- 【主にP3・P4】 ペルソナ総合エロパロスレ 16 【1と2も】
637 :勝ち気な女の子の屈辱 0/14[sage]:2012/11/24(土) 10:42:11.36 ID:ZBrqWGMJ - カップリング:前半、ゆかり×ハム子
後半、ハム子×ゆかりです。 注意事項:前半は百合、調教。 後半はペルソナを使った調教(精神崩壊あり)です。 色々な意味でひどいです。 投下レス数:14レス 現在、保管庫に収録されている、 「ゆかり×ハム子」「ゆかり×ハム子2」をベースにして書いたものです。 ハム子、ゆかり、SM系が苦手な人は NGワード「勝ち気な女の子の屈辱」と指定お願いします。
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638 :勝ち気な女の子の屈辱 1/14[sage]:2012/11/24(土) 10:43:01.40 ID:ZBrqWGMJ - *** 1 ***
全ての人は、他人を傷つける、傷つけざるを得ない生き物だと思う。 根拠もなく優越感に浸り、これといった理由もなしに非難する。 場合によっては、拷問まがいの正義をふりかざして強制執行、相手の返事を吐き出させる。 ……お父さんを失ってからの生活で、私自身はそんな風に考えてきた。 目の前には筋金入りのマゾ奴隷のハム子がいる。 正座を強いた状態で、両手を後ろに縛っておいた。 この姿勢は私がちょっと足を突き出せば、彼女は後ろに倒れる。 慈悲を請うような目で見上げてきて、その瞳には光が宿っている。 今、私はこの場の雰囲気によって、身に纏っている衣装によって、静かに、かつ激しく心は躍動している。 自分で言うのもなんだけど、私自身の姿は扇情的な色合いを醸し出している。 彼女も同じように、露出の多い革製の下着を身に着けている。 「ねえハム子」 私はそう言いながら、右足を使ってハム子のふとももを踏む。 ロングブーツに包まれた足の踵部分に力を込め、つま先を二度三度左右に揺らす。 もしこれがテレビやドラマだったら、革の軋む音のインパクトが特に強調されそうだ。 視覚的にいえばヒールが肉に食い込む、その様子がありありと目に焼き付けられるのだろう。 しかし、これはテレビやドラマではない。 「今のハム子の姿、とてもかわいいと思うよ」 そう、声を押し殺し、痛みに耐える彼女は健気でかわいい。 だから私は体を傾けて、ブーツを履いた足に、徐々に力を加えていく。 こんなかわいい子が痛みで顔を歪ませる、痛みに耐えている。 それを見られるのは本当にラッキーかもしれない。 なまじ普段の日常生活では元気いっぱいにはしゃいでいるのを知っているだけに、ね。 「ねぇ、どんなご褒美が欲しい?」 猫撫で声で奴隷を見下ろしている自分自身が最高に気持ちいい。 私の穿いている革のパンツの、その奥の部分からは水のような感触もする。 もっとも、この行為はこの子と合意の上でだけど。 「それとも……こうやって踏まれるのはあんたにとってご褒美かな? うん?」 足を離し、踏んでいた箇所を見た。 踏み躙っていた所は赤紫に変色している。 彼女の透き通った白い肌を私の色に染めた事で、改めて自分自身の体中に血流が轟く。 この感情……「これは快楽だ」と認識する。 他人を傷つける事でしか得られない優越感、満足感、そして快楽へと結びつく。
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639 :勝ち気な女の子の屈辱 2/14[sage]:2012/11/24(土) 10:43:50.98 ID:ZBrqWGMJ - 踏まれている苦痛から解放されたハム子は開口一番にこう言う。
「ゆかりの好きなようにしてください」 「そう……好きなようにしていいのね?」 「はい、してください」 私はハム子の両手を縛っているのを解いて自由にさせた。 それからテーブルの上に置いてあった双頭型のディルドーを手に取った。 左右対称にくっついたペニスの一方を、自分の奥地に挿し込む。 「んっ……今日のご褒美はこれね」 そうして私は挿入を終えると、革張りのソファに座った。 肉でできた壁が異物によって押し広げられる、そんな感覚がとにかく気持ちいい。 もう一方の疑似ペニスをしごく度に、肉の壁はぎゅうぎゅうに締まるのをありありと想像できる。 とても強い性的な衝動が立ち現われ、しごくのをやめられない。 「来て、ハム子……。