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名無しさん@ピンキー
『only You 〜後編〜』
仮面ライダー総合エロパロスレ16

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仮面ライダー総合エロパロスレ16
427 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/03/05(月) 12:00:24.91 ID:d7xzIZ/I
>>351-366 の続き、投下します。
友子は弦太朗に惚れてると思っている賢吾と、賢吾はユウキに恋してると思っている友子が両想いになる話です。


※注意※
・CPは賢友
・友子視点
・キスあり エロなし(どうしたら賢吾は理性が崩れるんだ…orz)
・時間軸は19話劇中と20話直後
・長い…賢友へ行き着くまでが長い!!(前編で拾いきれなかった賢友要素を詰め込んだらメッチャ長くなってしまった)
・乙女心がわかってない賢吾
・賢友シーンはラブコメスイッチの感度調整を失敗した感じ
・相変わらず弦太朗の扱いが悪い(今回は本当に酷いので要注意!)
・友子の流星に対する当たりがキツい
・流星→友子っぽいかもしれない



上記が苦手の方は『only You 〜後編〜』をNGワード
仮面ライダー総合エロパロスレ16
428 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/03/05(月) 12:01:15.38 ID:d7xzIZ/I
 『君と俺は繋がっている』
 彼の言葉に、また囚われた。



  I want you



 去っていく賢吾の後姿が見えなくなった後、友子は崩れ落ちるように膝を着いた。


 『俺がいなくても俺の望んだこと皆で実行してくれるんだろ?』――そう云ったとき、彼は何故、笑ったのか。
 あれは何もかも諦めたといった表情には見えなかった。憑き物が取れたとも違う。
 
 まさか、と友子はひとつの可能性に思い至った。
 賢吾は自分の感情をも切り捨てようとしているのではないか。(そんなことが簡単にできるのかということは、一先ず置いておく。…あくまで可能性の話だ。)
 そのように考え、友子はハッとした。――このままでは、賢吾は…変に悟りを拓いてしまう……
 弦太朗にきちんと詫びてもらおう。友子はライダー部へ急ぎ向かった。
仮面ライダー総合エロパロスレ16
429 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:03:06.84 ID:d7xzIZ/I
 ラビットハッチへ戻った友子は、弦太朗を賢吾の元へ連れ出そうとしたが、弦太朗の姿はそこにはなかった。
 室内を見渡すと、奥の方のラボに人影があり、それが流星だとわかった友子は、<そこ(ラボ)、賢吾さんの場所…>とムッとした。
 つい先刻はスイッチのロールアウトを次々と終わらせた流星に対して「新しい出会いが刺激に変わったのよ」と云っていた友子だったが、
それは弦太朗が賢吾の許可を得て流星にスイッチの調整をさせたと思っていたからだ。何かと無理する賢吾を気遣って弦太朗は流星に頼んだのだろうと思っていたからこそ、自分も他の部員も流星にさせることに異論がなかったのだ。
 だが、賢吾の了解がないとなれば話は別だ。にも拘わらず、流星は一体ラボで何をしているのか。懲りもせず。
 ラボの方をじーっと睨んでいると、流星が何かを持って出てきた。
 「皆さん、できました!NSマグフォンです」
 ‘NSマグフォン’――賢吾が考案したマグネットスイッチの制御端末。賢吾が作るはずのものだ。
 それを勝手に仕上げたのか、この男は?!
 「それはっ…賢吾さんのっ!」
 ―――触らないで…!
 引っ手繰るようにして、友子は流星からNSマグフォンを奪い取った。
 「友子ちゃん…?!急にどうしたの??」
と驚くユウキに、友子は、弦太朗さんは何処?と尋ねた。
 「弦ちゃんは――落ち込んでる。…たぶん屋上で」
 隼にしっかり絞られたから反省してるんじゃないかしら?と続ける美羽と、今回は弦太朗が少し無神経すぎたから当然だ!と断言する隼を尻目に、友子は部室を出た。
仮面ライダー総合エロパロスレ16
430 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:05:30.46 ID:d7xzIZ/I
 待ってよーと追ってくるユウキと何故か彼女に続く流星に構わず、友子は屋上へと駆けていた。

