耳にそっと唇で触れた。 「お姉さん、優しいんだね。」 目を覆う手に、少年の手が重ねられる。 「手も綺麗…綺麗であったかい…。」 (手を褒められるなんて…)とフランソワーズは思う。(でもこの手は、銃を握る手なの…全然綺麗なんかじゃない…) 沈んだ思いを察したのか、慰めるように少年は両手でフランソワーズの手を包み込む。そのまま口許へずらし、唇を当てる。 「ほんとだよ。綺麗で、あったかくて、優しい手…。優しい手だよ…僕にはわかる。」 「ありがと…貴方も優しいのね。」 少年の口は掌を啄み、指の一本一本を唇でなぞる。子供に口で手を愛撫されるという奇妙な状況に、何故かゾクゾクする。 (感じてる?私ったら…) フランソワーズは胸のざわめきを気付かれぬよう、そっと少年から身体を離す。 「さ、そろそろ帰りましょ。家はこっちなの?」 「ううん…ここ、どこなんだろ?」 「ついて来ちゃっただけだものね。駅まで送るわ。」
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477 :3/7[sage]:2014/01/04(土) 00:23:08.60 ID:b+7AD3My - 結局、フランソワーズは少年を家まで送り届けた。
「ありがとう、お姉さん。よかったらお茶でも飲んでいってよ。」 少し気が退けたが、請われるまま中に入る。 「ただいま。」 少年の声に、奥から男性が出て来る。この子の父親として想像する姿よりは、少し年配に見える。 「おかえり。先生から電話があったぞ。…ん、お客さんか?」 「うん、送ってもらったんだ。ちょっとだけ上がってもらっていいでしょ?」 「ああ…。」 「…お邪魔します。」 父親は、じっとフランソワーズを見詰める。 「失礼、お嬢さん…。どこかでお会いしたかな?」 「いえ、私の方は覚えが…。すみません。」 「そうか、気のせいかもしれんな…。」 訝しむ男性を残し、少年の自室へ招かれる。 そこは鏡の部屋だった。家具などは男の子の部屋らしいものだったが、壁が大小様々な鏡で覆われている。 床に敷かれたラグの上に腰を下ろし、部屋を見回す。天井にまで大きな鏡があることに気付く。 「鏡がこんなに…。」 「鏡に映せば、人の表情とかもわかるから。ずっと表情を読む練習とかしてるんだ。」 「そうだったの…。」 「小さい頃は、鏡を見るたびに泣いてたんだって。きっと自分だけ皆と違ってて怖かったんだね。」 (なんてこと…。) 彼が幼い頃に感じた恐怖は、フランソワーズには想像もつかない。 「そのうち、鏡に映ると皆同じだってことがわかった。そこから、みんなと見え方が違うことに気付いて、鏡をいろいろ使うようになったんだ。」 さっきの帰り道、すれ違った友達に挨拶する様子など普通の少年と変わらず、フランソワーズには疑念が生まれ始めていた。 しかし、やはり彼には特殊な能力があり、彼なりにそれを克服してきたようだ。 ノックの音がした。 「入るよ。」 先程の男性がトレーを持ち、部屋に現れる。 「あ、ありがと、パパ!」 「妻が留守なもので、すまんが味は保証できんよ。」 「すみません、お構いなく。」 茶器や菓子の載ったトレーをテーブルに置くと、すぐ横のベッドに腰を下ろし、フランソワーズをじっくり眺める。 「あんたのこと思い出したよ。半世紀前の試作品で、組織の裏切り者だ。」 「組織って…まさか!」 思い掛けない言葉にフランソワーズは慄然とする。 「まあ、怖がらんでもいい。あんたに何かしようとは思っとらんよ。」 ティーポットから紅茶を注ぎながら、父親は話し続ける。 「昔、組織に相当ダメージを与えたらしいな。恨みを持つ者もいたかもしれんが、昔の話だ。上に報告する必要もないだろう。」 (上…。) フランソワーズは、黙って話を聞きながら、普段すっかり意識しなくなっていた組織のことを思い出す。 「だいたい、今の時代、あんた達の居場所を突き止めるなんて造作ない。それを放置してるんだ。組織にとってあんた達はその程度の存在ということだ。」 (それなら何故、情報を引き継ぎ、組織内で共有しているの?) フランソワーズには疑問が残る。彼がすぐに彼女の正体を見破ったこと自体、矛盾しているのではないだろうか。 すぐここを出た方が良い。そう判断したフランソワーズを、次の言葉が引き留める。 「あんたは索敵用に眼と耳を改造しているらしいな。…ほら、その子を見てみろ。」 フランソワーズは振り向いて少年を見る。 「…どうだ、今の技術は。あんたには、ただの人間にしか見えないだろう。」 「まさか………。」 フランソワーズの表情が凍り付いた。
