- 牙狼<GARO>でエロパロ
210 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/01/06(金) 00:53:33.19 ID:97sFD8SE - 書いているのだがなかなかエロに行きつかないでござるよ
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212 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/01/06(金) 01:54:45.83 ID:97sFD8SE - でけた
投下したいんだけど、文字数制限って何文字だっけ?
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213 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/01/06(金) 01:59:49.92 ID:97sFD8SE - とりあえず投下してみる
鋼牙とカオルで、二期十話直後の話 *ふたりエッチ初めてじゃない *無理矢理に見せかけた和姦 *嫉妬鋼牙さんが書きたかった 別人具合ぱねえ…次から行きます
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214 :ありがとう 1/3[sage]:2012/01/06(金) 02:01:01.60 ID:97sFD8SE - カオルの顔を見たら、霊獣の絵の礼を言うつもりだった。
「あっ鋼牙! おかえりー!」 控えめに鋼牙の部屋の戸を開けて覗き、ぱっと顔をほころばせたのは、無論カオルで。 元々泊まっていくつもりだったらしい、相応のラフな格好をしていた。 夜も更けた頃に男の部屋を尋ねるには、幾分遠慮してほしいところだが…… 「ねー。……気づいた?」 「何がだ」 そろそろと入ってくるカオルは、鋼牙の部屋の奥にあるボードにそれとなく目をやっていた。 かなりあからさまな態度だったが、鋼牙が何か言うより早く、カオルは「あっ」と声を上げる。 「絵、ひょっとしてもう見たの?」 「ああ」 深く身体を預けていた椅子から起き上がり、鋼牙は手元にあった一枚の絵を取り上げた。 カオルは照れたようにはにかむ。 「今日ね、霊獣に会いに行ったの。レオ君と」 「レオと……?」 冷静によく考えてみれば、彼以外にカオルが霊獣と会う機会を作れる者などいない。 だがそのとき、鋼牙の胸に去来したのは別の感想だった。 「レオと、二人だけで行ったのか」 「うん、そうだよ。気の流れに沿って……獣道を通ってね」 笑顔で返されるカオルの言葉に、鋼牙の眉が寄る。 「気の流れを見るということは、邪気が見えるということだ。危険な道中になる」 「んー……そ、そうでもなかったかな」 「運が良かっただけだ。一歩間違えば、魔界の獣に襲われていたかもしれないんだぞ」 いつの間にかカオルに詰め寄っていた鋼牙は、やれやれと首を振った。 「おまえは不注意が過ぎる……レオにも、厳しく言っておく」 「待ってよ! レオ君は、私が行きたいってワガママ言ったから、付き合ってくれただけなの!」 レオを庇うカオルの言葉に、鋼牙の渋面がさらに険しさを増す。 「レオも大概だが、おまえもだ。 カオル、おまえは魔界のモノから身を守る術は何も持たないということを少しは自覚しろ」 「なっ……」 さっとカオルが表情を変える。 言い過ぎた、と鋼牙が気づいた瞬間、カオルはばっと踵を返した。
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215 :ありがとう 2/3[sage]:2012/01/06(金) 02:01:21.40 ID:97sFD8SE - 「カオル!」
「離して!」 咄嗟に捕まえた腕が抵抗する。鋼牙を振り払えないので、カオルはきっと、睨みつけるように振り返った。 「なによ、どうせ私には何の力もないわよ!」 一声上げると、急に勢いを失ったかのように、カオルは視線を彷徨わせた。 「いっつも足手まといになってばっかだし、鋼牙にもレオ君にも迷惑かけっぱなしで……」 「違う、カオル。言い過ぎた」 「私に出来ることはせめて、絵を描くことだって、思って……」 そのあとは言葉にならなかった。 大きな瞳から零れる滴に、鋼牙の胸は締めつけられるように痛む。 同時に、己の愚かさに眩暈がしそうだった。 逃げようと身を捩るのを、強引に引き寄せ、腕の中に閉じ込める。 「すまん」 「い、いいの、私が……馬鹿だっただけだから、迷惑、よね」 「違うと言ってる。俺にはおまえが必要だと、言ったことがあるだろう」 見下ろすが、カオルは鋼牙の胸に顔を押し付けてしまっていて、表情が見えない。 代わりにくぐもった声が応じた。 「……もういいの……」 駄目だ。 ぐすぐすとカオルがしゃくり上げる声だけが、静かで広い室内に響く。 