- 【二次創作】マブラヴ総合雑談スレ Part75【ネタ】
212 :名無しさん@初回限定[sage]:2011/03/01(火) 00:39:49.31 ID:QiKgISOZ0 - >>211
良いのかな?SSなんか書くのどころか、殆ど文章童貞ですぜ、旦那
|
- 【二次創作】マブラヴ総合雑談スレ Part75【ネタ】
214 :名無しさん@初回限定[sage]:2011/03/01(火) 01:37:26.06 ID:QiKgISOZ0 - >>213
う…じゃあ冒頭だけ一応の形にしたの投下してみるんで、ダメ出しして下さい オルタとZガンダムクロス 去年完結した流さんて人のSSが良かったんで、盛大にパクる事にした ぶっちゃけ投下のやり方すら全く知らない 先に謝っとくほんとゴメン、まじゴメン 【西暦2001年・2月22日 午前2時14分 旧横浜市・柊町】 丑三つ時。 小雪の舞い散る廃墟の中、巨人達が静寂を掻き乱し、突き進む。 『ヴァルキリーズ01よりCP、目標地点まで距離1000。周辺に異常は認められない』 『CP了解。該当区域の脅威ゼロと判断します。ヴァルキリーズは予定通り、目標へ接触して下さい』 誰も居ない、本来なら物音一つしないであろう死んだ街中を、戦術機の激しい機動ノイズと、通信が行き交う。 既に雪は、静かに「死んだ街」を、白く染め上げようとしていた。 『01了解。各機、周辺警戒を怠るな! 「また荷物だけ」と決まった訳では無いからな!』 『『了解!!』』 伊隅みちるは、ほぼ不眠で活動する自身と部下に喝を入れる。 それに応える部下の声は、彼女の思いを写すように力強いが、鉛の微粒子を含む様な重さも伴っていた。 「これで3回目……一体何が起こっているんだ」 通信を切った後、小さく呟いてしまったのは、不安の現れであろうか。 寝不足で、真綿を纏った様に鈍る身体の感覚に、苛立ちを覚える。 (皆も多かれ少なかれ同じだろう、この状況で戦闘に入ったら、最悪だな) 今の所は交戦状態に突入はしていない。だが、次の瞬間が安全であるという保障は、一切無いのだ。 例え拠点の膝元であったとしても。
|
- 【二次創作】マブラヴ総合雑談スレ Part75【ネタ】
215 :214[sage]:2011/03/01(火) 01:39:53.83 ID:QiKgISOZ0 - 『こちら02、目標を視認』
無表情な早瀬水月の声に、伊隅は目を凝らす。人類の敵対者とは異なる、だがそれも異形の物体が、闇夜に浮かび上がった。 3度目とは言え、緊張感が走る。 『目が良いな早瀬、こちらでも確認した。各機、速度落とせ! 目標に接触するぞ! センサーから目を離すな!』 『ヴァルキリーズCPへ、こちらHQ。赤外線映像を送れ』 『了解しました。これより映像を送ります』 慎重に歩を進める戦乙女達の不知火。近付いても尚沈黙したままの白い「機体」は、周囲に冷たさを放っていた。 『03から01、センサーに熱源反応無し。目標は沈黙していると思われます。……また形状が違いますね……』 宗像美冴はセンサーを気にしながら、その機体を見やる。 (冷たさだけではない、先の「2機」にもあった、この威圧感は一体何だ?) 白、青、赤。鮮やかな色の機体が放つ、それに似つかわしくない一種の禍々しさを感じる。 (深夜で周囲が暗いから、か? ……肝試しの心理効果の様な物かもな) ふっと口元が笑みで綻ぶ。しかし直ぐさま、その表情を打ち消して表情を改めた。今は作戦行動中なのだから、と。
|
- 【二次創作】マブラヴ総合雑談スレ Part75【ネタ】
216 :214[sage]:2011/03/01(火) 01:43:17.00 ID:QiKgISOZ0 - 『これは航空機?小型の戦術機用カーゴにも見えるけど……』
風間祷子は、普段の彼女らしくもなく、間近に迫った「機体」に注意を奪われていた。 いつもなら、絶えず周囲への目配りを疎かにせず、冷静で的確な行動を取るのが祷子であり、本来こうした発言は、早瀬水月の真骨頂である。 その水月が沈黙を守り、淡々と任務に携わる傍ら、フォロー役である筈の祷子がこの状態である。 伊隅みちるは苛立ちを隠す事なく、彼女を叱責する事で、隊員達の不安感を押さえ付ける他に手立てが見当たらなかった。 『風間! 余計な事を考える暇があったら周囲を警戒しろ!』 『も、申し訳ありません! 大尉!』 『CPより各機へ。目標の回収班がそちらに向かいます。回収班到着までの間、目標及び周辺区域の確保を……』 かつて、白銀武と呼ばれた少年が住んでいた住居の名残。 今その場所に、この世界には存在しない筈の物が、白銀武の思い出を押し潰し、横たわっていた。
