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153 :第7章 懸想千秋のハープスター(下)[sage]:2013/01/08(火) 00:01:56.82 ID:RsQzYJ6g - 7−17:2011/02/12 21:09
タイムリープXX回目…… 襲い来る快楽に抗えない。 椎名まゆりは甘く切ない叫びを幾度も幾度も上げさせられて、その都度に達した。 とろっとろに蕩けた表情はもはや泣いているのだか笑っているのだか判然としない。 ただその悲鳴にもまた甘い音色が混じっていて、彼女の肢体が全身で悦んでいるのは明白だった。 ぽろぽろと零れた涙は痛みや辛さからではない。 あまりに感じすぎて涙を堪えることすらできなくなってしまったからだ。 だらしなく開かれた口からとめどなく涎が垂れ、シーツを汚す。 戯れに口に突き込まれた岡部倫太郎の人差し指に、まるで赤子のように吸い付くと丹念に、愛しげに舌で舐る。 頼まれたわけでも命じられたわけでもない。ただ椎名まゆりは内から湧き出る情動の赴くまま、性欲を貪らんがために動いていた。 涙や涎だけではなく、時折岡部倫太郎に拭われるほどに鼻水を垂らして、半脱ぎの衣服がぐしょ濡れになるくらい全身汗みずくだ。 いくらヒーターをつけているとはいえ真冬である。ここまで汗をかくものだろうか。 「ふぁ、ふぁぁあぁぁぁぁ……っ」 ひくん、ひくんと全身を痙攣させ、脚をみっともなくM字に開いて、注がれた白濁で股間を白く染め、椎名まゆりは恍惚の中でベッドに横たわっている。 岡部倫太郎に言われるがまま、されるがままにポーズを取り、前から後ろから貫かれ、彼の上で淫らに腰を振った。 そのどれもが喩えようもないほどに心地よく、気持ちよく、それでいて優しさに満ちていて、 椎名まゆりの身体はその快楽にすっかり耽溺してしまっていたのだ。 きっと今の彼女は、岡部倫太郎が命じればどんなはしたない行為だろうと悦んで従うに違いない。 彼の言葉は、指示は、命令は今の彼女にとって即ち快楽であった。 もしそれが正気に戻ったら羞恥で全身朱に染め両手を頬に当て転がり廻るような破廉恥な行為だったとしても、今この時の彼女はそれに抗うことができぬだろう。
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154 :第7章 懸想千秋のハープスター(下)[sage]:2013/01/08(火) 00:06:05.23 ID:RsQzYJ6g - だって気持ちいい、気持ちいいんだもの。
岡部倫太郎の手は、指は、唇は、舌は、まるで椎名まゆりの全てを知っているかのように的確に彼女の弱点を突き、それどころか彼女自身すら知らなかった悦びへと導いてしまう。 何をされても気持ちいい。どこをどうされても気持ちいいのだ。 椎名まゆりはもはや思考停止に近い快楽の中でその身を淫らに蠢かせ、ただひたすらに甘い声で喘ぎ、発情した猫のように鳴いていた。 それは……全て岡部倫太郎の目論見通りの展開だった。 椎名まゆりが感じた痛み、辛さ、不安、そうしたものを彼女に訴えられるたび、己で気付くたびにタイムリープを繰り返し、一つずつ丁寧に摘み取ってゆく。 それも途中でやめる事なく、毎回最後まで彼女を誠心誠意抱いた上で、だ。 椎名まゆりにとってはたまったものではないだろう。なにせ目の前の相手は初体験で緊張している彼女以上に彼女自身の心も身体も知り尽くしているのだから。 どこをどう弄れば感じるのか、どう語りかければ緊張が解けるのか、どういう順序で身体をほぐせば性感が高まるのか、どのタイミングで耳元に囁きかければ彼女の心の不安を取り除き、興奮を高めることができるのか…… 岡部倫太郎は累計百時間を優に超える椎名まゆりとの性交によってすっかり把握してしまっているのだから。 けれど……なぜそこまで彼は椎名まゆりに拘るのだろうか。 単純に彼女を抱き、牧瀬紅莉栖を攻略するための経験を積むためであったなら、タイムリープ20回未満で既に彼の目的は達成されている。 確かに椎名まゆりはだいぶ痛がっていたが、初体験でしかも体格差を鑑みれば十分許容範囲だったはずだ。 だが岡部倫太郎はそれを良しとしなかった。今の彼はいわばゴールを迎えた後、さらにパーフェクト勝利を求めて延々と連コインでコンティニューし続けているような状況である。
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155 :第7章 懸想千秋のハープスター(下)[sage]:2013/01/08(火) 00:12:02.44 ID:RsQzYJ6g - (駄目だ……まだ、まだ赦されない。俺は、まだ……!)