一緒に気持ちよくなろうよ」 大股開きでしごいて挑発する私の姿を、ハム子はどんな風な気持ちで見ているのだろうか。 彼女の瞳は相変わらず何か物欲しそうに煌めいているようだ。 ヘアピンを外して下ろしている髪。 縄の後が残っている両手首。 踏む事でできた、ふとももに残る小さなアザ。 その他、私が罰として与えた鞭の痕もちらほら。 全てハム子に対して「注文」したものだ。 これこそが求めていた光景なんだ、自分の手でやったんだ。 そう思うと、不思議と今以上に滾る思いが沸いてくる。 すると下腹部から下は、何だか力に満ち溢れていく。 「ゆかり、あまり激しくしないでね?」 そう言いながらハム子は私の腰に跨る。 彼女の言葉には、私は答えない。 ただ、にんまりとした表情だけ伝えておいた。 彼女の、少しおどおどした、それでいて快楽を得たい感情が見えるのは気のせいか。
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640 :勝ち気な女の子の屈辱 3/14[sage]:2012/11/24(土) 10:44:36.85 ID:ZBrqWGMJ - ハム子の部分が入り、私たちは一つに繋がった。
私に抱きついた姿勢で、やがて間近にいる彼女は腰を上下に振り出した。 二人だけの空間。革張りソファの擦れる音。 私たち二人のお互いの熱い吐息。ヌルヌルする感触。 そして上下に揺さぶられる振動の具合は、確実にこちらにも伝わってくる。 「あんたさ、本当にエッチだね。自分の方から寄ってきて腰を振るなんてところがね」 「え……んっ、だって、それはゆかりが――」 「私が何? 『入れて』なんて一言も言ってないよね。拒否する事だってできたよね」 「……」 「いきなり入れるなんてびっくり。よっぽどこのおちんちんを味わいたいの? エッチだよね」 勿論、ハム子の方から来てくれたのは、私が言葉を変えて注文したものだ。 仮に拒否したとしても、私は次の罰を考える機会にもなる。 つまりどっち道、彼女に選択の自由はない。どちらを選んでも。 そうやって精神的に彼女の意思を軽く挫いて、その心を私という存在で縛っておく。 今発した言葉が効果をあげたのを確認すると、次は「アメ」を用いる事にした。 「でもね、ハム子がエッチっていうの、好きよ」 そう言いながら両手を彼女の後ろに回し、肉付きの良いお尻をしっかりと掴む。 「ごめんね、ハム子があんまりかわいいからイジワルしたいのよ」 手で掴み、揉み回し、叩く。 お尻を触られている彼女はまんざらでもない様子だ。 私がお尻を触っていても、彼女は律儀に運動している。 「味わう」という感覚は、何もおいしい料理を口に運ぶ時だけに用いるわけではないんだなと密かに思う。 間違いなく、そして文句なしにこの子のお尻は味わい深い。 そんなお尻を革でできた下着で覆っている。 「T」の形をした下着を上に引き絞る度、ハム子の口からは吐息が漏れる。 「このお尻や下着だってなんかいいよね。よく似合ってると思うよ」 私でさえ妙な気持ちになるのに、男なんかがこの子のお尻を見た時にはどうなるのだろう。 やはり勃起と射精の嵐になり、たちまちのうちに虜になるのだろうか。 さて、「アメ」はこれくらいにして、もう一度「ムチ」だ。 次にハム子の胸を覆うコルセットを剥ぎ、舌で乳首を弄ぶ。 「何よこのこりこり。ひょっとして、私に隠れて男と遊んでるの?」 「やっ……ゆかり、そんな事言わないで……」 「ふーん、ご主人様の私に口答えするんだ?」 そして軽くハム子の表情を見やり、困っている様子なのを確認してから続ける。 「やっぱり今日の鞭は足りなかったみたいね。物理に強いペルソナに変えてたんでしょ?」 「そんな事しないよ……。それに変えないって約束じゃ……」 「嘘おっしゃい! ――ふーん、そうなのかぁ。『男と遊んでる』ってのは否定しないんだ?」 「う……でも真田先輩や順平は良い人だよ。そんな言い方しなくても……」 そんな言い方しなくても、か……。 うん、これはちょっと失敗した。 私以外の話を持ち出し、しかも暗に淫乱だと示す言い方を間違えた。 多分、これは「シラけさせる状況」だと思う。 付き合っている相手を連想させた事で、彼女自身の表情に陰りが見え始めた。
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641 :勝ち気な女の子の屈辱 4/14[sage]:2012/11/24(土) 10:45:35.04 ID:ZBrqWGMJ - でも待って。
