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238 :ゴトー ◆7BaqS26D87fW [sage]:2012/09/18(火) 00:09:01.04 ID:Zq3R1UwX - ぼくのかんがえた除霊の一般的段取り
1、下拵え まず悪霊に憑依され、暴走状態にある宿主をおとなしくさせねばなりません。 特殊能力で悪霊を抑え込み、宿主の意識を一時的に覚醒させたり(清彦?) 力づくで縛り上げるなどしたうえで聖水などのアイテムを使い悪霊を弱らせたりしましょう(お嬢様?) 2、分離 次に悪霊を宿主の体から引きずり出さなければなりません。 これにも流派によりさまざまな方法があるようです。 粘膜接触やアイテムの利用、サイコダイブetcetc とにかく、憑依されたまま強引に除霊を行えば、宿主を傷つけてしまいかねませんので、この過程が最重要です。 もしかしたら、宿主はどうなってもいい…と考える異端の除霊師もどこかにいるかもしれませんが… 3.殲滅! 悪霊を宿主から分離出来ればしめたもの。あとは倒すだけです。 なぜ悪霊が宿主に憑依するか?といえば、悪霊本体のみでは現世に影響を及ぼせないからです。 憑依して宿主の力を利用しなければ何もできないひ弱な存在なのですから、 霊力を込めたアイテムを使いこなせる人材(特殊能力不要・要修行?)であれば、倒すのはさほど難しいことではありません。 破魔弓(ヒロ美?)や銀の銃弾を込めた火器(メイド舞台?)など…古来から伝えられる退魔術で殲滅しましょう。 えー、要するに「倒すこと」より「憑依状態の回復」の方が除霊において重要である…とすれば、 セクロス後の戦闘はさくっと描写するのみで済んだり、それこそ引き離した段階で成仏してしまい戦闘不要ということにもできるかな、と。 「憑依状態の回復」が最重要かつ、それには血筋などに由来する特殊能力が必要…ということであれば、その能力を持つ清彦は珍重されて当然ですし、ヒロ美としても惚れた男が数多の女性と関係することを苦々しく思いつつも許容せざるを得ない理由にもなるかと。 >>236 >今のところのバトル議論は >1,悪霊を引きずり出してガチのバトル系 >2,悪霊を除霊する過程を描いた心理戦(バトル描写はほぼなし) 書き手次第、展開次第でどちらもあり、に一票です。 >>憑依状態からエロへの過程 基本 1 だけど、状況によっては 2 にもできるし…それこそこちらも、 書き手次第、展開次第でどちらもあり…だと思います。
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240 :ゴトー ◆7BaqS26D87fW [sage]:2012/09/18(火) 02:04:12.40 ID:Zq3R1UwX - >>239
ここまでの意見をまとめた…というわけではなく、私案という感じですが… >それは自由枠参加の場合、ヒロインが一般人でも清彦さえいれば完結できるからです。 清彦と被害者一人だけで展開する話を作りたい場合、 「初めて武器を使って、初めて殲滅まで一人でこなした」でもいけますよね? 清彦という主人公のキャラクターをどうしたいか?の方が重要だと思うのです。 スレ初期には「ヘタレ弱腰」などの表記もありますが… 退魔の仕事を率先してやっているのか?いやいやなのか? 率先してやってる場合、その理由は?「ヤレるから」なのか? 自身の特殊能力をいつ知って、そのことに関してどう思っているのか?etc この辺りは最初のパートを書かれるナポリ ◆FH/5bs/s0sさんに委ねられる部分ですが、 まぁさすがに主人公な訳ですから、どういうキャラ付けなのかは確認しておきたい所です。 以下、ここまでの経緯を読んだ上での個人的・清彦像 親父が死んだ?なんか怪しい仕事してると思ったら…退魔師? 俺にもその素養があるって?えーやだよ、そんな危険そうな仕事… でも目の前で人が危険な眼にあってる…なんとかしなきゃ! えーいやけくそだっ!っても、どうやればいいんだ? (自身の力に目覚める?教えられる?) …え?SEXで…マジ?やります、退魔師!これぞ我が天職! 武器?刀?弓?そんな物騒なもの持ちたくないよっ!! それに一戦交えた(=一発かまして悪霊追い出した)後に戦える訳ねージャン!! 正義感とか使命感も持ち合わせてるけど、父の死までは一般人(かつ童貞)だったため、 危険への対処能力や戦闘能力、危険や恐怖に対する心構えは常人なみ…というイメージでした。 初期値は「特殊能力」のパラメータのみが突出しており、 その他のパラメータはストーリー進行に比例して成長…って感じです。 キャラクターの魅力って長所より弱点だと思うんですよね。最初は欠点が多いほうがいい。 そこを補強したり成長させたりすることでストーリーが進展するはずだから。 最初は「ヤレるから」という理由で退魔師の道に入った主人公が、 幼馴染でかつ実は初恋の相手であるヒロ美を助けるために初めて武器をとったり、 妹が危険にさらされてはじめて退魔師としての自覚が芽生えたりとか、胸熱じゃありません?w だから、清彦は戦闘用の武器を携帯していてもいいけど、実際にはほぼ使わない…案を再度提案しておきます。 参照>>230,231,237,238
