- 母親が他人に犯される 漫画・小説 #22 [無断転載禁止]©bbspink.com
86 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 17:37:07.78 ID:QrKsZBrX - >>81
俺なりに初めて書く短編小説だから拙くてすまん。 細かい事は省略でテーマは81 以下に続く。
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87 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 17:37:52.39 ID:QrKsZBrX - これは世界中を巻き込んだ世界大戦後の、ある街の少年と母親達の物語。
先の大戦によって使用された化学兵器。 それは人間の生殖機能を遺伝的に破壊すると言う恐ろしい副作用を持っていた。 その影響で人類の8割が自然減少した。 しかし、その中で生き延びた人々には生殖機能を保持する者もいた。 人類存続の為に優勢遺伝をもった人間を選別すべく新たな社会システムを構築した共同体があった。 それが少年ニケルの属する街とその周辺地域だった。 その社会システムとは16歳になる少年少女を胤主宿主たりえる者であるかを振り分ける事であった。 16歳になる少年少女は、同い年の子供を持つ父親母親と1年を通じて生活を共にする。 少年は1年を通じて同級生の母親から性の手解きを受ける。 少女はその逆である。 そして少年は同級生の母親を妊娠させる事が街から課せられた使命なのである。 他の世界から見れば残酷なシステムに思えるが、ニケルのいる共同体では習慣化された当たり前のシステムなのである。 成人の義と呼ばれるこの儀式は少年が子孫を残し、晴れて大人の仲間入りをする為に避けて通れないものとなっていた。
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88 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 17:40:37.32 ID:QrKsZBrX - 母親と少年、父親と少女を結び付ける事をペアリングと言った。
ペアリングの方法については少年少女の希望が優先されるが、父母によって拒否される事もある。 少年少女はペアリング希望者を第三希望まで記入し役場に届ける。 競合した場合は胤主宿主たる父母が決める事になる。 希望者がいない場合、競合により落選した場合は役場がランダムにペアリングする事になっている。 一般的に小さな社会で育った少年は身近にいる同級生の母親を選ぶ傾向にある。 一方、少女に関しては役場がランダムに決める事が多いようだ。 ニケルの母親エリーナも17歳でニケルを産んだ。 もちろん胤主の男性はニケルと同居する父親ではない。 胤主宿主としての機能を有する少年少女は後に新たに家庭を築く事ができるのである。
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89 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 17:42:02.63 ID:QrKsZBrX - 16歳になる息子を持つ母親は宿主候補となる。
今年はニケルの母エリーナも候補に挙がっている。 望まれれは相手は誰になるか分からないが義務は果たさなければならない。 その覚悟はこの街に生まれた以上、幼い頃からの習慣として身についている。 事実、エリーナも16歳の時に成人の義を通してニケルを妊娠した。 相手は街が選んだ男だった。 ニケルを出産した後も、この男とは交流があるが肉体関係は無い。 ニケルの父親としての交流があるだけである。 成人の義は一度きり一年限りの儀式と決められている。 もし、その後も関係を続けたければ両者の合意と街の許可が必要だった。 成人の義の相手はエリーナとの継続を望んだが彼女はそれを拒否した。 意中の男性、今の夫が居たからである。 今の夫も成人の義を通して胤主と認められエリーナと結婚した。 歪に思えるこのシステムもこの街に暮らすものにとっては、ごく普通の事だった。
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90 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 17:48:08.93 ID:QrKsZBrX - こんな出だしだが邪魔なら去る