付き合っている相手をあえて連想させてから、こう切り出すのはどうだろう。 「フフフ、やっぱりハム子っていい子だね。私ね、またイジワルしたかったの」 私はこの子の乳首に顔を近づけ、強めに齧る。 「よっぽど大事なんだね、あんたにとって。そうでないならそんな暗い顔しないもの。人の為に、さ」 齧った状態で口内でちょこんと出た、まるっこい突起物を――乳首の先を弄ぶ。 ハム子はここに至って、ようやくほっとした表情を見せた。 「うん……でも今の言い方はひどいよ」 「あーあ、真田先輩や順平が羨ましいな――なんてね、えへへ」 危なかった。どうやらプレイが終わってしまう危機は回避できたようだ。 それにしても実際の所、学校で噂になっているくらいだから、それはそれで気になる。 私自身、下衆な心を刺激されながら聞いてみる事にした。 「で、真田先輩とか順平とかさ、どのくらいまで仲が進んでるの? A? それともB?」 「ン……っ、真田先輩は6超えた所、順平はMAXだよ。ゆかりは二人の中間くらいかな」 ああ、この子頭おかしいわ。学年トップだけど頭おかしい。 日頃からこんな調子だし。こっちがちょっと冷めてしまった。 だからといって、こんな事でプレイを止めるのはご主人様務まるかっつの。 相変わらず腰を振っているハム子の体を両手でしっかり掴む。 「まぁつまり、今だけはあんたの事を独り占めしていいんだよね? ちょっと体勢変えましょ」 「ゆかり……?」 私の座っていたソファにハム子を座らせ、彼女の両足を肘掛けの所に乗せる。 「しっかり足開いててね。ほら、閉じないで」 そしていつもペニバンを装着して犯す時の要領で、彼女のアソコに思い切りぶち込んだ。 「ほらほら、真田先輩や順平がこんな光景見たらどう思うのかな! ほら、ほら……っ!」 「あ、あっ……。ゆかり……待って、待っ……今、イった! 待って!」 そうだ、今だけはハム子を独り占めできる。 鞭で叩いたり、「おちんちん」を使ったりして快楽を得る事ができる。 経験上、言葉自体が魔力を帯びている存在だとも私は信じる。 そして言葉は「アメ」にもなれば「ムチ」にもなる。 そう、人を手懐ける意味で「アメ」、人に罰を与える意味で「ムチ」にもなる。 使いようによっては、こうしてハム子を精神的な意味で縛る事も自由にさせる事も思いのままだ。 私は暗示をかけるように、実際にはここにはいない真田先輩や順平がいる事を言い続ける。 「こんな風に私にファックされてるの見たら幻滅するだろうねー! 今、覗き見してるかもね」 「……ゆかり、それ以上……もう、イ……っ! 待って……」 この時、ハム子の側から「本当にこれ以上はやめて! 無理!」というサインが出されたのを確認した。 歯を噛み締め、やや顎をあげている。苦痛を感じているのだろうか。 苦痛に耐えながらも、その顔つきはキッと私を睨みつけている。 「これ以上はダメだ」と感じたら、相手を睨む、それが私たち二人が交わしたサインだ。 しかし、その大事なサインを、私はわざと無視して腰を振り続ける。 この頃のハム子は少々、魅力が高まってきている。 私自身の体の抑えがきかないほど素敵な女性に成長してきている。 だから私自身が荒ぶる炎のように、猛獣使いの扱う鞭のように、乱暴に彼女の中で暴れ回る。 狂ったように引き抜いては突き入れるのを繰り返す。
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642 :勝ち気な女の子の屈辱 5/14[sage]:2012/11/24(土) 10:46:33.25 ID:ZBrqWGMJ - 私の激しい突きに対し、ハム子はだんだんとおかしな顔になっていく。
徐々に白目をむき出しにする回数が多くなり、体は少しばかり痙攣している。 だらしなく舌を出し、吐き出す息はすごく早くて荒い。 「待っ……てゆかり、イ、く……! え、またイく……っ!! イ……!! また……またイくっ!」 正直、私のアソコにも疑似ペニスを挿し込んでいるので、私自身も既に何度かイっている。 だからハム子の顔もおかしいが、私自身も相当おかしくなっているかもしれない。 一際勢いをつけてハム子の体に迫った時が最後だった。 一つに繋がったまま、私たち二人はお互いの体を抱き締め合っていた。 ハム子は私の背中をぎゅっと抱きしめている。 きっと顔は涙と鼻水で情けない状態なのだろう。 私はというと、ハム子の命の鼓動や温もりを両手いっぱい、体全体で受け取りながら自覚する。 