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262 :ゴトー ◆7BaqS26D87fW [sage]:2012/09/18(火) 22:43:34.17 ID:Zq3R1UwX - >毎回周りが謎のお膳立てをし、毎回なぜか清彦は腰を振っている、
「悪霊を引っ張り出さないと退治できない」「それが出来るのは能力持ちだけ」 であるとするならば、お膳立ても当然ですねw >各位 そろそろ減速してナポリさんの導入部を待つ状態にしてもいいんじゃないでしょうか。 あまりどんどん新設定やら疑問点やら続出すると書きにくいんじゃないかな、と。 もちろんナポリさんから「ここどうしよう?」って相談があれば答える、という感じで。
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120 :ゴトー ◆7BaqS26D87fW [sage]:2012/09/18(火) 22:46:06.35 ID:Zq3R1UwX - すいません。
いっぱいgj頂いたせいでちょっと調子に乗ってしまいました。 これより、完全に自己満の世界に入らせていただきます。 前スレと本スレに投下させていただいた「牛頭人身少女くだんちゃん」、 これまでのお話はこちら> http://renaisim.x.fc2.com/index.html そのスピンオフ編を投下させていただきます。 くだんちゃんスピンオフ!その1「お母さん、その愛と青春」 13レス程です。 >>118 メリーさんはこういうノリなんですか、想定外でしたw ところで…前言撤回で申し訳ないんですが…オオカミさんのその後は、やっぱり自分で書きたくなってしまいました。すいません、書かせて下さいm(_ _)m
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121 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:48:20.55 ID:Zq3R1UwX - 頭にケモ耳を持つ人達が暮らす世界の、とある街の、とあるお宅のリビング。
「ただいまー!」 リビングに快活な笑顔の少女が飛び込んできました。 誰もが頭にケモ耳を持つこの世界で、彼女にはケモ耳がありません。 代わりにその頭には、2本のツノがにょっきり生えています。 「あら、おかえり。今日もお楽しみだったわねぇ」 「おおお、おかあさん!?娘にその言い回しは、ちょっと…!」 「あらなあに?おかしい?デート、楽しかったんでしょ?」 「う、うん、それはその…………ゴニョゴニョ…………とっても///」 真っ赤に頬を染める少女、くだんちゃん。 そんな娘をニコニコと笑顔で見守るお母さんの頭にも、ツノがあります。 周りの人とはちょっと違うこの親子には。 普通の人には思いもよらない苦労があったかもしれません。 でも、二人はとてもにこやかで、幸せそうに見えました。 ※ ※ ※ 「前はお母さんの事、嫌いだった」 「あらあら、まぁまぁ」 夜更けのリビングのテーブルで。文字通りツノ突き合わせて。 くだんちゃんとお母さんは、梅昆布茶をすすりながら話をしています。 「お母さんにツノがあるから、私も。お母さんのせいで…って」 「そうねぇ無理もないわよねぇ」 「でも、今は…お母さんに感謝してる。お母さんの事大好き」 「あらあら、うふふ」 「ありがとうお母さん。ネコさんとの事…認めてくれて」 だって、彼女のおかげじゃない。貴方がこんなに明るくなったのは。 以前は塞ぎこんでる事が多かった娘が。 今は自分に向き合ってくれるようになった。 その事をお母さんは嬉しく思っていました。 梅昆布茶をずずーっと啜って。くだんちゃんはかねてからの疑問を口にします。 「でもどうして、あんなに簡単に認めてくれたの?」 「うふふ、だって…」 お母さんは意味ありげな笑みをこぼします。 「私にも、経験あるもの」 「…え?」 「お父さんと出会うより前の事。私にも…素敵な“彼女”がいたのよ」 「え?え?えええええええええええ!?」 梅昆布茶、ずずーっと。そしてお母さんは、おもむろに。 青春時代の、若さゆえの情熱的かつ官能的な日々を娘に語り始めるのです。