鋼牙は彼女を胸に抱き、頬を頭に預けたまま、尋ねた。 「……どうすればいい?」 「え……?」 「どうすれば信じられる?」 カオルの肩を掴んで引き離し、鋼牙は昏い気持ちで、虚を突かれたように目を丸くするカオルを見つめた。 「おまえが必要だ、と……」 そしてそのまま、口づける。 優しい唇の触れ合いから、徐々に激しく、熱が灯る。 柔らかい口腔を求めるうち、鋼牙の舌がカオルのそれを蹂躙する。 息苦しそうに眉根をきつく寄せるカオルだったが、たどたどしく、だが少しずつ、鋼牙の求めに反応し始める。 不意に力が抜けたカオルの腰を、鋼牙は支えた。反動で唇が離れる。 銀糸の先にあるのは、恍惚したカオルのほの赤い顔。 ぞくり、と。鋼牙は体に熱が走るのを感じた。 「こう、が……」 「カオル」 軽く啄むように唇を落としながら、鋼牙は薄い服の上からカオルをまさぐった。 先端の敏感な部分に布越しながら触れるとき、カオルの表情が切なげに歪む。 性急に鋼牙は手の位置を下げていった。ネグリジェをたくし上げ、下着に触れる。 「あ……」 カオルが反応した。小さく仰け反る身体を支えたまま、下着に添えた手を撫でるように動かす。 固い指先が触れる、柔らかく――温いところ。
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216 :ありがとう 3/3[sage]:2012/01/06(金) 02:01:48.33 ID:97sFD8SE - 「あ、やっ……」
弾力を楽しむように股間に指を沿わせる。 親指で陰核を押しつぶすようにして揺らすと、声は高くなった。 「あっ、あっ……鋼牙、んぁ」 ショーツが足首に落ちると、鋼牙は指をカオルのうちに沈めた。 くちゅくちゅと鳴る水の音。 「っ……ん、あ、あ、うぁ……んゅ」 キスは続いている。カオルが首に腕を絡め、すがりついてきた。 自然、密着する身体に熱を感じ、鋼牙は陶然とした――カオルが、真っ赤な顔を、潤んだ瞳を上げる。 「ん、すご、当たって、る……」 甘い声だが恥ずかしそうに告げられ、鋼牙はわずかに眉をひそめた。 体勢を変えるため、カオルの背を壁にもたれさせると、屹立した己自身を取り出した。 背を抱いたままカオルが目を丸くする。 「え、ここで――ああっ」 引っかかっていたショーツから片足を抜がせて持ち上げると、鋼牙はカオルの中に己を沈めた。 「んんっ……鋼牙ぁ……」 「……っ、何だ」 ぐちゅり、と。 鋼牙を飲み込んで、カオルは笑う。 昼間の彼女とは違う、女のにおいが、薫る。 「なまえ、よんで……」 舌足らずなお願いに、鋼牙は思わず息を呑んだ。 「カオル」 「! あっ……」 一気に引き、そして再び深く。 収まりきらない熱を打ちつけるように、鋼牙は動き始めた。 「カオル……」 「ん、あっ、あっ、あぁ、あ」 段々に激しさを増していく。 「俺が、求めてやまないのは、おまえだ、カオル……おまえ、だけだっ」 「んぁっ……は、げし、こ、が」 「カオルっ……!」 これほど愛しいと想うのに、ひどく傷つけてしまう。 ――それでも俺の身を案じ、受け入れてくれるのは。 「おまえだけだ、カオル……」 「あ……っ……・んぁ……」 大粒の涙をこぼしてよがるカオルに、鋼牙は身も焦がすような熱をぶつける。 意識が白く弾けた。鋼牙を抱きしめるカオルは、注ぎ込まれる彼を受け止めるように震える。 「鋼牙……」 「……すまない」 荒い息をつきながらへたれこみそうになるカオルを、鋼牙は何とか支えた。 彼女の脚の間からたれる白濁色に、今更ながら情けないような後悔のような感覚が鋼牙を襲った。 「すまない」 「……どうして謝るの?」 不思議そうに見上げてくるカオルを、鋼牙はもう一度抱きしめる。 「……俺はあまり、言葉で伝えることが得意じゃない」 「……うん、知ってる」 「だから……おまえを傷つけることもあるだろう、今のように」 「うん。でも……伝わったよ、ちゃんと。鋼牙の、気持ち」 ぎゅ、と。背中に回された細い腕に、力が籠る。 「私こそ、ごめんね。信じてるから、ちゃんと」 「……ああ」 何より愛しい。胸の中に落ちる昏い、黒い陰我にすらなりそうな感情を、カオルが溶かしていってくれる。 鋼牙は意を決して、口を開いた。 「霊獣の絵のことだが――」 腕の中で、カオルがぱっと顔を明るくさせる。 ――続いた鋼牙の言葉に咲く、大輪の花。 この笑顔を守るためなら、俺はどこまでも戦えるだろう。 そう、思わせる笑顔だった。
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217 :名無しさん@ピンキー[sage]:2012/01/06(金) 02:02:22.78 ID:97sFD8SE - 以上です。うひっ恥ずかしい
エロ難しいね…
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