- ファイアーエムブレム&ティアサガ第41章
284 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/07/07(土) 01:04:21.90 ID:TtgsyMpi - ティアモ誕生日おめでとう♪
というわけで、誕生日記念SS 『誰よりも-TiAmo-』 マイユニ×ティアモ 支援会話A〜Sの話です ※急ピッチで書いたのもあってクオリティは残念です ※12レス分を予定してるので、支援をもらえると助かります。
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286 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:05:03.95 ID:TtgsyMpi - 「ハァ…」
月明かりの元、あたしはため息をついていた。 今日は国を挙げてのおめでたい日。 イーリス聖王国の聖王代理となったクロム様の結婚式。 ペレジアとの戦いで勝利はしたものの、犠牲も多くエメリナ様が亡くなったため暗くなっていたこの国で、 久々にみんなが心から喜べる祝事。 式やパレードで一日中どんちゃん騒ぎで、夜遅くなった今も城の中で大宴会の真っ最中だ。 そんな中、あたしは宴会場から退避し、城の屋上でひとりグラスを傾けていた。 …あたしは、クロム様のことが好きだった。 …ずっと、長い間、想い焦がれていた。 「はぁ…」 クロム様に憧れていた。 クロム様の前では、緊張のあまり声を出すのも大変なくらいで。 クロム様の前では、あたしの弱い所を見せまいと、必要以上に頑張って。 身分違いの恋だから。 あたしの親友のスミアの想い人だから。 そんな言い訳や理由をつけて、諦めようとして。でも諦めきれずに想いばかりを募らせて。 …そんなあたしだったのに、 自分でも意外なことに、 不思議とクロム様の結婚にあまりショックを感じていないのだった。 何故なら… あたしの心の中で、クロム様よりも大きな存在になっている人が居るから…
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287 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:05:46.94 ID:TtgsyMpi - 「なんだ、こんなところに居たのか」
思いに耽っていると、声をかけられた。 「…よくここがわかったわね」 「大分探し回ったけどな」 「…あたしのこと探してたの?」 「ああ、会場から抜け出す姿が見えたからな。気になって。…隣いいか?」 「ええ、もちろん」 彼は、あたしたちの軍の軍師。 記憶喪失で素性も定かでないけれど、クロム様が絶対の信頼を置いている人物。 …そして、あたしの大切な友達。 「宴会は終わったのかしら?」 「いいや、まだまだ終わりそうに無い、というかみんな酒が回りすぎて収拾つかなくなった」 「…何かあったの?」 「ヴェイクが裸踊り始めてミリエルに燃やされたり、 ロンクーがノノと何故かリヒトをお持ち帰りしようとしてグレゴとバジーリオにのされたり、 クロムがいきなり『お前が俺の半身だ!』とかいって俺を隣に座らせようとして スミアにグーパンチされたりしてな…」 「…それは見てみたかったわね」 「今ならまだヴェイクのこんがり丸焼きなら見られるんじゃないか」 「…遠慮しとくわ」 ……………… 『天才なんかじゃないわ!』 正直なところ、彼との出会いはあまりいいものではなかった。 先輩たちを失い、気持ちが落ちていたあたしは、 彼に悪気はないのはわかっていたのに、つい『天才』という言葉に反応し声を荒げてしまった。 なのに、彼は特に気にする様子も無く、それ以来あたしによく話しかけてくるようになった。 …そんな彼に、あたしも興味を持つようになっていった。 ………………
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288 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:06:21.27 ID:TtgsyMpi - 寄り添って、ふたりだけの乾杯。