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122 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:49:12.15 ID:Zq3R1UwX - ※ ※ ※
それは、昔々…ゴフッ!ご、ごめんなさいお母さんごめんなさい! せ、せいぜい30…い、いや!じゅ、十数年前の事でしたっ!!! ※ ※ ※ それはいまから十数年前の事でした。 当時のお母さんは、いまのくだんちゃんにそっくり。これが実写ドラマならくだんちゃん役の女優さんが二役で演じる所です。今の眼からは少し野暮ったく見えるセーラー服に身を包んだくだんちゃん(母)は、明るく快活で、何事にも前向きな女の子でした。 私は人とはちょっと違う。でも、だからこそ人とはちょっと違う世界を見る事が出来る。知る事が出来る。経験する事が出来る。そんな風に考え、ポジティブに日々を送っていたのです。 それでも、時には。 気になっていた男の子に陰で「やだよ、あいつツノあるんだもん」などと言われたり、仲良しだと思っていた友達に突然冷たくあしらわれたり、なんていう事もありました。そんな時、くだんちゃん(母)は、通学路にあった寂れた神社に向かいます。 その日も、くだんちゃん(母)は、少し落ち込む事があって神社にやってきました。訪れる人もいない、静かな境内でひとり、悲しみが胸から消えていくまで過ごすために。 するとそこに、一人の少女が現れたのです。 「ホント、よく来るわね。こんな寂しい所の何がいいのかしら?」 キツネ耳の少女でした。 薄茶色の髪は腰まで伸び、光を受けて金色に輝いています。穏やかな光を湛えた瞳はキラキラと輝き、どこか神秘的です。そして。何故か尻尾が、9本、ありました。 「し、しっぽ?9ほん?」 そう、彼女は九尾のキツネ。この神社に祭られている、いわば神様でした。 「え!?うそ、あなた…私の事、見えるの?」 「ええ、くっきりはっきり」 彼女は、キツネさんは通常ヒトの眼には見えません。この時も見えてるとは思ってもいなかったのです。くだんちゃん(母)に語りかけたのではなく、独り言のつもりだったのです。神様をびっくりさせるとは、くだんちゃん(母)、タダモノじゃありません。 「あなたも普通じゃないものね、普通じゃないから私が見えるのね」 「そ、そこまで普通じゃなくないもんっ!」 ともあれ、キツネさんは嬉しそうです。 彼女は、退屈していました。何しろ、ろくに氏子もいない寂れた神社です。そしてたまにやってくるくだんちゃん(母)を見守るうち…彼女に、恋、してしまったのです。 「だってあなた、いつも悲しそうなんだもん」 「そ、そんな事、ないもん!」 「そんなに悲しまないで…ね?」 「悲しんでなんかいないってば!」 「うそつき」 「んんっ!?」 優しい口づけ、でした。
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123 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:50:18.83 ID:Zq3R1UwX - 「ななななな、なに、なに、なに!?」
「あはん?キスしたの、はじめて?」 「そ、そういう事じゃなくて!!!!」 女の子同士なのに女の子同士なのに女の子同士なのに! さしものくだんちゃん(母)も、パニックです。 でも、恋する相手に自分が見える事に狂喜しているキツネさんは止まりません。神聖なる神社の境内で、くだんちゃん(母)を押し倒してしまうのです。ここは彼女の神社ですからね、彼女がいいのなら、まぁ、いいんですけど。 「ちょ…!ま…待って待って待って〜〜〜!!」 「やだ。待たない」 「ひひひ、ひとが、来ちゃう!こここ、こんな、ところで…!」 「大丈夫よ、結界はったから」 「だ、だだだ、だめよ!お、おんなのこ、どうしで…!」 「関係ないわ、私は性別なんて超越した存在なんだから」 ああ言えばこう言う。キツネさんはくだんちゃん(母)の言う事などどこ吹く風。是が非でもこのままエッチな行為に持ち込もうとしているようでした。 (どうしようどうしようどうしよう!でもこの人、すごく綺麗… (このまま受け入れたら…はっ!こ、これが百合ね?百合なのね!? (お姉さまと…そのペットとして…禁断の行為にどうしようもなく溺れる二人…! そう、くだんちゃん(母)は、この頃から妄想壁があったのです。 「もうダメな理由、おしまい?」 「お!おねえさまっ!」 「は?おねえさま?私?」 キツネさん、キョトン。 神様を困惑されるとは、くだんちゃん(母)、やはりタダモノじゃありません。 「あた!あた、あたし!は、はじ、はじめて、なの!」 「だから?」 「だ、だから…優しく、して、ください…」 「可愛いーーーーーーーーーっ!!」 「んん!んふぅ…!!」 キツネさんの舌が、強引に押し入ってきます。 そしてセーラー服の裾か ※ ※ ※ 「はっ!ちょっと待って。それ以上はダメよ」 え?どうしました、お母さん。 「だからぁ、娘に聞かせるような話じゃないでしょ?ここからは」 あ、そうですね。じゃあスレの皆さんだけに聞こえるように… 「え!?ちょっとお待ちなさい!こらっ!」 うふふ。 ※ ※ ※
