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処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話

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処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
510 :473[sage]:2011/02/18(金) 00:38:01 ID:7WbMHFCe0
話を書いていて煮詰まっていたら
変な電波を受信してそれを書いてみたら変なのができた・・・
投稿してみていいかしら・・・
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
512 :473[sage]:2011/02/18(金) 00:59:19 ID:7WbMHFCe0
※おと僕のキャラクターを使ってはおりますが、
 本編等には確実にあり得ない話だと思います。
 あとキャラの性格等が結構崩れているかと思います。
 それでもよろしければどうぞ見てやってください。

彼等の憂鬱


千早「暑いですね・・・それにこの人だかりはなんなんでしょう・・・」
史「たぶん陽向さんの言っていた祭りとやらに参加する方々だと思うのですが・・・」

夏休み後半に差し掛かる頃、
聖應の女子寮にて陽向ちゃんに相談を受けた。

陽向「あのー、千早お姉さま」
千早「なに?陽向ちゃん」

陽向「15日はお暇ですか?」

千早「そうですね・・・お盆に近いですが特に遠出する必要もありませんので、
暇だと思います。」

陽向「それじゃ付き合っていただきたい所があるのですが・・・」

という感じで相談を受け、それを受けて今ここにいる・・・
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
514 :473[sage]:2011/02/18(金) 01:12:04 ID:7WbMHFCe0
陽向「千早お姉さま、史お姉さま!こっちです!」
陽向は千早と史を連れて会場へと向かった。

千早「えっと・・・陽向ちゃん、これは?」
会場には机が並べられていた。

陽向「えっとですねーコレはアレです自主創作活動といいますかー」
陽向は自分のスペースまで来ると薄い本のような物を並べ始めた。
その表紙には・・・

千早「っ!?陽向ちゃんコレは・・・」

陽向「千早お姉さまも見て見ますか?」

陽向は千早に表紙がどう見ても自分に似せてるような絵の描かれている本を手に取り
千早に渡した。千早は本を開き内容を少し目で追ってみた・・・・
千早「簡便して・・・」

史「・・・まさかこのようなモノを陽向さんが書いていたなんて」
横から覗き込むような形で内容を読んだ史が小声で耳打ちしてきた。
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
516 :473[sage]:2011/02/18(金) 01:15:29 ID:7WbMHFCe0
千早「史・・・これはどうしたらいいのでしょうか・・・」
千早も小声で史に聞いた

史「千早様・・・陽向さんは前からそのような傾向が見て取れました。
ですがまさか千早様がそのことを知らずにここまで来ているとは思いもよりませんでした。」

史「ですが・・・っ・・?!千早様この本のもう一人の方は!?」

千早は史が読んでいる部分を確認しようと本を読み進めた・・・
千早「う・・うそでしょ・・・」
本に書かれている主人公とヒロインらしき人物について
身に覚えがあるような気がした・・・

千早「まさか・・・あの人がモデルじゃないですよね・・・」
けれど、考えてみれば陽向ちゃんが瑞穂さんを知っているとは思えない・・・
だが、この本に書かれている主人公の台詞回しが
どうも小さい頃にあった時の印象に残っている瑞穂さんっぽい
そんなことを考えていると

処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
517 :473[sage]:2011/02/18(金) 01:17:45 ID:7WbMHFCe0
女性「こんにちわ、陽向さんはいらっしゃいますか?」
声を掛けられた方をみるとそこには、
活発そうな女性と・・・
もう一人・・・

千早「あれ?・・・瑞穂さん?」

瑞穂「えっ?」
瑞穂は自分の名前を呼ばれて戸惑った。
目の前に居る銀の髪の女の子には確かに見覚えがある気がする・・・

瑞穂「えっと、どなたでしたっけ?」

千早は瑞穂に近寄り耳元で
「僕は御門家の千早です。わけあって今、女性として暮らしているので僕のことは
女性として扱ってもらえると助かります。」

瑞穂「ああ・・まりやの・・・・」

千早「それはいいです、それにしても瑞穂さんはどうしてこんなところに?」
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
519 :473[sage]:2011/02/18(金) 01:19:42 ID:7WbMHFCe0
千早「それはいいです、それにしても
瑞穂さんはどうしてこんなところに?」

瑞穂「実はねこの娘の付き添いなんだけれど」
瑞穂さんは隣でこちらをじっと見ている女性に目を向けた。

女性「はじめまして私、上岡由佳里っていいます」

瑞穂「由佳里ちゃん、実はねこの子まりやの従姉妹なんですよ」

由佳里「えっ!?」

由佳里さんはものすごく驚いた顔で固まった。
まりや姉さん・・・いったいなにしたんだろ。

瑞穂「そういえば由佳里ちゃんの言ってた陽向ちゃんってお隣の娘?」

千早「ええ、そうです」

陽向「はじめまして!宮藤陽向といいます。えっと、
あなたが瑞穂さんですか?由佳里さんから話は聞いてます。」
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
520 :473[sage]:2011/02/18(金) 01:22:23 ID:7WbMHFCe0
瑞穂「どんな話をきいたのかちょっと不安ですけど・・・」

史「・・・あの、お忘れのようですけど私も自己紹介したほうがよろしいでしょうか?」
いままで事の成り行きを見ていた史が話を切り出した。

瑞穂「えっと、たしか御門家の侍女の史ちゃんだっけ?」

史「はい、詳しくは千早様付きの侍女でございます。」

由佳里「陽向さん!」
陽向「由佳里さん!」

いつのまにか復活した由佳里さんと陽向ちゃんが話し始めた・・・
そして時折、こちらをみてニヤニヤしながら話している・・・

千早「瑞穂さん・・・なぜか私、嫌な予感がしてきました。」
瑞穂「千早ちゃん・・・私もなんか嫌な予感が・・・」

史「お二方とも、たぶんアレです」
史が視線が一部に集中している。

千早と瑞穂はそこを見て凍りつく・・・
そこにあったのは・・・
処女はお姉さまに恋してるSSスレ 第20話
521 :473[sage]:2011/02/18(金) 01:27:17 ID:7WbMHFCe0
『ちゃ・・・チャイナ服!?』

あんな恥ずかしい格好できるか!
瑞穂・千早の二人は逃げようとしたが、

”由佳里・陽向に回り込まれた”
そしてなぜか史も陽向達に加勢しようとしている・・・

二人の思考は止まりいつの間にか更衣室へ連れて行かれていた。

さらに、いつの間にか史に着替えさせられていた。

その後会場では、ダブルチャイナ服でにぎわうサークルがあったという・・・

そして千早と瑞穂は陽向と由佳里に頼まれてもこのイベントには
付き合わないと心に決めた・・・

End


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