椎名まゆりを抱く岡部倫太郎の心には強い決意と執念が込められている。いや、ここまで来ればいっそ妄執、妄念と言ってもいいかもしれない。 それは……かつての彼の戦い、椎名まゆりを救い、牧瀬紅莉栖を助けようと奔走した夏の三週間に起因していた。 岡部倫太郎は……椎名まゆりを、殺したのだ。 いや、直接手を降した事は一度もない。 桐生萌郁に殺されたり、天王寺綯に地下鉄のホームから突き落とされたり、SERNの手によってタイムマシンの実験台にされゼリー状になって壁に埋め込まれたり、あるいは岡部倫太郎を助けるため車に跳ねられたり、 他にも交通事故、心臓発作、抗争の流れ弾なんて事もあった。 その時点で椎名まゆりがどこにいようが、何をしていようが、必ず同じ時刻に彼女は死んだ。 世界線の収束によって彼女の死は不可避だったのだ。 だが岡部倫太郎はその結論に至るまでに、幾度も幾十度も愚かな過ちを犯した。 世界線の収束を認めようとせず、彼女を救おうと無駄な努力を重ね、タイムリープを繰り返し…… 結果として、無数の彼女の死を引き起こしてしまったのだ。 無論先述した通り岡部倫太郎が直接手を下したことはない。 けれど椎名まゆりの死が確定している世界で、彼女が死ぬ瞬間を幾度も迎えたのは、そしてそれを眺め続けたのは、彼女を殺害したのとなんの変わりがあろう。
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156 :第7章 懸想千秋のハープスター(下)[sage]:2013/01/08(火) 00:20:56.27 ID:RsQzYJ6g - 椎名まゆりの幾多の死を見せ付けられ、それに抗い徒労を重ねた岡部倫太郎の精神は磨耗していった。
終いには彼女の死を見てももはやなんの悲嘆も感慨も抱かずに、ただ次の手段を模索してタイムリープマシンをひたすらに起動させるという愚行を延々と繰り返す始末だった。 ……それはもはや死を看取る行為ではない。単なる作業である。 そう、己の為した行為の正否を見極めるためだけに、彼は椎名まゆりの死を観察し続けたのだ。 それはマッドサイエンティストどころではない。まさに外道の、人非人の為す事である。 ……最終的に、椎名まゆりは救われた。 牧瀬紅莉栖ともども命を永らえ、今こうして元気で(岡部倫太郎の腕の下で、その肢体をほの紅く淫らに染めて)いてくれる。 世界線を書き換えたことにより彼女の死はなかったことにされ、全てが上手くいったのだ。 だが……岡部倫太郎だけは覚えている。 己の軽挙を、己の浅慮を、己の罪を、彼は全て記憶している。 岡部倫太郎の突出したリーディング・シュタイナーの能力が、異なる世界線での経験を忘れさせてくれぬ。 その記憶は、椎名まゆりを殺し続けた罪科は、彼の心に深く突き刺さったままだった。 だから……決めたのだ。 再びタイムリープマシンを用いたミッションとなった今回の『オペレーション・フリッグ』に於いて、その幾度も時を遡りやり直せるという特性を活かし、 このミッションの主目的たる性交渉に関し、椎名まゆりの初体験を一点の曇りもない素晴らしいものにしてやろう……彼はそのためだけにタイムリープを繰り返してきたのだ。 幾度も、幾度も、 前回よりは今回、今回よりは次回により精進して、 かつて彼女が死んでいった回数を上書きするように、塗り潰すように、幾十度だって。 そう、それは……岡部倫太郎の贖罪だった。 彼がかつてタイムリープによっていたずらに浪費した彼女の命を、今度はそれ以上の至福へと結実させるため。 そのために、彼は椎名まゆりを延々と抱き続けてきたのだ。
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157 :名無しさん@ピンキー[sage]:2013/01/08(火) 00:22:29.06 ID:RsQzYJ6g - ということで今宵はここまでー
清純派のまゆりにエロは似合わないとお考えの方もいらっしゃると思いますが そういう方には大変申し訳なく ではまた次回にお会いしましょう ノノノ
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161 :名無しさん@ピンキー[sage]:2013/01/08(火) 23:38:41.80 ID:RsQzYJ6g - さて今宵も失礼します
しばしの間お付き合いくださいませ