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124 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:55:20.09 ID:Zq3R1UwX - キツネさんの舌が、強引に押し入ってきます。
そしてセーラー服の裾からは、キツネさんの手が侵入してきます。 「ひゃぅ、んん!くす、くすぐったいっ、てば!」 くだんちゃん(母)は処女、でした。 全身の性感帯は未開発で未成熟です。でも、ね。 「んふ、くすぐったい所はぁ…それだけ敏感な所って事よ」 「ひんっ…!え、ど、どういう…んくっ…あ…あ…ああ!?」 「つまり…感じやすい所って訳」 「んあっ!?へ、へん…!なんか、へん、なのっ…!」 九尾のキツネ、彼女は一見、くだんちゃん(母)と変わらない年に見えますが、齢何千年を超えんとする変化です。 神様として由緒ある(寂れていはいますけど)神社に祭られる程の存在です。つまり、その人生経験と言うか性経験はとんでもなく豊富でした。 そして、これまで何人ものケモ耳っこを頂いて来た筋金入りの百合っコ。あのオオカミさんやネコさんなど及びもつかないテクニシャン、だったのです! それはまさに神業、と呼ぶにふさわしいものでした。 さわさわとキツネさんの指先がくだんちゃん(母)の、いつの間にかセーラー服もはだけられ露わになあた柔肌の上を踊るように滑って行きます。 その動きにつれ、くだんちゃん(母)の口からは断続的な喘ぎが漏れます。 キツネさんはまるでくだんちゃん(母)の身体を楽器にして、天上の音楽を奏でているかのようでした。 「ステキな声で鳴くのね…可愛い」 「やはっ…あ!あん…っ!んくっ!」 最近どんどん大きくなってきたくだんちゃん(母)の胸は、Cカップのブラに包まれています。パチンとホックを外され、たわわな膨らみと、すでに硬く勃ち上がった綺麗なピンク色の乳首が晒されます。 「いやん、可愛い…もうこんなにしちゃって…感じやすいのね」 「や…そ、そんな事、いわ、ない、で…!!はぅ、んんっ!!」 ですがキツネさん、まだその先端に触れる事はしません。好物は最後まで取っておく主義なのです。 まずは乳房全体を、優しく捏ねあげます。じわじわと揉みほぐし、その柔らかな感触を存分に楽しみます。 続いては乳首の周り。くるりと円を描くように周辺を、触れるか触れないかという絶妙の加減でなぞっていきます。 最初はただくすぐったがっていただけのくだんちゃん(母)の声は、徐々に艶を帯びてきています。 「んくっ…はぁ!はぁ…!い、いやぁ…そ、それ…だめぇ…!」 恥ずかしげに呻くその声と表情と存分に堪能し、キツネさんはさらに指を進めます。 おへその周りやわき腹、腰骨、太腿の付け根…そう、いつの間にかスカートも脱がされていた事に驚愕するくだんちゃん(母)なのです。 その繊細な指先で胸からお腹、太腿の辺りを堪能しながら、キツネさんその舌技をも駆使します。 唇から頬、ぷにぷにした耳たぶ、顎のラインから首筋を経由し、鎖骨のくぼみへと舌を進めます。 腋の匂いと味わいも存分に味わい、腕、肘裏から手首…もちろん指先はまるで男性器を愛するかのようにちゅぱちゅぱとしゃぶります。
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125 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:56:30.05 ID:Zq3R1UwX - 「やはぁ!そんなとこ…んん!んは…っ!あああ!ああ!あああああ!」