 
 部室で怒りを爆発させた賢吾。ライダー部を辞めると飛び出してしまった賢吾。――彼が自棄を起こすのではないかと友子は心配だった。
 賢吾は自分に投げ遣り―病弱なことが起因していると思うが―で、自己犠牲的な処があるから。
 あのときだって…と心中で呟いて、友子はメディカルスイッチを使った賢吾を思い返した。
 彼は、スコーピオンゾディアーツの猛毒を喰らった弦太朗を、身体を張って助けた。そして、その方法を思いついたのは他でもない自分だ。
 そんな、褒められたものでない命懸けの手立てに対し、賢吾は「凄いな、君…」と感心してくれた。
 そのことから推測するに、賢吾は他者の能力を否定したり、羨んだりしない人だ。
 だから、今回の流星がスイッチを扱ったこと自体は、賢吾が怒った要因としては然して大きくないと友子は考えている。
 問題は、弦太朗が、賢吾に断わりなしに、賢吾以外の人に“賢吾の父親の形見”とも云えるスイッチを触らせたということ。
 そして、流星が弦太朗を実験台にしたとも取れる行動をし、そんな流星を弦太朗が庇ったこと。賢吾がどんな思いでスイッチを調整してきたのかを想像すると、賢吾が癇癪を起こすのは当然だと友子は思っていた。
 
 けれど。
 「思いだけでは人は護れない」と云い切った賢吾。「俺がいなくても俺の望んだことは皆で実行してくれる」と笑った賢吾。――賢吾は捨て鉢な気持ちから退部しようとした訳ではなかったのだと、彼と話してみて友子は気づいた。
 ラビットハッチを出た後、彼は自らを省み、状況を打破する為に、自分の感情を抑えつけて理屈だけを割り切ろうとしたのではないか。
 それ故に賢吾は、己の役割を全うしているのに、それに固執するのは自己満足だと吐き捨てた。…そこまで考えて、友子は途方に暮れた。
 彼は部を離れることで冷静になれたと思っているに違いない。――でもそれはたぶん冷静なのではなくて、自分の苛立ちも哀しみも無かったものにしようとしているだけ。
 このまま放っていては、賢吾は投げ遣りを投げ遣りと思わず、己を誤魔化したままだ。
 
 ふと“弦太朗に謝る賢吾”というヴィジョンが頭に浮かんで、友子は何とも遣りきれない気持ちになった。
 先刻の賢吾との遣り取りで友子が感じたこと、それは――賢吾の複雑な心理状態を果たして弦太朗に理解できるのかというものだ。
 月に強制連行された上「月に来て何か良いことあったか?」と尋ねられたことがある友子は弦太朗のそういうデリカシーの無さを身を持って知っているから、そんな弦太朗が繊細な賢吾の心情をわかるか疑問だった。
 賢吾のあの様子からすると、今回の喧嘩は何だか有耶無耶のうちに賢吾の方が謝罪して自己完結してしまいそうだ。賢吾がライダー部に戻るにしろ戻らないにしろ、先に折れるのは賢吾だろう。
 だから、その前に…弦太朗はもう一回きちんと賢吾と向き合う必要があると思うのだ。



 屋上に着いた友子は、凹んでいる弦太朗にNSマグフォンを差し出した。
 歌星君の設計通りに完成させました、という流星の言葉に続けて、友子は云った。
 「賢吾さんを探しに行って、もう一度謝るべし…」
 
 賢吾が謝る前に、賢吾が自分の感情を抑えてしまう前に、自分を誤魔化してしまう前に、彼の話を良く聴いて、気持ちを汲み取って!…そんな思いをNSマグフォンとともに弦太朗に託す。
 
 その後すぐ、美羽からドラゴンゾディアーツに賢吾が襲われてるという連絡を受けて、弦太朗はフォーゼに変身すると現場へ急行した。
 
 ―――賢吾さんが下手に“大人”になってしまう前に、弦太朗さんが“大人”になって…!!先に折れて…!
 友子はロケットモジュールで飛び立つフォーゼを見送った。


 「今から私も賢吾君を助けに行くから!友子ちゃんと流星君は、そのこと美羽先輩たちに伝えて!」
 屋上から立ち去ろうとするユウキに友子は声を掛けた。
 「ユウキさんも…?」
 大きく頷いて彼女は続けた。
 「だって、私、ライダー部員だもん。ゾディアーツに襲われてる人は助けなきゃ!ね!」
そう云うとユウキは走り去った。 
 彼女は強いな。友子は思う。
 賢吾の説得に失敗しても彼の居場所を護ると決意し、ライダー部員だから彼を助けに行くという。
 『スイッチの力の本質を感じ取る才能でフォーゼを助けてくれ』と賢吾に頼まれて、身動きが取れなくなってしまった自分とは大違いだ。
 そんな臆病な自分は彼に合わせる顔がない。
 だから、今は…――弦太朗とユウキに懸けるしかなかった。
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431 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:06:42.64 ID:d7xzIZ/I
 だが。友子が弦太朗に託した願いに反して、弦太朗に賢吾の本音が全て通じたとは言えない状態で今回の騒動は決着した。
 友子が予期した通り、詫びる弦太朗を制して賢吾が謝罪したのである。
 確かに弦太朗は賢吾に謝った。けれどもそれは何に対する謝罪か弦太朗自身わかっているのか―即ち賢吾が何に傷ついたのか弦太朗は察しているか―は怪しいもので。
 そこがクリアされない限り、これからも似たようなことで弦太朗と賢吾は衝突するのではないかと友子は危惧した。(だから、弦太朗には賢吾の話をちゃんと聴いてほしかったのに。)
 現に、仲直りしたばかりのふたりはラボで口論している。
 「青春の磁力が…また反発してる…」
 友子は嘆いた。


