- 女の子に催眠、洗脳されてしまうスレ3
301 :魔女と姫と見習い騎士の輪舞 ◆oV2f2qKZEM [sage]:2012/06/08(金) 19:21:17.91 ID:QEgMDDOi - マルシナ姫の元にハルが呼び出されたのは、とある午後のことだった。
騎士団員の招集ではなく、個人として、つまり一人で参上するようにとのお達しだった。直属の近衛隊ではあるまいし、一介の見習い騎士にどのような用件であろうか。 「し、失礼いたします」 緊張に身をこわばらせながら、ハルは姫の居室に入った。 高い天井、緋色の絨毯、いずれも優美な、しかし華美な印象を巧みに避けるよう選択された調度品の数々……広々と感じられる空間は隅々まで配慮が行き届いており、見る者に落ち着きと安らぎを与えるよう工夫されている。 居室の中央にマルシナ姫の姿があった。ガラス細工のティーテーブルには茶器がひとそろい。メイド長を従えてお茶の最中といった風情だった。 胸を高鳴るのを感じながら、ハルは教えられた通りの作法で姫の下に歩み寄り、跪いて頭を垂れた。 「ふぅん……」 吟味するかのような姫の視線を、否応無しに強く意識させられる。 「面を上げなさい」 鈴を振ったような涼しげな声。 「は……」 美しい。それが顔を上げたハルの最初の思考だった。 紫色を基調としたドレスはフリルをふんだんにあしらい、少女趣味とも感じられる出で立ちだが、若干の女らしさをおびた肢体と絶妙に調和しており、そのあふれるばかりの愛らしさには獰猛な獣とて抵抗のすべなく魅了されてしまうだろうと思える。 蜂蜜色の髪は素直な重みでまっすぐに垂れ、明かりを照り返して輝く小さな滝のようだ。前髪は綺麗に切りそろえられ、頬の脇に流した髪の房は毛先をカールさせており胸元に品良くアクセントを加えている。 そして、大きな琥珀色の瞳。長いまつげに彩られた本物の琥珀の一片のように、それはひんやりとした輝きをたたえている。美しい……。 姫の瞳に見入ってしまったハルは、目線をあわせることのぶしつけさを悟ってハッと目を伏せた。 フッと姫が声を漏らした気がする。 「別段、これといった用はないのよ」 「え……?」 「ちょっと貴方の顔が見たかっただけ」からかいを含んだ声。 思わず顔を上げたハルは、姫の形良い唇に笑みが浮かんでいるのを見た。 「なんてね?」 ふふふっと無邪気に笑った顔は年相応に見える。いや、むしろ少女のような可憐さにあふれていた。ハルは緊張とは別種の胸の高鳴りをおぼえた。 「ところで……」 姫は自然な仕草で足を組むと、 「さきほど貴方に魔術をかけたわ」さらりと口にした。 「…………えっ?」 姫の笑顔が、突如、魔性を帯びたようにハルには思えた。 唇の端がきゅっと持ち上がり、姫はピンと人差し指を天に向けた。 途端、ハルは立ち上がり、背筋を伸ばして直立不動の体勢を取っていた。 「え……えっ……?」 そんなつもりはなかった。身体が勝手に動いてしまったのだ。 混乱する少年を眺めて、姫はくすくすと笑った。 「傀儡の魔術……気づかなかったかしら? わたくしと目が合った時にはもう、あなたは術中だったのよ」 不思議なことに、少年の体はまったく意のままにならなかった。立ちすくんだまま身動きひとつできない。 「ひ、姫様! お戯れはおよしください……このように立ったままなど、し、失礼にあたりますから」 驚きと恥ずかしさに赤面し、もごもごと口にする少年に、 「まあ。殊勝な心がけね。嬉しいわ。でも……」 マルシナ姫はなおも笑みを絶やさずに言った。 「わたくしは『無理矢理』やらせるのが好みなのよ? 臣下が主の命令に従うなんて当然でしょう? それじゃつまらないもの」 「…………?」 「だから、こうしてあげる」 つい、と姫が指先を宙をすべらせると、またもや少年の体が持ち主の意志に反して動き出す。 「ひ、姫様、一体なにを……あっ……」 姫の意図に気づいて、ハルはふたたび仰天した。自分の身体が、こともあろうに脱衣をはじめたことに気づいたからだ。 姫の御前に裸を晒そうとしている。その事実を認識して、少年はかっと顔を紅潮させた。 「うわああぁっ! おやめください姫様っ!」 必死に訴えるも、くすくすと笑うばかりで姫は相手にしない。 「姫様ーっ!」