その指使いと舌技に、すでにくだんちゃん(母)はとろとろに蕩けています。口元からは涎が垂れ、目尻にはうっすら涙が浮かびます。 キツネさんは、そんなくだんちゃん(母)のその柔らかくもいやらしい身体を存分に味わいつくそうとでもいうように、上半身全部を優しく撫でさすり、想う様揉みしだき、情熱的なキスの雨を降らせるのです。 「あはぁ!あ!あ、あ、あ!ひあぅ!んはぁあああ!あ!」 10本の指と舌が、くだんちゃん(母)という楽器で、淫らな音楽を奏でます。 「あ、そうそう」 キツネさん、悪戯を思いついた小悪魔の笑み。神様なんですけど、ね。 「私にはね、まだステキな道具があるのよ」 「ふぁ…?」 朦朧として定まらないくだんちゃん(母)の視界に、ぶわっと広がる9本の尻尾。 <問題> 滑らかな筆先で、感じやすくなった肌を優しく愛撫され続けたらどうなるでしょう? 「ひぅっ!?うあ!あ!あ!や、やあああああ!!」 キツネさんの9本の尻尾が、さわさわさわ…と。手と指の届かない部分へと。 膝をくるりと撫でまわし、ひざ裏から脹脛まで。うなじから肩、肩甲骨から背骨の周りへ。 そして、お尻のお肉と恥ずかしい後ろの穴の周辺に至るまで。まんべんなく優しい愛撫を施します。 「ふああああああ!ああああああ!ああああああああああ!」 <答え> 悶絶です。 身体中が熱く沸騰しています。まだ触れられていない乳首とアソコがじんじんと痺れます。全身を襲う優しくももどかしい快感に、くだんちゃん(母)は翻弄されていました。 優しくも容赦ない前戯。そう、このままでは絶頂をもたらしはしません。 (乳首…じんじん、する…!さ、触って…触ってほしい!! (熱い…アソコ、熱い…!アソコも…触って、欲しい…!! 百戦錬磨のキツネさんには、くだんちゃん(母)の感じているもどかしさが手に取るように解りました。そろそろ、頃合い、でした。 「んふ…気持ちいい?ほら、お姉さまに教えて?」 「お、お姉さま…!き、気持ち、いいの…でも…!」 「でも?なあに?」 「や、やあ…!んん!は、はず、かし…んんっ!」 「やは〜ん!可愛い!恥ずかしがってる!萌えるわぁ!」 キツネさん、デレっと笑みをこぼしますが、すぐにお姉さまモードに切り替えます。
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126 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:57:23.35 ID:Zq3R1UwX - 「こほん…もう、触ってほしくてたまらないんでしょ?」
「や、やぁ…!」 「どこを触ってほしいか…言ってごらんなさい」 「いや…いやいやいや…!」 くだんちゃん(母)もすっかり「お姉さまに苛められるペット」モードです。 「言わなきゃ、ずっとこのまま焦らし続けちゃうわよ?いいのかしら」 「いや…そ、そんなの…いやいやいや…さ、触って!お姉さまぁ!」 「どこを触ってほしいの?」 「ち…ちくびとぉ…あ、あそ…」 「や〜ん!恥ずかしがっちゃって!可愛い!いやらしい!もぉたまんない!!」 「ひやっ!?」 キツネさんは少々堪え性が無いようです。もっともっと焦らしてイヤらしいセリフを言わせた方が盛り上がると言うものなんですが、ねぇ? 「そんなのどーでもいいわ!もうダメ!我慢できない!」 そして、おもむろに。 「んあ!かはっ………!」 そのねっちょりととした舌と唇でくだんちゃん(母)の乳首を摘みあげ、 「あ…………………あああああああああああああああああああああああ!!」 きりり、とねじり上げたのです。 びくんびくんとくだんちゃん(母)の全身に痙攣が走ります。敏感になった全身を快感の電柱がほとばしります。そして、間髪いれずに。 「あああああ…!!あふぅあああーーーーーーーーーーーーーーー!!」 キツネさんの指がくだんちゃん(母)の秘密の花園に侵入したのです。 そこはすでにトロトロと熱い蜜を溢れさせていました。 「こんなに溢れさせてぇ!もういやらしい!可愛い!たまんない!」 「あ!や!やらぁ!らめぇ!あ・あ・あ・あ・あ!」 全身をこれまでとは比べ物にならない快感が襲います。 くだんちゃん(母)は処女でした。これまで人にアソコを触れさせた事はありません。そして、オナニーの経験もほとんどありませんでした。生まれて初めての、未知の快感に、恐怖心すら沸き起こるほど、です。 「こんなの…こんなの…おか、おかし、おかしく、なっちゃう!!」 「うふふ、こんなのまだまだ、序の口よ…」 キツネさんが淫猥な笑みを浮かべます。ハァハァと荒い息を吐いています。くだんちゃん(母)の痴態に昂奮が収まらない様子です。 キツネさんが目指すのは…すでに熱く潤っていたくだんちゃん(母)の花園。 その奥に息づく、花芯。 「んふ…見―つけた」 まだ誰も触れたことの無い、秘密の花園の奥にひっそり息づいていく花芯、それはまるで慎ましやかな真珠のよう。全身を9本の尻尾で優しく愛撫し続けながら…キツネさんは、その真珠にそっと唇を載せます。 そして。
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127 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:58:11.41 ID:Zq3R1UwX - 「あひぃぃいいぃいいいい…うぅ…あ!あ!あ!ああああああああああああああ…!!」