しばらく、何気ない話をしつつお酒を飲み交わした後、 彼は、聞きづらそうにあたしに尋ねてきた。 「…ところで、どうしてこんなところに一人で居たんだ?」 「…」 「…やっぱり、つらいのか?クロムのこと。」 「どうして知ってるのかしら。貴方には話したことなかったはずだけど…」 「そりゃ、まぁ、俺は軍師だからな。軍の中のいろんな噂は耳にするさ。」 「…」 …そして知らなかったのは、クロム様本人だけってコトね。 「たしかにね、あたしはクロム様が好きだったわ。でもそれはもういいの。 クロム様の結婚がつらいってわけじゃないし、ちゃんと祝福もしているわ。」 「…そうなのか?にしては、会場抜け出したして一人でこんなところに居たじゃないか」 「…みんな、あたしを腫れ物みたいに扱うからよ…」 「え?」 あたしは、グラスに入ったお酒をぐいっと飲み干してから、叫んだ。 「聞いてよ!今日一日、誰もあたしと目を合わそうとしなかったし、話しかけようともしなかったのよ! それどころかあたしが近づこうとしたら逃げるって…愚痴を聞かされ続けるとか思ったのかしらね!?」 「…」 あの会場はあたしにとって針のむしろだった。 みんなは、あたしがクロム様に想いを寄せていたことは知っていても、その想いが既に薄れているコトは知らない。 …だから、まぁ。あたしを避けようとする気持ちはわからなくは無いケド。でも、ロコツすぎよ…。 「貴方は司会とかクロム様の付き人で忙しかったから仕方ないけど…酷いと思わない?!」 「は、ははっ。なるほどな、みんな噂を知ってるからな。触らぬ神に祟りなしってやつか。」 「…触ったあなたには祟りを与えようかしら?」 「ははは、勘弁してくれ」 空になったあたしのグラスに、彼がワインを注ぐ。 今日は特に、彼の優しさと気遣いが、とても嬉しい。 それにね…。クロム様の結婚にショックを受けずに済んだのは、貴方のおかげなのよ? 「…ありがとう」 「ん?」 「あたしを探してくれて。話しかけてくれて。なんだかスッキリしたわ。今日一日、イヤな気分を溜め込んでばっかりだったから」 「礼を言われるほどのことじゃないけど…どういたしまして。」 微笑みあって、再び乾杯をする。
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289 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:07:10.29 ID:TtgsyMpi -
……………… 彼と話をするのが、どんどん楽しみになっていった。 彼と話をするたびに、彼のコトを意識するようになっていった。 …何時の頃からか。あたしはクロム様のことではなく、彼のことを考えるようになっていた。 彼と居ると、心が安らぐ。…クロム様のときは、緊張のあまり張り裂けそうだったのに。 彼と話していると、楽しい。…クロム様のときは、クロム様の言葉を聞き取るのも、声を出すのも大変だったのに。 彼には、あたしを知ってほしい。…クロム様の前では、弱音なんて上げられなかったのに。 彼が別の女性と一緒に居ると、胸がチクチクと痛む。……クロム様のときは、それが普通だと思って、何も感じなかったのに。 …彼のことを想うと、胸が高鳴る。この気持ちは、なんなんだろう。 『…軍師だからわかったんじゃない。友達だから…わかったんだ。 だから…俺の前では泣くのを我慢しなくていいから…』 彼に慰められて、彼の腕の中で小一時間泣きじゃくったとき。 そのとき、あたしははっきりと理解した。 …あたしは彼のことが好きなんだ。 彼と一緒に居たい。 彼ともっと話をしたい。 彼に、あたしの全てを知ってほしい。 …彼に、あたしだけを見てほしい。 …彼に、抱きしめてほしい。 …でも。 彼は、あたしのことをどう思っているのだろう…? ………………
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290 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:07:48.56 ID:TtgsyMpi - …