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302 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/06/08(金) 19:24:52.22 ID:QEgMDDOi - まもなくして、少年は文字通り生まれたままの姿となっていた。ふたたび直立不動の姿勢を取らされ、陰部を手のひらで隠すことも許されない。
「――――っ!」 あまりの羞恥に、裸の少年は言葉もなかった。 その姿がよほど滑稽だったのか、ひとしきり美しい笑い声を響かせてから、姫は言った。 「ふふ……不思議かしら? 魔術だなんて妖しげな業を一国の姫たるわたくしが修めているのは。 でも、こう言えば分かるのではなくて? これはわたくしの教育係――ツァーラ直伝の業なのですわ」 「え……」 切れ長の目をいよいよ細め、ハルの反応を楽しむ姫。 「何故だとお思い? 我がひかえめな王国が、いまいましい大国どもに立場を認められているのは? 通商においても軍事においても引けを取ることなく対等に渡り合うことができるのは? わたくしの知略? 美貌? それだけではなくってよ」 ふふふと悪戯げに笑って、 「わたくしがその気になれば、殿方にこうして首輪をつけることも……」 マルシナ姫がクイと何かを引っ張るような動作をすると、少年は突然見えない紐に引かれるようにして、前のめりに倒れて絨毯に膝をついてしまう。 「手綱を引っ張り回すことも、思いのままなのですわ」 ロンググローブに包まれた指先を宙でくるくると回す仕草をすると、 「あわわわ……」 裸に四つん這いのまま、少年は縄に引かれる犬そのものといった格好で輪を描いて這い回る動作を強制された。 少年騎士を掌の上で踊らせ、姫は楽しくてたまらないといった様子でクスクスと笑った。 「可愛いワンちゃんだこと。でも、このくらいでは済まなくってよ?」 含みのある言葉に少年が、え、と声を漏らす。 「貴方には、もっと恥ずかしいことをさせてあげるんだから」 マルシナ姫がそう言うと同時に、ハルは意のままにならない自分の身体が動きだし、仰向けになって足を開いた、降参の意を示す獣のような姿勢を取らされていくのに気づいた。 「うああっ!」 ただでさえ羞恥の極地といった格好なのに、この上いったい何をさせられるのか。 「まっ、まさか……」 そして、その事に思いいたった時、少年は想像を超える事態に血の気が引くのを感じた。 「恥ずかしがることなんてないわ。栄誉とお思いなさいな、自慰によってわたくしの目を楽しませることを」 高貴な口から放たれた卑猥な言葉が、ハルの耳朶に突き刺さる。 「ひ、姫様、それだけは……それだけは、どうかお許しください!」 「ダメよ。ほら――」 パチッと小気味よい音を立てて姫が指を鳴らすと、またもや少年の手が勝手に動き出す。 「ひゃぅっ!」 情けない声を上げてしまったのは、その手先が少年の陰茎をつかんだからだ。持ち主の意志を裏切って、そのまま少年自身をしごきはじめる。 「あら、もう勃ってきたわ。感じてしまっているのね?」 「あぁっ、そんなぁ……」 姫になじるような言葉を浴びせられて、情けなさのあまり少年の目元に涙がにじんだ。 「裸を見られて、自慰をさせられて、それでも感じてしまうなんて……これが変態というものかしら?」 「ううっ……あぅぅ……」 姫の言葉が少年の心を切り刻む。だが、このようにみっともなく股を開き、勃起を晒していては反駁の余地もなかった。 「ほらほら、わたくしを楽しませなさい?」 嗜虐的に微笑んで、姫は足を組み直した。 なすすべなく腰を突き出して、姫の眼前でもだえる見習い騎士の少年。その手と指先は姫の意志に忠実に従って、機械的に少年自身に刺激を与えていく。自分の手でしているにもかかわらず、誰かにしごかれているかのような錯覚を少年は覚えていた。 「はぁっ……こんなの……あっ!」 こんなこと、おかしいのに、いけないことなのに……姫様に見られているのに。どうしても感じてしまう。
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303 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/06/08(金) 19:27:13.58 ID:QEgMDDOi - 「ふうん……いつも、そうやってしてるのね」興味深げに姫が言う。