ガクガクと身体が痙攣します。全身を怒涛のように駆け巡る快感に、口元から涎が垂れ、いやらしいあえぎ声がとめどなく零れます。それは刹那のようで永遠のようで… そして、くだんちゃん(母)は初めての絶頂に、あえなく失神してしまったのです。 ※ ※ ※ 失神から覚めたくだんちゃん(母)が最初に目にしたのは。 キラキラした瞳で自分を見下ろすキツネさんでした。 「ね、もう一回、呼んでくれる?さん、はい!」 「おねえ、さま…?」 「やーん、萌えるわぁ!!」 軽い!神様のくせに…軽過ぎるわ! でも…なんか、可愛い。 くだんちゃん(母)は眼の前の突拍子も無い存在をすでに受け入れていました。 存在を受け入れた上に、えっちな行為にまで…一体、何故でしょう? 「んー…嬉しかったから、かな?」 ん?嬉しい? 「やっぱり、少し、辛かったから。悲しまないで、なんて言ってくれる人、いなかったから。慰めてくれる友達…だと思えたから。少し、変わった友情の…証?なんつって」 くだんちゃん(母)は、真正の百合ッコではありませんでした。 興味本位、と言うと聞こえは悪いかもしれません。でも。 キツネさんを、お姉さまの事を好きになった…その気持ちにウソはありません。 友達以上、恋人未満…とでも言いましょうか。お姉さまこと九尾のキツネさんは、くだんちゃん(母)にとってかけがえのない存在になったのです。 ※ ※ ※ 「…と、そんな事があったのよ」 「ちょっと待って、お母さん!?なんだか3レス分くらい話が飛んだような!?」 「気にしなくていいのよ?いいわね?気・に・し・な・い!!」 「は、はい…!!」 ※ ※ ※ 暮れなずむ光の中、人気のない神社の境内に、寄り添いあう二つの影があります。 ひとつは頭部にツノがあり、もうひとつの影にはケモ耳と9本の尻尾。 それはこの世界において、異端、あるいは異種とみなされる影たちでした。 「ねぇ、お姉さま。人と違うって…いけない事、なのかな?」 「自分と違う者を、ヒトは恐れるわ、それは仕方ない事」 「お姉さま?お姉さまにも、そんな事があったの?」 「神様ですから!畏れられてなんぼ!!」 「そ、そうね…」 「そんな神様からの有り難い予言を汝に授けよう!」 「は、はい?」 「貴方は…とてもいいコ。だから、もうすぐクラスの皆も貴方の良さに気付くわ」 「え?」 「貴方は何も変わらなくていい、そのままでいいの。皆の方が、変わるわ」
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128 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:58:49.45 ID:Zq3R1UwX - ※ ※ ※
そして。 くだんちゃん(母)が九尾のキツネさんと神社でナニした翌日のことでした。 「転校生を紹介します」 「お、おね…!?むぐぐ」 先生とともに教壇に現れたのは、九尾のキツネ。くだんちゃん(母)のお姉さま、でした。 「あ!やっほー!」 必死で口元を手で押さえるくだんちゃん(母)の姿を教壇から見つけたキツネさん、気さくに手を振ったりしちゃいます。教室中がざわめきます。それは決して、好意的な反応ではありませんでした。 あの転校生、あんなツノのあるコと、知りあいなの?…と。 「知りあい、かね?あの…」 ツノのある生徒と?先生もそんな風に言いたげです。 「はい。親友です」 キツネさんははっきり言い切りました。 そして。 軽いくらいに明るく美人さんのキツネさんは、あっという間にクラスの人気者になりました。そして、その親友のくだんちゃん(母)も、クラス中に存在を認知されていきます。 見かけは、確かに私たちと、少し違う。でも、結構いいコじゃない? もともとボジティブで明るく前向きなくだんちゃん(母)、見かけの問題さえクリアしてしまえば、クラスの皆との間にあった垣根も意外にあっさり消えてしまったのです。 「お姉さまのおかげね」 「ただの切っ掛けよ、あたしなんて」 へらへらと笑いながらひらひらと手を振るキツネさん。神様の威厳、ゼロです。 「でゆーか、同じクラスなのにお姉さまってのも…変ね?」 「だから、普段はキツネさんでいいわよ、でも…」 「ん…んちゅ…」 「愛し合う時はぁ…そう呼んで」 「うん…おねえさま…好き」 「あたしも、よ…」 キツネさんの指がくだ ※ ※ ※ 「ダ、ダメよ、作者さん!こ、ここから先は…!」 はいはい、解ってます。お嬢さんには内緒ね。スレの皆さんだけに聞こえるようにします。 「だ、だから!それもいけません!めっ!!」 あ、ちょ、お母さん!?ああ!そ、そんな…!!!!!