…… ……… 「…くしゅっ」 「ん、大丈夫か?」 彼とふたりきりで飲み始めてからどのくらいたったのだろう。 これだけ長い時間話し続けたのは初めてな気がする。 身体はお酒で火照っているけれど、風が少し冷たくなってきた。 「ほら」 「あ、ありがと…」 彼は自分の上着を、あたしにかけてくれた。 …彼の、匂いだ。 なんだか、恋人っぽいな。と思うと、あたしはなんだか恥ずかしくなってしまった。 「冷えてきたな。…そろそろ戻ろうか。いい加減宴会も終わってるだろうしな。」 「そ、そうね…。あ、あれ…?」 立ち上がろうとするも、なんだか力が入らない。 「どうしたんだ?」 「あ、あはは。飲みすぎちゃったかしら。」 「たしかに結構飲んでたもんなぁ。」 「うん…。楽しくって、ついついいっぱい飲んじゃったわね…」 「大丈夫か?気持ち悪い?」 「うぅん。大丈夫。ふらふらするだけだから。」 「って、お、おい!」 あたしは、頭を彼の胸に置き、彼に体を預ける。 …今のあたしが、酔っ払っている勢いで出来る最大限の勇気。 「こうすれば暖かいでしょ?酔いが少し醒めるまで、このままで…イヤかしら?」 「嫌なわけないけどさ…」 戸惑いつつも、彼はあたしの体に腕を回してくれた。 「…顔真っ赤よ?お酒のせいかしら?」 「う、うるさいな」 「ふふっ」 …彼の腕の中は、広いな…暖かいな…。 その心地よさに、段々と眠たくなってきた。 そして、眠りに落ちる寸前、彼の独り言が聞こえた気がする…。 「まったく…人の気も知らないでさ…」
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291 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:08:32.13 ID:TtgsyMpi - …
…… ……… あれから数日の後。 あたしは、彼をペガサスに乗せて連れ出した。 天馬で無ければ行けない、お気に入りの場所へ。 …あの後、ずっと彼のことを考えていた。 うん。 あたしは、彼のことが好き。 彼のことを愛してる。 だから… 「いいところでしょう?ここ」 「ああ。景色もいいし…お、イーリス城があんなに小さく見える」 「あたしが気に入ってる秘密の場所なのよ」 「で、どうしたんだ?」 「コレ。ここから投げようかと思って」 彼と相談しながら作った手槍。 「よーし、いっけぇぇぇぇ!!」 あたしの決意を乗せて、おもいっきり投げる。 …クロム様に憧れていたあたし。さようなら。 …先輩、これまで、ありがとうございました。 …最後に、少しだけ、あたしに勇気を下さい、先輩…。 あたしは、彼に告白します。誰よりも愛しい貴方へ。 「うわっ、凄い距離飛んだぞ!?やっぱり天才…とと、何でもない!」 「ふふ。もう気を遣わなくていいのよ。心配しなくてもこないだみたく 貴方の腕の中で泣きじゃくったりしないから。」 さて、と。ここからが本当の勝負。 どうやって想いを告げよう? 拒絶されたらどうしよう…? あたしの中では、そんな緊張と不安が入り乱れていた。 「なっ…!お、思い出させるなよ…」 「あれー?顔が真っ赤よ?なに?もしかしてあたしに惚れちゃった?」 …先輩から勇気をもらっても、まだ足りないあたしは、ジャブを放って彼の反応を見る。 告白も戦いのひとつ。戦いとはカケヒキなのよ。
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293 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:11:50.30 ID:TtgsyMpi - 「…ああ、そうだよ」
