- 優等生を堕落させたい2
96 :わたぐも[]:2012/10/01(月) 00:01:30.59 ID:5NsIkUJH - 訂正です;
もう一つの物理→数学で(^^;
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97 :わたぐも[]:2012/10/01(月) 00:11:06.35 ID:5NsIkUJH - 今日はここまでです。
「今日は」です(^^; いい加減長いんだよぉ!という声も聞こえてきそうですが まだ完結にはしません;; やっぱり弥生の話もそうでしたが学生が主人公だと卒業、 さらにはその後・・まで書いてこそかな、とおもうので(^^; こんな稚拙な文章ですがもうしばらくお付き合いくださいm(_ _)m
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100 :わたぐも[]:2012/10/01(月) 22:09:20.91 ID:5NsIkUJH - 学校側としても落第者など出したくない。
そんな思惑が混じる追試は30点を取るにはこの上なく簡単だった。 使う公式が問題の後に書かれており、更には穴埋め・あからさまな3択式。 間違っていれば試験監督である教師がその生徒の隣へ行き、「補助」する。 −−いままで曲がりなりにも、微量ながらもテスト勉強をしていた自分がバカらしく 思える光景だった。 この日の光景は沙彩の学生生活における致命的な発見となってしまった。 (なんだ。赤点でも問題ないじゃん・・・) しかし数日後の通知簿は正直だった。 これまで5段階評価で誇らしげに並んでいた最高評価「5」は沙彩がいままで見た ことのないような不名誉な数字に変貌していた。 (5が・・・ない・・・) 沙彩の目は4を探し出す。 −−ない。 沙彩はこれまでの経験上これ以下の数字を探すなんて考えられなかった。 焦点の定まらない目で未知の領域に踏み入れる。 結果は無残だった。 国語・英語・世界史・日本史は3、そして数学・物理・化学には2がついていた。 そして右には、「無所属」という三文字。
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101 :わたぐも[]:2012/10/01(月) 22:10:06.36 ID:5NsIkUJH - だが今の彼女には心強いトモダチがいる。
「やりぃ!! 1なかったー!!」 「みてーー!3があったーーー!!」 「おwなんとか進級できそうですなw」 「いやー願掛けで髪の色明るくしたのがよかったのかな?w」 「んな金髪でお願いされたら学問の神様も逃げ出すわww」 「沙彩どーだったー??」 −−なんて居心地いいんだろう。 「がた落ちしちゃった^^;」 「うわ1年の時の成績エグww」 「なにこれ!?5とかはじめてみたw」 「こんな成績とってどこ行く気だったのw」 「今期はっと・・・」 にやっ^皿^ 「サボったなお主w」 「てへっ」 「正直でよろしい!w まあ3なんて取ってる間はまだまだだなw」 そういうと友人はオール2の成績表を誇らしげに突き出す。 「これこそ無駄な努力を一切しない人間の理想といえる!」 「あはははは・・・」 こうして「無所属」沙彩の初めての夏休みはやってくる。
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102 :わたぐも[]:2012/10/01(月) 22:32:55.44 ID:5NsIkUJH - コメントありがたいです(T T)
こういう堕ち方に共感してくれる人がいるようで安心しました(^^; なるべく間隔は空けないようにしたいのですが・・・ 下手するとまた少し空いてしまうかもです(_ _;
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