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94 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:12:02.06 ID:QrKsZBrX - ニケルとアレクは幼い頃からの友人である。
体格も身長もアレクが少し大きいくらいで性格はニケルが几帳面で真面目。 アレクは勝ち気で喧嘩っ早いが、曲がった事が嫌いな熱血漢と言った方が良いかもしれない。 時には二人喧嘩もする事があったが、1時間もすればお互い忘れた様に一緒にいる親友だった。 細かい事には拘らない性格が二人を親友にさせているのかもしれない。 成人の義が近づく頃になると16才になる少年の関心事は宿主を誰にするかに集中する。 ニケルとアレクも例外ではない。 ある日、アレクが宿主の話を持ち出してきた。 「ニケル、怒らないで聞いてくれるか?」 「ん?」 「実は、・・・」アレクは言い辛そうに口ごもる。 「何だよ。はっきり言えよ。」 「うーん。実はな・・俺、宿主にお前の母親を指名しようと思ってるんだ。」 ドキっとした。 今までに成人の義の話をする事はあったが、アレクが自分の母親の事に触れた事は一度もなかった。 そんな素振りも見せた事は無かったので、いきなり母親の事を告げられて面食らってしまった。 「えっ、何でそうなるんだよ。」 ニケルにとっては拒否感と言うより予想外の展開に戸惑ってしまった。 「怒るなよ。俺も色々悩んだんだ。俺、ニケルの母さんにずっと憧れてたんだ。」 「お前、そんな事、今まで一度でも言った事あるか?」 ニケルはアレクの突然の告白が信じられないでいた。
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95 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:15:40.13 ID:QrKsZBrX - 「そんな事、言える訳ないだろ。お前に変に思われるのも嫌だし友達で無くなるのも怖いし。」
「・・・」 「でもな、一生に一度の成人の義だろ。後悔はしたくないんだ。」 ニケルはアレクの真剣な眼差しをみて気持ちの強さを感じ取った。 気持ちを強固にしているのは異性を求めるオスの本能が根底にあるのは確かだった。 友情と引き換えにしてでもという強い気持ちがこもっているのはアレクの眼差しを見れば一目瞭然だ。 16歳の少年にとっては、自分の母親が宿主に選ばれる可能性がある事は頭では理解している。 アレクの告白は、母親が共にするのは赤の他人か親友かの違いだけなのではあるが。 (アレクが母親を望んでいる?そういう事か)ニケルは心の中で呟き、身近に迫った現実を思い知らされた。 暫く俯き考え込んでいたニケルだったが、やがてアレクに顔を向け話出した。 「赤の他人より、お前の方が良いかもな。」 ニケルはアレクにそう告げた。 「ホントか?許してくれるか?」 「まあ、仕方がない。どうせ誰かに決めなきゃなんだし、俺が嫌だって言ってもお前も譲らないだろうしな。」 「ホントか。やったぜ!!」アレクは周りに聞こえるくらい大声で雄叫びを上げた。 「お前、喜び過ぎだって。」ニケルが咄嗟にアレクの口に手を当て抑え込んだ。 「ああ、悪い。調子に乗っちまった。・・でもな・・・」アレクが一瞬顔をしかめ不安そうに呟く。
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96 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:19:50.85 ID:QrKsZBrX - 「どうしたんだ?」
「いやな、競争率が半端無さそうなんだよ。」 「えっ?どういう事?」 「俺の調査によるとだな、お前の母親は結構人気あんだよな。俺の他にも何人かは指名するって話だ。」 「えっ?そうなの?」ニケルはあっけにとられる。 「っとにお前ってヤツは?お前の母親の価値を全く分かって無いよな。」 「へ〜、そうなんだ?」 「そうなんだじゃねえよ。お前には許しを得ても、エリーナさんが俺を選んでくれなきゃ意味ねーしな。」 「まあ、そうだなww」半笑いを浮かべ他人事の様にアレクを揶揄うニケル。 「あーあ。そうなったら最悪だよ。エリーナさんじゃ無きゃ、もう誰でも良いわ!!」半ばやけくそ気味のアレク。 「ニケルが俺押しやってくれたらな?」アレクが何気に吐いた言葉にニケルは素早く反応した。 「まあ、やらない訳ではないけどな。」その言葉にアレクは驚いた。 「ホントに?」 「ああ、その代わり、俺もお前の母親を指名して良いか?」