「へっ?」 …はい? あ、あの。なんて言いました? 「正確には、その前から好きだったんだけどな!『友達』で居るの、なかなか辛かったぞ!」 「あ、あはは…そんな冗談言わなくても、あたしはもう大丈夫だから…」 「冗談なんかじゃない!…冗談でこんなもの、用意しない」 「あ…指輪…」 …えーっと。整理をしましょう。 つまり、その。 告白しようと思ってたら、告白された。 …え、えええっ!? 「俺と、結婚してくれ…ティアモ」 …うん。もうこうなったら、素直に言うしかないわね。 …緊張と嬉しさで、心臓の鼓動が聞こえそうなくらい、ドキドキしてる…。 「あ、そ、その…あたしも貴方のことが好きよ…。喜んで…お受けします…。」 「…本当か!やった!俺、絶対にお前を幸せにするからな!」 もう、遠慮なんかしない。あたしは、彼の胸に飛び込んだ。 「…ありがとう。ふたりで、幸せになりましょう。大好きよ…誰よりも。貴方を愛してるわ。」 …そして、そのまま…あたしたちは、口付けをした…
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294 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:12:20.60 ID:TtgsyMpi - あたしたちは寄り添って座り、体を預けあう。
しばらくそのまま、ふたりで景色を眺める。 雲ひとつ無い快晴で、風も爽やか。空気が澄んでいて、景色が遠くまで見える。 …今日は本当に、いい日。 「…」 「…」 言葉を交わさなくても、あたしたちは満たされていた。 彼はあたしの肩に腕を回し抱き寄せ、あたしは頭を彼の胸に預けて彼の体に抱きつく。 少し距離感のあった何時ぞやの夜とは違う、恋人同士の抱擁。 「んっ…んん…ぅんっ……ん」 顔を上げて、再度キスをする。…お互いの舌を絡めるディープキス。 「ん…、はぁ…」 口を離すと、唾液が糸を引き、架け橋が出来た。 「…なぁ、ティアモ…いいだろ?」 「…」 彼が、何を求めているのか。…判らないはずがない。 だって…あたしも、彼とひとつになりたいって、彼がほしいって、そう思っているから。 「うん…でもね、優しくして、ね。あたし、こういうの初めてだから…」 「そ、そうなのか?」 「そうよ!…キスだって、さっきのが初めてだったんだから…」 そういうと、彼はあたしをぎゅーっっと抱きしめた。 「ど、どうしたの?」 「いや、改めて、大切にしなくちゃなと思って。ああ、優しくするよ。」 そういうと、彼は、あたしの服に手をかけて、ゆっくりと脱がせ始めた。
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295 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:13:07.56 ID:TtgsyMpi - 「あ、あの。ごめんね。胸、ちっちゃくて…」
彼は、あたしの胸をはだけさせると、固まってしまった。 前々から、あたしが貧乳だってことは伝えてあったけど…いきなり失望させちゃった、と泣きたくなるあたし。 「うぅ…」 「ティアモさ。謙遜しすぎだろ」 「…ぇ?ひゃぅ!?」 「確かに、ちょっと小ぶりかもしれないけど、綺麗な形してるし、すごく柔らかいし。完璧に俺好みだよ」 彼はあたしの胸を揉み、先端を舐めはじめる。 「ぁ…、ぁっ、やぁっ!、なに…なんだかピリっって来る…っ」 「乳首も綺麗な色してるな」 「んっ…くっ…ぁぁ…ぁっ」 愛撫は段々と激しくなって、あたしの胸は彼に蹂躙されていく… 「胸、感じやすいんだな、ティアモは…」 「ぁ…はぁ……、んっ…ぁっ…」 「ここは、どうかな…?」 「ぇ…そ、そこって…ひゃあんっ!」 彼は顔を胸から離すと、横にずれていき…あたしの腋を舐めあげた! 「ちょ、ちょっとそんなところをっ!ぁっ!やぁっ!」 「腋を舐められて感じるんだな、ティアモは」 「や、やだっ。そんなところ汚い…ぁあっ!やめて…んぁっ!」 「ティアモに汚いところなんてあるもんか。ココも、綺麗だよ」 手であたしの胸を揉みしだきつつ、舌で腋を舐めまわす彼。 「…ごめん。興奮して夢中になってたけど、イヤだった?」 「…うぅん。あたしは、あなたになら何をされたっていいの。嬉しいの。 …でも、あなたが嫌じゃない?そんなところ舐めるの」 「嫌なわけないさ。俺はティアモの全てが好きなんだ。 それに…初めては痛いって聞くからさ。それでも出来るだけ、ティアモには気持ち良くなって欲しいんだ。 …気持ちいい?」 「…うん」 「はは、了解」 今度は反対側の腋を舐め始める。 「っ…んんっ…ぁ…っ」 彼はあたしの胸と腋を堪能すると、つつーっっと脇腹を舌でなぞりつつ、あたしの下半身に向かい。 あたしの残りの着衣を取り除いていく。 ついに、あたしの全てが、彼の前に曝け出された。
