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みっちり
フランス書院 美少女文庫 50冊目

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フランス書院 美少女文庫 50冊目
158 :みっちり[sage]:2021/08/31(火) 01:56:59.27 ID:/QLrP4PK
つづき

「恋する奴隷エルフちゃんは絶対に解放されたくない」
内田弘樹/タジマ粒子

登場人物
−ガレイ・ハーフナー:先代から引き継いだ白狼騎士団を運営する若き団長。18歳。
−シモーヌ・エルフィーナ:エルフのメインヒロイン。首輪がされた奴隷階級だが、各種の魔法を自在に操る。
 性格は高飛車で素直にお礼の言えないタイプ。騎士団には数十年在籍しているが、団長以外の団員とは疎遠。

あらすじ
帝国西方・ディアゾールの街と、そこを拠点とする「白狼騎士団」。
日々モンスターを討伐し名声を上げる彼らを率いるのは、若き団長ガレイ。
そして彼に使役され、大罪人の末裔であるエルフの魔導師・シモーヌ。
奴隷と主人ではあるが良好な関係であった両者。だが変化は突然に訪れた……

「……で、そろそろシモーヌを奴隷から解放する手続きに入ろうと思うんだ」
なんと、シモーヌの奴隷契約とは金銭で解消出来るものであり、彼女の稼ぎはあと半年程度でそれを達成しようとしていたのだ。

だが、彼女には騎士団を離れるわけにはいかない深刻な理由が(ガレイに惹かれているという他にも)あった……
それまで衣食住に何の不自由も無く、姫プレイ暮らしをしてきた彼女には、
基本的な家事スキルを初めとした能力が全く無く、ぶっちゃけ食っちゃ寝できる奴隷生活の方がむしろ楽だったのである!!

彼女の(自分勝手な)悩みを露とも知らず、シモーヌが去った後でも魔法に頼らない騎士団運営をも活き活きと語るガレイ。
一方、奴隷解放という「お先真っ暗の未来」を回避すべく、シモーヌは決意する。その方法とは……
フランス書院 美少女文庫 50冊目
159 :みっちり[sage]:2021/08/31(火) 02:08:06.77 ID:/QLrP4PK
冒頭にカラーイラスト 表はガレイに詰め寄るシモーヌ 裏は着衣騎乗位
展開
というわけでガレイの元に居続ける決意を固めるシモーヌ。(挿絵1)

苦戦の上で宿に一泊する騎士団一行。ガレイを呼びつけてマッサージを頼む高飛車シモーヌ。
肉体で籠絡するつもりが朴念仁のガレイ、仕方なくさらに露骨に動くしかなくなるシモーヌ。
「魔力補給に膣内マッサージ」としてセックスを提案、あくまで仕事人然を崩さないガレイ。
おっぱい揉み+騎乗位で素股、挿入処女喪失、あくまで治療行為と建前を貫くガレイ、
ピストン(挿絵2)、膣内射精同時絶頂。(避妊魔法つき)

アンデッド・ドラゴンの討伐を引き受ける騎士団。宿の手配でガレイと相部屋にするシモーヌ。
うまく二人きりの時間を……という目論見が大ハズレ。
アンデッド・ドラゴンを倒したものの毒を受けてしまったガレイ。夜になって毒の影響か異常勃起。
フェラ(挿絵3)、口内射精、パイズリ、射精、
収まらずガレイの方からセックス提案、正常位挿入、キスを切っ掛けに激しいピストン(挿絵4)、膣内射精同時絶頂。

後釜としてエルフを仕入れる計画にさらに心乱れるシモーヌ。
「性的な意味で迫られた場合を想定してのテスト」を名目にH提案するシモーヌ、相変わらず朴念仁なガレイ。
キス、手コキ、おっぱいに射精(挿絵5)、足コキ、射精、
後背位挿入、ピストン、エルフ耳いじり、膣内射精同時絶頂。そのまま数回戦して勝利するシモーヌ。(分割挿絵6)