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129 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 22:59:27.72 ID:Zq3R1UwX - ………
…… … 「あれ!?3レス分くらいレス番とんでない!?NG?」 「ふぅ、ふぅ、ふぅ…!!」 「お、お母さん?どうしたの、そんなに息切らして…?」 注)SS上の演出です。実際のレス番はとんでいません。 ※ ※ ※ そして、別れは突然に、あっけなく訪れます。 「お姉さま?どうして!?」 「あのーそのーえーっと」 お姉さまこと九尾のキツネさんは突然、くだんちゃん(母)ともう逢えないと告げたのです。 「新しい予言よ。貴方の前に現れる男性の、運命の人の、ね」 「男性?男?私の…運命の、人?」 「もうすぐ、あなたが生涯を掛けて愛せる男性が現れるわ。それが解っちゃったから、もう、私、貴方に逢えなくなる」 「え?ど、どうして!?いやよ!そんなの!」 「はい、予言しまーす。明日の午後…」 「ちょ!?はやっ!明日!?」 ※ ※ ※ 「う、うんめいの、ひと?それって…」 くだんちゃんがゴクリと息をのみます。 はにかんだ笑みでお母さんが答えます。 「そう、貴方のお父さん、よ。一目惚れ、だったわ」 ※ ※ ※ それはまさに運命の出会いでした。 くだんちゃん(母)は九尾のキツネさんの予言が確かに当たった事に当惑します。 とてもとてもとてもとても…大好きになれるヒトに出会えた。でも、それが、お姉さまとの別れをも意味するというのです。納得できるものではありませんでした。 そして、その日以降、九尾のキツネさんは学校にも現われませんでした。 「キツネさん?誰それ?」 しかもクラスメイトたちから、キツネさんの記憶が薄れつつあったのです。 その事に気付いたくだんちゃん(母)は神社へと急ぎます。 ※ ※ ※
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130 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 23:00:03.60 ID:Zq3R1UwX - 「お姉さま!どこ!?どこにいるの!」
「あら、来ちゃったの?」 「お姉さま…!」 声のした方に眼を向けます。そこには確かに九尾のキツネさん、しかし… 「す、透けてる…?」 「かろうじてってところね。もうじき、見えなくなるわ」 「ど、どうして!?消えちゃうの?お姉さま!」 「この私がそう簡単に消えるわけないでしょー?」 九尾のキツネさんの説明によれば。 くだんちゃん(母)はじめ、ヒトに彼女の姿が見えていたのは一時的なもの。くだんちゃん(母)の悲しみに呼応して、必要とされたから、だから見えていた。くだんちゃん(母)が運命の出会いを果たした事で…もう見える必要はなくなったのだ、と言うのです。 「あた、あたしのせい?あたしがお姉さまの事、要らないって思ってる、から?」 「そうじゃないわ」 お姉さまこと、キツネさんは優しく微笑みます。 「これは神様が…私なんかより高位の、ね。神様がくれた奇蹟だったの 本来、出会えるはずがなかったのよ、私たちは。でも。 貴方が私を必要としてくれた。私も貴方と愛しあいたかった。だから。 たとえ一時でも、必要としあえたから、だから起きた…これは奇蹟なの」 キツネさんの有無を言わせぬ口調に、それが現実なのだと思い知らされます。 神様は慈悲深く、同時に残酷で気まぐれです。それが、答えでした。 「たとえ一時でも、貴方に出会えて…お姉さまなんて呼んでもらえて、嬉しかった」 もう、ほとんど姿は見えません。 声だけが、くだんちゃん(母)の大好きだったあの声だけが、境内に優しく響きます。 「わ、私だって!お姉さまが好き!出会えて…良かったって…思う!」 「ありがとう…で、あの彼との初体験の日なんだけど、予言しとく?」 「ば、ばかぁ!!///////」 最後まで軽いノリのまま。 お姉さまこと九尾のキツネさんは、くだんちゃん(母)の前から姿を消したのです。 ※ ※ ※
