トップページ > エロゲネタ > 2015年12月28日 > aCVaB3y90

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永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 33

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永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 33
829 :女王陛下の憂鬱 1[sage]:2015/12/28(月) 23:55:06.04 ID:aCVaB3y90
「…あ!」
買い物リストの書かれた紙片に目を通していたエスペリアが小さく声を上げた。
「申しわけありません、ユート様、買い忘れが…」
「ああ、いいよいいいよ、俺、この辺を見ながら待ってるから」
活気にあふれる市場を見回しながら、悠人は答えた。
この地に転送されて以来、あまり見たことのない景色は彼にとってどこか懐かしさを感じさせるものだった。
「さて、と」何度も振り返るエスペリアに苦笑しつつ手を振り終えて、悠人はもう一度ぐるりを見渡した。
石畳の洋風な市場は、地球のそれとよく似ていたが、しかしところどころに武器を売り買いする店が点在するのは、
この国が、いや、この世界が戦場に他ならないことを示してもいた。
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830 :女王陛下の憂鬱 2[sage]:2015/12/28(月) 23:57:52.89 ID:aCVaB3y90
「あれ?こっちだっけ」
悠人は呟いた。自分ではそれほど歩き回ったつもりではなかったが、元の場所を目指して曲がった角の先は、
先ほどエスペリアと立ち別れた場所とは明らかに風景が違っていたのである。
「…この年で迷子はヤバいな」
見覚えのある目印を探す悠人の目が泳ぐ。
陣羽織のような服と腰にぶら下げる武骨な剣。
ただでさえ彼のいでたちは、こちらの世界の住人とはかけ離れているのだ。
もし道行く人々に見とがめられて、騒ぎにでもなれば、立場の弱いエスペリアが彼に代わって責められるかもしれない。
「こっちかな」
よそ見をしながら別の角を曲がったと同時に、悠人はどすん、と何か柔らかいものに衝突した。
「きゃっ!!」
悠人の体に伝わる衝撃とともに、少女の悲鳴が聞こえた。


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