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わたぐも
優等生を堕落させたい2

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優等生を堕落させたい2
73 :わたぐも[]:2012/09/18(火) 01:49:36.32 ID:Nd8e9Dzk
ちょっと次の作品のアイデアが生まれたので導入部分書いてしまいます。





いらっしゃいませ。

堕落堂へようこそ
お客様は初めてのご来店ですね?
簡単にシステムの説明を。

当店ではあなたの堕落欲にお答えします。
あなたは「失う」ことができます。

知性、学歴、立場、お金、人間関係、才能、しがらみ、理性・・・

そして私たちは逆にその「失った」世界をあなたが存分に楽しめるようお「与え」ます。

あなたをダメにする友人、クスリに出会うシチュエーション、馬鹿な学校、異常な性欲・・・

あなたは夢の中で日頃叶わぬ堕落した自分を楽しめるというわけです。
目が覚めれば全ては元通り。
夢の中であなたに起こったことは考えの変化までも含め全てなかったことになります。

料金ですが私どもは一切頂いておりません。
その代わりといたしまして、ご利用中、あなたの身分・ステータスの確認できる物品をすべて
こちらで預からせていただきます。お洋服・身につけておられるものはこちらのかごに。
このスエットにお着替えください。


注意点ですが、
1時間で10日間、最大6時間で60日間の夢が楽しめますが、
もしそれを超過した場合あなたの堕落体験はすべて現実世界へ持ち込まれます。
しかしご安心ください。1日ごとに、そして60日目にスタッフからご確認の電話をさせて
いただきます。その際終了の意思を伝えて頂ければ終了させていただきます。

いかがでしょうか?


ありがとうございます。
それではそちらの更衣室でお着替えを済ませた後御手数ですがもう一度
フロントへお越し下さい・・・
優等生を堕落させたい2
74 :わたぐも[]:2012/09/18(火) 02:02:58.09 ID:Nd8e9Dzk
お「与え」ますw

思いついたのをそのまま文章にしたのでいつも以上に誤字脱字がひどいです(:▽;)←


まあこんな感じになるんだ〜ぐらいに思っといてください(^^;



優等生を堕落させたい2
78 :わたぐも[]:2012/09/18(火) 10:05:02.31 ID:Nd8e9Dzk
2年になった彼女に更なる堕落が待っていた。
その日、紗彩は職員室に呼びされた。

そこでひとつの提案を受ける。
それは衝撃的でうれしくもあり、またどうしようもなく悲しくもあった。





――スポーツ特待生の撤回。



すなわち部活のクビ。一般的に高校側はこういったシステムを公にはしない。
したがって紗彩がそのことを知らなかったことも自然であった。
1年のとき半年怪我で離脱。復帰してからも目立った成績は残せていない。
試合すらでていなかった。

しかし一方で勉強面では常に上位に立っている。勉学に専念させたい学校側の考えだった。

技術的にも体力的にも気力的にも。
もう周りに追いつくことはできない。紗彩のソフトボールへの情熱はとっくに薄れていた。
だが引っかかるのは2年前。


なぜ自分がこの高校を選んだのか。選べたのか。
両親への申し訳なさが彼女を襲った。

優等生を堕落させたい2
79 :わたぐも[]:2012/09/18(火) 10:07:04.04 ID:Nd8e9Dzk
その夜彼女は両親の前で泣いて謝った。
両親はそんな娘を2年前と同じく暖かく迎えた。
「道はひとつじゃないわ^^あなたの勉強の頑張りが学校にも魅力的だったのよ。」

――ごめんねママ。授業ちゃんと受けていないんだ。


「おまえはこの2年充分苦しんだ。それだけで価値があると思う。」

――苦しんでないよ。パパ。


違ったのは娘。
紗彩にはもうこの暖かな環境が苦しくて仕方なかった。

本来部活をしていた時間。
差し込む夕日の中、紗彩は自室で抜け殻のようにベットで大の字になっていた。
何もしない時間。何もしなくていい時間。何もすることがない時間。
――なんて楽で、なんて退屈なんだろう。

情熱が無くなったとはいえそれでも行きつづけた部活。追い続けた白球。
空しさの中、思い出す全中でのサヨナラホームラン。あのときの感触。囲む歓声。笑顔。

そんな思考の渦に溺れ、土日を食事・風呂以外の時間をほとんどベッドで過ごした。
何もしない2日間。
(こんなのいつ以来だろう。)
(・・・小学生の時熱を出して以来か・・・)

優等生を堕落させたい2
80 :わたぐも[]:2012/09/18(火) 10:08:38.45 ID:Nd8e9Dzk
月曜日、泣きつかれたその目には確かな陰り。

それまでの紗彩とは何かが違う。見た目はなにも変わらない。しかしそう周りが気付くほどの変化。
「なんかあったの?」
クラスメイトが聞く。

するとその表情は数秒前には考えられなかったほどの親しみやすい笑顔で答える。


「部活辞めることになったんだ^^」


―聞いてはいけないことに触れてしまった。
クラスメイトはその表情に困る。

「マジ?」
「うん。」
「そっか・・・うさん晴らしに今日遊びにいこっか!!」
無理やり勢いをつけ紗彩を誘う。
「うん!^^」


優等生を堕落させたい2
81 :わたぐも[]:2012/09/18(火) 10:34:22.06 ID:Nd8e9Dzk
いよいよ(まだ4回目ですが;;)書き溜めを使い果たしました(^^;
6800字もこうして見ると頼りないですね;;

堕落堂はいろんな人のパターンを書いていけたらなーとか思っています。
まあそれ以外は今のところ真っ白ですが;;


次で4つめの投稿ですが、文章表現とか一向に改善しません(_ _;
お気づきでしょうが、他の投稿者さんに比べセクロス方面の堕落表現
がびっくりするぐらい下手くそですorz

・・・挫けずがんばります((( ;−−)←


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