この子のご主人様であり、同時に彼女の性欲を吐き出させる奴隷でもあるのだと。 多分、人を傷つける事でしか自分と自分以外の存在を確認する術がない、哀れな奴隷なのだ、私は――。 そうやって私たちは、少なくとも私はそうやってプレイ後の余韻を味わい深く感じていた。 *** 2 *** 翌日の夜の事だった。 生意気にもハム子の方から「今夜もしよう」という連絡をしてきた。 結論から言うと、今日の夜はハム子がプレイの主導権を握る、というものだ。 あの筋金入りのMが、Sの役を担えるのかと訝しむものはあった。 だからもし「『残念だ』『つまらないな』と感じたら即交代ね」という条件を付加する形で合意し合った。 時間になり、興奮を呼び起こす衣装に着替えている最中に自分の過去を思い出す。 私がM役、即ち、「いじめられる役」には悪い意味で考えてしまうものがある。 どうしてこんな人生を歩まざるを得ない羽目になってしまったのだろう。 どうしてお父さんが死に、残された私たちまでひどい目に遭わなければならなかったのか。 私は顔を上げ、鏡に映った自分自身を見つめる。 少し発想を変えれば、こうした人生を歩む事で見えてくる物だってある。得られた物もある。 大体、身に着けている衣装だってなかなかサマになっているじゃない。 にっこりと笑うと、鏡の中の私もにっこりと笑う。 フンと鼻で笑うと、鏡の中の私も鼻で笑う。 考えたって仕方がない。なるようにしかならない。 自分で言うのもなんだけど、鏡に映っている私はかわいくて、良いプロポーションをしている。衣装もバッチリだ。 「よし、行きますか! ゆかり号、発進! なんてね!」 もしS役のハム子が情けない、へっぴり腰な真似なんかしたら即代わってやる。 ブーツで踏み躙り、鞭で叩き、足腰が立たなくなるまでぐちゃぐちゃにして犯してやる。
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643 :勝ち気な女の子の屈辱 6/14[sage]:2012/11/24(土) 10:47:40.90 ID:ZBrqWGMJ - いつもの作戦室前で深呼吸をする。
あの子のヘタレな行動を見極めてから、今日も私が主導権を握る。 二度とそんなふざけた真似はさせないように逆に調教してやる。 そんな風にいつも以上に気合いを入れて、ドアを勢いよく開いた。 「ハム子、良い度胸してるじゃない! やれるものなら――」 ドアを開けた途端、甘い香りが漂ってきた。 少し目まいがした後、喉が渇く感覚もする。 水分が体中から抜け出ていく感じがしたかと思うと、やがて下半身は熱を帯びてきた。 穿いている革製の下着で覆っている、その奥はじわりと疼いてきた。 「どうしたの、ゆかり。そんな所でぼーっとしちゃって」 我に返って部屋の中を見てみると、すぐにハム子の姿を見つけた。 昨日、私たちがヤりあった革張りのソファに座って微笑んでいる。 彼女の傍らにはペルソナのサキュバスがいた。 「あんた、もしかして魅了の魔法をかけたの?」 「うん、そうだよ。エッチな気分になってきた?」 「ふざけないで。プレイの最中にはペルソナは使わない約束でしょ? ルール違反だよ」 「うん、その言葉そっくりそのまま返すね」 ハム子はそう言いながら立ち上がり、一歩一歩ゆっくりと歩んできた。 「ゆかりだって、私がサイン出してたの無視したでしょ? ルール違反。お互い様だよ」 「だって、あれは……ハム子があんまりエッチな声あげるから……ぁ……っ!」 今度はカラフルな体の色をしたペルソナ――ディオニュソスが出てきた。 その途端、体中に強烈な電気が駆け巡り、私は尻餅をついた。 どうやら軽く気絶していたようだ。 再び意識を取り戻した時、彼女はにんまりとした顔つきで私を見下ろしていた。 「何、ご主人様の私に口答えする気なの? ねえ、もう一回やっちゃって」 またも私の体に電流が轟く。 全身の痺れで動けなくなった私の顔のこめかみに何かが乗っかった。 それがハム子の履いているロングブーツだとわかるには少しの時間を要した。 「私ね、今怒ってるの。サインが無視された事にね……本当に死ぬところだったんだよ?」
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644 :勝ち気な女の子の屈辱 7/14[sage]:2012/11/24(土) 10:48:45.17 ID:ZBrqWGMJ - ぐりっ、ぐりっと私のこめかみが踏み躙られ、体重までかけてくる。