 「えっと…、友子ちゃん…??僕…君に何かした?」
先刻から鋭い視線を感じるんだけど…とラボから出てきた流星に云われて、友子は自分が知らず知らず流星を睨んでいたらしいことに気がついた。
 「…自覚、ないんですか?」
 賢吾から謝るように仕向けたのは流星だというではないか。全く余計なことをしてくれたものである。――そして、気易く名前を呼んでほしくないと友子は思う。
 「自分の胸に訊いてみて下さい」
 そう冷たくあしらうと、友子は流星からソッポを向いたが
 「どういう意味かな…?」
と尚も尋ねてくる流星にカッとなる。
 「あなたなんでしょ?!賢吾さんの方から謝れって云ったのっ…!」
 賢吾さんを悪者扱いして…っ!――心の中で毒づく。
 「歌星君、如月君の思い遣りに気づいてなかったみたいだから」
 ――はぁ?!
 さらに険しい表情で目の前の男を睨みつけると、そんな恐い顔しないでよ、と苦笑いして流星は続けた。
 「今回のことは一方が絶対的に悪いってことじゃない。罪の比重は兎も角、非は如月君と歌星君の双方にある。喧嘩両成敗だよ」
 「それ、あなたが云う?!だいたい、あなたの存在が部内の和を乱してるの!」
わかってるのかと喰ってかかる友子に、うんと返して流星は
 「だから、僕が歌星君を説得すべきだと思ったんだ」
と告げた。
 「歌星君は自分が用済みだと彼自身を納得させる為に自らの感情を清算しようとしていた。
  おそらく、歌星君は自分を律するのに手一杯で、如月君の真意を察する余裕はなかったんじゃないかな。
  けど、それを歌星君に伝えるのは、歌星君を思えば君たちライダー部員には難しいと思って…、
  それで――僕が適任かなって」
 「……賢吾さんを思えば…難しい…?」
 「学園のキングだって…如月君にはあんなにキツく追及してたのに、歌星君を説得するときは何と云ったらいいかわからないって感じだったし。
  皆、歌星君には腫れ物に触るみたいに接してるな…って。皆が歌星君を大切にしてるってのはわかったよ」
でも、と少しトーンを低くして流星は云った。
 「それって…歌星君にとっては…逆に重荷なんじゃないかって思った」
 「え」
 「歌星君は、…皆に気遣わせてる自分を赦せるだろうかって、ね。
  感情的になったことを歌星君が反省していたとして、彼自身の怒りや哀しみを抑え込もうとしていたのなら、
  彼は凄い自責の念を抱いていたと推測できる。だとすると、そんな状態の彼を庇うようなことをしたら、
  歌星君はもっと自分を責めるんじゃないかって。
  皆の気遣いが却って歌星君を追い込んでる――そんな気がしたんだ」
 「!」
 「だから、歌星君に『君の方から如月君に謝って』と云ったんだ。
  “悲劇の主人公”気取りは止めたら?って…彼の神経を逆撫でするようなことを、さ。
  自分の気持ちを誤魔化して、悟ったふうを装って…、そんなことしたら自分を見失ってしまうってこと、
  歌星君に伝えたかったんだ。“大人”になるなら、ちゃんと“大人”になれ、って。
  …そういうのって、皆と親交が浅い僕の口から云うのがベストでしょ?」
僕は元から歌星君に煙たがられてるから、と流星は哂(わら)った。
 ということは。流星は…――敢えて憎まれ役を買って出た、のか…?
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432 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:07:56.32 ID:d7xzIZ/I
 「マグフォンを仕上げようとしたのは…?」
 今一つ釈然としない友子は、頭を整理しようと流星に問うた。
 「ドラゴンを倒すのに必要なものだから。でもって、歌星君がいなくてもゾディアーツはやっつけないといけない。
  自分がいないことでスイッチの悪用を阻止できなかったなんてことは、きっと歌星君の本意じゃないから。
  なら、誰かが作るしかない。僕が勝手にしたことだ、彼は君たちを怒りはしないと思うよ?」
名誉挽回したかったし…と続ける流星の様子は、自分が非難されても何てことはないように思えて、友子は彼の真意を測り兼ねた。
 「結局…マグフォンは歌星君が完成させたんだけど」
やっぱり彼は凄い、という流星の笑い顔はどこか胡散臭くて、友子は不信感を抱いた、が。…それでも、実際に賢吾を説得できたのは流星なのだ。
 「…ムカつく」
友子は云い放った。
 流星と自分の賢吾の見解は近しいようだと友子は感じた。しかし、自分と流星は賢吾への働き掛けが真逆で、どうやら流星の対応の方が正解だったらしい。――それが気に入らない。
 「あなた…ムカつく」
 「キツイな…友子ちゃん…」
 だから名前を呼ぶな。馴れ馴れしい…――不快感を露わにしながらも友子は、でもありがとう、と流星に聴こえないくらいの小さな声で呟いた。(流星は読めないところがあるが、彼の真実がどうであれ、流星が賢吾を気に掛けていたことも事実だ。)
 
