トップページ > エロパロ > 2012年10月25日 > zZcjr+Q3

書き込み順位&時間帯一覧

16 位/404 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0500000000000000000000005



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@ピンキー
ファイアーエムブレム&ティアサガ第44章

書き込みレス一覧

ファイアーエムブレム&ティアサガ第44章
465 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/10/25(木) 01:02:18.31 ID:zZcjr+Q3
ソフト 紋章の謎(SFC版)
カップリング マルス、マリーシア
状態 前戯(挿入なし)
文字数 約5千
備考 初投稿です。……使い勝手が分からないので失敗するかもしれません。
ファイアーエムブレム&ティアサガ第44章
467 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/10/25(木) 01:12:15.14 ID:zZcjr+Q3
 日はまだ高い。キャンプから少し離れた、周囲に人の気配がない林。そこでマルスは、切り株に座るマリーシアを見つけた。
「マルス様!」
 マリーシアが勢いよく立ち上がった。マルスは近寄り、話しかける。
「マリーシア。急を要する話って?」
 事の発端はマリーシアからの手紙だった。それは重大な案件があり、すぐにでも二人だけで会って話したい。と走り書きされていた。
 一人のシスターが一軍の大将を呼び出すというのも異常な話だ。しかし、それは戦時という緊迫した異常事態に対抗するため、情報を迅速に共有しなければならない。
 と、考えたマルスが、部下たちとの交流を深めた結果でもあった。
 目論見はどうであれ、マルスは全軍の情報を大量に収集し、それを軍議に反映させることには成功していた。反面、今回のように部下から呼び出されることも度々あった。
「なにか、重要なことにでも気づいたのかい?」
 とりあえず、彼女の言葉を聞こうとして促す。
「はい、あの……マルス様はいつになったら、私を抱いてくれるんですか?」
「うん?」
 何か、とても変な言葉が聞こえた気がする。きっと聞き違いだ。マルスはそれを確かめるべく、マリーシアに言う。
「ごめん、もう一度、言ってくれないか?」
 グルニアのシスターは期待と不安が入り混じった眼差しを向けていた。
「私、……まだマルス様に抱かれていないんです。臥所を一緒にしていないんです」
 これは変だ。おかしいことだ。マルスは不安になった。
「ねぇ、マリーシア?」
「はい」
「君が何を言っているのか、よく分からないんだ」
 すると、マリーシアは眉根を結んで、三白眼で睨むようにする。
「ですから、マルス様は……、ああ、もうっ! いつになったらマルス様は私と性交渉をしてくれるんですか!?」
 と、憚らずに叫んだのだ。

 グルニアの小村から遠征に参加した。以来、ずっと抱かれる日を待っていた。けれど、待てど暮らせどマルスが来ないので、手紙にて呼び出したという。
 頭痛を覚えながらも、マルスが取った行動は。
「マリーシア。僕には婚約者がいて、もうすぐ結婚する。それは分かるね?」
 マリーシアの説得だった。そもそもマルスには愛する婚約者、タリスの姫シーダがいる。
「うん。分かるよ」
「なら僕と君が、そういう関係になってはいけないことも分かるよね?」
「ううん。マルス様。それは違うよ」
 マリーシアが言葉をあっさりと否定する。
「マルス様はアリティアの王子で、これから王様になる。確かに王様の正妻は一人だけ。だけど後宮には何十人もの女性がいるはずよ。そうしないと正妻に子供が生まれなかったとき、すごく困るんでしょ?」
「それは……」
 言葉に詰まる。マリーシアの言葉が的を射ているからだ。
 王族にとって世継ぎが生まれないのは酷くまずい話で、国家の政権が揺らぐ場合すらある。
 マルスの父王は正妻一筋だったが、それでも周りの人間からは後宮に女性を入れることを強く勧められていた。
「ほら、マルス様が私を抱いて、そういう関係になっても不思議じゃない。むしろ褒められるべきよ」
 それとこれとは話がまったく異なる。マルスはそれを告げようとして、口を開いた。
「ん……?」
 口が閉じた。いや、正しくは口が柔らかいものに塞がれたのだ。そして、それは。
「ン……」
 マリーシアのふっくらとした唇だった。それに気づいたマルスは目を見開き、反射的に両手を押し出し、彼女を突き放す。
「痛っ!」
 弾かれたマリーシアが転倒し、打ち所が悪かったのか、右袖にうっすらと赤い色をにじませる。あっ、とマルスが気づき、顔から血の気が引く。
「まっ、マリーシア!」
 すぐ、彼女に駆け寄り、患部を見ようと手を伸ばす。しかし、マリーシアに払われた。
「……ひどい……」
 ぼそりとマリーシアが呟き、次の瞬間、両の目から透き通った涙をぼろぼろと零す。
「ひどい、ひどいよぉ……」
 そして、さめざめと泣き出した。
ファイアーエムブレム&ティアサガ第44章
468 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/10/25(木) 01:19:56.03 ID:zZcjr+Q3
 マリーシアが泣き止んだのは、彼女自身が患部の応急手当を終えるのと、ほぼ同時だ。マルスは拒絶され、見ていることしかできなかった。
 何度謝っても、マリーシアは口を利かず、その日は別れることになった。