あまりに集中した痛みの為に、手でどけようとすると、またもやビリビリが襲ってくる。 「あ……あ……ぐっ、あ……」 「どうしようかな、とりあえずご挨拶はしてもらいたいな。舐めて」 ハム子は一度足をどけて、ドアを閉めた。ご丁寧に鍵までかけて。 そうして動けない私の眼前には、ブーツが立ちはだかった。 かろうじて力を振り絞って、ハム子の顔を見上げるとにこにこしている。 「聞こえなかった? ブーツを舐めてね。命令よ、舐めなさい」 今度はジャックランタンが彼女の傍に出現する。 かぼちゃ頭にマント姿のペルソナは、私に向かって火炎魔法を浴びせてきた。 浴びせてきた、といっても、肉体的なダメージではない。 その代わり、なんだかむらむらとした欲情が限りなく滾り始める。 ここにいるハム子は勿論、どんな男でもいいから性欲を発散したい思いに駆られる。 「どう、すごくエッチな気分になってきた? 魅了と火炎の相乗効果ってすごいよね。燃え上がる恋ってやつ?」 確かに酷い気分だ。 誰かとヤりたい気持ちで下半身だけでなく、全身が疼きまくっている。 とにかく現在抱いている淫らな気分を発散したい。 ブーツを舐める事でヤらせてくれるなら安いものだ。 いや、それ以外の事を考えるなんてできなかった。 だから私は不本意だが舌を伸ばして、彼女の履いているブーツを舐め始めた。 「アンビリーバホー! こいつ、本当にオイラのご主人様の足舐めてるぜ! パス1だホー」 ペルソナにもバカにされているのがムカつく。 しかし今湧き起っている性欲には抗えない。 このご挨拶が済んだら、思う存分ヤらせてくれるに違いない。そう思って舐め続ける。 やがてハム子は満足したのか、ブーツを履いた足を引っ込める。 その様子を見て、私はようやくヤらせてくれると感じてほっとした。 「ねえ、今すぐお願い。ペニバンでもいいから私を犯してよ」 ところがハム子はすっとぼけた風に首を傾げる。 普段の日常でやるならかわいいものだが、今の状況ではイラッときた。 「ハム子、何してるのよ、早く!」 「何を勘違いしてるのゆかり、まだご主人様気取りでいるの? 違うでしょ?」 相変わらずにこにこしているのがすごく癪に障る。
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645 :勝ち気な女の子の屈辱 8/14[sage]:2012/11/24(土) 11:16:26.26 ID:ZBrqWGMJ - 「そんなにヤりたいなら、この子なんかどう?」
続いて現れたのは、スライムだった。 「うぉれ を よんだかあああああ!」 ドロドロとした緑色の粘液の塊……見れば見るほど気持ち悪い。 「うん、呼んだよ。この元ご主人様ね、あんたにお尻を責められたいってさ。ヤる?」 「ちょ、待って、そんなの……」 「うぅあわかったああああっ!」 冷たい感触がしたかと思うと、私のお尻の穴に入ってくる。 「もう一人の彼女」はとても醜悪な姿をしてるだけに尚更嫌悪感が増す。 そいつに侵入された事で私のお腹はぽっこりと膨らんだ。 嫌だ、イきそう……。 こんな奴にイかされたくない、イかされたくない、イかされ……。 お尻の筋肉は緩み、体をのけ反らせてしまった。 頭がぼんやりとして、何も考えられない。 「こぉいつぅ、イったみたいだぞおおお うぉれ でイったぞ!」 「よしよし、よくやったぞスライム。ついでだからもっと遊んでやって」 え、ハム子、今なんて……待っ……。 「ハム子、待って、もうやめて、やめ……オ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙…っ! ゲェエ……ッ、オエエェ! ェェェ……」 あっという間に消化途中の物だったのが逆流し、私の口から次々と放出される。 消化途中の物に混じって、緑色の粘液が口から完全に出るまで嘔吐が続いた。 「うぉれ やったぞおぉ! ほめろおおぉ!」 「よーしよし! もう一人のうぉれよ、よく戻ってきたぞぉーっ!」 ハム子の合図でスライムは消え、あたりは静寂に包まれた。
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646 :勝ち気な女の子の屈辱 9/14[sage]:2012/11/24(土) 11:17:21.95 ID:ZBrqWGMJ - 「さて、と……。次はどんな風に私がご主人様、あなたは私の奴隷だって証明しようか」