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478 :4/7[sage]:2014/01/04(土) 00:24:08.95 ID:b+7AD3My - 「遺伝子レベルで操作する。人間の設計書を書き換えるようなものだよ。細胞自身が高スペックの器官を形成する。あんた達の様な、旧式の機械人形とは違う。」
「あなたは………自分の子供になんてことを!」 「…あんた達の中に、ガモ博士の息子がいただろう。科学者の中にはそういう者もいる、ということだ。」 「あなたたちは…、一体何を企んでいるの?」 「ふん…組織の目的か、そんなものは私には関係ない。私はただ、新しい人類を創り出そうとしているだけだ。」 「神様にでもなるつもり?!」 「そんなことは思わんよ。さ、あんたは息子の友達として来たんだ。その茶にも何も細工はしておらん。ゆっくりしていくといい。」 父親は部屋を出て行った。 「お姉さん…。」 項垂れるフランソワーズに、少年が声を掛ける。 「…嫌なこと聞かれちゃったわね。お姉さんなんて呼ばなくていいわ。私はもう、50年もこの姿のままなんだから。」 「ごめんなさい、パパが酷いこと言って…。」 「貴方が謝らなくていいのよ。本当のことだもの。私は、古い機械人形なんだわ。」 「そんなこと言っちゃやだ!」 少年が首に抱きつく。 「お姉さんは人間だよ!僕には見える!優しくてあったかくてとっても綺麗で…人形なんかじゃないよ。」 フランソワーズには意外だった。あの組織の科学者に、こんな心の優しい子がいることが。その親子関係を思い出し、背筋が寒くなる。 「貴方は…自分のことは…?」 「大丈夫、ちゃんとわかってるよ。」 「そう…。私も貴方に失礼な言い方をしてしまったわね。ごめんなさい。」 「いいよ、気にしてないよ。僕はパパの自慢なんだ。」 「…あ、今度生まれる赤ちゃんも…?」 「そうかもね。」 フランソワーズは空恐ろしいものを感じる。この子や、ひょっとしてイワンのような子供達が、知らないところでたくさん誕生していたら…。そして、彼らと戦うことになったら…。 「…私は、貴方のパパのことを仲間に話すかもしれないわ。あの組織の生き残りがいるのなら、最後の一人まで叩き潰そうとする仲間に…。」 フランソワーズの目から涙が零れる。 「…わかっているのよ、貴方にはいいお父さんなのね。貴方を見てればわかるわ。でも、貴方のような可哀相な子供を増やしたくないの。」 「僕…可哀相じゃないよ。」 「でも、辛い思いをしてきたんでしょう?」 「もう、慣れてるし、悪いことばかりじゃないからね。」 少年は顔を上げ、フランソワーズを真っ直ぐ見つめると、突然キスしてきた。 「ん!………」 子供だと油断していた。易々と侵入した少年の舌は、それ自体が生き物であるかのように口を蹂躙する。 神経が集中し、敏感な場所の中でも、特に弱い部分を攻められる。口唇が痺れる。頭がぼぅっとして、力が抜けてくる。 それを待っていたかのように、襟元から片手を滑り込ませ、ブラジャーの中を弄る。大きく指を広げて、握るように食い込ませる。 「ンンっ!…」 驚いて離れようと思うが、力が入らない。容易く跳ね退けられる筈なのに、身体が抵抗しない。それどころか、彼の動きに合わせて、自ら舌を動かし始めている。 (何故…?) それに応えるように、少年は口を離すと、フランソワーズの耳元に語りかける。 「皆には見えないものが僕には見える。お姉さんなら、ここ…。」 首筋を唇でなぞり、ある場所に強く吸い付く。 「アアッ!」 身体に電気が走ったように、全身が強張る。 「気持ち良くなる場所が僕にはわかる。もっといい気持ちにさせてあげるよ。」
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479 :5/7[sage]:2014/01/04(土) 00:25:12.22 ID:b+7AD3My - 少年はフランソワーズを、巧みにそっと押し倒す。横座りしていたので仰向けで膝を立てた状態になる。スカートがめくれ、太股が露わになる。