 それからすぐ、アリティア軍の後方支援でも最重要となる、シスターたちが少しだけ機能しなくなった。原因はマリーシアの不調だった。彼女の不調が、シスターたちの足並みを乱している。
 マリーシア自身は、連戦による体調不良が原因だと言っている。それが嘘なのは素人目にも判断できた。判断できたが、解決にまでは至らなかった。
「……」
 キャンプの自室で、マルスは悩んでいた。
 部下からの報告に先日の一件、両方を照らし合わせれば、すべての原因がマルスに掛かるのは明白だった。
 マルスは報告の、最後の部分を思い出す。
 ――今はまだ、戦闘を左右するほどではありません。
 今はまだ。つまり、早急に解決しなければならない。
「……うん」
 決意を固めるように、マルスは頷いた。キャンプの自室から出る。とうに呼び出しの手紙は出している。

 太陽が空に高く昇り、そよ風は心地よさを増している。マルスは待っていた。指定した場所は、かつて呼び出された林に似ている。おあつらえ向きに、似たような切り株もあった。
「……マルス様」
 現れた。白の僧衣を羽織る、サイドテールの少女だ。
「……何の御用ですか?」
 どこか余所余所しい態度でマリーシアが問いかけてくる。マルスは彼女に視線を合わせる。と、マリーシアは視線を逸らそうと首を振った。
「……すまない」
「え?」
「すまない、マリーシア」
 マルスは謝罪する。尊厳も威力なにもない、直球だった。一軍の大将が一人の部下に謝っている。
「君をアリティア軍に入隊させたのは僕だ。僕が君を軍人にしてしまった。なのに、僕は君の心の働きも知らずに、指示だけを出し続けていた。本当にすまない」
「そんな……」
 あまりのことに、マリーシアはよろめいた。マルスはマリーシアに近づく。二人の距離が短くなる。
「許して欲しい。僕は……なんでもする。君の……マリーシアのために、なんでもする」
「……本当?」
 マリーシアが言った。さらに距離が短くなる。
「本当に、なんでも、してくれるの?」
「嘘はつかない」
 だったら、とマリーシアは区切り、ゆっくりと言う。
「……抱いて。抱いてよ、マルス様。あなたの両手で私を……、体も、心も……」
「……分かったよ」
 マルスは頷いた。そして、二人の距離がなくなった。