わかったから、あんたがご主人様だってもうわかったから……もう許して! そう言いたいのに、頭と口が上手く働かないので口だけぱくぱくしてしまう。 「ふんふん、なるほどなるほど。まだわからないんだ? じゃあ次いってみよー!」 私は、これが「合意の上でのプレイ」だというのは絶対に、認めない。 認めたくない、だからサインを、ハム子を睨みたい。拒否して今すぐ、終わりにしたい。 だけど、なんで? 体が、うごかない。うごかせない。 するとオレンジ色のホースのような物が視界に入ってきた。 それが一本、二本としなやかな動きで宙を駆け巡る。 ハム子の方をよく見ると、彼女の足元から青白いオーラが立ち上っていた。 ああ、そうか。また別のペルソナを召喚したのか。 でも、気持ちいいからどうでもいいや。 触手は私の耳から侵入し、脳は奇妙に心地いい。 触手が動かしているのか、私の目玉を勝手にぎょろつかせ、焦点さえ合わなくなる。 手足はびくりびくりと不定期に揺れ、妙にお腹がすいたり、逆に満腹感になったりする。 さっきまでイラついていた感情は霧散した。 悲しくなったり、笑いたくなったりする。 「おーい、オモイカネー。今は私の『所有物』なんだから勝手に壊さないでよ」 あれ、そうなの? いつから私はハム子の持ち物になったんだっけ。 てか、私って人間だっけ。 そんな事より、今すぐオナニーしたい、しちゃおっと。 持ち主はハム子なんだから別にいいよね。 私は床に、ほぼ仰向けの状態で自分のアソコをいじりまくる。 アソコ、だなんてもったいぶった言い方じゃなくてもいいか。マンコで遊ぶの大好き。 「ねえ、ゆかり、私の姿見える? 聞こえる? あなたの都合で終わりにさせないようにしといたよ」 私の持ち主、ハム子さんの姿はとても楽しそうに笑っている。 「脳ミソをね、ちょっといじらせてもらったの。サインなんかさせないようにね」 脳ミソって何。サインってなんだっけ。 まぁ別にいいや、オナニー気持ちいい。イく。気持ちいいな、オナニーって。 気持ちいいからまたやろう。
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647 :勝ち気な女の子の屈辱 10/14[sage]:2012/11/24(土) 11:18:03.58 ID:ZBrqWGMJ - わたし、ゆかりさんは壊れていくのがわかります。
わたしのなまえ、ゆかりさんだっけ。なんだっけ。 ハム子さんが私を起こして、手を引いています。 ハム子さんはおちんちんを装備しちゃいました。けっこう大きいです。 確か昨日、私とヤったあのずっこんばっこんするおちんちんです。 「ねえ、ゆかり、一緒に気持ちよくなろうよ。こっちに来て」 「はい、わかりました」 私ハ昨日とおなじようニ、ハム子サンの上に跨り、おちんちんを中に入れました。 上下に腰を動かすと、ちょう気持ちいい。 「ゆかりってすごいエッチだね。『入れて』なんて一言も言ってないよね」 「うん、言ってないですよ」 「『こっちに来て』とは言ったけどね。いきなり入れちゃうからびっくりしちゃった」 「はい、わたしはすごいエッチですよ」 はむこさんはすごいビックリした様子です。 気持ちいい、気持ちいいからまた腰を振りたいのです。 「ん……っ、ゆかり、その調子だよ。もっと腰動かしてね。休んだらこれが待ってるよ」 「ひゃああああっ!?」 その時、私の体に強い痛みが走りました。 後ろを振り返ると、ムチを手にしたロキさんがいまシタ。ハム子さんのペルソナです。 私が悪い子だからまたムチで叩いてきました。 何度も何度も叩いてきます。 ハム子さんは私のごしゅじんさまだから仕方ないのです。 ムチで叩かれるのが気持ちいいので私はまたイってしまいました。 「ほら、ゆかり、腰を動かす! 休んじゃダメ。ロキ、もっとぶっちゃっていいよ」 「おうよ、わかった」 私は悪い子だからお馬さんになってしまいました。 それともワンちゃんかな、モーモー鳴く牛さんかな、よくわかりません。 でも家畜のように虐げられている事は確かです。 「あはは、目がイっちゃってるよ。口もよだれ垂らしてお行儀悪いねー」 もっともっとムチで叩かれます。 「ムチ」って言葉を連想しただけで興奮します。イってしまいます。 もっともっとムチで叩いてください。
