- 結城彩雨作品で抜きどころ part4 [無断転載禁止]©bbspink.com
468 :名無しさん@ピンキー[]:2019/09/09(月) 11:34:20.83 ID:z/gKUbfk - 「フフフ、いい女だぜ。たまねぎ男さん好みのいい尻した子持ちの人妻でねえ。元はファーストレディをやっていたんだ」
走る車の中で立花は日本に逃亡したたまねぎ男に説明しはじめた。 政権与党党首のことだ、誘拐してきたか、政界スキャンダル解決のカタにしてN国党の商品にしたにちがいない。 「小泉クリステルという女でねえ。毎晩客の指名が多くて、たまねぎ男さんにまわすのもひと苦労だったんだぜ」 立花は恩きせがましく言った。 なかに入ると、女がいた。小泉クリステルだ。 なるほど、思わずふるえがくるすごい美人だ。 徹底してみがきあげられたのであろう、洗練された美しさがきわ立った。 髪はアップにまとめられ、化粧は一分の隙もないほどで、薄いブルーのドレスに身をつつんでいるさまは、人工的に完成された肉人形と言ってもよかった。 「クリステル、客にあいさつしねえか」 立花がドスのきいた声で言った。 「小泉クリステルです。よろしくね……今夜はどんなことでもなさって」 クリステルはつくり笑いをした。 「フフフ、クリステル、今夜は特別に気合を入れてつとめろよ。いいな、朝まで休まずに、ビシビシと尻をぶっこわされてもらうんだ」 「いい女だ。あんた本当に元ファーストレディか」 「小泉クリステル、43歳。れっきとした野党に転落した元首相夫人ですわ」 「日本のポピュリズムは怖いねえ」 たまねぎ男はわざとらしく言った。 「クリステル、浣腸されたいわ……お尻を責められるのが好きなの」 クリステルはフスマを開くと、浣腸の用具を取りだした。三千CCも入る巨大な浣腸器、グリセリン原液の薬瓶、コールドクリームに脱脂綿などを机に並べていく。 「あなた、これ使ってみる?クリステルにはつらい責め具だけれど」 クリステルは不気味に光る金属の器具を見せた。肛門拡張器である。 「こんなものを使われると思うと、身体がふるえるわ。お尻の穴のなかまで見られるのね、あなたに」 「フフフ、うれしくてふるえてるんじゃねえのか」 「…………」 クリステルは黙って、子供用のオマルを取りだした。 「ここで出してみせますか?それともおトイレ?あなたのお好みしだいですわ。でも、できることならおトイレで……」
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