人間の女性を性的にも襲うという厄介なモンスター・ゴブリンの討伐を依頼されるガレイ。
女性への被害を懸念するガレイに、秘策を試して欲しいと助言する役人。その内容とは…
というわけでアナルと膣内の両方に精液を残すことに。
宿の温泉で一緒に入浴、湯船で座椅子プレイ、キス、うつぶせにしてアナル愛撫、
寝バックアナル挿入、腸内射精同時絶頂(挿絵7 立ちバック)、
そのまま押さえつけ後背位で挿入、膣内射精同時絶頂。
さて、秘策の甲斐はどうだったかというと……
フランス書院 美少女文庫 50冊目
160 :みっちり[sage]:2021/08/31(火) 02:18:36.34 ID:/QLrP4PK
慰労として海のバカンスに来た騎士団。際どい水着で悩殺を狙うシモーヌだったが…
貴族との会食(仕事)帰りのガレイを出迎える、バニースーツ姿のシモーヌ。
ガレイを接待、キス(挿絵8)、ガレイの方からしたいと言わせる。
ベッドでH開始、キス、愛撫、タイツを破いて挿入、ピストン、膣内射精同時絶頂。(挿絵9)

エンディング?
紆余曲折苦心惨憺なんやかんやで結婚するガレイとシモーヌ。
というわけで初夜、鏡の前で背面騎乗位挿入(挿絵10)、膣内射精同時絶頂。
二人が幸せなキスをして……

という夢を見ていたシモーヌ。敵魔導師の魔法により昏睡していたのがようやく目覚めた模様。
色々思うところはあるが、ガレイ誘惑作戦はこれからだ!
END

特典(メロン)
エルフのツテで「膣内射精された精液を魔力に変換する薬」を手にしたシモーヌ
早速ガレイと浴室後背位H 効果はあったものの強すぎたため、とっさに回復魔法を使って排出
フランス書院 美少女文庫 50冊目
161 :みっちり[sage]:2021/08/31(火) 02:30:20.51 ID:/QLrP4PK
感想
内田先生エルフもの第4弾。今回は戦争やバトル描写のない、コメディ色が強い一作。
挿絵は「タジマ粒子」 絵柄はポップに、背景も入れるなど力の入れようが◎。
非エロ認定も最初(ヌード)、バニースーツでのキスシーン、最後(ウェディングドレス 乳輪チラ)程度で、
許容するなら全部エロシーン。

さて展開は、理由はさておき騎士団を追放されまいと奮闘し色仕掛けするエルフヒロイン。
帝国も安定期に入ってきたようで、モンスターの襲来はあるものの騎士団は個人運営・任務受注型に、
奴隷階級も金銭で自由人になれるなど権利拡大が目覚ましい。一方でエルフは過去に帝都に禁術をぶっ放したようで… 小カトーは何をしたのか。
ともかく、色仕掛けで生活安定を狙うシモーヌだったが、当のガレイ団長は朴念仁に真面目ド天然と難攻不落。これは強敵だ…!

Hとしては誘惑・誘い受けメイン。特殊プレイは少ない。
ガレイがとにかく朴念仁で、建前を重視してなかなか落ちない。
とはいえ終盤になると流石に効果が出てきて、自分から求めてきて腰を振ったり。
一方シモーヌも素直になりきれず、「愛しているからずっとそばにいたい」などとは口が裂けても言えていない。
肉体関係だけは進み、肝心の籠絡は牛歩。つくづくラブコメである。

さて難点。過去作のようなギミックの効いた展開がない。まあラブコメですし…
良くも悪くも前回までとは雰囲気がガラリと変わり、全編がコメディタッチ。特にバトルシーンは潔いくらいにカットされている。
シモーヌの過去は不明な点が多く、元々はエルフの姫で、奴隷兼魔導師として先代時代から騎士団に所属し、
なのに団員とは疎遠…という情報が地の文でわかる程度。ガレイとの馴れ初めなども無い。
オチは結婚と初夜…と思いきや「幸せな夢」であり、しかもシモーヌは内容を忘れてしまう。
一応「訪れる絶対的な未来」とのことで、頑張れば実現可能とは思われる。

総じると、世界観はこれまでと同じだが、テイストは丸っきりのラブコメ。
ややこしいギミックや血生臭い戦闘も全く無いので、これらを苦手とする層も安心して取り込めるだろう。
過去作との連動も少なめだし、とにかく「朴念仁団長を籠絡しようとするヒロインのラブコメ」が好みなら買い。
フランス書院 美少女文庫 50冊目
162 :みっちり[sage]:2021/08/31(火) 02:40:06.95 ID:/QLrP4PK
では以下略 8月分はちょいと辛辣になるかも…


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