「ちっ、ちがっ……これは…はぅっ!」 そう、操られた少年の手は、普段自分を慰める時と寸分違わぬ動きをなぞっているのだった。 「ふふ、そういう風にしてあげたのよ。 当然よね、気持ち良くて。自分の感じるトコロ、よく知っているのだものね?」 「ううっ……はぁっ……あっ……」 事実だった。自分の弱点を熟知した動きに、否応なしに感じさせられている。しかも少年の意志にはおかまいなしに、躊躇なく責めを加えてくるのだ。勃起はいよいよ激しく、手の動きも加速していく。 「いいのよ? しても……射精」 身もだえして必死に快感に耐えようとする少年を見下ろして、マルシナ姫の美声が悪魔の囁きを発する。 「ああぅっ! ダメっ、ダメですーっ!」 限界だった。 「ひゃああああああああああああああぁああぁぁぁ!」 あっけなく、少年は射精していた。びくびくと跳ねるようにして空腰を使い、そのひと突きごとに脈動が精液を押し出していく。これまでの一生でもっとも背徳的な射精であるにもかかわらず、少年は圧倒的な快感に支配されていた。 「ああぁ……う……ああ……」 焦点を失った目が宙をさまよい、口元からは唾液がしたたる。快楽の余韻が波のごとく打ち寄せるたび、身体が小さく痙攣して、出し切ったはずの精液をなおも吐き出そうとするかのように陰茎が震えた。 「フフフ……フフフフフ……」 白濁した高粘度の液体が緋色の絨毯を汚していくのを眺めながら、マルシナ姫はこらえきれないといった様子で含み笑いを漏らした。 「満足したわ」 足を組んだままそう言うと、ティーテーブルの上から焼き菓子をひとかけら手に取り上げ、少年の方へと放った。 ハルは自分が、床に転がってきたお菓子の方へ這っていき、手を使わずにそれを直接口に含もうとしていることを、快感にしびれきった頭の端でぼんやりと理解した。自分の精液がべったりと身体に付着したが、何の感情も浮かんでこない。 「うう……あ…ぁ……………うぅ……」 みじめに咀嚼を続けるハルの視界に、不意に陰が差した。 ――姫の脚先だった。 うつろな表情で見上げたハルの目を、姫様の視線が射貫いた。わずかにたかぶりを孕んで輝く琥珀の瞳は身震いするほど美しく、またその言わんとするところも明らかだった。 無言の命に従って、ハルは姫の靴をそっと手に戴き、舌を伸ばして舐めはじめた。 (ああ、僕は舐めているんだ。姫様の靴を……) 言いしれぬ興奮が心を満たしていくのを感じながら、少年は屈辱の行為を続けた。 静寂に沈んだ居室に、 「マルシナ姫ーっ!」 突然、中空から大声が響いた。一瞬、空気が歪んだような錯覚の後、そこには杖を携えた黒いフードの少女が姿を現していた。 「ツァーラ」 姫はまったく動じることなく、現れた少女の名を口にする。 「やってくれたな! わしの! わしのハルを……! このっ、このっ、泥棒猫めぇーっ!」 顔の大半を隠しているフードの奥から、怒りに震えた声が発せられた。 「まあ、酷い言われようね。 わたくしが、わたくしの持ち物で遊ぶのは正当な行為ですわ。そうではなくて?」 かすかに皮肉の響きをふくませて姫は言った。 「この子は王国に仕える騎士、すなわちわたくしの持ち物ですわ。 この理屈……貴方もよくわかっていますわよね、ツァーラ?」 「…………っ!」 少女の首に巻かれた銀色の鎖がじゃらりと不吉に鳴った。ツァーラは無意識のうちに胸元の錠を手でさすっているのに気づいた。 「う、うるさいわっ!」 言い返す余裕もなく、 「ともかくっ! ハルは返してもらうぞっ!」 フードの少女がドンと床を杖で乱暴に突くと、ツァーラとハルの姿が宙ににじんで、消えた。 それを見届けた姫は、ちらりとかたわらに視線を投げた。無言の催促に、脇に控えていたメイド長が手際よくお茶を注ぐ。カップから一口を優雅にすすって、ふう、と息をついた姫は、 「細工は隆々、というところね」 ふっと満足げな笑みを浮かべた。
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304 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/06/08(金) 19:29:27.60 ID:QEgMDDOi - 本日ここまでになります。レス感謝。
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