- フランス書院非公式掲示板 その55 [無断転載禁止]©bbspink.com
623 :名無しさん@ピンキー[sage]:2019/10/04(金) 22:07:09.98 ID:aSXMHXqs - >>617
選評のツッコミどころ 前回 ・高宮柚希 どれも似た展開で構成されていて(少年に女性が感謝、そのあと濡れ場)、単調な展開すぎるという印象を抱いた。 だが、弊社レーベルの熱心な読者だということが随所に感じられる好篇であった。 ・早見翔哉 ただ、残念だったのは地の文だ。セリフのテンポはいいのに、間に差し挟まれた地の文でひっかかってしまう。 単純なアドバイスとして、もう少し一文を短くしてみてはどうだろうか。 簡単に表現すればいいのに、自ら難しくしている気もした。 ・夕貴大 ただ、濡れ場に力が入ってくると、地の文が重くなり、使われる単語が固くなる傾向が見受けられた。 肩に力が入りすぎているとでも言うのだろうか。 もう少し、いい意味で力を抜いてみてほしい。また、セリフが四文字言葉に頼りすぎている印象もあった。 ・朝倉ゆうき はたして男の娘が受け入れてもらえるのか、という不安がどうしてもぬぐえなかった。 すでに世の中に流通している男の娘モノの官能小説に関しても、電子では悪くないのだけれど、紙の本では……という印象を抱いている。 新しいテーマの魅力とニッチさ(市場の小ささ)で悩んだ末、今回は受賞には至らなかった。 ・宇佐見翔 「細部に神は宿る」という言葉があるが、物語の細かな部分で粗が目立ち、魂が込められていない、という評価をくださざるを得なかった。ただ、荒削りではあったが、才能は随所に感じ取ることができた。
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624 :名無しさん@ピンキー[sage]:2019/10/04(金) 22:16:33.93 ID:aSXMHXqs - 今回の選評
・大賞 古くからの凌辱ファンを満足させる、ド直球の暴虐小説をずっと読みたかった。 →編集方針に不満がある模様 本作が久しぶりの官能大賞の受賞となったのは、編集部のそんな気持ちに応えてくれた作品だったからだ。 →発売の見込みに付いて触れられていない ・特別賞 本作はA4の紙で25枚程度と、過去に最終選考に残った作品の中でもっとも分量が少なかった。 →25枚程度とぼやかしているがプロットなのでは? 淫らなセリフを作り出す作者の才能とセンスは尋常ではない。 →その程度の量で分かるのか? なお、今後も少ない原稿の分量であっても、濡れ場がすばらしければ受賞する可能性があることは、この場を借りてお伝えしておきたい。 →この言葉を信じてはいけない
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625 :名無しさん@ピンキー[sage]:2019/10/04(金) 22:26:09.69 ID:aSXMHXqs - 今度から選者(評者)が誰なのか明記したら良い
これらを見ると選者と評者はまるで違う人のようだがな 男性視点にすべきところを女性視点で描いているため、「寝取られ小説」のうまみを表現しきれていないところが散見された。 本作の投稿者は「官能小説」の読者ではあるが、「寝取られ小説」の熱狂的なファンではないような気がする。 非常に手堅い作品で、他の作品とは完成度という意味で頭ひとつ抜きんでていたように思う。 ただ読了後、評者の印象に残っていたのは、ヒロインたちではなく、男主人公の造型だった。 これが、致命的な本作の弱点だろう。凌辱者のセリフまわしではなく、女性をどれだけ淫らに、どれだけ美しく描くかについて、競ってほしい。 官能小説においては、男は脇役で、限りなく黒子に近い存在である。逆説的な言辞に思われる方もいらっしゃるかもしれないが、それが官能小説の本質であるとわれわれは考えている。 これは他の投稿者にも言えるのだが、「あえて王道の展開を避ける」のはやめてほしい。もちろん、本人が一番エロいと思うものを描いて非王道展開になったのであればしょうがないが、目を惹こうとしてその構成を選んでいるのであれば、残念でならない。 官能大賞は投稿作品の評価をする場ではあるが、選者は、原稿を通じて筆者の性的嗜好と向き合っているつもりである。自分にとってのエロの「核」「ツボ」が明確であること。それこそが、遠回りかもしれないが、官能小説家になるための最善の道であろう。
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