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648 :勝ち気な女の子の屈辱 11/14[sage]:2012/11/24(土) 11:18:58.65 ID:ZBrqWGMJ - 少しでも動きを止めると、ムチがとんできます。
色々な意味で、ハム子さんはわたし以上に、昔から「アメ」と「ムチ」のあつかいがうまいらしいです。 そうやってはじめて会った時からわたしをちょうきょうしてくれます。 わたしをSMに誘ってくれるいい人です。 SMはすごくすごくすごーくエッチです。 だからいっぱいいっぱい動かなきゃ。 そうしなきゃゆかりさんの体をムチで叩いてくれないのです。 ゆかりさんがムチでたたかれると、わたしはとにかくうれしくなり、きもちいいのです。 ゆかりさんはとにかくいじめられるのが大好きです。 筋金入りのドSを気取っているけど、実は筋がね入りのドMでもあるゆかりさんなのです。 「ムチ」を見るだけ、聞くだけ、連想するだけでうっとりし、濡らしちゃうへんたいさんなのです。 一人の時はムチをなめたり、体に巻きつけたりしておなにーしちゃうほどのへんたいさんです。 だからわたしもいじめてほしくて応援したくなっちゃう。応援ってなんだっけ。 ちょうど、ハム子サンノ一番奥をツいた時、わたしの意識もゆかりさんの意識もイってしまいマシタ。 いじめられるの かいかん すごくえっち はむこさん たのしそうに わらってる ゆかりさん と わたし すごく えっち すごく すごい わたし もうだめだ かんかく が とぎれちゃった サヨウナラ ゆかリさン さよウナら ハムこサン またあとでね バイバイ *** 3 *** 目の前に白い光が見える。 その白い光が部屋の電気だとわかるのに数分を必要とした。 「っ!!」 やがて体を起こすと、頭に鋭い痛みが走る。 もしかして風邪でもひいた? と思いつつ、あたりを見回した。 テーブル、その周りにあるソファ、一昔前のテレビ、受付。 私の体には毛布がかけられている。眠っていたのだろうか。 毛布を取ると、私はパジャマ姿だった。 ここは一階のラウンジのようだ。 そっか、確かさっきハム子に好き勝手体をいじられたんだっけ。 で、なんだっけな。どうしてここにいるの?
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649 :勝ち気な女の子の屈辱 12/14[sage]:2012/11/24(土) 11:20:12.05 ID:ZBrqWGMJ - 「おっす! おはよう、目が覚めたんだ。夜食持ってきたよ」
声のした方を見るとハム子が近づいてきた。 彼女の持つおぼんの上にはスナック菓子二袋、コップ二つに1リットルサイズのオレンジジュースがある。 「ん、おはよ……ありがと。私さ、なんでここにいるんだっけ?」 「え? う、うーん、なんでだろうねー、なんでだろうなー……」 おい、なんで目を逸らす。 あからさまに怪しいと思った私は詰問する事にした。 「はがくれのラーメン今度おごるから話して」 「やった! あのね、ゆかりがあんまり調子に乗ってるからちょっと壊しちゃったの」 「……何を壊したの?」 「ゆかりそのものを。いや、でも結構面白い事になってたからいじめがいあったよ!」 それからハム子はお菓子の袋を開け、一つを口に頬張る。 「で、ゆかりさんは――って、私か。どんな風にいじめたの?」 「うーん、とね。ちょっと脳ミソもついでにいじっちゃった!」 ああ、そうか。じゃあさっきの支離滅裂な光景は夢ではなかったのか。 「それじゃあ、なんで私はパジャマになってるの? ここにいるの?」 「え……それは言いたくないよ。ほら、知らない方がいいこともあるっていう……ね?」 こいつ、マジで何か隠してる。 「明日のお昼、あんたの分も作ってあげる」 「え、ほんと!? やったー! あのね、私が着替えを用意して、メルキセデクにおんぶさせたの」 「着替えを用意……ってことは、私の裸も見たの? 下着も……」 「いいじゃん、いいじゃん。裸の付き合いは私にも適用……あうちっ! 何すんのよ!」 私の片手チョップを脳天から食らったハム子は抗議の目を向ける。 「うっさい! ったく、バッカじゃないの?」 「とにかく今度、はがくれのラーメンに明日のお昼ゲットだね」 「あれ、それハム子が私におごるんじゃないの? まだ後遺症残っててさー、頭ぼーっとするな〜」 「あ、それずるいよ! せっかく介抱してあげたのに! この恩知らず!」 恩知らずの意味わかってるのか、バカじゃないの?
