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名無しさん@ピンキー
鍵のかかった部屋でエロパロ Room#4

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鍵のかかった部屋でエロパロ Room#4
76 :素直になれなくて 1/3[sage]:2012/07/25(水) 15:45:19.20 ID:JN8dMSXs

すいません。嫌がる方がいらっしゃることは重々承知ですが、これから原作榎青投下します。
苦手な方はタイトルの「素直になれなくて」か、このIDをNG設定してください。お手数をお掛けして申し訳ありません。
軽井沢で恋人同士になった>>35の続きです。なかなか素直になれない純子を書いてみました。

**********

「そうやって、いちいち突っかかってくる所が可愛くてたまんないなぁ」
榎本に、逆にからかうようにあしらわれ、純子の怒りはヒートアップする。

なぜこのような事態になっているかと言えば、純子が仕事帰りにF&Fセキュリティ・ショップを訪れたことから事は始まる。
いつものようにドアを開けると、榎本はカウンターで若い女性を相手に接客中だった。どうやら家庭用の簡易防犯カメラの機能を説明しているらしい。
純子は接客が終わるまで、カウンター奥にある事務所で待たせてもらうことにした。
保温ポットから注いだコーヒーをすすりながら、ソファに腰掛け、無造作に置いてある雑誌をぱらぱらとめくる。
その時、店の方から二人の笑い声が聞こえてきた。
ドアの隙間から、そっと様子を窺うと、あの榎本と客の女性が顔を寄せ合い、展示してあるダミーカメラの前で笑いあっているのが見えた。
先程は別段気にも留めなかったが、よく見ると、その女性は知的で清楚な美人。やや勝気そうにも見える。どことなく雰囲気が自分に似ていた。

ち、近い! 近すぎる!
何なのよ!? 楽しそうにしちゃって…!

純子は扉を閉め、読んでいる雑誌に集中しようとするものの、なかなか頭に入らない。ふと虚しくなり、雑誌を放り出した。
すると、女性が帰っていく気配がして、榎本が事務所に入ってくる。
「お待たせしました」
何となくだらしない笑顔の榎本にイラつきながら、純子は精いっぱいの嫌味を言う。
「ずいぶんと盛り上がっていらっしゃったこと」
「お喋りがお好きな方のようですね」
「そういう榎本さんも結構楽しそうだったけど」
「接客業ですから。相手に合わせることも必要でしょう」
「ふうん。じゃあ、あの鴻野とかいうむさくるしい刑事が客としてやってきても、あんな風に頬寄せ合って鼻の下伸ばしながら話すのね」
「うーん。それはちょっと…。なかなか痛い所を突きますね。純子さん、……ひょっとして…妬いてるんですか?」
「〜〜〜!! な、なんで、私が、妬いたりするのよ!」
「それは、たぶん…僕のことが好きだからでしょう」
「ちょ、ちょっと! やめてよ! 私が! いつ! 好きだなんて言ったのよ!? 自惚れるのもいい加減にして!」
「…例えば、この前の軽井沢の時とか」
いけしゃあしゃあと、あの激しく求めあった翌朝のことを榎本は口に出す。
てっきり聞かれていないだろうと思い込んでいた純子は恥ずかしくなり、耳まで赤くなった。
「あ、あ、あなた…! 起きてたのね!?」
「覚えてるってことは起きてたんでしょうね」
「ひ、ひどい。寝たふりなんかして!!!」

