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【ドラマ】鍵のかかった部屋でエロパロ

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【ドラマ】鍵のかかった部屋でエロパロ
442 :長野にて 1[sage]:2012/06/01(金) 18:42:05.20 ID:DC7JQypO
ちょっとベタですがひとつ投下させてください。
皆様の作品とFace downの歌詞から触発されました。
初めて書いたので支離滅裂なところもあるかと思いますが
よろしくお願いします。



ーーー密室。
榎本の人生にとってそれは切っても切りはなせないものだった。
誰にも言っていない過去において、好むと好まざるとに関わらず、
幾度となく関わってきたものであるからだ。

だから、あの日、この人の良さそうな、おっちょこちょいな女性に声をかけられた時、
一も二もなく話に乗ってしまったのだ。

それからは何度か依頼を受けてこの女性、弁護士の青砥純子と、その上司の3人とで
密室事件を解決することになった。


ーーそして今日、ある密室で起きた女子中学生殺害事件の捜査のためにやってきた
長野の荒神村の依頼主の家に、この青砥純子とともに泊まることになったのだが。

田舎の、大きな一軒家の、襖で仕切るだけの大きな部屋に二人は通されたのだが、
一通り密室の謎を検証したあとは特に話すこともない。

榎本にとって興味の一番の対象である鍵の話は始めると自分では止められず、
純子に長いと遮られることはしょっちゅうだ。
以前無理矢理恋愛の話をしようとして笑われたこともあって
その手の話はする気にはなれず、結果沈黙が訪れることになる。


こんな田舎では夜が早いのと、大切なお客様である榎本と純子に
先にお風呂をという家人の気遣いと、自分は後でいいという榎本の言葉を受けて
純子が先に入ることになった。

着替えなど当然持参していなかった純子は、この家の主、遠藤の妻がまだ若かりし新婚の頃に
着ていたというピンクのネグリジェを借りて着ることになったようだ。

風呂上がり、髪を下ろし、透けてはいないが襟ぐりの深いそのピンクのネグリジェを着て部屋に戻り
「こんなの初めてです。ちょっとスースーして変な感じ」だと
恥ずかしそうにしている姿は少女のようでもある。

だからといって榎本にとってそれは普段の律儀に着込んだ野暮ったいスーツ姿の青砥と
本質的になんら変わるものではなかったが。

榎本は、暗闇と物音を怖がってまだ起きて何か話したそうな青砥をそのままに
主人に借りたパジャマを持ってお風呂に入ってくるとさっさと襖を閉め布団に入ってしまった。
【ドラマ】鍵のかかった部屋でエロパロ
443 :長野にて 2[sage]:2012/06/01(金) 18:44:08.12 ID:DC7JQypO
夜半から降り出した強い雨と強い風がこの古い家と庭の木々とを揺らしきしませる。

田舎の暗闇が怖いからと明かりを点けたままで布団に入っていた純子は、
激しい音に熟睡できずにいたが襖を隔てた隣の部屋から風の音にかき消されそうな
小さな声が聞こえてくることに気付いて目を開けた。

『榎本さん、寝言?』そう思って少し耳をそばだててみるとそれは榎本のうなり声のようだった。
『こんな雨風だし、寝苦しいのかもしれない。榎本さんもやっぱり人間だわ。うん。』

そう思ってまた瞼を閉じると今度ははっきりと
「やめろ!」
と聞こえてきた。

驚き、布団から飛び起きる。心臓が早鐘のようにうち始める。

「榎本さん!?」思わず声をかけると、ややあって
「…すみません。寝言です。」と返事があった。
「…夢を見ていました。」

「大丈夫ですか…?」尋ねると弱々しい声で「…はい。」と言う。

けれど、それからしばらく立っても寝付いた様子はない。
何度も寝返りを打っているような音が純子の耳に聞こえてくる。

「榎本さーん。眠れないんですかー?」
私もなんです。少しお話ししませんかと声をかけ襖を開けようとして手を止めた。

…泣いてる?
あの、感情のあまりない、榎本さんが夢を見て…?

「榎本さん?」襖をそっと開け榎本を見ると
布団に起き直り寝不足の目を揉むような仕草で片手の指で両目を押さえている。

実際に泣いていたのかどうかは定かではなかったけれど
その様子がやけに苦しそうに見えて純子はそっと榎本のそばに行き肩に手をおいた。

「起こしてしまってすみません。…もう大丈夫ですから。」
そういって純子を見上げた榎本の目は眼鏡を外しているせいかいつもより潤んで見えた。

【ドラマ】鍵のかかった部屋でエロパロ
444 :長野にて 3[sage]:2012/06/01(金) 18:56:32.75 ID:DC7JQypO
その目を見て純子は思わず榎本の頭を抱きしめた。
こんな様子の榎本を一人で放っておきたくなかった。

「青砥さん?」離れようとする榎本をさらに強く抱きしめた。
そして、榎本の顔を覗き込み口づけた。
いったん唇を離し、榎本の目を覗き込みもう一度口づける。
そのまま目を開けるとやはり目を開けたまま純子を見ていた榎本と目が合った。
そのままもう一度ゆっくりと目を閉じると純子は、榎本の口の中へ自らの舌を絡ませていった。

『自分でも自分がよくわからない』純子の衝動は自分でもよく分からないものだったが
それでもこのまま榎本と最後までいっても構わないと思った。
そんなに経験豊富なわけではないが純子は自分から榎本を誘った。
榎本の手をとり、ネグリジェの上から自分の胸に押し当てた。

