- 処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
636 :名無しさん@初回限定[sage]:2011/03/06(日) 00:17:56.31 ID:9cpSk9Mn0 - 乙
楽しみにしてます ところで二、三レスで終わるような短い小ネタでも良いのかな?
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- 処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
643 :名無しさん@初回限定[sage]:2011/03/06(日) 23:28:19.92 ID:9cpSk9Mn0 - >>638
なんかハードル上げられた気がするがw 大分前に思い浮かんだ順一の男の娘判定の原因を考えてみた 三レスだから支援無くても大丈夫かな?
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- 処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
644 :名無しさん@初回限定[sage]:2011/03/06(日) 23:28:30.70 ID:9cpSk9Mn0 - 数年前の事…
薫子と喧嘩して家を出て当てもなく彷徨っている順一 「はぁ…ったくお嬢あんな調子じゃ嫁の貰い手なんていやしないだろうな。 髪が長いから見た目は女に見えるが…中身どうにかならないもんかね…」 そう呟きながら歩いていると目の前に長髪の麗しい人物が 「おっ、こりゃお嬢と違っていかにもお嬢様らしい娘だな。 ちょっと声かけてみるか」 「なぁそこのお嬢さん!」 「…」 「おいおい、無視すんなよお嬢さん」 「…」 「なぁ、あんた聞こえんてんだろう?返事くらいしたって良いじゃないか?」 「えっ、僕の事ですか?お嬢さん言ってたからてっきり誰か別の人の事だと…」 「ボクっ娘か良いな…ってそうじゃなくて、あんた意外にお嬢さんが何処に要るんだよ?」 「えと…僕男なんですけど…」 「はぁ?馬鹿言うなよ。そんな格好して男なんて言って信じられると思うか?」 「そう言われても…じゃあどうしたら信じてもらえますか?」 「そうだな…俺をボコボコに出来たら男と信じてやるぞ。 とは言えこう見えてもボディーガードをやってるし、並大抵の相手なら何ともないがな。 あんたみたいなか弱そうな少女にゃ無理な話だろうけどよ」 「だから男だって言ってるのに…分かりましたよ、そんな簡単な事でいいですね。 たまには身体動かしておきたいし、相手しますよ」 「へっ言うじゃねえか。そりゃ楽しみだな。 じゃあそこの公園にでも行こうぜ」
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- 処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
645 :名無しさん@初回限定[sage]:2011/03/06(日) 23:28:55.37 ID:9cpSk9Mn0 - 「さて、準備はいいかい?何時でもかかってきな」
「では遠慮無く…はっ、とりゃ」 (なっ!?速い!?) 「ぐはっ」 「ああっ、とう」 「うぐ、ごほっ」 (まさか、こんな事になるとは…信じられない…) 見た目からは想像も出来ない攻撃に為す術無く、まさかの展開に茫然自失する順一。 「ぐっ…くそ、この!」 「ふっ、何ですか?その攻撃は?」 「畜生!うおぉー!」 「はぁ、そんなで当てられるとでも思ってるんですか?」 圧倒された相手への苦し紛れの反撃等当たる筈もなく、渾身の力を込めた一撃もあっさりかわされ… 結局一矢報いる事も出来ず、完膚なきまでに叩きのめされていた。
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- 処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
646 :名無しさん@初回限定[sage]:2011/03/06(日) 23:56:34.66 ID:9cpSk9Mn0 - 「うぅ…そんな馬鹿な…」
「自分から言っておいて、情けないですね…これで信じえてもらえましたか?」 「あぁ、まさかこんな目にあうなんて…信じたくないが… 少なくとも普通の女性にこんな事は出来やしねぇ…」 「しかしその程度の腕で誇ってるとは情けないですね。 そんなでボディーガードとは、守られてる方も可哀想ですよ。」 「ぐっ、言い返せねぇ…」 「第一プロのボディーガードなら見た目に惑わされる事なく、骨格や筋肉で性別見抜く程度の事は出来ないと」 「何だと…?そんな事が可能なのか?」 「そりゃそれなりの訓練は必要ですけど」 「そうか…よし、今日から心入れ替えて修練に励む事にするぜ! 俺は龍造寺順一、また機会が有ったら手合わせ頼むぜ! その時までにしっかり鍛えておくからな!」 「分かりました。楽しみにしておきます。」 「ありがとうな…少年」 「あぁ、鏑木瑞穂です」 (鏑木…まさかあの鏑木グループの?いや、そんな御曹司があんな格好で一人で街歩いてるわけないか) 「瑞穂か…ありがとよ、またな」 そこにはがっちりと握手し、男同士の熱い絆が生まれていた。 そして月日は流れ… 「……あン?あんた、なんか妙だな…まさか」 「あんた……まさか男か」 (まさかこうやって本当に女装した敵からお嬢を守る日が来るとはな…ありがとうな瑞穂) fin
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