- 這いよれ! ニャル子さん でエロパロ
696 :越智樫 土居[sage]:2012/06/08(金) 09:13:43.52 ID:sxcfZryf - 空気読まずに投下
すいません電波を受信しましたので 9巻の後 やさニャル前提の真尋と珠緒 非エロ タイトル 『恋・愛・相・談』 いつの日かニャルラトホテプが暮井珠緒と共に訪れた喫茶店、今日もそこに珠緒は居た。しかし向かい合って座っているのは八坂真尋であった。 「いや〜まさか八坂君もあたしのアドバイスが欲しいとはね。それで?やつぱりニャル子ちゃんとのこと?まさかクー子ちゃんとどうこうなりたいとか ?ハス太君をどうこうしたいとか、ルーヒー先生に惚れちゃったとかだったら流石にあたしでも相談には乗れないよ。むしろ怒るよ?ニャル子ちゃんを 全力で応援するあたしとしては」 「アドバイスが欲しいなんて誰もそんなこと言って無いだろ。落ち着けよ暮井」 「じゃあなんであたしと二人で喫茶店に居るのさ?」 「近場だとそのメニューがあるのは、ここだけだったんだよ」 そう言って真尋は料理を指差す。バウムクーヘンの上にラムレーズンのアイスが乗っている。珠緒の好物で先程奢りだと言って、真尋が注文したものだ 「だからなんで、奢ってくれるの?」 (わざわざあたしの好物を調べて!?) 珠緒は彼と親友がくっついてくれれば、うまくいってくれればそれで良いと思っていた。それで良いと、諦めていたはずだった。なのに何かを期待して いる自分がいる。 もしこの期待が現実と成ったら、それは、親友への裏切りだと言うのに…… 「別に相談料ってわけじゃ無い、奢る理由については聞かないでくれ」 「だめだよ、気になるよ、教えてよ八坂君!」 少し語気を荒くしてしまった。真尋はすこし驚き、やがて口を開いた。 「少し前にとある知り合いに、すごい世話になったんだ。今、ニャル子達と一緒にいられるのもソイツのおかげと言うくらいに。それで、礼をしようと したら何故か礼はいいから暮井と一緒に甘いものを食べに行ってくれっていわれたんだ」 ……ふたを開けてみればこんなもんか、まったく自分は何を期待していたのだろう。たぶん、真尋を助けた誰かは自分が恋愛相談に乗った誰かで、あた しが誰をすきなのかがわかっていたのだろう。 その時真尋の携帯電話が鳴った 「ニャル子?……もしも『真尋さんすぐに御帰宅を!ハスター君がアルティメットハスター君にぃぃ!?あぁ黒目は!?黒目は!?』……切れた」 電話の向こうでは親友がなにか叫んでいるようだがそれよりも珠緒は真尋の携帯電話が気になった。正確には携帯電話にはられた一枚のシール。それを 見て珠緒はあることを決めた。 「ごちそうさま」 アイスとバウムクーヘンをかっこむと珠緒は伝票を手に取り立ち上がる。 「その様子じゃ八坂君、もう帰らなきゃだよね?奢ってくれるって言ったけど、自分で食べた物は自分で払うよ。その代わり、浮いたお金はニャル子ち ゃんとのデート資金にあてること。いいね」 「暮井がいいならそれでいいけど」 会計を済ませ店を出る直前、珠緒は真尋に声をかける 「八坂君これだけは覚えておいてね、ニャル子ちゃんと八坂君がうまくいくことがあたしにとって最高の『お礼』なんだってこと」 うん、自分のスタンスはこれでいい。 今あたしの前で苦笑いしている男の子とその男の子に惚れた親友の恋愛を全力で応援する。 少女は決意を新たに少年に背を向け歩き出した fin おまけ 真尋が自宅に帰ると全身包帯姿のニャル子がソファーに横たわりハスターが母、頼子の胸で号泣していた 「クー子、三行で説明しろ」 「最近ルーヒーとうまくいってないハス太君をニャル子がからかった。 怒ったハス太が暴れた。 今は少年のお母さんに慰めてもらってる。 次回はハスルヒ、エロもあるよ。」 「だからなんで四行なんだよ!?」 ツヅク
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