 ふいに流星が、こう訊いてきた。
 「君も…自分の気持ち、押し込めちゃうタイプじゃない?そして、ネガティヴ思考…。違う?そういうの、疲れない?」
 …どうして…そんなことっ…と云い掛けて、友子ははたと感じ取り、流星にこう切り返した。
 「『君も』って云った?それって、あなたも本当のことを隠してるってことなんじゃないの?」
 気のせいだよ…と、どもりつつ流星は、慌てた様子で口早に云った。
 「君もっていうのは、歌星君も友子ちゃんもって意味。ふたりとも、考えすぎちゃうとこがあるんじゃないかなーって思っただけ。僕の思い違いならいいんだ、うん」
 怪しい。明らかに動揺している。流星は何かを隠している。
 「誤解は解けたみたいだから、僕はこの辺で…」
 友子がさらに突っ込もうとするより前に、流星はそそくさと去った。
 逃げたか。まぁいい。――いつか問い質そうと友子は思った。
 するとそこで、野座間ちょっといいか?と賢吾に呼ばれ、ラボへ通された。
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433 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:09:37.61 ID:d7xzIZ/I
 気まずい。
 ラボに賢吾とふたりっきり。――はっきり言って気まずい。
 賢吾がライダー部に戻ってきたことに安堵したが、辞めると部室を飛び出した彼を引き留める為に、自分には賢吾が必要なのだ、とか結構な恥ずかしいことを云っしまい、しかも賢吾を説得できなかったことを思ったら…
どんな顔で賢吾と対峙すればいいのか、実は当惑していた友子であった。
 そんな心理状態で友子は今、賢吾とふたり。賢吾の方から声を掛けてくれたことは有り難いが、さて何から話せばいいだろう?
 「君のお蔭だな」
脈略なく賢吾に云われて、
 「え、と…?」
何のことかと友子が問い掛ける。
 「NSマグフォン、見つける手掛かりを掴んでくれたんだろう?」
 「あーでもあれは…」
 手掛かりと言えるのか。
 「君にはいつも助けられている」
 そんなことない…と云おうとしたが。
 「俺が月に取り残されたときロッカーを見つけることができたのも、蠍の毒を消滅させるメディカルエナジーをフォーゼに投与できたのも…
  そもそも、アルター・ゾディアーツとの闘いでファイヤーステイツの真の力を引き出してくれたのも――全て君の才能の賜物だ。
  野座間には感謝している」
 賢吾にそう云われて、友子は気恥しくなった。
 「それなのに俺は…今回のことでは、君に酷いことをした…。すまない」
 頭を横に振って否定する友子に、
 「君が如月と仲直りさせようとしていること、俺はわかっていたのに。わかっていて、俺は君に冷めた対応をした。
  あれは八つ当たりだよな。すまなかった」
と賢吾は頭を下げた。
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434 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:10:46.82 ID:d7xzIZ/I
 「野座間に、御礼と謝罪をきちんと云っておきたかったんだ。それと―」
云っておいた方がいいと思ったことがあって、と前置きして賢吾は続けた。
 「お節介かもしれないが…誰かを説得するからと言って、自分の身体を安易に差し出さない方がいい」
 一瞬何のことかわからなかった友子だが、すぐに思い当たった。
 「セックスのこと?」
 「っ!直接的に云うな!」
オブラートに云ったこっちの配慮は何なんだ…と呆れる賢吾を横目に、友子はそういうことかと納得した。
 つまり、あれだ。――女の子なんだから身体は大事にしなさい とかいう、そんなんだろう。
 優等生の説教か…。と、思っていたら。
 「野座間…そういうことは好きな人とするんだな」
 わかりました、そういうことは嫁入り前は控えます。…え?彼は何と云った…?
 「今なんて…?」
 「…するなら好きな人としろ」
 「すきな、ひと…」
 すきなひと…?え、それってどういう…?――てっきり、女の子からなんてはしたない、的なことを注意されるもんだと思っていた。
だから、この賢吾の発言に頭の処理能力が追いつかない。
 つまり、好きな人とする分には問題、ない…?好きな人となら賢吾のモラル上でもあり…なのか?――ズレた思考になっていることに、友子は気づかない。
 すきなひと、すきなひと、すきなひと。――リフレインするうちに、賢吾の顔が目に入った。…入ってしまった。
 「すき」
 「ん?」
 「賢吾さん…好き」
 云ってから、しまった、と思った。告げるつもりはなかったのだ。賢吾を困らせたくないから。
 …だって、だって、――賢吾さんはユウキさんが好きだから…
 ―――どうしよう…
 違うの、と云うのも変―だいたい違うくない―だし、どうしたものかと、友子は焦った。
 賢吾の方に視線を寄越せば、彼は固まっていた。――賢吾さん、困ってる。
 あのぅと声を掛けると、賢吾は苦笑して、俺が説明不足だったな、と云った。
 「あのな、野座間…“好き”には種類があって…」
 は?――何を云い始めるつもりなんだ、この人は…。まさか…
 「親兄弟に対する“家族愛”、先生や親以外の目上の人に対する“敬愛”、友達や仲間に対する“友愛”…これは、いわゆる“友情”だな、
  それから、異性に抱くのが“恋愛”。ここまではわかるな?」
 ……。何だこれ。何故、自分は恋焦がれている相手から“好き”の定義を懇切丁寧に説明されているのか。…何この状況。
 「俺が云う“好きな人”ってのは恋愛の意味で…つまり――そういうことは好きな男とするものだ、と云っておこうと「……ばか」
 「?」
 「賢吾さんの馬鹿ぁー」
 友子はそう叫ぶと、ラボから出て、ラビットハッチを後にした。
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435 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:11:24.32 ID:d7xzIZ/I
 「野座間?!待て…」
 自分を呼び止める賢吾の声が後ろからしたが、友子は振り向かず走った。