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296 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:14:06.07 ID:TtgsyMpi - 「…綺麗だ、ティアモ。すごく、綺麗だ…」
「…そんなに見られると、恥ずかしいわ…」 「それに…」 「ぁんっ」 「ココ、濡れてるな。よかった、気持ち良かったんだ。」 「…ぅ、ぅん…」 彼の愛撫を受ける度に、あたしは下腹部が熱を帯び、ナニかがじんわりと広がっているのを感じていた。 今彼の手についている粘液がそれを物語っていた。 彼はあたしの秘所への愛撫を開始する。 くちゅ、くちゅり、と恥ずかしい音が響く 「んんっ…ぁっ!、はぁ…あぁん……ぁんっ!」 「…すごい、どんどん溢れてくるよ。…初めてなのに、いやらしいんだな、ティアモ」 「…うん。…ふぁっ、あたし、いやらしいの…んんっ、あなたに、愛してるあなたにされるから、どんどん気持ちよく、なって…あんっ!」 「ティアモ…!」 「ひゃうんっ!あんっ…やっ、ぁぁっ!…は、ぁっああっ!」 彼はイキナリ、あたしのアソコにむしゃぶりつき、指でクリトリスを刺激する。 「あぁん……ぁんっ!ちょ、ちょっと、んっ、そん、なっ激しく…んあぁっ!」 「んっ…ティアモのお汁、美味しいぞ。ほら、もっと出してくれ…」 「あんっ…あぁっ、…やっ…んぁぁっ、…はぁんっ!」 「……もう、大丈夫かな…」 「はぁ…はぁ…」 かちゃ、かちゃと音がする。彼が、ベルトを外し、ズボンを脱ぐ音だ。 …彼のが、目の前に現れる。初めて見る、勃起した男性器…。 「…こ、これが男の人の…?」 「ティアモ、ごめん。もう俺も限界だよ…。そろそろ、いいかな」 「え、ええ…。でも、そんなに大きいの、あたしの中に入るかしら…?」 「…最初は痛いかもしれないけど…出来る限り優しくするから。ね?」 「うん…。よろしくお願いします…」 彼は、彼のを、あたしのアソコにあてがった。 「…あ、熱い…。それに、固い…」 「…ティアモ、震えてる?…大丈夫?」 「…大丈夫。ちょっと、怖いだけ…。ね、キス、して…?」 「ああ…」 「ン…ちゅ…んぁ……は…ぁ…」 「…入れるよ?」 「うん…」
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297 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:14:51.69 ID:TtgsyMpi - 「んぅっ!…く…っ…はぁっ…んっ!」
少しずつ、彼のがあたしの中に入ってくる。 まるで、熱した鉄の棒をねじ込まれているかのよう。 「…もう少しだから、もうちょっとガマンして」 「んっ!くぅぅっ…は、は…あっ!」 ズンンッ、と最後まで押し込まれる。 「ぁ……!…ぁ…ぁ…は、は、はぁ…」 「全部、入ったよ…」 「ん…は…はぁ…」 「…大丈夫?」 「…初めてって、ホントに痛いのね…。でも…嬉しい…あなたとひとつになれたのね…」 「ああ。俺たち、今1つに繋がってるよ…。」 また、キスを交わす。舌を絡め、体液を交換する。 そして彼はあたしの胸とクリトリスを手で刺激する。…痛みから紛らわせてくれるように… 「…動くよ?」 「…うん。あたしで、気持ち良くなって…」 キスと愛撫を続けたまま、彼はゆっくりと動き始める。 「ん………ぁう……、んっ、…く……」 元々彼の愛撫であたしのアソコ濡れそぼっていたので、動くことに支障はないようだ。 「痛くない?痛かったら言うんだよ」 「…は、…う……んっ、だ、大丈夫…あっ、…んんっ!」 段々と、動きが早くなっていく。 …あたしも、段々と痛みじゃない、別の感覚がどんどんと大きくなっていった。 「んっ、あぁっ!…んくっ…ふ、ぅんっ!…はぁ…っ!」 「くっ、…ティアモの中、気持ちよすぎて…っ!も、もうすぐだから、もうちょっとガマンしてっ…!」 「うんっ、遠慮しないで…っ…あんっ、あたしも、なんか…熱くなって…っ!あぁっ、んぁっ!」 「…くぅぅっ、ゴメン、もう、出るよっ、くぁぁっ!」 彼の体が、痙攣するかのように震える。と同時に、ナニか熱いものが、あたしの奥に注ぎ込まれたのを感じる… 「あぁっ、ぁ…んっ…、あ、熱い…」 「は、っく…ぅぅ…、く………。…はぁ…はぁ…は、ぁ…」