そして、声を尖らせて怒る純子に対して、榎本は件の言葉を言ったわけである。

鍵のかかった部屋でエロパロ Room#4
77 :素直になれなくて 2/3[sage]:2012/07/25(水) 15:47:23.74 ID:JN8dMSXs
自分の怒りを受け流され、純子は顔をさらに真っ赤にさせて憤慨していたが、内心、いつもの丁寧で物腰の柔らかい口調とは違うやや砕けた物言いに
――ほんの少しだけだが――ときめいていた。
そんな純子をものともせず、榎本は体を寄せてくる。
「ホントに素直じゃないんだから。でも、知ってる?体の方はとても素直だってこと」
意味深な言葉をかけると、純子をそばのソファに押し倒した。
両手首を抑え込み、耳朶をやんわりと噛む。
「ほら、こことか」
「あっ…」
「ほら、ここなんかも」
「はぁっ…ん…や、やめて…」
首筋にちゅう、と音を立てて吸い付く。陶器のような白い肌に桜色の跡を残し、すぐに消えて無くなった。
「でも、一番素直なところはここかな」
榎本はすっと下着の中に指を入れ、茂みに隠れる敏感な部分をくちゅくちゅとかき回した。わざと聞こえるように音を立てて。
「いやっ! あっ…ぁ…ぁ…んっ!」
「ほら、少し触れただけで、こんなになってる」
蜜が絡んだ指先を純子に見せる。その、細く長い指先がてらてらと妖しく光っていた。
純子はあまりの生々しさに、目を逸らす。
「やだっ…」
「頼むからさ、いい加減素直になってくれないかな」
少し持て余し気味に言うと、榎本は下着とストッキングを膝まで下ろし、茂みに顔を埋めた。指先とは違う、柔らかくも芯のある感触が秘部を苛む。
そこは唾液と蜜が混ざり合い、一層淫靡な音を立てた。
「ふ……あっ…あっ…ぁんっ!」
いつまでも意固地な純子を責めるかのように執拗に舌の愛撫は続く。そのうち、指の愛撫までも加わってきた。
「ああっ! はっ…ぁ…!」
指で花唇をなぞられ、舌で芽を擦られる。二つの異なる感触が、純子の敏感な部分をそれぞれ好きなように嬲る。
そのうち体がふわりと宙に浮くような感覚を覚えた。絶頂が近い合図だ。
……榎本が欲しい。
だが、なかなか言い出せない純子と攻める榎本の間でしばらく攻防は続く。
先に折れたのは純子の方だった。
「榎本さ…お願い…も…やめ…」
「…」
「やだぁっ…こんなっ…あっ…ああっ!」
必死で身をよじる純子に、唇を離した榎本は言った。
「どうして欲しい?ちゃんと言わないと俺だってわかんないよ」
「――っ! ……あ……わ、私っ…榎本さんが欲しいんです! 早くっ…!」
「やっと素直になった」
榎本はニヤリと笑うと、間を隔てる邪魔な衣服を素早くすべて取り去った。ソファの上で生まれたままの姿になる二人。
榎本は純子の片足を肩に担ぐと、もう十分に主張をしている自分の欲望を一直線に突き立てた。
「あぁーっ!」
待ち望んだ衝撃に思わず背中がしなる。榎本がゆっくりと腰を動かすと、ほぼ昇りつめていた純子は数回の律動でいとも簡単に絶頂を迎えた。

鍵のかかった部屋でエロパロ Room#4
78 :素直になれなくて 3/3[sage]:2012/07/25(水) 15:49:54.02 ID:JN8dMSXs
肩で息をしながら体を朱に染める純子から、いったん己を引き抜くと、榎本は腰を後ろから強く引き寄せた。
「きゃあ!」
まだ、達した直後で敏感になっている体を触られ、純子は悲鳴を上げる。
「俺がまだイッてないんだけど」
攻撃的に言い放った榎本は、純子の背部からまだ欲望のたぎる自分自身を再挿入した。
達したばかりの純子の内部はまだ小刻みに畝っている。纏わりつく襞、それを押しのけようとする猛り立った欲望。
「くっ…」
思わず、榎本の喉の奥から絞り出すような声が漏れる。繰り返される律動が性急になった。
純子は腰をしっかりと捕えられ、激しく榎本の体が打ち付けられる。その度に、ソファがぎしぎしと耳障りな音を立てた。
「あっ…はぁっ…あっ…あっ…」
自らの体重を支える手足がひくひくと引き攣れる。2回も押し寄せて来ようとする絶頂の波で純子の体は限界だった。
ソファの軋む音も二人の乱れた呼吸も何も耳に入らない。
「……も…だめ……」
「……っ…!」
純子の頭の中が白く光ると同時に、自分の中にドクドクと何かが入ってきたのを感じた。榎本がぐったりと背中にもたれかかる。
純子の耳を掠めるのは、あの冷静な榎本からは想像もつかない苦しい位に乱れた息遣い。まるで強く自分を求めるかのように。
火照る背中に汗ばんだ体が張り付き、体温を奪っていく。
次第に呼吸が整ってくると、体を起こされ、背中から榎本に抱きすくめられた。回された手にそっと触れると、榎本が切なく呻くように言う。
「…あの時みたいに好きって言ってくれる?」
「え…」
「俺は…好きだよ。純子のことが、何よりも大切で、そして…愛してる」
耳元で低く囁く榎本の口調はいつもより粗雑だけど、どこか優しくて。
榎本は不安だったのだろうか。あの日以来、一向に思いを口にしようとしない純子のことを。
胸の奥が熱くなる。
「わ、私だって…榎本…じゃなくて、け、径さんのことが、好きです…。……愛してます」
その言葉を噛みしめるかのように、純子を抱きしめる榎本の腕に力がこもる。しばらくの間、艶やかな髪に顔を埋めると、懇願するように榎本は切り出した。
「ごめん。俺、まだ、し足りないんだけど」
「そんな…まだ…するの?」
「好きな女に愛してるなんて言われて、そんな気にならない方がおかしいよ。嫌ならいいけど?」
「…嫌だなんて…そんなことない。私も…して…欲しいです」
「素直、だな…」
純子が振り向く。榎本が唇をふさぐ。
こうして二人は本当の恋人になった――。

********
以上です。こんなの投下して、本当にごめんなさい。でも、呼び水になろうと頑張ってくださった>>63さんに敬意を表して。
今度は頑張ってドラマ榎青書いてみます。

鍵のかかった部屋でエロパロ Room#4
87 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/07/25(水) 21:24:17.30 ID:JN8dMSXs
>>79
GJであります!
初心な榎本が可愛かった。
しかし、イチゴポロリとかノーパン純子の誘い方が大胆すぎて鼻血が…
また、書いてください!


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