 マリーシアが唇を突き出すように差し出してくる。マルスも唇で受け止めた。柔らかい唇同士が重なり合う。
「ンっ!」
 マリーシアの舌先が唇を割って、口腔に侵入してくる。不慣れなのか、歯と歯がぶつかり合い、高音を鳴らした。
 口腔では侵入した舌が早々と暴れだし、歯や歯茎を嘗め、大量の唾液を休むことなく送り込んでくる。
 勢いに圧され、マルスが少し、身を引こうとする。
「――」
 マリーシアが体重を傾けてきた。気づいたマルスは押し倒されまいと、体重を押し返すように地面を踏みしめる。
「ッ!」
 まるで、その瞬間を狙ったかのように、マリーシアが一気に身を引いた。重心を背後へと移動させた。
 どさっ。と二人して地面に倒れこむ。マルスが上で、マリーシアが下だ。もう後戻りなんてできない。マルスは固い決意を磨き上げるように決心する。
 僧衣に手を伸ばし、胸襟の紐を解き、胸元をはだけさせた。それだけでマルスの瞳孔が見開いた。
ファイアーエムブレム&ティアサガ第44章
469 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/10/25(木) 01:24:05.60 ID:zZcjr+Q3
「着てない……?」
 僧衣の下は肌色、剥き出しの乳房だった。マリーシアは恥ずかしげに頬を朱に染める。
「んッ、……きっと、こうなるって思ったから……全部脱いできたの」
 小ぶりの乳房は少しだけ汗ばんでいる。また、薄桃色の先端が尖っていた。マルスは中指を差し向け、それを突いた。
「んんっ!」
 喘いだような声が洩れる。さらに先端を撫ぜて、転がし、摘んだ。行為は徐々にエスカレートし、中指で乳首を弄りつつ、残った四指と掌で乳房を包み込むように揉んだ。跳ね返るのは感触と弾力で、揉むたびに後頭部が痺れてくる。
「んんっ……!」
 マリーシアが身を捩り、快楽を表現する。
「マルスさまぁ……」
 切なく、名前を呼ばれた。彼女が息遣いが、いつの間にか荒くなっている。
「なに?」
「もう、私、私ぃ……!」
「まだ早いよ」
 焦らし、もう片方の手をマリーシアの口元に運ぶ。焦らされたマリーシアは、乳児のようにマルスの人差し指を口に含む。第二間接まで呑み込まれた。
「噛んで。指に痕が残るくらい、思いっきり」
「ふぁ、ふぁいっ!」
 曖昧に返事されると同時、痛みが腕を走り抜ける。歯を立てられた。けれど。
「優しいね。マリーシア」
 甘噛みだった。
「ふぁって……!」
 胸への愛撫を止めて、マルスはマリーシアを頭を撫でた。
「……脱がすよ……」
 口から指を引き抜き、するすると手馴れたように僧衣を脱がせる。脱がせた。すべすべとした肌が露わになり、玉の汗が一滴流れる。
 そして、股の割れ目が生物のように蠢き、湿っている。
「敏感だね」
 耳元で息を吹きかけるように囁いた。
「やぁ……恥ずかしいよぉ……」
 恥らうマリーシアが股下を閉じて隠そうとする。隠されると、見たくなる。手刀を内股に割り込ませて、強引にねじ開け、開脚させる。
「見えるよ。マリーシアのあそこがはっきり」
「ひんっ……!」
 また閉じられないように体を挟み込む。体勢を固定したとここで、指を伸ばし、割れ目に沿って上下に動かす。
「ぁっ!」
 刺激によってマリーシアが打ち震える。それから、気づいたように口を開く。
「一枚も脱いでない……!」
 すでに全裸のマリーシア、対してマルスは一枚も服を脱いでいない。
ファイアーエムブレム&ティアサガ第44章
470 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/10/25(木) 01:25:46.08 ID:zZcjr+Q3
「ああ、僕は着衣のままでいいよ」
「ず、ずるい……」
 マルスの服を脱がそうと、マリーシアが足掻いてくる。ふーん、とマルスは呟き、前触れもなく、中指を割れ目に挿入させた。
「いっ!?」
 中を掻き混ぜるように指を蠢かした。
「いっ、痛いっ! 痛いよッ!」
 突如として混入した異物、それにマリーシアの体が純粋な反応を返してくる。いくら湿っていようと、急では苦痛だ。
「抜いてッ! マルス様、抜いてッ!」
「うーん。それは少し、考えさせてくれないか?」
 少しと言いつつ、ゆっくり時間を掛けて、彼女の恥部を掻き混ぜる。そうして時間を掛ければ、マリーシアの痛みが若干だけ和らいだ。
「い、苛めないで……」
「苛めてないよ。ただ、さっきから思ってたけど、……初めて?」
「う……そ、それは……そうだけど」
「はぁ」
 溜め息を吐いたマルスは、指を抜き取り、そして入れた。
「うぅっ!?」
 指を抜き差しする、それだけでマリーシアの体が海老反りに反応する。
「あれだけ誘って……初物」
「そっ、そんなことっ、だいたい、マルス様だって童貞――」
 せめて言い返そうと、孔を抜き差しする痛みを堪えながら、マリーシアが言う。
「僕は経験済みだよ」
「――ふぇ?」
「王族の嫡子だからね。もう済ましたんだ」
 マルスは中指のテンポを良くし、小刻みに震わすように速めていく。
「ま、マルス様っ! もっとゆっくりっ!」
「痛みは、もう無いよね」
 いつの間にか、マリーシアは調子を取り戻し始めている。だったら、調子を取り戻す前に。
「そうじゃなくっ、てっ、あぁっ!」
 階段を上り詰めていく感覚を感じる。それも数段を飛ばしての駆け上がりだ。不慣れなマリーシアが、淫らな性欲を沸騰させている。
 粘液が指に絡み付く、それを中から掻き出すように、より一層とスピードを上乗せさせる。
「あぁっ! あぁっ! あぁっ!」
 もはや呂律が回っていない。それでも、まだマリーシアは達していない。ぎりぎりで我慢しているのだ。マルスは不敵に笑い、耳元に口を運び、小さく囁いた。
「ところでマリーシア。その腕のことだけど、後で聞かせてくれるんだよね」
「!」
 言葉に、マリーシアが全身を強張らせた。同時期、中指をより深い処にまで突き刺した。二つが重なり合った瞬間。
「きゃあああぁぁぁッ!!」
 マリーシアが甲高く絶叫し、果てた。

 結局、マリーシアが切り株で負ったはずの怪我は綺麗さっぱりとなくなっていた。
 それはそうだ。彼女は最初から怪我なんてしていなかった。
 あの時、もしもマルスが成り行きで行為に及ぶならそれでよし。そうでないなら、わざと怪我をしたフリをする。血に見えた赤い染みは、袖に仕込んでいたトマトだったという……。
(終)


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。