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131 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 23:00:43.31 ID:Zq3R1UwX - これで全て語り終えた…と、お母さん、梅昆布茶をずずー。
「お母さん…その人の事、好き、だった?」 「うん、大好きだった。すごくすごく、好きだった」 「お別れは…辛かった?」 「うん、すごくすごく辛かった。でもね」 「うん…?」 「お父さんがいてくれたから。お父さんと出会えたから」 誰も、一人では生きていけない。 支えてくれる人がいるから、生きていける。 それは同性かも知れない。異性かもしれない。 とにかく、掛け替えの無い、唯一無二の存在。 そんな相手さえあれば、どんな世界でも輝くから。 「貴方の一番は誰かしら?ネコさんがそうだといいわね」 「うん…」 「お別れを、経験しなくて済むなら、その方が、いい」 「お母さん…」 母子がしんみりとしていたその時です。 「ただいまー」 玄関から呑気な声が聞こえました。お兄ちゃん、クマさんです。 「お、お兄ちゃんお帰り」 「ああ、ただいま…って、なんだよ?風邪か?鼻声だぞ」 「う、ううん。なんでもない。それより、遅かったね」 「うふふ、お兄ちゃんもお楽しみだったのよねぇ」 「え?え?え?お兄ちゃん、彼氏できたの!?」 「お、お前と一緒にするな!彼女!彼女!」 滅多に物ごとに動じないお兄ちゃんが真っ赤です。頭のクマ耳が動揺のためか、ひくひくと痙攣しています。 ちなみに、お兄ちゃんの彼女はライオンさんと言います。野生的な美貌の持ち主で、お兄ちゃんより5歳も年上でした。二人にも、それはそれはロマンチックな馴初めがあるのですが、ここは百合スレなので、残念ながらこれ以上の詳細は記せません。 「コホン!で?二人でなんの話してたんだ?」 「いまね、お母さんの昔のお話を…」 「ああ、宇宙人にさらわれて、宇宙の彼方で大冒険ってヤツ?」 「へ?」 「それとも転校生がスパイで国際的謀略線に巻き込まれて…ってヤツ?」 「…なにそれ?」 「お前なぁ、母さんのホラ話、信じるなよ」 「へ?へ?へ?」 「小さい頃、俺たちが聞かされてたのは絵本じゃなかったろ?母さんオリジナルの“おはなし”だったじゃないか」 「おかあさん!?いまの、ウソなの!?ひどーい!私、ちょっとうるうるってしたのに!」 「あらあら、まぁまぁ」 そう、お母さんには妄想壁があるのです。 一体、本当のお母さんの過去はどんなものなのでしょう?謎です。
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132 :くだんちゃんスピンオフ!その1[sage]:2012/09/18(火) 23:01:16.68 ID:Zq3R1UwX - 「うふふ、女はね、ミステリアスな部分を残しとかなくちゃ」
「…みすてりあす?」 「それが魅力になるのよ、女としての、ね」 その時でした。 「あ!お父さん帰ってきた!あなたーおかえりなさーーーーい!」 スキップせんばかりの勢いで玄関に飛び出していくお母さん。玄関からはおかえりなさいのキスの音が盛大に響きます。お兄ちゃんは大きくため息。一方、くだんちゃんは。 「みすてりあす…みすてりあすなみりょく…!」 ぐっと拳を固めて虚空をにらむ妹を、お兄ちゃんは生温かい視線で見守るのでした。 「みすてりあすなおんなになってネコさんを…もっともっと私の虜に…!」 見守る以外、他にどうしようもありませんから、ね。 『まーお別れっつっても、私からは見えてるんだけどね。 彼女にはもう私は見えない訳よ。彼女にはもう私は必要ないから。 ちょっと寂しいけど…でも愛する人が、素敵な家族に囲まれて幸せに暮らしてるなら。 ま、それに勝る喜びは無い、わよねぇ?』 <くだんちゃんスピンオフ!その1「お母さん、その愛と青春」、おしまい>
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133 : ◆7BaqS26D87fW [sage]:2012/09/18(火) 23:03:00.74 ID:Zq3R1UwX - 以上です。
「くだんちゃんスピンオフ」はあと3編を予定しています。 それで本当に終わりとしますのでご容赦のほどm(_ _)m
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