- 一発芸を強要される女の子の小説
341 :全身タイツ 1[sage]:2014/01/03(金) 13:33:30.48 ID:eHTQ/xND - 今日は会社の新年会である。新入女子社員、のぞみ(23)も参加させられていた。
新年会では一発芸のコーナーがあり、のぞみも一発芸をやらなければならなかった。 その内容とは、全身タイツを使用した芸だ。全身タイツとは、着た者を顔面だけ露出させただけのタイツ姿にさせるアレの事である。 のぞみはその事を考える度に憂鬱な気分になっていた。 一発芸のコーナーになり、皆一人一人芸を披露していく。 そして、のぞみの番である。のぞみは着替えを済ませ、人目のつかない場所で心の準備をしていた。 ――きっと、大丈夫よね。 全身タイツの姿で、気持ちをリラックスさせようとする。そして登場の時がきた。 「よし……いくわよ」 のぞみの登場だ。皆の前に姿を現した。 おおおぉぉーっ。と拍手で迎え入れられるのぞみ。 全体が黄色く頭の先が尖っているタイプの全身タイツだ。更には眉毛もペンで太く描かれている。 「ストレッチマンの物真似をします」 そう宣言した。 そして、四股を踏むような格好になり、深く腰を落としていく。 「いーち!にーい!さーん!しーい!……ごお〜っ!!」 カウントをし始めた。のぞみは若干引き攣りながらも笑顔を維持する。 「どかぁぁ〜〜〜ん!!!」 口で爆発音のような音を発する。大声である。 「ンハハハハハハハ!!」 大きい笑い声をあげる。そして、人差し指で円を描くように股間を指差しこう叫んだ。 「ストレッチパワーが、ココに!溜まってきただろう!!」 わざと低くした声が会場に響き渡る。 ――は、……恥ずかしい。 お笑いのネタにしかならないような格好で、恥ずかしいポーズで、笑顔で、変な声で……、 そして、下ネタを披露しなければならないなんて。 そして今度は、背中を向けてお尻を突き出し開脚して、上半身を前に折り曲げる。 カウントをして、爆発音を叫ぶ。そして笑い声。先ほどと同じ流れである。 「ストレッチパワーがっ!ココにっ!溜まってきただろう!!」 両人差し指で、お尻を指差しそう叫ぶ。しかし、これには更に仕込まれたネタがまだ残っていた。 のぞみが更に、お尻を突き出すとタイツが破れた。予め細工をしてあったのである。 そして、真っ白いショーツがお尻の部分だけ露になった。 その裂ける時のいきおいに思わず血の気が引く、不安と羞恥がのぞみを襲う。 わざとらしくうつ伏せに倒れるのぞみ。そして、餅つきに使う杵を持った男性の社員が入場してきた。 お尻だけ露出させられたショーツに向かってペッタン、ペッタンと杵を打ちつける。 餅つきをイメージした一発芸へと繋がった。のぞみは伏せながら顔を熱くし、恥ずかしさに悶えている。 餅より弾力のあるお尻を情けない音を立てながらつかれるのぞみであった。 (完)
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