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- 【主にP3・P4】 ペルソナ総合エロパロスレ 16 【1と2も】
650 :勝ち気な女の子の屈辱 13/14[sage]:2012/11/24(土) 11:21:02.83 ID:ZBrqWGMJ - この時、本当にまだ後遺症が残っていたのか、普通に思い出しただけなのか。
とにかく私自身が味わった過去を思い出してしまった。 私自身の性癖にも結び付いた過去や哲学的な考え方。 SMに興奮してしまう私は多分、変態なのかもしれない。 鞭とかボンデージに興奮してしまうのって、相当変だ。 「どうしたの?」 はっとして顔を上げるとハム子がこっちを見ていた。 「ん、ちょっと友達の事思い出しちゃってさ」 そうだ、ハム子に話してみよう。 話せば少しは気が楽になるかもしれない。 「友達がね、ちょっと困った考え方をしているの」 「ふーん、どんな風に?」 「どんな風にって言われてもなー……ちょっと改まって言うのもなんだから食べましょ」 そう言って私はおぼんの上に置いてあった割り箸を手に取って、お菓子をつまんだ。 スナック菓子を噛む音によって、少しは話しやすくなる気になった。 面と向かって悩みを打ち明けるのは恥ずかしいからだ。 「友達ね、自分で自分の事をかわいそうだ、不幸だ、被害者だ、って思ってるのよ」 注がれたオレンジジュースを一口飲み、また続ける。 「私と同じように小さい頃からいじめられてきた経験持ちでさ……トラウマ、っていうのかな」 彼女を時折見やりながら、スナック菓子を一つ二つと口に入れる。 ちゃんと聞いてくれているのに安心した私は、今度はジェスチャーも交えて続ける。 「たまに筋違いもいいとこなほどのヒステリー起こして、後悔して、落ち込む。その繰り返しなのよ」 「いいんじゃない? みんなそうやって大人になっていくんだよ」 「ハム子はそう言うけどさ、その子要領悪くて学習しないから困ってるの」 「へー、そうなんだ? 同級生? 後輩?」 「え? うーん、後輩――部活の後輩なんだ……まぁそれはいいの!」
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651 :勝ち気な女の子の屈辱 14/14終[sage]:2012/11/24(土) 11:35:17.08 ID:ZBrqWGMJ - 私はどこを見るともなく、天井を見上げる。
私の事だとバレてやしないかという気持ちも、あるにはある。 それ以上に、話せば話すほど傷口を塩を塗るようで悲しくなってくる。 「その子、何かに目覚めたみたいで変な事考えちゃうのよ」 「変な事って?」 「だからさ、変な事は変な事よ。とにかくいかがわしい内容なの」 お菓子をいくつかつまんだ後、ジュースを一気に飲み干して核心に触れる。 「人は、他の人をさ、傷つけながら生きていくしかないんだよね? そんな独りよがり、誰にも理解されないよね?」 「少なくともゆかりは理解してるじゃん、普通じゃん」 彼女の即答に、私は心臓が止まるくらい、えっ、と言い出しそうになった。 びっくりした様子であろう私の顔を、しっかりと捉えてハム子は話す。 「いいのいいの、そうやって悩みながらみんな大人になるんだから」 「でも、その、いかがわしい事を普段から考えてるんだよ? 私どうしたら……」 「普通だよ、普通普通。どこも変じゃないよって伝えて安心させてあげなよ」 そう言いながらハム子はテレビのリモコンを取る。 「さっきも言ったけどね、そうやって大人になっていくの。むしろ世の中、色んな考えがあって面白いよ」 深夜番組を見始めたこの子の横顔は女の子らしく、そしてかわいい。 それでいて前線に立ってリーダーを務めているから、妙に説得力がある気がする。 「ごめん、今日はおやすみ」 「どうしたの、ゆかり。怒ったの? テレビ見ないの?」 「ごめんね、怒ってないよ。今日は疲れちゃったから。ありがとうね、相談に乗ってくれて」 私は返事をしつつも、ハム子の方を振り返らなかった。 私という存在が変じゃないどころか、普通だと肯定してくれる人が身近にいて、嬉しくて――泣いていた。 そうだ、私は変じゃない。 私みたいな人でも普通に生きていていいんだ、そう思うと涙が頬を伝う。 それに考え方も変わった。 経験上、今まで言葉なんて「アメ」か「ムチ」かの二者択一としか思っていなかった。 「アメ」「ムチ」の次元を超えて、「癒し」「変革」「感動」もあるのだなと気づかされた。 そうだ、今度彼女へのお礼も兼ねて、Mの役も買って出よう。 強制的にとはいえ、今日のM役をやる羽目になった私自身を感慨深く思う。 異物を入れられるのも、鞭で叩かれるのも、本当におかしくなっちゃうのも、悪くない。 あの時の私は、とにかく嬉しかった。 支離滅裂な事言っていたけど、あれはみんな私の本心だ。 文字通りぐちゃぐちゃにされるような感覚がフラッシュバックする。 そして私の下半身は疼き、熱と湿り気を帯び始めたのだった。 おわり Sな女の子がMに堕ちていく、逆にMだった女の子がSに変貌する、 というシチュは需要ありそうだと思ったので書きました。
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