 ―――ありえない。
 あの話の流れで、どうして賢吾は友子が“好きな人”の意味を勘違いしていると思ったのだろうか。――心外だ。
 友子は走った。とにかく走った。学園中を爆走した。縦横無尽に走り回って、着いた先は保健室だった。…賢吾が、よく利用する保健室だ。
 こんなときにまで…――賢吾なのか、と友子は可笑しくなった。


 そこへ、追いついた、と賢吾がやって来た。必死で追ってきたのか、彼の息は荒い。
 「野座間、大丈「来ないで!」
 そう叫んで保健室から出ようとする友子の手を賢吾が掴んだ。
 「離して!」
 「落ち着け。俺が何か気に触ることをしたのか?」
 心配顔で見てくる賢吾に、友子は込み上げてくるものをぶちまけた。
 「賢吾さんは…っ!わたしが好きでもない人と平気でスるような、そんな尻軽女だと思ってるの?!」
 「!…そんなこと思ってない」
 「だったら、どうして…っ」
 ―――あなたはわたしに“好きな人”の意味を説明したの?
 「わたしだって…わかるよ、好きな人がどういう人を指すのかくらいっ…賢吾さんが云ってることもっ…わかる!
  なのに、どうして…――わたしが賢吾さんが云った好きってのを恋愛感情じゃないと勘違いしてるなんて思うの?」
 「!!…悪かった。早合点して君を傷つけた。君が思慮深いということを俺は知ってるのに…ごめん」
 心底申し訳なさそうに云う賢吾に、わかったと告げ、友子は彼の方を向いた。そのことで賢吾と視線がぶつかる。
 顔が近い…!――慌てて下を向く。
 「……」
 「……」
 ふたりして沈黙。

 「…訊いてもいいか?」
 先に口を開いたのは賢吾だった。
 「…は、はい」
 「先刻の話の流れからすると…君が俺の云ったことをわかっているということは、君の云う“好き”というのは――…」
 「え…」
 「いや、何でもない。俺の思い過ごしだ。聴かなかったことにしてくれ」
 「……思い過ごし、じゃない…と思うよ」
 「そうか…って、え?」
 「え?!」
 ―――わたし、何を云おうとしてる…?!
 「俺の都合の良いように解釈していいのだろうか…」
 「え?え?」
 「はっ!俺、口に出してたか?」
 「…賢吾さんの都合の良いようにとか何とか―「なっ?!今の、無し。気にするな。深く考えなくていい」
 「……」
 「……」
 再び沈黙するふたり。
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436 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:12:01.80 ID:d7xzIZ/I
 どうしてこんなことになったのだろう。わだかまりを払拭するはずだったのに。
 何故ふたり揃って黙り込んでいるのだろう。折角、彼が気にしてくれたのに。…これじゃ、台無しだ。
 自分は何をいきり立っているんだ…。――少し考えてみれば、馬鹿みたいだと友子は思う。
 賢吾に想いを伝えるつもりはなかったのだから、彼に対する“好き”が友情の意味だと彼に思われてもいいではないか。
けれど自分は…それを否定した。
 ―――何やってるんだろ…わたし…
 たぶん、勘づかれた。自分が彼に抱いている気持ちが何であるか、聡い彼なら気づく。――こうなったら…仕方がない。
 