「青砥さん、やめましょう。」榎本は純子から離れようとするが
「いやです」と強いまっすぐな目で榎本を見る。
恥ずかしさなんてなかった。
ただこのまま榎本を暗闇に一人置いておいたらいけないのではないかと、それだけを思っていた。
一人にしたらこの人はまた自分の孤独に閉じこもってしまうと。

「私じゃ、だめですか。」榎本に見つめられ思わず声が震える。
「そういうことではありません。」榎本の声も心なしか震えているような気がする。
お互いの心臓の音が聞こえるような気がする。
そのまま何秒間か見つめ合う。

榎本が意を決したように純子をやさしく見つめ右手を純子の頭を抱えるように首にまわす。
左手を純子の腰にまわし、ゆっくりと布団に横たえる。
そうして純子の唇に自分の唇を重ねるとすぐにその口づけは深いものへと変わった。
腰にまわした左手はそのまま乳房へと這わせやさしく揉みしだく。
「んっ…」純子の吐息が鼻から甘く抜ける。

榎本は着ているものを脱いで純子の体に自分の体を重ねる。
唇は純子の口を塞ぎ、耳を噛み、首筋を伝う。
肩の大きく開いたネグリジェは簡単に純子の肩と胸をあらわにさせた。
真っ白な乳房とつんと立った乳首。榎本は手と舌でそれらをねぶる。
純子はもう榎本に身を任せきっている。
「はぁっ…あっ…あっ」感じているらしい純子の声が榎本をさらにかき立てる。

榎本の手は強く、弱く、繊細な動きで純子の体をなでまわす。
身をよじって逃げ腰になる純子の腰を掴んで下腹部に手を這わすとゆっくりと
秘部をなでさすった。
両足をぎゅっと閉じようとする純子にのしかかり、下着に手を入れるとなお奥へと茂みをかき分け
秘部を開くように指を入れる。
榎本の指がゆっくり、肉襞をやさしくなぞる。
純子の耳に水音が聞こえる。
いつの間に自分の中から溢れ出た液のその音を榎本も聞いているかと思うと
羞恥に耳を塞ぎたくなる。

とはいえ、榎本の指が面白いように純子のそこを責め、
もう何も考えられないくらい気持ちがいいのも事実だ。
耐えられなくなった純子がその手を榎本の膨らみに伸ばし
その熱い固まりをなでさする。
「…っ!」榎本も声にならない声を漏らす。

「んっっ…え、のもと、さっ…!」純子が榎本の首にすがりつく。
そろそろいいだろうか。
榎本は指を引き抜くと熱いペニスを純子のそこにあてがう。

一瞬榎本と純子の瞳が交差し見つめ合う。
榎本はやさしく微笑んでゆっくりと純子の中に挿入を始める。
【ドラマ】鍵のかかった部屋でエロパロ
445 :長野にて 4[sage]:2012/06/01(金) 19:01:15.55 ID:DC7JQypO
熱いペニスが肉の襞を圧迫しながら、押し広げながら入ってくる感覚に
純子は身を委ねる。
榎本は奥まで入ってくるといったん動きを止め純子を見つめた。
額に汗の粒が浮かんでいる。純子は手で榎本の額の汗を拭った。
そのまま榎本がゆっくり体を重ねてきて純子にキスをする。
つながったまま抱き合い重なる肌と肌がやけに熱い。

「青砥さん…。」
ゆっくりと、榎本が動き始める。
だんだん腰の動きが速く、強くなる。
「あぁっ…あっ…んっ、はっあっあっあっ…んんっ…」
頭がどうにかなりそうだ。
まさか榎本とこんな関係になり、こんな快楽を与えられようとは思ってもみなかった。
「あっあっあっ」もうだめ。
「榎本さん!」このままっ…!
しがみつくと榎本の動きが止まった。
「…っ!!」

ぐったりと純子の体の上で力尽きたように榎本は果てた。
榎本の重さが、熱が、心地よい。
抱き合ったまま、余韻に浸る。

「あっ…!」
榎本が純子の中から出て行くとき純子はまた声を上げた。
トロトロと純子の中から榎本が出したものがこぼれるのが分かる。

「大丈夫ですか?」榎本がさっとそれらを自分のシャツで拭きながら純子を見つめて
遠慮がちに聞いているのは妊娠についてだろう。
付き合っているわけでもないのだから当然だ。
その点は心配はない。
「いえ、もし、ですが、子どもが出来た場合ですが、僕が」などと一生懸命話す
榎本を純子はやさしく見つめ返す。
気が早いことだ、とまたちょっとおかしさがこみ上げてくるが、前みたいに笑いはしなかった。

榎本にとってもこの成り行きは不思議なものだった。
今まで過去に捕われ構えすぎてなかなか踏み出せずにいたのが嘘のように
純子とはつながることが出来た。
榎本は純子を見る。
無邪気で、どうして弁護士になれたのか不思議な感さえあるこの一人の女性の
突拍子もない不思議な魅力。
榎本にはない、まぶしさに救われたこともまた感じていた。

…この人はもう大丈夫。そんな榎本を見て純子は思う。
人との世界を紡ぐことを厭わないでくれるだろうと信じることが出来る。

この人の過去に何があったのか今は聞かないでおく。
おいおい語ってくれればいい。

純子はさっとネグリジェを着直して、また榎本にキスをするとさっと起き上がって窓を開けた。
いつの間にか雨はやみ、早朝の気持ちのいい風が二人の間を通っていった。


おしまい

お目汚し失礼いたしました。
こんなこと書いていたら地震が来た。
このまま何かあって誰かにこれ見られたらマズイと思いつつ
仕上げました。
文章って難しいですね…。



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