返って来た言葉に目を丸くするアレク。 流れの経緯上、アレクの言葉に乗る形にはなったが、実は本来、ニケルが持ち掛けようか悩んでた提案だった。 性を意識し始めた時から宿主はマリーだと決めていた。 ニケルに性を意識させたのは他でも無いマリーだったから。 ニケルにとって異性の象徴はアレクの母親マリー本人だったのだ。 でも親友の母親を宿主に指名すると言うのは勇気がいる事だ。 それをアレクが切り出してくれたのだからニケルにとっては渡りに船だ。 「ホントに俺の母親で良いのか?」アレクが聞き返す。 「ああ、構わないよ。その代わり俺もお前の希望をサポートするよ。」 「お互い共同戦線を張ろうぜ。」 こうして二人の密約が決まったのだ。
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97 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:26:51.31 ID:QrKsZBrX - その日、ニケルが家に帰ると母親が忙しなく夕食の準備をしていた。
「ねえ、母さん?」ニケルは早速話を切りだした。 「ん?何?」エリーナは食事の準備をしながらニケルの言葉に耳を傾ける。 「成人の義の話なんだけど・・・」そう切り出すとエリーナは作業の手を止め振り返りニケルを見た。 「成人の義?」エリーナが関心を持ってニケルに聞き返す。 習慣とは言え、エリーナにとっても成人の義は一大事である。 赤の他人だった少年と一年を過ごさなければならない。 ただ単に生活を共にするだけじゃ無い事も十分理解している。 自分や自分の息子が誰とペアリングされるのか無関心ではいられないのは当然である。 「俺、決めたよ。誰にするか。」そう言うとニケルはエリーナを見つめ返した。 「そう、決めたのね。」エリーナは恥ずかし気に自分を見つめる息子に優しく微笑み返す。 「俺、マリーさんに決めたよ。」ニケルの言葉にエリーナは驚きはしなかった。 寧ろそれが自然であるかの様にエリーナは落ち着いている。 「っそ。マリーさんに決めたのね。うん、ニケルにはお似合いだと思うわ。」エリーナは優しく笑みを浮かべた。
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98 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:31:25.29 ID:QrKsZBrX - エリーナはニケルがマリーに恋心を抱いている事は薄々感づいていた。
母親同士の交流は勿論今までもあった。 ニケルが幼い頃はお互いの家を行き来し遊んだ事もある。 息子が成長するにつれニケルのマリーに対する態度が変わって来ていたのをエリーナは気付いていた。 ニケルがマリーに話しかける時、頬を染め顔を反らすようになっていたのだ。 それは異性を意識する時の典型的な行動である事を自らの経験で知っていた。 (やっぱり、ニケルはマリーさんの事を・・・)エリーナは自分の感が当たっていたことを心の中で確信した。 「選ばれると良いわね。」エリーナは一言だけエールを送った。 母親として息子の願いが叶うよう願わずにはいられなかった。 大切な息子の大人への一歩。 待ち受ける結果はどうであれ息子の思いを遂げさせてやりたいと思うのが親心である。
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99 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:33:42.87 ID:QrKsZBrX - 「でね。母さん?」ニケルが話を続ける。
「言いにくいんだけど、母さんはアレクとペアリングするのはいや?」 「えっ?」急な話の展開にエリーナは言葉がでない。 「アレクが母さんを指名するって言ってるんだ。」 「アレク君が?うそっ?」想像もつかなかった事でエリーナは絶句した。 成人の義を迎える少年の母親は息子と同い年の少年と共に暮らす。 アレクがその対象になる可能性は十分理解していた。 しかし、幼い頃から知っている息子の友人。 息子のマリーに対する視線には気付いていても、アレクの自分に対する視線に関しては全く感づいていなかった。 だから、息子の話は想像もしない話だった。 息子のニケルでさえ、アレクの本心を知らなかったのだから無理もない話である。 「アレクじゃダメなのかな?」その問いかけに頭が混乱しているエリーナは即答できないでいた。 「ダメって訳じゃ無いけど・・・」そう答えるのが精一杯だった。 「兎に角、俺はマリーさんを指名するから。母さんもアレクの事を真剣に考えてあげてよ。」 ニケルはそう言って布石を打ったのだった。
