- ゴッドイーターでエロパロ 捕食10喰目
131 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/02/25(土) 23:51:32.98 ID:YDMQfAjH - 男主人公×アリサ投下
パロディ要素アリなので嫌いな人はスルーで
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132 :超刺激的イーターデイズ[sage]:2012/02/25(土) 23:56:03.11 ID:YDMQfAjH - 「魑魅魍魎跋扈する、この地獄変……。
アリサ・イリーニチナ・アミエーラは――――此処にいます!」 アリサ、爆現。 煉獄の地下街に突如出現したという異常進化を遂げた複数のセクメト、その討伐の為。 彼女、アリサを含む第一部隊の面々は神機を携え、各々駆け出してゆく。 集団戦となると狭い地下街の通路では飛行可能な敵にやや分があり、出来れば各個撃破の単騎戦が望ましい。 既に第一部隊隊長、コウタ、ソーマの3人は予定配置箇所に到着し、交戦を開始。 アリサもまた万一の際の退路を確保しつつ、挑発フェロモンを使用して上手い具合に標的を誘い出し、対峙と相成った。 『ギェェェ……!!!』 「っ……負けませんよっ!」 銃形態のレイジングロアによる射撃もそこそこに。 すぐさま剣形態のアヴェンジャーへと神機を切り替え、勇猛果敢にセクメトへと剣撃を見舞うアリサ。 ビリビリと神機を通して両腕に伝わる激しい反動が、敵の強固な守りを如実に物語る。 やはり偵察班の報告通り、異常進化により外見も著しく変貌し、従来のセクメトよりも数段防御力が増しているらしい。 あまり時間をかけ過ぎると、灼熱の環境下に適応している分、敵の方が有利になる。 いかに肉体が強化されている神機使いと言えど、溶岩の海と化した地下街に長く留まるコトは出来ない。 あと数分で目の前の敵を片づけ、部隊の仲間達と合流、アナグラ(極東支部)へと帰還する。 その為にも、アリサはこんなトコロでもたもたしているワケにはいかないのだ。 奇声を上げながら火炎弾を次々と放出するセクメトを見据えながら、不倶戴天の敵を滅さんと、アリサは高らかに言い放った。 「神は過ちを犯しました……。 貴方のようなアラガミを、この世に在らしめた過ち……私が正します!!」 その命、神に返しなさい。 強制解放剤改を服用し擬似的ながらもバースト状態となったアリサは、セクメトの放つ火炎弾を物ともせず。 この戦(いくさ)を制すべく、バースト状態の途切れる30秒という限られた時間の中で、幾百もの剣撃の火花を、怨敵との間に散らしたのだった。
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133 :超刺激的イーターデイズ[sage]:2012/02/25(土) 23:59:20.43 ID:YDMQfAjH - 「いやぁ、実に興味深いねぇ」
支部長代理としての職務よりも、やはり異常進化したアラガミの生態の方が興味をそそるのか。 煉獄の地下街での死闘(ミッション)から帰還した第一部隊の映像報告を確認した 現フェンリル極東支部・支部長代理、ペイラー・榊博士は満足げな笑みを浮かべている。 榊への報告の為、支部長室に赴いたのは第一部隊隊長と、随伴のアリサの2人。 「キミ達が遭遇したセクメトの群れだけど……とてもユニークな進化を遂げているねぇ〜」 コウタとソーマは榊の話が長くなりそうだと、アナグラに戻った直後、自室に戻って行った。 アリサも出来れば彼ら同様、自室に戻ってさっさとベッドに寝転がりたいトコロではあった。 が、隊長だけを榊の長話に付き合わせるのも酷だと思い、健気にも彼に付き合うコトにした次第だったのだが―――――。 「頭部、翼部、脚部にそれぞれ、タカ、クジャク、コンドルの特徴が見受けられる……うーん、素晴らしい」 「タカ、クジャク、コンドル……ですか?」 「仲間同士で共食いした結果こうなったのか、はたまた自己進化の結果なのか…… 仮に自己進化だとすると、あれだけ洗練されたセクメトから更に進化を遂げたいという“欲望”の産物とでも言うべきか。 シユウ堕天種とも亜種のヘラとも異なる進化を遂げている……これは研究の価値が大いにありそうだねぇ。いや、御苦労様」 「は、はい……」 メガネの奥の瞳(と言っても、常に閉じた状態なのだが)でニコリと榊が笑ったのを見て、アリサは安堵する。 ようやく報告を終え、部屋に戻るコトが出来ると確信したからだ。 「御苦労様」と榊が口に出す時は、彼の長い話が終わったコトを意味するのだと、経験上アリサは知っているのだ。 「それでは、私達はこれで。……失礼させていただきます」 「うん。しばらくはミッションに出なくていいよ。第二班と三班にやってもらいたいコトもあるしね」 榊に見送られ、そのまま支部長室を退出するアリサ達。 ふぅ、と吐息を漏らし「榊支部長代理って、ほんと話が長いですよね」と苦笑いするアリサの隣で 第一部隊隊長たる少年もまた少女につられるように、やや疲れを交えさせ、微笑んだ。
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