- 母親が他人に犯される 漫画・小説 #22 [無断転載禁止]©bbspink.com
108 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/09(水) 04:20:08.78 ID:PD9xJTea - 母親は朝から役場へ出かけていた。
成人の義を一週間後に控え胤主宿主が集められていたのだ。 この儀式の意味と規則をもう一度再確認する事と本番に臨む胤主宿主の意思確認の為でもあった。 そして、同時に息子娘のペアリング相手の通知を受け取る事になっていた。 この日をもってニケル達16歳になる少年少女は学校は休校になる。 成人の義に向けての準備にはいるのだ。 この日を少年達は待ちわびていた。 誰が自分のパートナーになるのかが一番の関心事だ。 学校にいてもみんなそわそわしていた。 終業時間になると先生たちが「一年後に皆の大人になった姿を見たいと思う!」 そうひとこと言って少年少女を送り出した。
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109 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/09(水) 04:21:02.24 ID:PD9xJTea - ニケルが学校から帰るとエリーナは役所から帰っていた。
家に入り母親を見つけると直ぐに駆け寄った。 「母さん、どうだった?」 ニケルが心配そう聞いた。 エリーナは微笑みを浮かべて「良かったわね。」と言って通知票を差し出した。 奪い取る様にそれを受け取ったニケルは自分の目で宿主を確認する。 そこには{ニケル・アンダーソンの宿主はマリー・エルナンデスとする}と書いてあった。 心臓が張り裂けそうだった。 長年の願いが叶った瞬間。 ニケルが童貞を捨てる相手はマリーであると街が認めたのである。 何と言う幸福感だろうか。 恋い焦がれたあの女体が自分の手に入る。 スカートの中のベールに包また部分。 胸の衣服を持ち上げる膨らみの正体をこの目で見る事ができる。 それらを全て自分の特権として手に入れる事ができるのだ。 性を発散できない未熟な少年にとってこれ以上ない天からの祝福であった。
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110 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/09(水) 04:23:26.67 ID:PD9xJTea - 喜びに有頂天のニケルだが、母親エリーナは至って自然体であった。
「そうだ。っで、母さんはどうだったの?」 「ん?わたし?ニケルがマリーさんを選んだ時点で選択枝ないでしょ。」怒る訳でも無く淡々と話す母親。 「と、いう事はアレク?」恐々と聞き返すニケル。 「まあ、そう言う事になるわね。」テーブルを拭きながら普通に答えるエリーナ。 自分達の策略が効いたかどうかわからないが、結果的に望む通りになった。 「嫌だった?」心配そうに尋ねるニケル。 「んーん全然。嫌だったら他の子選ぶわよ。アレクは良い子だし問題無いわよ。」その時初めて笑顔になった。 「良かった〜。でも、他に選ぶ子いたんだね?」 「えっ、ん〜ま〜ね〜。」軽くはぐらかすエリーナ。 後から聞くと母親を指名した少年は7人もいたらしい。 (お前の母親の価値を全く分かって無いよな) アレクの言葉を思い出した。 一週間後、街の儀式が行われた。 この日より順次、宿主の排卵の時期に合わせて少年達は各々街の施設へと向かって旅立っていく。
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112 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/09(水) 12:58:33.59 ID:PD9xJTea - 街の儀式が終わった3日後に役所から連絡があった。
ニケルの出立は翌日になるから準備をしておきなさいという事だった。 翌日、ニケルは母親と一緒に待ち合わせの場所へ向かった。 既にマリーはニケルを待っていた。 息子のアレクもその場にいた。 マリーとエリーナは軽く挨拶を交わし頭を下げた。 「ニケルの事、宜しくお願いします。」エリーナが言うと 「はい。しっかりと勤めを果たさせて頂きます。それに、それはお互いさまだし。」ニコッと微笑むマリー。 「アレクはやんちゃだし、躾けもなってないから心配だわ。」反対にマリーはアレクに不安そうだ。 「アレク君は大丈夫だわ。ニケルと比べても男らしいし、結構頼りにしてるんですよ。」そう答えるエリーナ。 傍らでアレクがニケルに話しかけている。 「頑張れよ!!」拳を握って軽くニケルの胸の辺りを叩いた。 その顔は笑顔に満ち溢れていて、これからの自分の生活に思いを馳せているようだ。 「お前、俺の事より自分の事考えてんじゃねえの?」ニケルはそう言うと 「そんな事ないさ。でも、でも、エリーナさんだぜ。俺、一年後に死んでも良い。」アレクは頭を掻き毟りながら喜びを表現する。
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113 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/09(水) 13:09:40.05 ID:PD9xJTea - 「じゃあ、そろそろ、行きましょうか?」マリーがニケルに声を掛けた。
ニケルは頷いて二人並んで細い小道を歩き出した。 ニケルはアレクに「自分の事しか・・・」と言ってたがそれは自分も同じだった。 並んで歩く少し背の高い女性とのこれからの生活に胸躍らせているのは自分も変わらない。 そして、今夜、マリーと一つになる事を想像して。 アレクが大声で叫んだのを見て振り向くとアレクはガッツポーズをしていた。 ニケルに対するエール。 エリーナは掌を小さく振って別れを告げていた。 その顔は寂しさを秘めた別れの笑顔だった。 それから度々後ろを振り返ったが母親はこちらをずっと見送っている。 (暫く母さんに会えないのか・・)ニケルの中にも寂しさが込み上げてくる。 最初の曲がり角で最後の別れをしようと思った時、ニケルは心のざわめきを感じた。 母親とアレクは既にこちらを見てはおらず、二人向かい合って何かを話しているようだった。 後から考えるとこの瞬間に母親とアレクの二人の世界が築かれたんだと思った。 程なくしてアレクは自分の母親に精液を流し込むであろう。 今夜、自分がマリーにするように。 その前には母親の身体を堪能する楽しみも待っている。 向かい合って話す母親の思いは分からないが、アレクの頭の中は母親をどう犯そうかと考えている。 向かい合う二人の姿は正に凸と凹。 いくら年上の身だからと言っても、母は女性で常に受ける側の身。 やがて立場は逆転し若い性に翻弄される立場に変わりなる。 ニケルが母親の行く末を案じた別れであった。
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114 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/09(水) 13:14:50.36 ID:PD9xJTea - 前置き長いかな?
ニケルとマリーが結ばれるまでもう少し。
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