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298 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:15:57.53 ID:TtgsyMpi - 「ごめんな、ティアモ」
「何がかしら?」 「あんまり、優しくできなかったな、と思って。結構激しくしちゃったし」 「うぅん。優しかったわ。…それに、あたしも最後は気持ちよくなってきたし… それにしても…いっぱい出したわね。」 こぽり、こぽりと、アソコから彼の精液が、血に混じって溢れてくる。 「ああ…我ながらびっくりだよ…。ティアモに搾り取られた感じだ…。でも、血も結構出てるな。ホント、大丈夫か?」 「ええ。異物感がものすごいし、痛みもまだあるけど、大丈夫よ」 「やっぱり、無理させちゃったかな」 「うぅん。あたし、今本当に幸せなんだから。あなたに愛してもらえて。あなたも、今幸せ?」 「ああ。もちろんだ。大好きなティアモが、俺だけのものになって、俺を受け止めてくれたんだから、幸せいっぱいだよ。」 「ふふっ、よかった」 「へっくしょい!」 「「…」」 あたしと、彼は顔を合わせる。…あたしも、彼もくしゃみなんてしてない。…ということは…? 「き、きゃああああああああああああああ!」 (ちょっとお兄ちゃん!このタイミングでくしゃみするなんて、こんなのってないよ!ほら、気づかれちゃった!) (俺ってホントバカ) 「そ、そこに居るのは誰だ!」 あたしは彼のローブを借りて羽織り、彼は慌ててズボンを着る。…なんともみっともない光景よね…。 「いやー…ははは。仲が良くて羨ましいですねぇ。ねぇお兄ちゃん」 「そ、そうだな。はっはっはっ。」 「…クロム様…リズ様…」 「お、お前ら…!何でここに居る!3行で説明しろ!」 こないだ屋上でお二人が仲良さそうにしてたので あやしいなー(ニヤニヤ)と思って尾行してたら Hシーン付きの支援会話回想になっちゃったんだよ! あ、そうそうわたしチェンプルでペガサスナイトになったんだよ! 「なんだその4行目は…」 「その、悪気は無かったんだよ!ただ、出てくタイミングがなかっただけで…」 「いやーそうか。俺の半身もついに大人への階段を上ってしまったのか。なんだか寂しい思いがするなぁ」 「お兄ちゃんは黙っててよ!」 「…はい」 「つまり…結婚式の夜も…今日ここであったことも、全て見てたってことか…」 「…ふ、ふふふ…ふふふふふ…」 「テ、ティアモ!?お、落ち着け!」 「ちょ、ティアモさん!?その魔道書はいくらカジュアルでもシャレになら…」 「フ ァ ラ フ レ イ ム ! ! 」 ……… その後は、本編のとおり。あたしたちの娘が未来からやってきたり、ギムレーとの決戦があったり。 でも、何があっても、あたしたち家族の絆はずっと繋がっていたわ。いろいろと、あったけど、それはまたの機会ということで。 ちなみに、後の歴史書には 『後にイーリスの聖王となるクロムと、その妹であるリズは、一時期アフロヘアーにしていた時期があったが、その理由は定かではない』 との記述があったとのコトだけれど。ええ、あたしには関係ないわ。 END
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299 :『誰よりも-TiAmo-』[sage]:2012/07/07(土) 01:16:37.55 ID:TtgsyMpi - 相変わらず酷いオチで終わる
突貫で書いたのでボロボロですが…少しでも楽しんでいただければ幸いです 誕生日ネタも書きたかったんだけど…時間がありませんでした。
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