トップページ > エロパロ > 2011年05月13日 > s8hm0Dfj

書き込み順位&時間帯一覧

15 位/551 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000010000000000517



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@ピンキー
◆STwbwk2UaU
足りないモノ ◆STwbwk2UaU
ヤンデレの小説を書こう!Part46
ヤンデレの小説を書こう! Part45

書き込みレス一覧

ヤンデレの小説を書こう!Part46
288 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/05/13(金) 11:33:48.38 ID:s8hm0Dfj
とりあえず、part45を埋めないか?
色々あったけど、お世話になった前スレは埋めるべきだと思うんだ。
ヤンデレの小説を書こう! Part45
966 : ◆STwbwk2UaU [sage]:2011/05/13(金) 22:43:44.19 ID:s8hm0Dfj
埋めSS投下
>>962
つまり、こういうことだな?
ヤンデレの小説を書こう! Part45
967 :足りないモノ ◆STwbwk2UaU [sage]:2011/05/13(金) 22:44:21.83 ID:s8hm0Dfj
――アクリル絵の具をペタペタと重ねる自分に、もし格闘の才能があればどうなるだろう。
格闘技でも極めるんだろうか?
それでもやっぱり、絵を書くのは止めないんだろうな。
楽しいし。

でも、好きなものには才能欲しいよなぁ……


…なんてことを考えながら、自分は今、次の絵画コンクール用の作品を仕上げている。
先輩の部長もいい絵になりそうだと言っていたし、きっと今回は受賞してくれるやもしれん。
今日中に下塗りだけは完成させてやる…っ!なぁ俺の作品よ……!
そう、今この部屋にいるのは自分とこのふつくしいアクリル絵(予定)……

「なぁ、なんで無視するんだ?」

……と、お馬鹿な幼なじみだけだ。
今めっちゃ集中しているというのに、空気読め幼なじみよ。

「お前ってさー、さっきぶちょーと話してたろ?なんで俺と話さねーの?」
自分は黙ってペタペタと、黒と青の絵の具をキャンバスに走らせる。
「なんか言えよー、俺さみしーんだけどー」
キャンバスの隣でギャーギャーと、わめき立てる幼なじみを無視する。
黙ってりゃ美人って言われるような顔なのに、どうしてここまで人はしゃべってしまうのか。
永遠の議題である。
そして自分は正直面倒くさ……心が辛いが、作品のためだ。
あくまで筆をはしらせる方を優先させる。

ヤンデレの小説を書こう! Part45
968 :足りないモノ ◆STwbwk2UaU [sage]:2011/05/13(金) 22:44:52.76 ID:s8hm0Dfj
「お前の作品は俺にひょーかされればそれでいいじゃねーか。
 ぶちょーと話すことなんてねーだろ?なー?」
……このお馬鹿な幼なじみに教えておいてやらねばなるまい。
部長の凄さを。

「あのな、うちの部長はコンクールで常に受賞してんの。
 自分みたいな凡人と違うの。アドバイス欲しいの。
 分かる?」
昔のアニメで、あるパイロットは言った。
『火力が足りない分は気合でカバーする!』
名言だ。
しかし現実は結構厳しい。
才能が足りない分は気合でカバーできると思っていたが、
気合じゃなんとか出来ない部分が、自分には圧倒的に足りなかった。

「アドバイス?俺がしてんじゃねーかー。
 だいたい、お前の絵すごくいいぞ!
 なんていうか……すごいぞ!」
「お前そればっかりじゃねーかっ!!」
思わずツッコミをいれてしまう。おのれ……
「だって、すげー以外に何言えばいいかわかんねーもん。
 でもすげー!お前の作品落としたシンサシャは目がフシアナだな!」
節穴ですめば受賞は要らない……
要らないんですよ幼なじみさんっ!

「……とりあえず、自分は部長と相談してこの作品を仕上げるんだ。
 邪魔するなら帰れ。」
ちょっとぶっきらぼうになってしまったが、言いたいことは間違ってない。

「俺が邪魔だってのか……」
バカの雰囲気が変わった。

ヤンデレの小説を書こう! Part45
969 :足りないモノ ◆STwbwk2UaU [sage]:2011/05/13(金) 22:45:14.60 ID:s8hm0Dfj
「邪魔なのは…あのクソアマのほうだろ……なんだあのアマ……お前に軽々しく近づきやがって…
 お前に近づいていいのは俺だけだ……俺だけがお前の絵を見るんだ……」
今はいない部長の席を、目からビーム出せそうなほどに強く睨みつける。
自分としてはたくさんの人に見てもらいたいんですけど、絵ってそういうもんじゃ…

「それなのにお前はあのアマにばっかりかまって………
 あのアマのほうがいいのか?俺より絵が好きなのか?あのアマが好きなのか?」
お前より絵が好きなのは間違いないが、論点が変わってないか?

「ちくしょう…ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうっ!
 あんな女に取られるくらいなら…っ!」
近くにあったモノを握り締め、俺に襲いかかる。

「やめろ!それは……っ!」
そう、あいつが手にとったものは………

「―アクリル絵の具のチューブだ……」
絵の具、だった。

「…えっ?」
バカの頭に疑問符が浮かんでいる。
俺がえっ?だよバカヤロウ。
チューブで何する気なんだっての。

「……ぐぬぬ」
手に持ったチューブを見て、凶器足りえないことを理解したバカは、
今顔真っ赤にしている。
可愛いが、とってもシュール。


「足りない威力は……」
いや、チューブはどう頑張ってもチューブだ…

「―気合でカバーだ!」


――訂正しよう。アクリル絵の具は凶器になる。
誰でも、壁を貫通して、廊下向こうのコンクリを抉っている
青色ぺんてるを見たら同意せざるを得ないだろう。

「ふ…ふふふ……俺は絶対に……認めないからな……」
あいつがチューブとか筆を鷲掴みにしたのを見て、
俺は全力で逃げた。



足りないモノを気合でカバーする。
実に素晴らしいことだと思う。
でもな……
足りない知恵を気合でカバーしてはいけないんだと、
極彩色のレーザーが飛び交う廊下の中、ただ走りながら思った。
ヤンデレの小説を書こう! Part45
970 : ◆STwbwk2UaU [sage]:2011/05/13(金) 22:46:06.89 ID:s8hm0Dfj
投下終わり。

ボブの絵画教室パネェ
ヤンデレの小説を書こう! Part45
972 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/05/13(金) 23:21:54.54 ID:s8hm0Dfj
あ、いい忘れた。
◆XzMuEFMF0Eさんは好きなヤンデレを書くといいよ。
前にどんなSSが合ったとか、気分次第で無視していい。
是非頑張ってください。

>>971
他の人がたくさん書いてるじゃないですかァーっ!


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。