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162 :第7章 懸想千秋のハープスター(下)[sage]:2013/01/08(火) 23:45:26.93 ID:RsQzYJ6g - 7−18:2011/02/12 21:23
「ん、ふぁ、ひゃうっ!?」 四つんばいのまま陰茎を背後から深く深く挿入され、子宮を突かれて椎名まゆりが悲鳴を上げる。 けれどその声は既に甘え蕩けた官能の調べを放っていて、彼女がその行為を悦んでいる事は明白だった。 きゅうきゅうと岡部倫太郎の長尺を締め付ける彼女の膣は、今やすっかり彼の反り返ったその形状を習い覚え、吐精を促がしながら快楽を貪っている。 「ん、ん、あ、あっ、あっ、あっ、あ……っ!」 犬の交尾のような格好で背後から刺し貫かれ、激しい律動をその身に刻まれて、それでも椎名まゆりが感じているのは羞恥よりもむしろ快楽であった。 「どうだ、まゆり、気持ちいいか?」 「ふひゃんっ! きゃんっ! うん、うんっ、まゆし、まゆしぃ気持ちいいのっ、気持ちいいよぉ! お、おかりぃんっ!」 ここに至るまで、彼女はあまりに快楽を浴びすぎた。 初めての葛藤も不安も痛みもなにもかも岡部倫太郎によって摘み取られてしまった今の彼女は、もはや彼から受ける快楽しか感じぬ、岡部倫太郎から浴びる快感のみを求め貪る生き物と化していた。 ……言ってしまえば、彼女は今や発情した雌そのものだった。 心地よさが、気持ちよさが、彼女の強靭な自制心を突き崩す。 その幼い身体に似合わぬ淫らな表情とだらしなく開いた口元から、だから漏れ出るのは偽りなき本音のみだった。 「よし、出すぞ、まゆり!」 「うんっ! 来て! 来てぇ! オカリンっ! いっぱい射精(だ)してぇっ! ふぁっ!? あ、あ、ああああああっ!!」 ギリギリのところで引き抜いて、椎名まゆりの小振りなヒップから背中にかけて射精する。 肌に感じる吐精の熱……それだけで昂ぶっていた彼女の体は達してしまった。
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163 :第7章 懸想千秋のハープスター(下)[sage]:2013/01/08(火) 23:48:52.14 ID:RsQzYJ6g - 「ふゃ、んっ、オカリン、おかリぃん……っ」
ぽたり、ぽたりと全身から汗と体液を迸らせて、すっかり汗みずくとなった椎名まゆりがうなじ越しに振り返り、目尻に涙を浮かべた切なげな表情で岡部倫太郎を上目遣いに見つめる。 彼に向けられた臀部をくいくいと蠢かせ、反らせた背中は微かに震えて……それは弱々しい子犬のようでいて、それでいて発情した雌犬のようで、 散々精を放ったはずの岡部倫太郎をして再び長尺をそそり立たせるのに十分な艶姿であった。 「はぁ、はぁ、ふぁ……っ」 「大丈夫か、まゆり?」 「うん、だいじょーぶ。あのね、あのねオカリン?」 小柄な割に大きめの胸部に腕を廻され、岡部倫太郎に抱き起こされながら、椎名まゆりはおずおずと己の内なる欲求を口にする。 「オカリンの……その、それ。ええっと、お、おちんちんさんを、その、触っても、いい、かな……?」 「む……構わんが。あまりいいものではないぞ」 「えー、まゆしぃがこんなに気持ちよくなっちゃうものが悪いもののはずがないよぅ」 岡部倫太郎は今まで彼女に奉仕系のプレイをさせなかった。 フェラチオやパイズリ、手コキや脚コキといった、いわゆる「相手にやってもらう」タイプの性行為である。 それは彼が贖罪の気持ちで椎名まゆりを抱いていたからであり、むしろ彼の方が奉仕するべきだという気持ちが強かったためだ。 「……その、なんだ、ダルあたりに何か聞いたのかもしれんが、無理はしなくていいのだぞ、まゆり」 「ううん。まゆしぃが……したいの。オカリン、だめかなぁ?」 下から覗きこむようにしておねだりしてくる椎名まゆりの表情にはあどけなさと純粋さと、同時にこの短い時間で学び習い覚えた情欲と色香が込められていて、そのアンバランスな魅力に岡部倫太郎は思わず生唾を飲み込んだ。
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164 :第7章 懸想千秋のハープスター(下)[sage]:2013/01/08(火) 23:51:39.66 ID:RsQzYJ6g - 無理に奉仕をさせる気はなかった……が、彼女の方から望むのなら拒絶する理由はない。
