- ウレロ☆未確認少女でエロパロ
47 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/04/14(土) 19:06:45.53 ID:UOCBnu4J - 乙です。
続きを待ちわびながら、小ネタ投下
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48 :声がきこえる 1/4[sage]:2012/04/14(土) 19:07:55.89 ID:UOCBnu4J - ダメですよ。
ムリです、絶対にムリですよ! やめてください。 キャッ。 服、脱がないでください。 ......絶対ムリですから。 は、早く服を来てください。 誰かに見られたらどうするんですか? あ、ダメです。 トヨモトさん、大きいから、は、入りませよ......。 壊れちゃいます。 イヤ、イヤ、イヤ。 あ、ダメですよ......ダメ......。 あ、あぁ。 うぅ、あぁぁ。 はあ......。 やっぱり入らないですよ。 はあ......。 ヒドイですよ、こんなの。 服、破れちゃった。 どうして無理矢理......。 泣かないでくださいよ。Shit!って言われても。 なんですか?泣いていないではっきり言ってください。 ......わかりました。そこまでお願いされたら......。 うまくできるか分からないけど......。 だけど、もう、無理矢理はやめてくださいね。 待ってください、準備しますから。 ここでできる事まではします......。 私だってどうしていいかわからないんです。 ......こんなの初めてだし。
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49 :声がきこえる 2/4[sage]:2012/04/14(土) 19:08:32.64 ID:UOCBnu4J - ーー衣擦れの音と男の呻き声
こういうの初めてだから緊張します。 すごい......。 こんな触り心地なんだあ。 もっと固いのかと思ったけど、すべすべで柔かいですね。 あ、きもちいい〜。 ごめんなさい、気持ちよくって夢中になっちゃいました。 ちゃんとやります。 ーー男の呻き声と女の吐息 やっぱり難しいですね。 練習はしてるんですけど、ホンモノは違いますね。 コレ、どうやったらいいのかなあ? ーー女のため息が続く やだ、服が汚れないようにしないと。 ーー音を立てて何かを飲み込む音 ど、どうですか? うまくできてますか? ーー男の悦び声 あんまり自信ないですけど......、満足してもらえて良かったです。 続きは私のうちで。 え、本当ですか? ありがとうございます。 じゃあ、いっぱいお願いしちゃおうかな。ふふ。
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50 :声がきこえる 3/4[sage]:2012/04/14(土) 19:09:32.83 ID:UOCBnu4J - 「何してるんですか。事務所に入れないんですか?」
イイヅカがエレベーターから降りると、マスノがドアにもたれてうずくまていた。 マスノの目の焦点が微妙に合っていないことが気になる。 「うん、ちょっと......」 蚊の泣くような声で答える。 「来客ですか?」 「うん、トヨモトが裸で、あかりと......」 「冗談でしょう」 「ふたりでずっと何かやってる。エロいこと......」 マスノは涙目になっている。 「ありえないでしょう、よりによって事務所で、しかも相手が......」 「だって俺、ずっとここで聞いてたもん」 腑に落ちない表情のイイヅカ。 「音だけですか?」 うなずくマスノ。 「現場を見てはいないんですね」 再びうなずくマスノ。 マスノは今まで聞いた音についてぽつりぽつりと説明する。 イイヅカはいまいち信じられなかった。 耳をそばだてても音はもう聞こえない。 「わかりました、事務所に入って確かめましょう。ほら、立ってください」 イイヅカはぐにゃぐにゃに脱力しているマスノを抱え上げて立たせる。 そしてそのまま勢いよくドアを開けた。 そこにはヒラヒラとしたスカートを抱えたトヨモトがいた。 ソファに気怠く寄りかかるあかりを見留めたマスノが、トヨモトに詰め寄る。 「てめえ、何やってた!」 「......」 マスノの勢いに気圧され、トヨモトは何も答えない。 その横でイイヅカがオロオロしている。 「事務所でいかがわしいコトしやがって、最低だな。キモオタ!エロ女!」 マスノが怒鳴る。 「はあ?誰がエロ女ですって」 ソファから立ち上がったあかりがマスノをにらむ。 「エロ女じゃないなら、ど淫乱女か。事務所でエロいコトしやがって。キモオタ相手に昼間っから」 「何言ってるんですか、このちびは」 マスノを指差し、イイヅカに問う。 「あかりちゃんとトヨモトが、今ここで、淫らな行為をしている音を聞いたと......」 イイヅカが言い辛そうにマスノから聞いたことを答える。 トヨモトは無言でスカートを紙袋にしまう。 「なんで私がトヨモトさんと!?」 あかりは目を丸くした。
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51 :声がきこえる 4/4[sage]:2012/04/14(土) 19:10:20.33 ID:UOCBnu4J - 「トヨモトさんが、今日届いたマサコの特注コスチュームを自分で着たいって言い出したんです。
どう見てもサイズ的にムリなんで止めたんですよ。 でも無理矢理着ちゃて、案の定破けたんです。 そうしたらトヨモトさん泣き出しちゃって。 直してくれって頼まれたんですよ。 特注品だから生地も仕立ても特別で、しかもコスプレ衣装を直すのも初めてですごく緊張しました。 高級な生地なんで手触りがすごくいいんですよ! シルクにベルベット、リアルファーが惜しげもなく使われてるんです。 つい夢中で触っちゃって、「早く直せ」って言われちゃいました。 仕立てもいいから着心地いいだろうなあ。 それを直すのって結構プレッシャーですよ。息が詰まりました。 のどは乾くし、服を汚さないように気を使うし。 スカートのホック部分は手で直せたんですけど、上着はうちでミシンを使わないとムリですね。 トヨモトさんはずっとベソかいていて鬱陶しかったけど、お礼してくれるそうです。いろいろお願いしちゃいました。 はあ〜、すっごく疲れちゃいましたよ。 そこにマスノさんとイイヅカさんが来たんです」 あかりの説明が終わるとマスノは床にへたりこんだ。 「変なコトしてなくて良かったじゃないですか」イイヅカがマスノの肩を叩く。「マスノさんはあかりちゃんのことになると冷静じゃなくなるから」 トヨモトはいつの間にか居なくなっている。 「マスノさん、そんなこと想像してたんですか。イヤらしい」 あかりはソファに座り、マスノを見下ろした。 「イヤらしいのはマスノさんだけじゃないですよ」 イイヅカが給湯室のドアに視線を向けた。 細く開いたドアの隙間にICレコーダーがはさまっていた。 イイヅカがドアを開けると、ジャージ姿のカクタが立っていた。 「居たんですか!?全然気付かなかった」 あかりが驚く。カクタは無言でうなずく。 「録音してたんですか、イヤらしく聞こえる音を」 イイヅカの問いにも、カクタは無言でうなずく。 「俺は今夜、この音を聞きながら眠る!そして、夢のなかであかりちゃんを抱く!!」 カクタは満面の笑みで高らかに宣言した。 あかりの顔が引き吊ると同時に、マスノがすごい速さでカクタとの間合いを詰めた。 深夜、作曲データごとメモリを全消去されたICレコーダーが事務所の冷たい床の上に投げ捨てられていた。 おしまい。
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