「あっ…」 膝を伸ばし、手でスカートの裾を押さえるが届かず、ほとんど隠すことができない。 その間にも、少年は器用に胸元のボタンを外す。形良くブラジャーに納まった胸が姿を現す。 「あン……」 布の上から、乳首にそっと触れられただけなのに、全身がビクッと震える。そのまま両方の乳首を転がされ、ますます先端が固くなる。 「やめ………」 その言葉に従うように、少年は動きを止め、 「ちょっと待ってね。」 と言って一瞬部屋から出ていく。フランソワーズはすぐさま起き上がり、衣服を整えようとしたが、そんな時間は無かった。 カチャッ 「な、何をするの!」 少年は背中からフランソワーズに近付くと、後ろ手にオモチャの手錠を掛け、両手の自由を奪った。そのまま後ろから手を回し、ブラジャーを上にずらす。 さっき刺激され、固く尖った乳首が顔を出す。 「ね、…やめてちょうだい…。」 フランソワーズの言葉を無視し、少年は持ってきた洗濯バサミで敏感になっているその二つの尖端を摘んだ。 「いやアアーーっ!!」 感覚がどこかおかしい。痛い筈なのに、快感に襲われる。身体を捩ると乳房が揺れ、余計に痛みが増すのに、動かずにいられない。座ったまま、腰を小刻みに震わす。 「い、イヤ…取って…!」 首を振って拒否を示そうとするが、光る髪の動きが余計に艶めかしさを増す。 「ほら、だんだん下半身に血が集まってきた。」 「えっ…?」 「神経が集中して、筋肉が動いて、中から汁が出てくるんだよ。」 「やめて!」 「ね、お姉さんにもわかるでしょ?」 身体の異変を感じる。本当に少年の言葉通りのことが体内で起こっている。 乳首を強く刺激されているだけなのに、下半身に力を入れていないと、溢れ出そうだ。 「お願い、やめて…」 「どうして?気持ち良さそうだよ。気持ち良さそうでちょっと苦しそうで…」 そして、少年はまた彼女の正面に回ると、キスしながら仰向けにさせる。手錠が背中に当たり痛む。 「…んん………。」 そのとろけそうなキスに応え、舌を絡ませながらも、少年の男性の部分をわざと見ないようにする。 身体が熱い。何を求めているのか、自分でもわかっている。そんな自分を否定し、思い留まらせるのに必死だ。 「もう零れそうだよ。服が汚れちゃう。」 そう言ってスカートをたくし上げると、手錠が当たらないように少し腰を浮かせていたのを利用して下着を下ろし、取り去ってしまう。 そこに顔を埋めた少年の舌が、秘所を舐めあげる。 「ひゃあぁっんっっ!!」 直接の刺激に、塞き止められていた愛液が溢れ出す。少年はそれを丁寧に舌で掬いとると、更に侵攻を続ける。 舌を突き入れ、大きく動かす。指で肉芽をめくり出して弾く。 「………ぃゃああぁ…」 彼には、本当に何かが見えているのだろう。的確に感じやすい場所ばかりを狙われる。 まだ自分でも知らない性感帯へ攻撃され、フランソワーズを新しい快感が襲う。 「……だ…め……んんんっ……」 全身の感覚が翻弄され、理性が押し流されそうになる。 「んぁ……もう…やめて………」 小さく呟く。 「…やめてほしい?」 動きを止めた少年が、いたずらっぽく問う。 「…ぇ………いや……やめないで………」
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480 :6/7[sage]:2014/01/04(土) 00:26:15.78 ID:b+7AD3My - 「…………うぅっ……んん……」
口を引き結んで堪えるが、声を押し殺すのも難しくなっている。 部屋中の鏡が、二つの身体を映す。脚を大きく開いている自分と、そこに顔を埋める少年。それは、自分が少年に奉仕させているかのように見える。 (私は、こんな子供に何をさせているの…) 自分が無理強いしているわけではないのに、罪悪感を覚える。しかも、それが快感に繋がっていることも否定できない。 いつも以上に身体が熱いように感じるのは、彼の特殊な力のためばかりではないかもしれない。 「んん…ぁあんっ!」 天井の鏡はフランソワーズに見せ付ける。乱れた衣服。無理やりずらしたブラジャーからこぼれる胸。下半身に覆いかぶさる少年。そして、自分の顔…。 頭では冷静でいるつもりなのに、頬を染め、うっとりした表情を浮かべている。こんな時の顔を、正面から見たことがあっただろうか。 (これが私…?私の"女"の本性…) 自分の女の部分が、自分自身ではどうにもならないという現実を突き付けられる。が、それは却ってフランソワーズに、心を解き放ち、自由になるように促す…。 「声出しても大丈夫だよ。音楽聞こえるでしょ?パパ、大きな音で音楽聴いてるから平気だよ。」 少年の舌が、また花芯の入り口を強く舐め上げる。 「ああぁんっ!!」 声を上げることも、身体が淫らに蠢くことも、もう止められない。 「ああっーー!!」 本当にイってしまいそうになる。少年が舌を使うのをやめる。 「…こんなに濡れて…中を埋めて欲しいって言ってる…。」 「…そんなこ……な……」 否定しようとしても、息が上がり、言葉にならない。逆に若い肉体を期待する情欲が、全身から溢れる。 少年はフランソワーズの身体を俯せにする。胸で乳首が押し潰される。 「ああっ!」 