- 【三國戦国】無双シリーズ総合エロパロ5【OROCHI】
639 :名無しさん@ピンキー[sage]:2013/09/06(金) 07:41:28.87 ID:QymyWj0F - >>637ベースに書いてみた。初書きなのでつたないところには目をつぶってもらえると嬉しい。
甲斐、尚香、女カ、三蔵が中心になる予定。悟空×三蔵要素強め。 「報告!妖魔軍増援により八塩析が破壊、前線部隊が壊滅いたしました!ここにももうすぐ敵が……」 「嘘……!だって、過去は変わったのに……」 伝令の報告を聞いている間にも妖魔軍は続々と尚香、甲斐、かぐやの守る本陣に攻め寄せてきている。 その衝撃からいち早く立ち直ったのは甲斐姫であった。 「しっかりしなさい!まだ全部終わったわけじゃないわ!」 圏を投げ出しへたり込む尚香の手を取り立ち上がらせ、甲斐姫は浪切の柄を握りなおす。 「いい?あんたはかぐちん守ってここから早く逃げるのよ」 「あなただけ残していくなんてできないわ!甲斐、あなたも来て」 「ダメよ!ここは誰かが敵を食い止めないと」 一度圧倒的な軍勢の前に敗北を喫したからだろうか、甲斐姫の目には尚香にはない覚悟が宿っていた。 早く行きなさい、と背中を叩き、甲斐姫は僅かな兵を連れ妖魔軍に向かって駆け出した。 「尚香様、今は引きましょう。必ず、必ずや甲斐様や他の方々をお救いするために」 「……ええ、そうね。甲斐、少しだけ待ってて……助けて見せるわ、絶対!」 一方、僅かな兵と共に殿を受け持った甲斐姫は当然ながら苦戦を強いられていた。 いくら倒そうと果てなく襲い掛かってくる妖魔軍に味方が一人、また一人と倒れていく。 忍城を守ったあのときのようだ、とふと元いた世界のことを思い出した。 気づけば周りの兵は誰一人残ってはいなかった。逃げたのだろうか、それとも…… 今が好機とばかりに甲斐姫の周りに妖魔が殺到する。 刃をかわし、跳ね除けるだけで精いっぱいの甲斐姫の手からついに得物が叩き落される。 「くう……覚えてなさいよ……」 「清盛……貴様、何の真似だッ!離せ!」 「ねえ、やめてよ悟空、一緒に天界に帰ろうよ……」 前線に立っていた二人の天女たちは清盛の術で体を拘束されていた。 手足は空中で大の字に広げられ、まとう衣もところどころが裂けている。 二人の後ろには怪しげな呪具や壺がいくつも積み上げられていた。 三蔵にかけられた術の具合を確かめていた悟空は、大きく露出した白い脇腹をそっと撫でた。 「悪いね、お師匠様。清盛のオッサンには恩があるんでね」 悟空の手がくすぐったいのか、やめてよ、と身体を必死によじる三蔵。 それを面白がるように首筋、背中を悪戯な指が一層くすぐる。 「悟空ったら……もう怒るよ!」 「この状況で何言ってんの?お師匠様がこっちに来てくれりゃあ万事解決なんだけどなあ……」 「何を馬鹿なことを!我らが貴様ら妖魔に屈することはない!」 三蔵の隣で同じように拘束されていた女カが叫ぶ。 はあ、とわざとらしくため息をついて悟空は軽く左手を上げた。 それを合図に妖魔が一斉に現れ、二人と悟空の周りを取り囲んだ。 皆一様に目をぎらつかせ、食い入るように天女の体を眺めている。 「ま、仕方ねえ。そんじゃ、頼んだぜ!」 そう言い残してさっと悟空は目にも留まらぬ速さで妖魔の輪の外へと逃れ、走り去った。 遠巻きに様子を眺めていた清盛がにやりと笑いながら問う。 「良いのか?なかなか面白き眺めだろうて」 「お師匠様のあんな姿やこんな姿はそりゃ見たいですけどね、複雑なもんですよ」 ほうほう、と笑みを一層深めて清盛は天女たちの方へと視線を戻した。
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