 
 「好きだ」
 ―――…!
 友子が云うより早く。それは、彼女の耳に届いた。
 なんですと?!――その言葉に、胸が高鳴った。
 好きって聴こえたような…?誰が、誰を…?
 「俺は…君が好きだ」
 「賢吾、さん…?」
混乱する友子を余所に、野座間が好きなんだ、と賢吾は確かにそう告げた。
 「……嘘…」
 「嘘で云うか、こんなこと。…本当だ」
 「……だって、賢吾さんは…――ユウキさんが好きなんでしょ!」
 「??何故そこでユウキが出てくるんだ?」
 「ユウキさんと一緒だと、賢吾さん、雰囲気が柔らかいから」
 「君だって、ユウキといるとき、表情が柔らかいぞ」
 「そ、かな」
 「ユウキといるとホッとするが、それは君も同じだろう?」
 やっぱりユウキさんに安らぎを感じてるんだぁ…――賢吾の一言に反応してしまう。
 「君といるとドギマギする」
 「…」
 「沈黙が恐い。自分が自分じゃなくなるような気がする。俺は君に対する感情を持て余し気味だ」
 云っていることわかるか?と賢吾が真っ直ぐ見てくる。――友子は赤面した。
 鼓動が早い。トキメく心を鎮めようと、友子は一度、すぅっと深呼吸をした。そして… 
 「好き」
 ぽつりと云った。
 「!」
 「わたし、賢吾さんが好き」
 白状した。
 「?!…本当に?」
 友子は、こくりと頷いた。
 「待ってくれ…。……っと…、君は…――如月が好きなんじゃないのか??」
 はい?――なんで弦太朗が出てくるのだ…。
 「弦太朗さんは何でもない…」
 「そうなのか…?」
 「云ったじゃない…『わたしの居場所はあなたの隣』だって。『わたしにはあなたが必要』だって、そう云ったじゃない…」
 「………」
 賢吾は思考が停止したらしい。が、しばらくののち、そうか、と漏らした。
仮面ライダー総合エロパロスレ16
437 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:14:10.24 ID:d7xzIZ/I
 「君の言葉に揺れそうになった」
 賢吾がそっと云った。
 「野座間が引き留めに来てくれたとき…嬉しかったが、正直どう接すればいいかわからなかった。
  君は――如月の為に俺を説得しようとしているんだと思ったから」
そう話す彼は少し辛そうだった。
 「俺がゾディアーツ退治に役立つかというのは実際に思ったことだ。自分が捻ていたのは否めないが、心にもないことを云った訳じゃない。
  …ただ、それを君に聴かせるのは酷だった。反省してる。――そのときは君の言葉に流されないようにと、そればかり考えていたんだ。
  君には申し訳ないことをした」
 それじゃあ、賢吾に辞めないでと訴えたとき、フォーゼがすべきこととか仮面ライダー部の在り方とかを語り、
論点をすり替えるかのような、友子の言葉を躱すかのような、そんな態度を彼が執ったのは――…彼自身を保つ為…?
 『君の言葉に揺れそうになった』?――賢吾さんに、わたしの言葉は届いていたの…?
 「君が『仮面ライダー部を辞める』と云ったとき――いっそ野座間の手をとるか、と一瞬思った。…すぐに巻き込んではいけないと考え直したが」
 だからなのか、彼が『もう俺のことは放っておいてくれっ!!』と声を荒げたのは。
 「まさか、野座間が――自らの体を使ってくるとは思わなかった…」
 賢吾と繋がりたくて、友子が執った最後の手段。…彼は誘いに乗ってくるどころか、焦りもせずに大人な対応をしたけれど。
 「見上げてくる君は迷子みたいだった」
 「…!」
 「君のその瞳を見て、仲違いをした如月と俺が本当に心配なんだなと思った。君は本気で俺のこと気にしてくれてるんだとわかった。だから…」
君を安心させようと『君と俺は繋がっている。心配ない』と云ったんだ、と賢吾は告げた。
 『繋がってる』と、『君は前に云ったな、仮面ライダーは正義のヒーローだと。…俺も同意見だ』と、
そう云った賢吾の眼差しが穏やかだと感じたのは、その言葉が彼の本音だったからなんだ。
 だから、自分は彼のその言葉で身動きが取れなくなったのだ。賢吾の「頼む」という気持ちに頷くしかなかったのだ。
 「それでつい気が緩んで、告白めいたことを云ってしまった。…君と離れてから気がついたんだが」
 「?!…告白??」
 そんなこと…いつ、賢吾に云われただろうか。
 「『君が隣にいなくても俺は君と繋がっていると実感できる』と云ったが、これは…俺が、そう信じたかったんだ。
  離れても君と繋がっているかどうかは、現実にはわからない。けど、俺は信じたかった。君と俺は繋がってるって。
  <随分なことを云ってしまった…考えてみれば、まるで告白じゃないか…>と後から思った。
 しかも俺は、君がどう思っているか訊いてしまった。戸惑わせただろう…?」
 な…っ、なんだそれ。――『野座間はどうだ?』というのは、そういう意味を含んでいたのか…。
 「賢吾さん…それ、無理」
 「何?」
 「その言葉、普通は告白って思わない…」
 「そ、そうか…?」
 「じゃあ、もしかして…わたしの才能でフォーゼを助けてほしいって云ったとき、『俺の分も』って付け加えたのは…――「あぁ。欲が口をついて出た」
 あーやっぱし。
 「俺のこと片隅でいいから気に掛けてほしいという願望が、はみ出したんだ。君の気持ちを考えず一方的に伝えてしまった…」
 いやいやいや…それが告白だと考えられるか!――賢吾のそれが告白なら、友子の言葉の方が余程だろう。
 「わたしが云ったことの方が告白っぽい…」
友子が思わずそう零すと、如月の為に必死なんだと思っていたから、と賢吾に返された。
 「だから、君が俺と共に転がり込んだとき、君が如月の為にそこまで身体を張ることはないだろうと思って――「それで、『好きな人としろ』と?」
 「そういうことだ」
 ふぅーと互いに息を吐くと、どちらからともなく、ぷっと吹き出した。
 「…わたしたち、お互いに片想いだって思ってたんだ」
 「そうなるな」
 「何やってんだか」
 「全くだ」
仮面ライダー総合エロパロスレ16
438 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:15:45.47 ID:d7xzIZ/I
 「賢吾さん、どうしたの?顔、紅い…」
 「!あ、いや、っ…野座間の気持ちを知って、君に云われたことを改めて思い返したら……」
急に恥ずかしくなってきて…と賢吾が云った。
 今頃…?!今になって照れているのか?!