構わず少年はフランソワーズの腰を持ち上げ、成長途中の自分自身を後ろから突き立てる。 「あぁーーーっ」 少年を呑み込み、尚も物欲しげに腰が揺れる。乳首が、身体が動く度に更に痛む。 彼は出来るだけ自分を奥に到達させようと、身体を密着させる。それでも、深奥は彼にはまだ遠すぎた。 「ごめんね…、早く大人になって、もっとお姉さんを悦ばせてあげられたらいいのに。」 もどかしさを感じながらも、泣きそうな声の少年の気持ちが嬉しく、身体はまた彼を締め付ける。 「うっ…」 「…いいのよ、ほら、動かしてみて…。」 少年はゆっくりと出し入れを始める。突き上げられる度に胸が押し潰され、ジンジンと痛む。でもフランソワーズには物足りなさが残る。 「お願い…触って………」 とうとう自分から強請ってしまう。 「どこを触って欲しい?」 「どこでもいいの…、さっきみたいにして…。」 少年は、フランソワーズの手首の縛めを解く。 「自分で触ってみてよ。お姉さんがオナニーするとこ、見たいな。」 自由になると、片手は自然に少し身体を浮かせるように支え、胸の痛みを解放する。そしてもう一方の手は、ほとんど無意識に下半身へ伸びる。 先程の少年の指を思い出しながら、今まで自分では気付いていなかった場所を、確かめるように弄る。触られるのとは違い、自分で自分自身を発見するようだ。 「はぁ……はぁ…ぁん……」 もっと高みへ昇りたいという欲望で、自分の行為にのめり込む。 「んああ………はあああんっ」 背後の少年にも鏡に映った姿が見えているのだろう。男根が堅さを増し、興奮を伝える。 「…も……ダメ…い…」 その声に、少年は動きを速める。突き上げる度に腰を掴む指に力が入る。 「はあぁぁンっ…ッ…」 頭の中が真っ白になる。 弾ける寸前、 「お姉さんの中が、僕でいっぱいだよ。」 幸せそうな少年の声が届いていた。
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- 【003】サイボーグ009総合【ヒルダ】
481 :7/7[sage]:2014/01/04(土) 00:29:14.48 ID:b+7AD3My - 腕の中の少年に問う。
「…貴方、初めてじゃないでしょ?」 「ママ以外とは初めてだよ。」 「ママって………まさか妹っていうのは………。」 「やだな、そんなのじゃないよ。」 少年は明るく笑う。 「…お姉さん…また逢ってくれる?」 「ええ、でもこれから言う約束を守ってくれたらね。」 「約束?」 「今日のことと、私の身体のことを誰にも言わないこと。」 「言わないよ、絶対。」 「いい子ね。」 もう一度深くキスをする。少年に自分を刻み込ませるように、何度も舌を吸わせる。 口を離し、胸に顔を押し付けるように、強く抱きしめると、少年の口はまた乳首に吸い付く。 まるで自分の子供であるかのような愛しさと、いつか敵になるかもしれない不安。 フランソワーズはそれらを、自分の胸の中だけにしっかり閉じ込めた。 見送る少年の視界から消えるように道を曲がると、赤い車が停まっていた。 運転席に不機嫌そうな顔が見える。 フランソワーズは車道側に回ると、彼の隣に乗り込んだ。 「…ありがとう、迎えに来てくれて。」 「博士が早くDNAを調べてみたいってさ。」 彼女の顔を見ぬまま返す。 「そう…。」 "透視能力を持つ少年"のことしか連絡していなかった。父親のことは言い出せない。 「無茶だよ、君は。」 ぶっきら棒に付け加える。 「…怒ってる?」 「気分は良くないね。」 「心配かけてごめんなさい…。今日のデートの分は、明日埋め合わせするわ。」 「今夜…。」 前髪で表情を隠したまま小声で呟く。フランソワーズはクスッと笑ってしまった。 「わかったわ、今夜ね。」 そう、試したいことがたくさんあるのだ。 「………ウン。」 ジョーはようやく車のエンジンをかけた。 終わり 50周年ネタ(のつもり)でした ショタになったのは、子供なら島村もボコりに来ねーだろーという(安直) スレ汚し失礼しました
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- 【003】サイボーグ009総合【ヒルダ】
482 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/01/04(土) 00:42:09.48 ID:b+7AD3My - うわ、なんで改行入らないんだー死にたいorz
ほんとすいません、NGとかあぼーんとかしてください
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