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100 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:54:51.52 ID:QrKsZBrX - それから2カ月が経った4月
「お兄ちゃん、朝だよ。起きてよ。」妹の甲高い耳障りな声でニケルは起こされた。 「朝ご飯できてるよ。」そう言うと妹はニケルの部屋から出てく。 いつもと違う光景。 いつもなら母親のエリーナがカーテンを静かに開き優しく耳元で囁きかける様にネケルを起こす。 だが、今日は特別な日。 「あっ、そうだった」いつもと違う雰囲気に眠気から一気に冷めたニケルはベッドから飛び起きた。 台所に行くと父親がコーヒーを飲みながら新聞を読んでいる。 ニケルの朝食はもう整えられてテーブルの上に置いてあった。 「ねえ?母さんは?」ニケルが父親に尋ねる。 「何だ?母さんの話、聞いてなかったのか?今日は早いって言ってたろ?」 そう言われてニケルは昨夜の事を思い出していた。 「あっ!」思わず声が漏れた。 「もう役場へ行ったさ。」言わずもがな、父親はそれ以上話さなかった。 「わかったらさっさと飯を食え。学校に遅れるぞ。」 父親はニケルを一瞥して再び新聞に目を落した。 冷たく感じる父親の口調だが、ニケルは大して気にはしていない。 元々口数の少ない父親だったが、かと言ってニケルに冷たく当たってる訳でも無い。 寧ろ、やるべきことはやるし、ニケルに対してもこの世界で生きて行く術を身をもって教えてくれる。 少しでもニケルが自立していける様にと。 それが例え義父であったとしても。 ニケルは全てを察して一人黙って朝食を取った。
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101 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:56:32.10 ID:QrKsZBrX - 妹は一足先に学校へ向かった。
ネケルも朝食を食べ終え、身支度を整え家を出た。 学校に着くとアレクがニケルを見かけて走り寄って来た。 「ニケル、いよいよだな。」 「ああ、そうだな。」ニケルは、はやる気持ちを親友に読まれまいと平常心を装った。 「どうなるんだろうな?」一方のアレクは興奮を抑えきれない様だ。 「神のみぞ知るさ。」ニケルはそっけなく答える。 「何だよ。俺の母ちゃんじゃ不満か?う〜ん。不満かも知れないか?うーん?」アレクが一抹の不安を口にする。 「そんな事ないさ。俺を選んでくれないかもしれないし。」ニケルが心もとなく答える。 「それは大丈夫だ。俺が手を回してやったから。俺の母親で良ければ自由にして良いぞ。ダッはっはっは」 アレクの言葉にニケルは少し勇気を貰った。 幼い頃から憧れていたアレクの母親。 ニケルが女性を意識した切っ掛けはアレクの母親だった。
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102 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/09/07(月) 23:59:08.31 ID:QrKsZBrX - ニケルが10歳の頃、アレクの家に遊びに行った時の事だ。
アレクの母親マリーがキッチン上の天袋から食器を取り出そうとしていた。 脚立の上に乗ったマリーがアレクとニケルに脚立を支えてくれるように頼んだ。 二人は指示通りに脚立の傍に行き、しゃがみ込みんで脚立の脚を持った。 そしてニケルはマリーの様子を見る為に上を見上げた。 その時、ニケルの目に入って来たはマリーのスカートの中だった。 息子のアレクは母親のそんな姿に関心は無く、「早くしろよ。」と散々小言を言っている。 しかし、ニケルの目は女性そのものに釘付けになっていた。 ムッチリとした太腿、生地少なめのパンティーがお尻に食い込み女性器は少し膨らみをもっていた。 同級生が時折見せるパンチラとは明らかに違う色気があった。 (これが大人の女性・・) 自分には一生触れる事の出来ない高貴で神聖な存在の様に思えた。 それからというものニケルはアレクの家に行ってはマリーを観察するようになった。 ちょっとしたマリーの仕草がニケルの男の部分を刺激する様になっていた。
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