 …あ、でも。と友子は、賢吾に云われた言葉を反芻した。

 『君と俺は繋がっている』

 確かに、賢吾の気持ちを知った上で彼に云われた言葉を思い出すと…ドキドキする。
 彼の言葉に、自分また――心を奪われた。


 
 「シよ…」

 「………は…?」
 たっぷり30秒は間を空けて、賢吾が間の抜けた声を出す。
 「だから、セッ「云わなくていい!」
 続く言葉を賢吾が阻んだ。
 「冗談、なんかじゃない」
そう云う友子に、わかってるよ、と返し
 「君は、そういう冗談は云わない。だから却って困るんだ…」
賢吾は溜息を吐いた。
 「ここ、保健室だし…ベッド、あるよ?」
 「そういう問題か!」
 「駄目なの?……好きな人とスるのはいいって云った…」
 「ちょっと待て!誰もそこまで断言していない!するなら好きな人と…と云ったが、…好きだから即それ、というのはマズいだろう…」
 「なんで?…やっぱりわたし、魅力ない…?」


 『シよ…セックス』。――あれは一世一代の賭け、賢吾と繋がりたくて執った切り札だった。
 なのに…あんなことになっても賢吾は理性的だった。彼は流されることなく、『君と俺は繋がっている。心配ない』と云ったのだ…まるで聴き分けのない子供を嗜めるように。
 好きだと云ってくれた賢吾を信じていないのではない。
 ただ…――そのときの賢吾は最後まで理性を保っていた。友子がいくら自分の気持ち―『わたしの居場所はあなたの隣』とか『わたしにはあなたが必要』とか―を訴えても、賢吾は彼の気持ちを返してくれなかった。
感情でぶつかる友子に対して、賢吾は理屈で応えたのだ。
 