「……構わんぞ。ただ嫌だと思ったらすぐにやめていいからな。あとは……あー、あまり強く握るな。とても敏感な部分なのだ」 「うん、わかった」 椎名まゆりは膝立ちになった岡部倫太郎の前にぺたんと座り込むと、改めて彼の屹立をしげしげと眺める。 「ほええええ……細長いきのこさんなのです。エノキダケ?」 「……噛むなよ」 「…………うん、わかった!」 「なんだ今の間はっ! あとなぜ気合いを入れるっ!」 岡部倫太郎から浴びせられた休みなき悦楽の雨から解き放たれたからだろうか、椎名まゆりはそののんびりとした雰囲気を含めやや普段の様子を取り戻しているように見える。 「んー……こんにちはおちんちんさん。お元気ですかー」 「話しかけるなっ」 まるでぬいぐるみに語りかけるように、椎名まゆりは両手を頬の横で広げて岡部倫太郎の逸物に語りかける。 そしてその小さな手指でそ……とカリ首に触れ、直後にぴくんと跳ね上がる目の前の長竿に目を丸くした。 「はわわっ、すっごい元気さんなのです!」 「あふんっ」 思わず情けない声を上げてしまう岡部倫太郎。 けれど椎名まゆりは一層に瞳を輝かせ、にじり寄るようにして彼の魔羅へと顔を近づけた。 「いっぱい濡れてる……まゆしぃが濡らしたの?」 「あー、まあ、なんだ……うむ」 「ほえー……あ、でも先っぽからなんか出てる。オカリンオカリン、男の人も濡れるの?」 「あ、ああ、カウパー腺液と呼ばれるものだ」 「ほええー……男の人も濡れるんだねえ」 性的な事を実に無邪気に尋ねてくる椎名まゆり。なんというかすっかり彼女のペースである。 先刻までは岡部倫太郎が支配していたはずの空気が、今や別のものに染まりつつあった。 けれど……それは、互いにとって嫌な空気では、なかった。
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165 :第7章 懸想千秋のハープスター(下)[sage]:2013/01/08(火) 23:55:32.95 ID:RsQzYJ6g - 「ねえねえオカリン、これ舐めても大丈夫?」
「なにっ!? あ、ああ。特に身体に悪いものではないと思うが……」 岡部倫太郎に許可をもらった椎名まゆりは瞳をますます以て爛々と輝かせ、彼の陰茎を凝視する。 「い、言っておくが食べ物ではないぞっ! 噛むなよ!」 「もー、何度も言われなくてもわかってるよ〜……はむはむもしちゃダメかな?」 「は、はむはむ?!」 「こう歯を立てないで、唇で……『はむ』って」 「いや、やってみないとわからんが……おそらく大丈夫なのではないか?」 未知の経験に想像力を総動員するが、どうにも笑顔の椎名まゆりが己の竿をがぶぅと噛み千切るシーンが浮かんでしまい思わず背筋を総毛立たせる。 けれど歯を立てないというのなら大事には至らないのではないか、ととりあえず結論づけてみた。 何より椎名まゆり自身が積極的になっているのに止めるべきではない。 「えへへ……じゃあいただきま〜す♪」 「だから食べ物ではないと言っているだろうっ!!」 岡部倫太郎の叫びを無視し、彼の男根へと顔を近づける椎名まゆり。 そしてそのまま唇で歯を隠し、はむ、とくわえ込む。 「うおっ!?」 「ほはひんほはひん、はひひょーぶ?」 「あ、ああ、大丈夫だ、問題ない」 とりあえず痛みはなく、岡部倫太郎は安堵した。 フェラチオのような快感があるわけではないが、妙な掻痒感というか、ムズムズした感覚を催す。 「ん〜……(チロッ」 「む……っ」 椎名まゆりは唇の隙間から舌を突き出し、その先端で岡部倫太郎の肉棒の中途を軽くつつく。 誰に教わったことでもない、岡部倫太郎自身に命じられたことでもない。 彼女自身が試行錯誤しながら目の前の男性器に相対し、少しでも気持ちよくなって貰おうとしているのだ。 そう、それは……本来的な意味での“奉仕”の所作であった。 「ぷう、じゃあ次はこの先っぽのを……ん、ちゅ、ちろ、ん、ちゅる……っ」 「む、う、あ……っ」 椎名まゆりの唇が岡部倫太郎の亀頭に及び、その先端を舌で刺激し、唇で啜る。 敏感な部分だけに思わず反応してしまう岡部倫太郎。彼の様子に自分がしている事の性的な正しさを認識した椎名まゆりは、より積極的にその行為に埋没していった。
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166 :名無しさん@ピンキー[sage]:2013/01/08(火) 23:56:36.13 ID:RsQzYJ6g - というわけで今宵はここまでー
オカリンのターンからまゆりのターンへ たまにはこういうのもいいですよね それではまた次回〜 ノノ
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