|
- 【二次創作】マブラヴ総合雑談スレ Part75【ネタ】
217 :214[sage]:2011/03/01(火) 01:55:33.22 ID:QiKgISOZ0 - 「これで3つ目、いや、3機目と言うべきか。やはり回収するか、香月博士」
パウル・ラダビノットは赤外線暗視映像を眺めながら、傍らの副指令に声を掛けた。 「はい、既に回収班を向かわせています。恐らく昨日の2機同様、『生存者』が存在すると思われます」 「生存者、か。計画に支障を及ぼす存在で無い事を祈りたいものだな、博士」 緑がかったモノトーンの映像に映し出された姿は、現代では飛び立つ事の許されない翼を持っている。 その姿を射抜く様な、鋭く敵意に満ちた視線で、香月夕呼は睨みながら答える。 それを受けたラダビノットの言葉が、彼女に届いているのか、否か。 国連軍横浜基地は臨戦態勢のまま、眠れない二日目の夜を過ごしていた。
|
- 【二次創作】マブラヴ総合雑談スレ Part75【ネタ】
220 :214[sage]:2011/03/01(火) 02:06:46.71 ID:QiKgISOZ0 - >>218,219
御指摘感謝です もうちょい続くんですが、文字数と連投規制が厳しくて泣ける 事の発端は、およそ24時間前。 2月21日・午前2時27分、旧横浜市柊町商店街跡地付近に於いて、極めて強い局地的重力異常と磁場の乱れが発生。 旧横浜市一帯と、国連横浜基地は、震度4相当の地震を観測。 横浜基地は第一種防衛体制に移行するも、まさに足下で発生した事態に、稼働を始めたばかりの基地は大きく動揺する事となった。 午前2時59分、柊駅跡地に更なる局地的重力異常が観測される。この際、現場と思われる区域で、強い発光現象が確認された。 午前4時00分、基地指令パウル・ラダビノット准将は、当該区域及び基地周辺におけるBETA等の敵勢侵攻は認められないと判断。 第二種防衛体制に移行し、現象発生区域に先見調査隊を派遣する。 そして、最初の現象発生区域に到達した先遣隊からの第一報は、パウル・ラダビノットを更なる困惑へと誘った。 「該当区域に脅威無し。されど人工物と思われる未確認の大型機械らしき物体を発見。指示を請う」 先遣隊は直ちに呼び戻され、彼等の情報を元に、特殊部隊A−01による未確認物体回収作戦が立案、実行に移されたのが午前6時33分。 夜明けの明るさを増す薄曇りの空の下、2つの「機体」は横浜基地B27フロア・90番格納庫へと運ばれた。 回収車両の往来が、日の出以降にも及んだ影響の為箝口令が布かれ、基地全体は異様な緊張感に包まれていた。 そして日付の変わった2月22日午前1時50分、小雪の降り始めた横浜に、3度目の衝撃。 先の2回よりも迅速な行動に移った理由として、既に第二種防衛体制を維持していたというだけではなく 90番格納庫からの報告が彼等を急がせた。
|
- 【二次創作】マブラヴ総合雑談スレ Part75【ネタ】
221 :214(終了)[sage]:2011/03/01(火) 02:11:49.35 ID:QiKgISOZ0 - 「不明機内に、それぞれ生存している搭乗者を発見。意識は不明」
香月夕呼は苛立っていた。 この24時間、論理的説明の困難な状況に置かれたまま、尚も継続中である事に。 その推移を予想するに当たって、己の学説に基づく推論以上に「女の感」が先立ち、根拠のない確信を抱いている、自分自身に。 (この現象は、当面これで最後。そして「3人目」も必ず居る。私は何故、こうも確信が持てるの?気に入らないわね) 果たして「彼等」は、計画を妨害する者達なのか。或いは、天が授けた救世主なのか。 しかし馬鹿げたこの現実は、この世界と「彼等」自身の運命を、焼き尽くす程に激しく揺さぶる、過酷な試練の始まりでしか無かった。 これで冒頭部一区切りな感じですが、どうなんだろ? 細切れ投下でホントすんません、パクリでホントにごめんなさい ちなみに、残り二人は「あの人達」では無いんです
|
- 【二次創作】マブラヴ総合雑談スレ Part75【ネタ】
223 :名無しさん@初回限定[sage]:2011/03/01(火) 02:22:13.23 ID:QiKgISOZ0 - >>222
エェ、ま た 召 還 系 です もうちょいバラすと、武ちゃんにはBETAに消化されたままになって貰います ありがとうございます
|