 『見上げてくる君は迷子みたいだった』。――今しがた賢吾に云われた言葉を反芻する。
 確かに、あのときの自分は<おいていかないで>と思っていたから、迷子のような顔をしていただろう。彼においていかれたら自分はまた見失ってしまう、と。
 そこまで感じ取ってくれたのに、どうして肝心な想いに気づいてくれなかったのだろう。――賢吾は、駄々をこねる子供を宥めるように、友子を諭した。
 なんで優しくするの…――あのとき去っていく賢吾の背中を見ながら、友子は傷ついていた。
 わたしの前から去っていくなら、わたしを連れて行ってくれないなら、何故あんなに優しい言葉でわたしを安心させようとしたの?こんなことなら、鬱陶しいと突き放してくれた方がマシだ。
 やんわりと拒絶された。――そう思った。
 それは、自分に魅力がないということを突き付けられたも同然だ。だから…――彼の本当の処が知りたい。
仮面ライダー総合エロパロスレ16
439 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:17:08.06 ID:d7xzIZ/I
 「わたしが、年下だから…子供扱いなの?」
 心はとっくに攫われているのに。身体は奪ってくれないのか。――淋しくなって下を向く。
 
 両肩に手を置かれた。
 顔を上げると、賢吾の顔が近づいてきて……――友子の唇に何かが触れた。
 
 温かい。唇に温もりを感じる。

 ―――ナニガオキテイルノ…?

 しばらくすると、唇の熱は離れていった。
 それがキスだったと気づいた途端、友子は心臓が爆発しそうになった。

 「顔、真っ赤だぞ?」
 「――…っ///」
 だって!
 「賢吾さん、が…」
 キス、なんてするから…っ
 熱い。顔が熱い。というか、全身が熱い。

 「…君の気持ちを知った以上、俺は遠慮しない。だから…あんまり煽るな」
歯止めが効かなくなる、と告げる賢吾に
 「いいよ…賢吾さんなら」
友子は紅い顔のまま云った。
 「キスしただけで息あがってるのに、説得力ないぞ…」
 うぅぅー…そうだけど!――本気の本気でそう思っているのだ。
 心臓が煩い。心拍数は確実に上がっている。――キスだけでこんなになるなんて思ってなかった。
 「でも、本当に―「君をおいて行ったりしないから…」
シていいよ、という言葉は賢吾に遮られた。
 「もう『君が隣にいなくても俺は君と繋がっていると実感できる』なんて綺麗事は云わない。君にはずっと俺の傍にいてほしい。
  君に何も云わずに君から離れることはしないから。だから…」
俺を信じてくれないか?と賢吾は真摯に伝えてきた。
仮面ライダー総合エロパロスレ16
440 :『only You 〜後編〜』[sage]:2012/03/05(月) 12:25:24.55 ID:d7xzIZ/I
 「野座間…??泣いているのか?!」
慌てた様子の賢吾に、友子は首を横に振って
 「…嬉しくて、」
と涙ながらに返した。
 「泣くな…。…メイク、落ちるぞ」
 「…賢吾さんには、素顔、見られても平気」
 友子がそう云うと、賢吾の胸に抱き寄せられ、早く泣きやめよ、と頭を撫でられた。

 ドキッドキッ――彼の心臓の音がする。
 ―――そっか…、賢吾さんもわたしと同じ気持ちなんだ。嬉しくて、ちょっぴり恥ずかしくて…、それでドキドキしてるんだ。
 ―――『好き』って思ってるのは、わたしだけじゃない。『欲しい』と思ってるのは、わたしだけじゃないんだ。

 「もういいよ」
友子が抱き締められた体勢で賢吾の顔を仰ぎ見て、微笑む。
 「…!」
 友子の微笑みに、賢吾は照れたのか、彼女を自分の腕から解放すると、顔を背けてこう云った。
 「野座間、君に見てもらいたいスイッチがあるんだが…」
 「わかった…。ラビットハッチに戻ろ、…賢吾さん」
 部室へと歩き出した賢吾の少し後ろを友子は追(つ)いていく。(後ろからでは賢吾の顔は見えないけれど、彼の耳が未だに真っ赤なのがわかったから、横に並んで歩くのは控えた。)



 大丈夫。今度は、おいていかれるんじゃない。手を繋がなくたって、もう彼と自分は繋がっている。
仮面ライダー総合エロパロスレ16
441 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/03/05(月) 12:26:02.17 ID:d7xzIZ/I
以上です。


自分、実は >>212 で >>266 で >>335 なのだが
妄想を文章にするのって難しい…

>>228 さん、ありがとうございます。
あなたの一言で、最後まで頑張れました!


長々と乱文、失礼致しました。
仮面ライダー総合エロパロスレ16
442 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/03/05(月) 12:30:05.76 ID:d7xzIZ/I
うわー…最初の名前欄にNGワード入ってない…
申し訳ございません。
フォーゼにリミットブレイクされてきますー


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